最初に登場したのはくるり先生。
今年の3月限定で火曜日の講師を担当し、一緒に卒業ライブもやってくれた愛すべき2人は、今回ドラムを引き連れて3ピースバンドとして登場した。
そして大歓声に包まれる中 聞こえてきた1曲目のイントロは「ブレーメン」
ドラムのカウントから岸田先生がギターをかき鳴らした瞬間、
会場に今日最初の狂喜が演奏に負けじとこだまする。
その場にいた多くの人が鳥肌をビーンとぞわぞわとリアルに立てた瞬間。
SOLにとっても思い入れの深い曲、卒業ライブで浜松の女子高生たちと一緒に演奏した曲、
それが3ピースバンドで聞くとこんなにもロックンロールとは!
この曲が今年のYOUNG FLAGのスタートを飾る音楽の旗。キキメバツグン!
きっとSOLの生徒にとっても思いれの深いこの曲を1曲目にしてくれたんだろうな。
ありがとう!くるり先生。
この日のくるりは、3ピース編成ということもあって終始ロックだった。
MCでは京都弁で「フレッシュなにおいがしますね〜」なんて言ってみたり
「10代の人?フォオオオオーー」って言ってみたり「アジカンの後藤です」なんて
言ってみたりするけど、もうステージの演奏はとてつもなくロック!
ミュージシャンを捕まえて「ロック」ってホメ言葉になるか分からんけど、
くるりの1曲1曲が僕らを確実に痺れさせていくし、酔わせていく。
リリースに先駆けて披露してくれた新曲「かごの中のジョニー」は、
ロックに色気が加わり、エロい!ロック!エロい!ロック!の感情が繰り返される。
もちろん僕らの息遣いもエロい!ロック!エロい!ロック!なもので
段々と荒くなっていく。
MCでくるりの佐藤クン (SOLでは何故か岸田先生の佐藤クンと呼ばれている) が
「ZEPP TOKYOで何十回とライブしてるけど、今日が1番顔が見れる」と言ってくれた。
理由は教えてくれなかったけどきっとみんながすげー楽しそうな顔してたんだろうね。
「ロックンロール」そしてラストのデビューシングル「東京」を演奏し終わると
ロックの傷跡をたくさんの生徒たちに残したくるりは、
超かっこよく(←ここ大事)ステージを去って行った。
大人のような子供のようなくるり先生の音楽の授業みんなはどうだった?
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