ゆらいゆらい帝国


4月22日 back top next

『孫の手』のゆらい!!
かゆいところに手が届く『孫の手』。
さあ、早速、この言葉のゆらいを紐解いてみよう…

孫の手のゆらい、実は『孫』とは全く関係がない

その昔、中国の伝説に語り継がれる、とある女性がいた。
女は爪がヒジョーに長く、その爪を見た人々は思わず、

「こんな爪で背中をかいてもらったら、気持ちイイだろうなあ…」

と、考えずにはいられなかったという。

その女性の名前は、麻姑 (まこ)

それからいつしか、人々は背中をかく時につかう道具を『麻姑 (まこ) の手』と呼ぶようになった。

…そう!!!!
その後、時代の中でいつしか「まこの手」がナマッて「孫の手」。
実は『孫』ではなく、中国の伝説上の女性、『麻姑 (まこ) 』の名前こそが、「孫の手」のゆらいなのである!