2月7日(日)
あしざわ教頭が、漢字能力検定2級を突破するため、都内某所にある試験会場へと向かった。
あしざわ顧問が「出汁」を“でじる”と読み間違えたところから、始まったあしざわ教頭の漢検チャレンジ。
「苦手な漢字にチャレンジし、漢字検定2級を受け合格する」
という突破宣言をし、受験生と共に戦うために3ヶ月間、あしざわ顧問は漢字に打ち込んできた。
試験日の直前、2月5日金曜日。
とーやま校長があしざわ顧問に向けて、Toppaにメッセージ。
激励を込めて送り出す。
そしてついにやって来た試験当日。
駅に着くなり、すでに問題集を開いていたあしざわ教頭。
くたくたになった問題集に必死に目を通す。
あしざわ顧問「やることはやりました」
生徒から送られてきた“お守り”もこの日、持ってきていた。
あしざわ顧問は問題を解きながら、漢字検定の会場に向かう。
会場の入り口にはなんと!SCHOOL OF LOCK! の職員が!
黒板で最後のエール!
あしざわ顧問「恥ずかしいわっ!」
…と言いつつも、少し気合いの入った表情で試験が行われる教室へと向かっていった。
あしざわ顧問「がんばってきます!」
そして1時間後。
試験会場から出て来たあしざわ顧問。開口一番に出た言葉は……
あしざわ顧問「五分五分かもしれない…」
合格点は200点満点中160点。つまり8割。
8割に届くか届かないかの、五分五分。
あしざわ顧問は、今やってきたばかりの問題用紙を広げ、答えを確認し始める。
あしざわ顧問「結構、書き取りが難しかったです。ただ、苦手だった四字熟語、部首の問題はできました」
これまで四字熟語と部首でほとんど点を取れなかったあしざわ顧問。
しかし、答え合わせをしたところ……四字熟語は9割正解。部首は8割正解。
あしざわ顧問は、少し安堵の表情を浮かべる。
しかし、書き取りの問題で思わぬ失点。トータルでは、本人の言う通り、確かに「五分五分」。
…あとは結果を待つのみだ。