10月22日  SCHOOL OF LOCK!芸術祭
  ゲージュツ・ルーキーズ!!!

さあ!徐々に秋も深まっていく中、今週は『SCHOOL OF LOCK!芸術祭』を開催!!!!
“芸術の秋”にちなんで、毎日“芸術”にまつわる授業を届けていきます。


その初日である本日の授業テーマは…
『ゲージュツ・ルーキーズ』

この学校にも必ずいるハズの、現役の “アーティスト生徒” を募集する!

「絵を描くのが大好きで、しょっちゅう入賞しています!」
「クラシック・バレエを習って8年!海外にも行ったことがあります!」
「実は、劇団に所属しているのですが、近々、大きな公演を控えています…」

などなど、10代でありながら、すでに “芸術” の現場に足を踏み入れているキミのことを聞かせてくれ!

絵画!書道!演劇!ダンス!彫刻!生け花!写真!映画!音楽!ジャンルは何でもOK!!
(↑ここにないものでも、もちろん大丈夫!)

今日も学校掲示板で待ってます!
そして “作品” の写メなどがある場合は、メールで送ってね!
『学校掲示板』

SCHOOL OF LOCK!
おぉっ!?
よしだ教頭が、とーやま校長の黒板を奪い取ったーーー!!(笑)

そして、黒板に書いた言葉は…?

SCHOOL OF LOCK!
先週火曜日。
この生放送教室に、突如現れたジャングルで開催!!
生徒の欲しい物を、とーやま校長がAmazonでポチッと即発送!

『Amazon祭』!!!!!!

そして、先週金曜日に突如発動したのが…
“Amazonラストチャンス”!!


SCHOOL OF LOCK!
職員の中でも評判だった“クロスワードFAX”によって、9月のFAXヒーローに輝いた、大分県のRN まな!

RN まながつくった、クロスワードパズルの正解者1人に、最後のAmazonチャンス!!!!

つまり…欲しい商品をAmazonでポチッとしてもらう権利が与えられます!
みんな、たくさんの応募ありがとう!!

応募は昨日24時に締め切りましたが…
ここで、最後のチャンスをつかんだ生徒を発表します!!!!


RN まなのクロスワードパズルを見事解き明かし、見事ラストチャンスをつかんだ生徒は…

マイルド・カレーライス
岡山県 16歳 男


SCHOOL OF LOCK!
最後の勇者に輝いた、RN マイルド・カレーライスが欲しい商品は…

約4万円のルームランナー!!

とーやま校長が、ためらいながらもポチッ&発送してくれたので(もちろん自腹(笑))、家に届くのを楽しみにしててくれ〜!!

SCHOOL OF LOCK!
今週から、10月も後半戦。
徐々に気温も下がって、この学校にも秋が来ております!

秋と言えば、スポーツ!食欲! 読書! …そして、芸術!!

今週は、“芸術の秋” 到来を記念して!
『SCHOOL OF LOCK!芸術祭』を開催!!!!

今日から毎日、“芸術” にまつわる授業を届けていきます!

その幕を開けとなる本日の授業は…
『ゲージュツ・ルーキーズ』

今夜は、今まさに“芸術”に足を踏み入れているという、アーティスト生徒の話を聴かせてほしい!

「絵を描くのが大好きで、しょっちゅう入賞しています!」
「クラシック・バレエを習って8年! 海外にも行ったことがあります!」
「実は、劇団に所属しているのですが、近々、大きな公演を控えています…」
まさに、芸術界のルーキー!

絵画!書道!演劇!ダンス!彫刻!生け花!写真!映画!音楽!など…ジャンルは何でもOK!!

すでに、芸術の現場にいる君の話を聴かせてほしい!
そして、できればお前が産み出した “芸術” を見せてくれ!!

今夜も、学校掲示板で待っています!
作品を写メで送ってくれるって生徒は、メールからお願いします!
『学校掲示板』

SCHOOL OF LOCK!
早速、生徒たちの芸術作品が、写メで届いているぞーーーー!!

SCHOOL OF LOCK!
千葉県16歳のRN ぎんか が、文化祭で生けた生け花!

とーやま校長「すごいな〜!」

よしだ教頭「白い木の枝みたいなのもありますね!」

とーやま校長「うん!素敵だね!!」

SCHOOL OF LOCK!
こちらは、群馬県15歳のRN みちくさが粘土で作った作品!!

タイトル『エヘン虫に立ち向かうあいつ』

“ぷろねんでぃすとを目指しています”という、RN みちくさ。

よしだ教頭“ぷろねんでぃすと” は、粘土で何かを作るプロの人…なのかな」

とーやま校長「みちくさの造語かな…?それで、『エヘン虫に立ち向かうあいつ』って!?(笑)」

SCHOOL OF LOCK!
そして、大阪府17歳のRN ウルトラの星が作った、オリジナルキャラのフィギュア!!

“「フィギュアは芸術ではない」という人がいますが、私はそうは思いません。” という、RN ウルトラの星!

よしだ教頭「フィギュアも、日本のすごく著名な方が作ったものは、外国でものすごく高値で買われたりしますからね!」

本当に色んなジャンルの芸術があるんだね〜!!

SCHOOL OF LOCK!
それでは、生徒に直接話を聴いていきます!

RN 劇団四季舞台俳優 広島県 17歳 男

とーやま校長「声がすごくいいね!」

劇団四季舞台俳優「いやいや…!」

とーやま校長「早速だけど、お前が今取り組んでいる芸術は何だい?」

劇団四季舞台俳優「オペラです」

とーやま校長「やっぱりそうだよ…!声めっちゃいいなって思った!!」

劇団四季舞台俳優「ありがとうございます!」

RN 劇団四季舞台俳優が、声楽(オペラ)を始めたのは、中3の頃。

とーやま校長「始めたキッカケは何だったの?」

劇団四季舞台俳優「中1のときに劇団四季のミュージカルを観て、素晴らしい舞台だということを目の当たりにして、“こういう舞台に立ってみたいな” と思ったんです。
それから具体的になってきて、いつかは本当に学んでいきたいなという想いが強くなって、今に至ります」

とーやま校長「そのミュージカルを観て “自分もやりたい” と思ったわけだけど、そこからまず、どういう行動を取ったの?」

劇団四季舞台俳優「ピアノは3歳からやってたんですけど、地元の音楽教室に通って、歌を見てもらって…それから、“音大に行きたい” と先生に言ったら、“じゃあ目指してみなさい” と言われたところが始まりですね」

とーやま校長「へぇー…!じゃあ、声楽を始める中3まではどうしてたの?」

劇団四季舞台俳優「学校で合唱の指揮とか伴奏をしたり…何かしら音楽に携わってました」

とーやま校長「そうなんだ!でもいきなり声を出せるものじゃないよね…?」

劇団四季舞台俳優「そうですね。最初は基礎から初めて、だんだんできあがっていくんですけど…まだまだですね」

SCHOOL OF LOCK!
よしだ教頭「基礎の基礎は何をやるの?」

劇団四季舞台俳優「まずは正しい発声から…。喉で歌わずに、腹から声を出す」

とーやま校長「でも、オペラって喉と腹だけの問題じゃないよね…?」

劇団四季舞台俳優「そうですね、人それぞれの体格とか声質とか、生まれ持ったものがあるので、色んな磨き方で変わりますね」

とーやま校長“体格” っていうのは、どういうことなのかな?」

劇団四季舞台俳優「体格が大きければ大きい人でいい役もあるし、小さければ小さい人でいい役もあるんですけど、大きいほうが有利かもしれないです」

とーやま校長「劇団四季舞台俳優は大きいほうなの?」

劇団四季舞台俳優「はい。身長が今187センチなので…」

とーやま校長「めっちゃデカイじゃん!!」

劇団四季舞台俳優「でも…中学校まで体重が100キロ超えてて、肥満で悩んでたんです。友達から “お前、太ってるんじゃない?” って言われたり、劇団四季に出てる方はすごく筋肉質で痩せてるので、自分も痩せてみよう!って思ったんです。そしたら、3ヶ月で−16キロになりました!」

校長教頭「おぉーーっ!!!!!」

とーやま校長「体重を落として、声はどうなった…?」

劇団四季舞台俳優「痩せたおかげで、新陳代謝もよくなって、色々筋トレをしたら体もできてきて、結構声が出しやすくなりました!」

とーやま校長「すごい…!!」

先日、県のコンクールに出場し、まさかの全国大会進出!!
全国大会の壁はすごく厚かった…というRN 劇団四季舞台俳優だけど、全国大会に行けただけですごいぞ!!!!

劇団四季舞台俳優「大会でいろんな上手い方を見て、課題も見つかったし、今後の勉強にもなりました」

よしだ教頭「すごいな…!お前は迷いが一切ないな!」

劇団四季舞台俳優「そうですね。落ち込んでたらいけないと思って、すべてポジティブに考えて、何事にも取り組もうかなと」

とーやま校長「素晴らしいよ!!」

ここで、秋川雅史さんの『千の風になって』を披露してくれた、RN 劇団四季舞台俳優。
声がとんでもなく力強い!!
でも本人としては、“まだまだ…”とのこと…!
それなら、自分の納得のいくまで、とことん頑張っていってほしい!!

とーやま校長「最後に…劇団四季舞台俳優にとって、オペラって一体なんだろう…?」

劇団四季舞台俳優「将来、職にしていきたいし、今は第二の命みたいなものですね」

よしだ教頭「ないとやっていけない?」

劇団四季舞台俳優「そうですね。職としてやっていきたいし、今後男性が支えていかないといけないから、そういう面でもっと磨きをかけないといけないなと思っています」

もうだいぶプロに近づいている気がするけれど…もっともっと磨きをかけて、オペラを職にしてほしい!!応援してるぞ!

SCHOOL OF LOCK!
続いては…

RN ミスタージャック 鹿児島県 14歳 男

RN ミスタージャックが取り組んでいる芸術は…剣舞!!!!

剣舞とは、詩吟を詠む先生が舞台端の方にいて、その詩吟に合わせて刀を振って踊る舞踊。


とーやま校長「いつからやってるの?」

ミスタージャック「小3からですね。今、5年目になります」

小3のとき、剣舞を教えてくれる先生が来てくれるという話があり、「ぜひやってみない?」と誘われて入ったのがキッカケで、剣舞を始めた! 剣舞を初めて見たときに、すごい迫力を感じたんだって!!

ミスタージャック「自分がその戦いの中にいる感じで…!その武士になりきってる感じがするんですよ!」

とーやま校長「へぇ〜!!例えば、どういう話を踊るの?」

ミスタージャック「僕は鹿児島県民なので、鹿児島で有名な西郷隆盛の西南戦争の話を踊るんです」

とーやま校長「セリフとかはあるの?」

ミスタージャック「セリフはないんですけど、詩吟の先生が西南戦争の詩吟を詠むんです。それで、詩吟の先生が “末松謙澄作 西南の役” って言ったら “えいっ!”っ て言って始まるんですよ。他にも、斬り返す場面とかで “えいっ!” って言ったりします」

SCHOOL OF LOCK!
よしだ教頭「一つの西南の役(えき)で、何分あるの?」

ミスタージャック「僕がやってるのは3分です」

とーやま校長「えぇーっ…!その練習はどこでやってるの?」

ミスタージャック「僕が住んでる地域の公民館を借りてやってます!」

とーやま校長「そうなんだ! 一つ聴いてもいい? “剣舞の素晴らしいところ” はどこ…?」

ミスタージャック「踊っていく中で、歴史の奥深さとか日本の文化を奥深く学べるところが印象的ですね」

よしだ教頭「面白いな…!」

そんなRN ミスタージャックは、今年の学校祭で剣舞を披露することに!!
RN ミスタージャックが剣舞をやっていることを知らない人もいれば、剣舞を見たこともない人もいる!ということで、この機会に知ってもらえればありがたい!!と意気込んでいる、RN ミスタージャック。

そんなRN ミスタージャックにも、この質問をしてみます。

とーやま校長「お前にとって剣舞って何だろう…?」

ミスタージャック「迫力を見せることじゃないですかね。その物語の中にいるということを、みんなに味わわせてやりたいですね」

よしだ教頭「戦を表現するわけだからな!」

ミスタージャック「はい!気合いを入れて頑張るのみです!」

それでは最後に…気合いの入った“えいっ!”を披露してもらいましょう!!

とーやま校長「末松謙澄作 西南の役。」

ミスタージャック「えいっ!!!!!!!」

カッコイイーーーーーッ!!!!
学校祭当日は、みんなに剣舞の迫力を魅せつけてきてくれー!

SCHOOL OF LOCK!
我が校には、まだまだ芸術家たちがたくさんおります!

RN なっくる 長崎県 16歳 女

RN なっくるが取り組んでいる芸術は…絵!
それも、デザイン科に入って“デザイン”に取り組んでいるとのこと。

そして!こんなにすごいことも…!!


なっくる「長崎県美術展に作品を出させてもらって、入選しました!」

校長教頭「すごい!!」

なっくる「一般の方もいたので、無理だと思ってたんですけど、貰えたのですごく嬉しかったです…!」

とーやま校長「その作品は、どういうテーマで描いたの?」

なっくる「タイトルは『いきる』で、モノクロでたくさん花を描きました。
花は、自分の命がある限り咲き続けるじゃないですか。人間もそういうふうに、最後まで一生懸命生きてほしいなと思って描きました」

とーやま校長「すごい想いが込められてるんだね…!」

なっくる「実は…SCHOOL OF LOCK!も結構関係してて…。私、小5からSCHOOL OF LOCK!を聴いてるんですよ。それで、この絵は近くの人や遠くの人を思い浮かべて描いてたんです。近くの人は家族や友人で、遠くの人はSCHOOL OF LOCK!の生徒さんを思い浮かべたんですよ」

とーやま校長「そうなんだ…!!」

SCHOOL OF LOCK!
畳の大きさに近いほどの大きな絵。
そして、その絵を描くために向き合った時間が約8時間。


そんな大きな絵を、家族や友人、そしてSCHOOL OF LOCK!の掲示板でいつもレスをくれる生徒たちのことを考えながら描いていた、RN なっくる。

なっくる「学校に行くことで悩んでいたり、何かわからないけどムシャクシャしていたり…自分も共感するところがあるし、一緒に生きていたいなと思ったので、“生きる” というのをテーマに描きました」

とーやま校長「ありがとう。」

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長「この絵は、何でモノクロなの?」

なっくる「人って、生きてる色とか、思い浮かべてる色がそれぞれ違うと思うんです。だから、自分が生きている色を、私の描いたモノクロの絵に塗ってもらいたいなと思って…!」

とーやま校長「なるほどな。たぶん同じ人が見ても、今は青っぽく見えるけど、1ヵ月後には緑っぽく見えたり…」

なっくる「1日1日、気持ちによっても変わると思うんです」

とーやま校長「そうだよな!今こっちを見て笑ってくれてるけど、“よくやったね” って笑ってるように見える日もあるし、“大丈夫だよ” っていう笑顔に見える日もあるかもしれないし…」

よしだ教頭「戒めの表情にも見えるしね」

なっくる「はい」

とーやま校長「最後に…なっくるにとって、絵って一体何だろう…?」

なっくる「人と自分を繋ぐものです。自分が描いたものを見てくれる人がいないと、褒められもしないし、“ここダメなんじゃない?” とかも言われないので…。色んな意見や気持ちを、たくさん言ってほしいんです。なので、人と自分を繋ぐものです」

RN なっくるが描いた絵、そしてその絵に込めた想いは、確実に生徒のみんなに届いたし、RN なっくると生徒のみんなを繋ぐものとなった。
これからも、たくさんの人たちを繋げる、素敵な絵を描き続けてほしい!

本日のまとめ by とーやま校長
SCHOOL OF LOCK!
“芸術” というのは、今まで見た事のない絵を描くこと。

今日電話に出た3人も、誰のマネもしていないし、今から誰も見た事のない絵を描こうとしている。
みんなも話を聴いていて、3人がそれぞれやろうとしている事、描こうとしている絵が、見えたでしょ?

想像してみよう。
今、お前は真っ白なキャンバスの前に立っている。
お前は、お前だけが持っているペンを持っていて、何を描くかは全部自由。

誰も見た事のない絵を描こうとすると、友達に笑われるかもしれないし、何か言われるかもしれないけど、
自分が描きたい絵を描き続けて完成した絵、それこそがお前の芸術であり、お前自身なんだよ。

自分の絵を描こう。

誰にもマネできない自分になってほしい。




本日の逆電リスナー
RN 劇団四季舞台俳優 広島県 17歳 男
RN ミスタージャック 鹿児島県 14歳 男
RN なっくる 長崎県 16歳 女


on air list
22:06 abnormalize / 凛として時雨
22:25 伝えたいこと / 阿部真央
22:32 ラクガキ / バンクス
23:09 夜の踊り子 / サカナクション
23:38 刃 / THE BACK HORN
23:49 ベストピクチャー / BUMP OF CHICKEN


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校長のとーやま
校長

教頭
芸術は爆発だ by 岡本太郎

教頭のよしだ

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