2009年08月30日
村上春樹
『1Q84』<第二週> 
(新潮社)

1979年に出版された「風の歌を聴け」以来、村上春樹さんの小説を30年間読み続けている小川洋子さん。30年前の村上文学と今回の「1Q84」、その違いをどんな部分に感じたのでしょうか。「村上春樹さんの以前の作品は個人の物語だったが、今回の1Q84はそこに留まらず、個人と社会がどんな関わりを持っているのか。社会は個人をどう傷つけているのか。そして傷ついた個人を社会は救うことができるのか。」小川洋子さんはこんなふうに感じたそうです。「1Q84」をもうすでに読んだ方も、まだ読んでいない方も、2週にわたってお送りした「1Q84」特集はいかがだったでしょうか?感想などメッセージをぜひお寄せ下さい。

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