2011年05月22日
ビアトリクス・ポター (福音館書店)
『ピーターラビットのおはなし』
心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

小さなうさぎのピーターは、おかあさんと3人の姉妹と一緒に大きなもみの木の穴の中に住んでいました。お母さんは、ある朝、こう言いました。「マクレガーさんの畑にだけは行っちゃいけませんよ。」ところがいたずら好きのピーターは、その言いつけを破ってマクレガーさんの畑にもぐりこんでしまうのです。イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターの「ピーターラビットのおはなし」。1902年に出版されて、世界中で愛されている物語です。絵葉書サイズの可愛い本の表紙をめくると、お馴染みの絵の数々。お母さんに青いジャケットを着せてもらったり、にんじんを食べて幸せそうなピーター。見るだけで楽しくなってしまう絵本です。

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