2008年12月21日
ディケンズ『クリスマス・カロル』

19世紀に活躍したディケンズ。イギリスの国民的作家で、「クリスマス・カロル」の他にも「オリバー・ツイスト」「二都物語」「デイヴィッド・コパフィールド」「大いなる遺産」という作品を残しています。世界を代表する文豪ですが、子供時代は苦労をしたそうで、父親が金銭感覚のない人だったため、家が破産。12歳の時にすでにひとりで生きていくことになり、靴墨工場で働くようになったそうです。しかし貧しく苦しかった少年時代があったからこそ「クリスマス・カロル」のような物語が書けたとか。不況と言われる2008年。こんな時代だからこそクリスマスに読みたい1冊。人が生きるうえで、何が大切かを教えてくれる作品です。

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