2007年8月12日
アンネ・フランク 『アンネの日記』
心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

小川洋子さんの心の本棚から、特に大切な1冊を選んでいただきました。「アンネの日記」です。第二次世界大戦の時代、ナチス・ドイツ占領下のオランダ・アムステルダムで、2年以上も隠れ家生活を送っていた少女「アンネ・フランク」が残した日記。戦後、父「オットー・フランク」によって出版され、世界的ベストセラーとなりました。小川洋子さんが作家を目指すきっかけにもなった作品。中学時代にこの「アンネの日記」を読んで、自分でも日記を書き始め、それが言葉で表現することの原点だったそうです。

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