2010年01月17日
アンデルセン『雪の女王』
「完訳 アンデルセン童話集 2」(岩波文庫)
心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

19世紀に活躍したデンマークの童話作家アンデルセン。「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」など彼が残した沢山の童話の中から、今週は、冬に読みたい作品「雪の女王」を選んでみました。主人公はカイという少年とゲルダという少女です。二人はとても仲良しでしたが、ある日、悪魔が作った鏡のかけらが、カイの心臓に入ってしまったのです。それ以来、性格が変わってしまったカイ。さらにカイがひとりでソリ遊びをしていると、そこに雪の女王が現れてカイを連れ去ってしまったのです。大好きなカイを助けだそうとするゲルダ。彼女は、無事にカイを取り戻すことができるのでしょうか?

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