2010年08月15日
『室生犀星詩集』 (新潮文庫)

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という詩を、学校で習った方も多いのではないでしょうか?教科書にもよく掲載されている室生犀星の「小景異情」。大人になってもう一度読むと、あらたに感じるものもあるはずです。新潮文庫の「室生犀星詩集」で、犀星の代表作を読み直してみるのもいいもの。またさらにこんな本もおすすめです。文春文庫PLUSから出ている「教科書でおぼえた名詩」という1冊。室生犀星をはじめ、高村光太郎の「道程」、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」、北原白秋の「からたちの花」など、最初の1行を読んだだけで、学生時代が蘇る詩ばかりです。夏休みの宿題が懐かしい方は、名詩を読んだ感想文を書いてみるのもいいのでは?

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