2009年02月22日
山田詠美『放課後の音符(キーノート)』

10代の心を描く達人でもある山田詠美さん。その作品は、教科書にも掲載されることが多く、そのひとつが「ひよこの眼」という短編小説です。主人公は中学3年生の女の子。彼女は、転校してきたある男の子を好きになりますが、その彼が突然、この世を去ってしまうという物語。この作品は、文芸春秋の「はじめての文学」というシリーズにも収められています。ちなみに「はじめての文学」には、小川洋子さんの作品を集めた1冊も出版されています。10代の時に出会った小説が、その後の人生に少なからず影響を与えてくれるもの。
どんな本を読んだらいいか迷っているあなたへ。「はじめての文学」シリーズもぜひ手にとってみてください。

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