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4月28日 back top next

『けりがつく』のゆらい!!
決着がつく、という意味の慣用句「けりがつく」。
さあ、早速、この言葉のゆらいを紐解いてみよう…

この言葉の由来は、古くから日本で親しまれてきた俳句や短歌、その語尾の部分にヒントが隠されている。

それでは、今から読み上げる有名な俳句で確認してみよう。

「いくたびも 雪の深さを 尋ねけり
「桐一葉 日当たりながら 落ちにけり

…そう!!!!
昔は俳句や文章などが、「けり」という言葉で終わることが多く、そこから転じて、「けり」がつけば、終わり。つまり、決着がつく、という意味になった。これこそが、「けりがつく」のゆらいなのである!!