海賊先生の手紙

鍵の学校のミンナへ

SCHOOL OF LOCK! の宝探し担当 海賊先生と名乗る者です。
今からちょうど1年前くらいに、ラジオの中の海賊船に乗って、新たな“鍵の在りか”を探しに航海へ。
そして、1年ぶりに戻って来ました。
以前から、聴いてくれてたミンナは久しぶりです。そんで、ただいま!
初めましてのミンナは、改めて、これからよろしくです。

旅の途中で、いろんなモノを見た。いろんな連中にも会ったよ。
春頃にはRADにも会ったし、"YOUNG FLAG"って名前の旗も見つけた。西の方の海では、「レ・ミヤーノ」って名前のコックにも会った。イタリア風なのに、何故か関西弁!
ラジオの中の料理人で、なんでもバッサバッサ料理しちまうスゴ腕さ。"鍵のコック"として、SCHOOL OF LOCK! の船に、一緒に乗り込んでくれ!って誘ったら、「高いでっせー」って、法外な報酬を要求してきた!(笑)
でも、仲間になったよ。SCHOOL OF LOCK! の新職員 "鍵のコック レ・ミヤーノ" ! これからよろしく!

そんでさ、(本題はこっから!) ある日ね、北の方の海で、ある3人が奏でる歌を耳にしたんだ。tacicaって書いて、"タシカ"って呼ぶ3人の音楽。どこからともなく聴こえて来たその歌に、不安な夜の海も、朝日を待つ自信に染める事が出来たんだ。

うれしかったな。
何度も、何度も聴いたよ。

tacicaの声の答えを求めて、見つからないから、やっていけた夜もあった。深い霧に行く先を塞がれた時だって、tacicaの声が一緒に月明かりを探してくれた。
冷えきった夜の海でも、胸の奥の体温が、太陽のカケラを買って出てくれた。いろんなモノをたくさん手に入れた。大事なモノもたくさん失くした。
それでも、"此処" で、見付けた "声" を、一つだけでも、ミンナやダレカに届けたくて、何度も願えた。そんなtacicaの歌声の数々。僕のヒーローだった。

まだ、たくさんの人が知らない月の裏のヒーロー。
でも、未来のカギを握る学校にとっちゃ、立派な、 新たな“鍵の音”

tacicaの音は、多くのミンナが、まだまだ、なかなか手に出来ないから、SCHOOL OF LOCK! から、キミの手の中に届けることにしたんだ。(着うたです!)
もしよかったら、その手に、握ってみてくれ。

SCHOOL OF LOCK! 3年目。
これからも、ミンナやダレカと一緒に探せたらと願います。

確かなモノを。

確かな鍵を。

――――――SCHOOL OF LOCK! 宝探し担当 鍵の海賊より