心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
8月最後の1日は、心がほっとするような童話を読んで過ごすのもいいもの。そこで、イギリスの劇作家A.A.ミルンが1926年に発表した「クマのプーさん」を選んでみました。ミルンが、当時6歳だった自分の息子「クリストファー・ロビン」のために作ったお話。主人公は「クリストファー・ロビン」が大切にしているクマのぬいぐるみ。彼を「プーさん」と名付け、その他にもコブタやウサギ、フクロウやロバなどたくさんの動物が登場して、みんな一緒に森で暮らしています。小川洋子さんがこの童話をはじめて読んだのは、小学生の時。学校の図書室で見つけて、その絵の可愛さにひかれたそうです。
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