- 2021年3月14日(日)
- 母の日に感謝の花束を贈る子供たち 女性の働きやすさランキングが発表に
3月は水仙の花々が咲き乱れる季節。ロンドン中の公園に黄色いお花畑が突如とお目見えするシーズンです。
UK全国3度目のロックダウンに入ってから2か月余り。春先の日が長くなるとともに、人々の足も外へ、自然へと、規制の範囲内にて、向いて行きます。
レストランやデパートが再開するのは4週間後の予定。英政府が用心深く練りに練った対策プラン。今度こそは予定通りに進行し、夏に向けて通常の生活が戻ることを皆切に願っています。
そして今日は母の日。国中の息子・娘たちがお母さんへ感謝を込めて花束を送る日。フローリスト軍はヴァレンタインと同様に超多忙を極める一日です。
「今年も息子から花が届いたわ!」と誇らしげにお花を活けるイギリスのお母様方。このところ天気が冴えませんが、今日こそは少―しばかりのサンシャインが輝きますように!
さて、女性にとって大切な話題をもう一つ。今週8日は国際女性デーでしたが、当日、英エコノミスト誌が発表したOECD加盟国のうち29ヵ国の女性の働きやすさランキング。英国は何と20位。これは英人も結構びっくりした結果だったのではないでしょうか。ちなみに日本は28位、最下位は韓国、1位はスウェーデンでした。
トップに輝いた理由としては、育児休業制度を利用できる支援体制が優れており、また女性管理職の数が4割以上とのこと。あっぱれスウェーデンですね!
皆さんがお勤めの会社で重役・管理職の女性の割合はいかがですか? 英国の各企業でも、男性比率が圧倒的に高いのが現状です。クイーンの国、また女性首相も誕生している国なのに、それでもまだまだ、まだ。道のりは長いのですね。