心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
読書週間にちなんで、本を読むことがテーマのひとつにもなっている小説「朗読者」を選んでみました。ドイツの作家ベルンハルト・シュリンクの世界的ベストセラー。日本でも2000年に出版されて話題となった作品です。「主人公ミヒャエルは15歳。母親ほど年の離れた女性ハンナと恋に落ちてしまいます。二人が密かに会う時、いつもハンナが求めるのは、本を朗読してほしいということ。それには、彼女の深い秘密が隠されているのです。」少年の性の目覚めからはじまるこの物語。しかし読み進めていくほどに、私たちはさらに深いテーマへと導かれていきます。
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