―面接トップバッターは・・・
北海道の将輝くん(高2)＆東京都の茉由ちゃん(中3)
 
まずは、北海道からやって来た将輝くん! 将輝くんは、SCHOOL OF LOCK! が今まで出会ったことのない、ちょっと不思議なオーラをもった男子です。今から面接とは思えないほど、普段通りの雰囲気で、フワ〜りフワ〜りと面接室に入っていっちゃいました〜。
一方の茉由ちゃんも、かなり不思議なオーラをもった女の子。100人に聞いたら100人が「あなたは中3ではない!」と断言するであろう、身長168cmの女子です。
面接室の中には、SCHOOL OF LOCK! の先生たちがズラリと並んでいます。一瞬、部屋に緊張が走る・・・。すると、「こんちわ〜〜♪」という声と共に、毎年お馴染みのゆる〜い面接がスタートしましたー。SCHOOL OF LOCK! の面接は、面接というか雑談をワイワイするだけなので、いきなり恋愛話からスタート!まず、将輝くんに、何で彼女が一度もできたことがないのか聞いてみました! すると返ってきた答えは、「理想が高いので・・・」。職員がざわつく。どういうことか詳しく聞いてみると、「自分が付き合う人は、結婚する人だけです」と、はっきり言い放つ将輝くん。職員、またもざわつく! 将輝くんは、見た目はカッコいいんだけど、どこかかわいらしさもあり、まるで海の上のボートに座っているみたいに、ゆらり揺られながら、お喋りしていました〜。
 
一方の茉由ちゃんは、海の上にいても全く揺られないぞ!と言わんばかりの落ち着きぶり!話し方、仕草、そして見た目、全てが中3という概念を根底から覆さんばかりの存在感。。これを読んでる中3のそこのキミ! キミと茉由ちゃんは、同い年なのです! びっくりだね。役者志望の茉由ちゃんは、実は去年の演劇部秋ドラマにも出演していて、さらにはミュージカルもやってしまうとか。そんな茉由ちゃんの好きな音楽は、銀杏BOYZ! ミドリ! グループ魂!・・・激しい。
面接が終わり、将輝くんに「どうだった〜?」と聞いてみると、こんな返事が返ってきた。「落ちたくないな〜。だって、落ちたら帰りの飛行機の時間まで暇なんだもん」。この男、何を考えてるのか全く読めませぬ!
―面接、2組目、
奈良県の敏幸くん(中3)＆兵庫県の愛ちゃん(高1)
 
面接室に向かっていく2人の様子は、とっても対照的。愛ちゃんは、全く緊張した様子を見せずにニコニコした笑顔! しかし、敏幸くんは、顔は笑ってはいたものの、体がどことなく落ち着いていません! そんな2人の面接が始まりましたー!
モデル候補のみんなには、あらかじめ、簡単な面接資料を書いてもらったんですが、愛ちゃんの【特技】の欄には、「HBB」なる文字が。HBB・・・? ホームベースバーガー? ヒップバウンスバウンス? う〜ん・・・?? と考えていると、愛ちゃんがスラッと立ち上がった。そして、「ブンッブンッカッ! ブンブブンッカ!」。こ、これは、ヒューマンビートボックスだ! 足で軽快にリズムを刻みながら、笑顔でHBBをやってのける愛ちゃん! すっげ〜。我が校では、HBBの英雄、「スピーカー」くんが有名だし、テレビとかでもHBBをやる人をよく見るけども、こんなに かわいい笑顔でやる人は初めて見た! なんだか、こっちまで踊り出したくなってきた! いや、だめだ。我慢我慢。レポートレポート。愛ちゃんは、TOKYO FMで演劇部のラジオドラマの収録をしていて先生たちにも会ったことがあるため、終始リラックスした表情でした。それにしても、面接中ずっと、眩しいほどの笑顔を見せていた愛ちゃん。こ、これは、大物の予感! そしてお次は、敏幸くんの番!
ではまず、敏幸くんの自己紹介をお聞きください。「僕は全部普通で、長所はないです。目立つというより、集団に紛れている方が好きなタイプです。よろしくお願いします」。
え!! じゃあキミ何でToppaモデルに応募したのだ! もし選ばれたら、めちゃくちゃ目立っちゃうぞ! しかも、面接資料の【将来の夢】欄には、「俳優」の文字が・・・! これは、一体どういうことなんだ! と職員一同問いつめたところ、返ってきた答えは、「スカウトされたから」。
どうやら、最近地元でスカウトの人に声をかけられたため、一気に自信が湧いてきて応募してくれたらしい。でもスカウトされたのもうなずける。(校長も写真をみて言っていたけど) いわゆる“俳優顔”! しかも高校は、超難関の進学校に通っているとか・・・。すげい!!
―続きまして、面接、3組目・・・
青森県の有規くん(高1)＆愛知県の結稀ちゃん(中3)
 
面接室に向かう途中の2人に、緊張してるか聞いてみた。
すると、結稀ちゃん、「してな〜い♪」と答え、スキップするかのような軽快なリズムで歩いていきました。この子・・・、全く緊張していない! 一方の、有規くんにも聞いてみると、「してないです」と、すかした顔で返事が返ってくる。ししししかし! 有規くんの顔をよく見ると、完全に引きつっている!!!! この男、黒だ! 160%緊張しているぞ! みんなー!!
さて、そんな対称的な2人の面接がスタ〜ット! まずは、有規くん。有規くんは放送部に入っていて、将来の夢はアナウンサー。ということで、校内放送をやってもらったりもしたのですが、徐々にこの辺から有規くんの素性が明らかに! 凛々しい顔をしていて、一見、クールそうに見える有規くんですが、実は彼・・・、天然! というか、ちょっと人と視点が違う。まず、今のJ-POPがちょっと苦手で、カラオケで歌うのは、「大地讃頌」や「少年時代」、「君が代」など。これらの曲では、90点を切ることは絶対にないらしい!
そして、得意な教科は「家庭科」で、前回の家庭科のテストでは2位だったということに誇りを持っている、らしい! そして、ひっつ先生が「彼女いるの〜?」と質問したところ、何故か目を急に閉じ、ゆっくりと4回、噛み締めるように頷いた。どういうことだ! さらに、ひっつ先生が、有規くんの腕に巻かれたブレスレッドに注目し、「それ、彼女にもらったの〜?」と聞くと、またもやゆっくりと目を閉じ、今度は5回頷いた! どういうことなんだ!そんな感じでワイワイお喋りをしている有規くんの横をふと見ると、、、あぁー! 結稀ちゃんが、超暇そう!!
 
結稀ちゃんとは、久し振りに会ったのだけど、何か前とちょっと違うなーと思ったら、モデチャンのポスター撮影のときより、3キロも痩せたらしい!結稀ちゃんは、自分自身も今年受験だけど、みんなで頑張るぞーということで応募してくれたみたいです。結稀ちゃんらしい!
そんな結稀ちゃんの面接資料を覗き見てみると、【将来の夢】の欄には、「うた!! モデル!! じょゆう!!」と書かれていました。これまた、結稀ちゃんらしい! 結稀ちゃんは、見たとおり、背も小さく顔もかわいらしい雰囲気なのだけど、何故か大人っぽくて不思議な魅力があるんです。
でも、先生たちと喋っている姿を見ていると、やっぱりかわいらしい! 面接中も、足をぶら〜んぶらんさせながら、リラックスして喋ってました〜。やっぱりかわいらしい!
―4組目!!!
兵庫県の健太郎くん(高2)＆京都府の和幸くん(高3)＆大阪府の羽花奈ちゃん(高1)
 
4組目は、3人での面接でした!偶然にも、この3人とも、お住まいが関西地方!面接直前の3人に、心境を聞いたところ、今度はみんな言葉通りしっかり「緊張」中!
まずは、健太郎くんの自己紹介から始まりました〜。健太郎くんがスタッと立ち上がる。と、この瞬間から、今までの面接の空気がガラッと変わる。その立ち姿、話し方、姿勢は、本物の面接さながら! ん? 本物の面接って何だ? まあいいや!健太郎くんに何故Toppaモデルに応募したか聞いてみると、こんな意外な返事が返ってきます。
「ハンドボール部の部員を増やすため」。ん? と思ったキミ、説明しよう! 自分がキャプテンであるハンドボール部の部員が減少してきてしまってる今、Toppaのパッケージに自分が載って有名になれば、ハンドボール部にも注目が集まり、部員が増えるかもしれない、と、こういうことだ。頭いい!この健太郎くん、さすがキャプテンというだけあって、かなりしっかりしていて、喋り方もハキハキ!面接をしている職員たちも影響されて、どことなく姿勢が真っ直ぐになってました(笑)。
そしてお次は、今回、最年長の和幸くん! さすがに最年長なだけあって、ちょっと他のみんなとは雰囲気が違う。何というか、大人の表情! よく聞いてみると、どうやら和幸くんはもう、就職先が決まっているようだ。そして勤務先がなんと・・・空港! かっこいい! ということは、もしかしたら、みんなが旅行に行くときに和幸くんに会えるかも! そしたらなんか嬉しいね。
和幸くんも、健太郎くんに負けじ劣らずと、ハキハキ話していました。姿勢もかなり真っ直ぐ。ボクも見習わねば。病は気から! 心は姿勢から! だね。というかスタイル良すぎ! そしてその後、「和幸くんって足ものすごい長いね〜」っていう話をしていると、横にいた健太郎くんが、「僕は指が長いって言われます」と、すかさずアピール!
・・・見てみると、本当に長い! と、真ん中を見ると、まだあんまり話していない羽花奈ちゃんが、黙ってニコニコしているのが見える。・・・あ! 羽花奈ちゃんのマフラーも長い!! この驚愕の事実に、まだ誰も気づいていないみたいだ。いけ! 羽花奈ちゃん!「私のマフラーも長いんです!」ってアピールするんだ! 首を2周もしているのに! いけ! 気づくんだ! と、ボクだけがモゾモゾしていると、普通に、羽花奈ちゃんに順番が回ってきました〜。
 
羽花奈ちゃんは、去年、自分が受験生で本当にしんどかったとき、SCHOOL OF LOCK! を聴いて、勇気をもらってたみたい。だから今年は自分が、受験生のみんなに、勇気や自信を与えたい! SCHOOL OF LOCK!の力になりたい! という気持ちで、今回、応募してきてくれました。面接前の、緊張でお腹を抱えていた姿がうそのように、真っ直ぐと背筋が伸び、はっきりと言葉を発していました。
羽花奈ちゃんの将来の夢は、東京ディズニーリゾートで働くダンサーになること。この夢はかなり本気で、小学校のときからずっと変わっていないみたい。高校卒業後も、東京ディズニーランドで働けるように、なるべく近いところに引っ越すつもりらしい。これぞ、THE 本気! でも、羽花奈ちゃんの話す姿を見ていると、冗談抜きに、東京ディズニーランドで踊っている姿がブワ〜って浮かんでくる。
話を聞けば聞くほど、本当に何に対しても真っ直ぐなんだなーって思えてきます。あ、でも、面接が終わるとまた、「お腹が〜〜」って言いながら、みんなのいる職員室に戻っていきました。お腹の緊張、ずっと我慢してたんだね。へへ。
―面接ラスト、5組目!
静岡県の航野くん(高1)＆静岡県の凌野くん(高1)
 
いよいよ、今回のToppaモデルオーディションも、1組を残すだけとなりました。
ラストを飾るのは、航野くんと凌野くん!そうなのです。もう、みんなもうっすら気付いている通り、この2人・・・、双子!! 今回、オーディションに集まった11人の中で、唯一のインパクト枠での参加! もう、書類審査の段階から、「インパクト」という言葉において、群を抜きまくっていて、写真からも、人間性がにじみ出まくっていた2人。どんな顔をしているのかは・・・、後々のお楽しみに!! 最初に11人が集まったとき、輪の中心でわいわい騒いでいたのも、この2人でした!
なんといってもこの双子の一番の魅力は、仲が良いところ。なんと、物心ついてから今まで、1回たりともケンカをしたことがないらしい!! 奇跡! 奇跡だ!仲が良すぎて、よくお互いの友達と遊ぶときも誘い合ったりしてるみたい。あ、ちなみに、ベストを着てるほうが弟の航野くんで、ベストを着てないほうが兄の凌野くんだよ。凌野くんのほうが、航野くんより3分、早く生まれてきたらしいです! ではここで、この面接中に出た、2人の名言を紹介しましょう。
弟・航野「凌野と一緒にいて、嫌だと思ったことは一度もないですね」。
兄・凌野「航野は、一番仲のいい親友です」。
2人とも、楽しそうに喋っているんだけど、話を聞いていると、何故か何だか泣けてくるんです! こいつら仲が良すぎるんです! そして、2人とも、いいやつ過ぎる! たまんない!・・・仲間に入りたい! 入っちゃおうかな?? いや、だめだ! 今は、面接中だ!でも・・・。いや、だめだ! 今は、面接中だ! そして、ボクはレポートを書くんだ! そしてボクは、血は繋がっていないんだ!! ふぅ、、なんとか、心を落ち着かせると、ここで、あることに気づきました。この2人、かわいらしくも愛しくもあるのだが、さらにお洒落なのです! 履いてるパンツやスニーカー、シャツまで、全部お洒落で、しかもそれが似合ってる! もう、お腹いっぱいです! ありがとう! 好きだ!
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