10-FEET。
やしろ教頭が大好きすぎるあまりに10-FEETスペシャルを勝手に開催し、生徒にぜひ聴いてほしいと願った、10-FEET先生。
初対面。
真っ暗なステージに、突如鳴り響くのは………ドラゴンクエスト3のエンディングテーマ『そして伝説へ』!!!!!!!
かっけーーー!!!!壮大!!!!
勇者と旅の仲間のごとく姿を現した、TAKUMA先生、NAOKI先生、KOUICHI先生。
いくか…いくか10-FEET…いくか…
(TAKUMA)「悪ガキどもどれぐらいおんねん!! いくぞ!!! いくぞーーーーー!!!!!!!」
生徒たちの顔が一瞬にして悪くなる(笑) あたしら悪ガキだから…やってやるわよ、って顔 (笑)
(TAKUMA)「……何も残すなよ」
かっけーーーーーーーー!!!!!そして『STONE COLD BREAK』いったーーーーーーーー!!!!!
モッシュもダイブも好き放題!!!!!仙台の悪ガキども行け行け行けーーーーーーーー!!!!!!
『VIBES BY VIBES』もキターーーーーーーー!!!!!3ピースバンドの極み!!!!
溜め込む性格も傷つきやすい性格も
相手の気持ちが解るからやんか 恥ずべきことやあれへん
傷ついた分だけ心が温かさ
解るようになるなら傷ついて めっちゃ泣いたらええやん!
どんだけデカイねん。どんだけ温かいねん。どんだけ熱いねん…僕は10-FEET先生に恋をしますわコレ。
理想の彼氏。生まれ変わって女に生まれたら、出待ちする気持ち悪い追っかけになるかもしらんけど、そのときは10-FEET先生、一晩だけでも抱いてやってください (笑)
アガリにアガった、タオルがグリングリンに回りまくった『2%』を終えて、興奮冷めやらぬ中、MC。
(TAKUMA)「オモロイ時間は、あっちゅー間やぞ。 SCHOOL OF LOCK!…なんちゅー、悪いヤツばっかり集まる学校なんすか。
まだまだ足りひんゆうヤツどれぐらいおんねん!!!! もっとくれゆうヤツどれぐらいおんねん!!!!! まだまだ行くぞーーーーーーーー!!!!!!」
10-FEET先生、うちの生徒は別に悪ガキじゃないんです。あんたらのナマの音が、こいつらを悪ガキにしてるんです。
許してやってください(笑)
(TAKUMA)「予備のバッテリーも全部使って真っ白になって帰れよ!! 殺す気で行くから殺す気で来い!!!!!」
そして『RIVIER』のイントロが鳴る。
君がただ居るだけで生き甲斐になる人がいる事
聴くだけで聴くだけで突き刺さる詩と
枯れるまで流れゆく広瀬川
広瀬川が流れる仙台のLIVEハウスで、僕はこらえきれなくなってちょっと泣いた。
別に実家の母親を思い出したとか、そんなつまんない理由じゃない。
10-FEET先生は元気や郷愁をくれるだけのバンドじゃない。
背中をバチーンと平手でシバかれて、そのシバかれた部分が痛くて熱くて、
その後ポンと肩を叩いたその手は温かくて。だから僕は泣いた。
(TAKUMA)「ありがとう仙台!!! 負けんなよ!!!」
負けないっす。10-FEET先生。毎日暴れてやりますよ。フラフラしてたら、また背中シバいてください。
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