9月13日  PLUGくんをおうちに帰そう!
 パラパラマンガプロジェクト & 掲示板逆電

今夜は、我が校のスタンダード授業『掲示板逆電』
生徒の君から届いた書き込みを紹介していくぞ!!

SCHOOL OF LOCK!
昨日は、日産自動車の澤田先生を迎えて『未来の車』の話をたくさん聴きました!

とーやま校長「生徒のみんなからも "楽しかった" って感想を沢山もらって、いい授業だったな〜と思っているんだけど…。昨日、澤田先生と一緒に生放送教室に来てたキャラクターいたじゃん!PLUG君!!」

やしろ教頭「いましたね! 校長先生だけ何故か喋ってる言葉がわかるっていう…」

とーやま校長「そう! それでさぁ…PLUG君だけ、今日も生放送教室にいるんだよね」

SCHOOL OF LOCK!
PLUG君「@▼%" $#◎△!」

やしろ教頭「ほら! やっぱり懐かれてるじゃないですか(笑)」

とーやま校長「ん? どうしたPLUG君。何で今日も来たの?」

PLUG君「◆%◎※△〜■*…↓↓」

とーやま校長「えっ? "昨日からずっとここに居っぱなし" ?!?!」

やしろ教頭「何で校長先生だけ言葉わかるの?ねえ…」

PLUG君「*▼%&#■△※◇∵*#@■*%▼↓↓↓!!!!!!」

とーやま校長「えぇーーーーッッ!!!!!!・・・マジか! てかお前何やってんだよ〜もう!」

やしろ教頭「通訳しろーー!! こっちを置いてくな(笑)!」

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長の通訳によると…

ふむふむ…! なるほどッ! 昨日、生放送授業が終わった後…

SCHOOL OF LOCK!
ラジオのスタジオが珍しくて1人ではしゃいでたんだねッ!

SCHOOL OF LOCK!
…で、その間に澤田先生たちが帰っちゃって、生放送教室に取り残されてしまったってわけか…!

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長「…で、どうするの?」

PLUG君「※◇∵▽*■&*#%」

とーやま校長「まあ、帰りたいよな。ありがとな!また遊びに来なよ!」

PLUG君「&*▲#%◇&+*※▽…」

とーやま校長「え?充電切れそうで動けない?」

PLUG君「*#%&※#▼△※〜〜」

とーやま校長「おうちに帰りたいよ〜〜(泣)」

やしろ教頭「ちょっと、急に感情たっぷりに通訳しないで下さい(笑) 怖いですよ!」

家に充電するヤツがあるみたいなんだけど… "僕が動き回っているパラパラマンガを描いてほしい!" というPLUG君。
そうすると、それが動力となって、PLUG君がおうちまで帰れる…とのこと。

SCHOOL OF LOCK!
やしろ教頭「 "パラパラマンガ" って、あのノートの端に描くヤツですか?」

PLUG君「☆*&%※+@!!」

とーやま校長「 "そう! それそれ!!" だって!」

やしろ教頭「あ、PLUG君と会話した感じになっちゃった(笑)」

つ・ま・り!! みんながパラパラマンガで動くPLUG君を描いて繋げて、PLUG君を家まで帰そう! ということ!!

PLUG君「%&*△■・・・」

とーやま校長「あれ? PLUG君?! PLUG君…(泣)!!!!」

やしろ教頭「やめて! 悲しい物語にしないで! やりましょう!! PLUG君を家に帰して充電させてやりましょう!!」

とーやま校長「じゃあ…最初、俺描くよ! パラパラマンガ!! そしたら…その続きをみんなが描いてくれればいいもんね…!!」

詳しい参加方法は特設サイトに掲載しているから、みんなでパラパラマンガを描いてくれ!!

「SCHOOL OF LOCK! 初! パラパラマンガプロジェクト発射!」

SCHOOL OF LOCK!
そして! とーやま校長のパラパラマンガが完成したぞー!!

やしろ教頭「…すごい(驚)!!」

とーやま校長「ちゃんと動いてる(嬉)!!!!」

30〜40枚くらいの紙に書いて作ったという、とーやま校長のパラパラマンガ! これも特設サイトでチェックしてみてね!!

SCHOOL OF LOCK!
さて、今夜は我が校のスタンダード授業『掲示板逆電』
気になった生徒に電話をしていきます。

RN たろうくんVAVA 富山県 16歳 男

今、高校1年生のRN たろうくんVAVA。
"9月に入って4日ぐらい休んでしまって、悔しい…" と書き込んでいたんだけど…

とーやま校長「1学期はどのくらい行けたの?」

たろうくんVAVA「半分以上行けませんでした…」

やしろ教頭「何で行けてないの?」

たろうくんVAVA「入学してからクラスで孤立してしまって、教室に入りにくくなってしまって…」

とーやま校長「何かあったのか?」

たろうくんVAVA「特にないんですけど…みんなが仲良くしているのに自分だけ孤立していて、教室に居辛いんです」

やしろ教頭「何かあったんじゃなく、何もなかったんだな…」

中学3年生の時もクラスに馴染めず、1学期から3学期の初めまで学校に行けていなかった。
相談できる相手もいない…とのこと。

やしろ教頭「親は何て言ってるの?」

たろうくんVAVA「最初は "学校行け" って言われてたんですけど、結構拒否してたら "行かなくていいよ" って。特別に厳しく怒ったりはしません」

やしろ教頭「そうか…」

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長「学校に行かない日は、1日どうしてるの?」

たろうくんVAVA「 "何で行かなかったんだろう" とか、1日中ボーッと考えてます」

とーやま校長「考えて、答えは出るか?」

たろうくんVAVA「答え…いや、出ませんね…。出たら行けると思うので、全然出ません」

とーやま校長「1日中考えてるの、シンドイだろ?」

たろうくんVAVA「すごくシンドイです」

とーやま校長「何してる時が楽しい?」

たろうくんVAVA「強いて言えば、音楽を聴いている時が一番楽しいかな…って思います。でも、友達と話してる時が一番楽しいです」

やしろ教頭「だから "悔しい" って思えるんだもんね」

たろうくんVAVA「はい」

とーやま校長「…ってことは、学校に行きたいんだよね?」

たろうくんVAVA「はい、行きたいです」

とーやま校長「そうだよな。音楽聴いてるより、学校に行って友達と話してる方が楽しいって知ってるわけだから、友達と喋りたいんだよな。でも、ちょっと今は怖いか?」

たろうくんVAVA「はい、怖いです」

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長「100%怖いのか?」

たろうくんVAVA「んー… 1%は…怖くないというか…」

とーやま校長「俺はそれを聞けてマジで嬉しいよ。これで0%だったら、無理やり背中押してやるのもどうかなって思ったけど、今1%あるんじゃん。でも、確かに99%は不安だし怖いよな…。今まで1%じゃない時もあっただろ?でも、それを1%にしてるのもたろうくんだし、0%にすることもできる。
でも、自分の意思とは違うところで、必死に1%を守ってるヤツがたろうくんの中にいると思う。その99%に負けないように必死になって堪えてるヤツが確実にいる。そいつが一生懸命踏ん張ってて、たろうくんがそいつに今どうするのかなって思ってさ。そこで99%の方に流れるのもたろうくんの選択肢。友達と喋りたくて学校に行くためには、1%のヤツと手を繋いで肩組んで行かないとダメだよね。
すごく乱暴な言い方かもしれないけど、もうちょっとたろうくんに頑張ってほしい。今はもしかしたら喋れる友達がいないかもしれないけど、そいつとはもっと喋ってもいいだろうし、確実にたろうくんの味方だよ。それに、俺達もいる。せっかく学校に行くという気持ちが1%でもあるなら、行ってほしい」

たろうくんVAVA「…行きます。頑張って教室に行きます」

やしろ教頭「教室行こう。たろう、あるぞ…!」

たろうくんVAVA「はい…!」

やしろ教頭「もう家にいるのはいいでしょ? 彼女もできないぞ(笑)!」

たろうくんVAVA「はい(笑)」

とーやま校長「もっともっと楽しい時間が待ってるぞ!弱いたろうくんがまた出てくる時もあるだろうけど、 "行きます" って言えただろ?それを心の中に閉まっておけ!大丈夫、絶対楽しい!」

たろうくんVAVA「はい、ありがとうございます…!!」

とーやま校長「こちらこそありがとうだよ。学校に行ってくるのを楽しみに待ってる!!」

SCHOOL OF LOCK!
続いては、まずこの書き込みを紹介!


女子のみなさん質問です
昨日彼女と映画に行ってきました。その帰り彼女さんが手を繋ごうとしてきてくれたのに、自分は繋ごうとしませんでした。自分だって繋ぎたかったけど...自分手汗がスゴい人なんですよ...女の子のみなさん、手に汗かいてる奴なんかと手繋ぐんイヤですよね?自分はマイナスにしか考えられないので、どう思いますか?

あぐりぐり
男/17/京都府
2011/09/13 16:20


やしろ教頭「僕も手汗ボーイなので、わかるんです…!! まるっきり同じことをしたことがあるんです!!」

RN あぐりぐりから告白して付き合うことになった、阿部真央先生似という彼女!
付き合ってもうすぐ1ヵ月が経とうとしているけど、その彼女とはまだ手を繋げていない…とのこと。

とーやま校長「それで、昨日彼女の方から手を繋ごうとしてきたんだな! そしたらあぐりぐりは…」

あぐりぐり「緊張して手汗がいっぱい出て、繋げなかったです…」

やしろ教頭「どういう風に断ったの?」

あぐりぐり「 "今やめておこう" って」

とーやま校長「それで彼女の反応はどうだったの?」

あぐりぐり「何もなくて、すぐ次の話になりました」

とーやま校長「もしかしたら "えっ…" って思ってたかもしれないな」

あぐりぐり「ヤバイですね…(汗)」

SCHOOL OF LOCK!
やしろ教頭「俺も "手汗族" だからわかるんだけど、手汗族じゃない人でも汗はかくんだよね。だから、単純にこっちが気にしすぎなんだろうな」

あぐりぐり「そうですね…」

とーやま校長「でも好きな子に "自分の手汗がスゴイ" って言うのは嫌だよな…」

やしろ教頭「でももし、手汗がスゴイからって自分を振るようだったら、それはあぐりぐりにとって良い事だよ!」

とーやま校長「手汗族の方に失礼だからね!」

やしろ教頭「これは、言おう!」

あぐりぐり「言っちゃってもいいですか…?」

とーやま校長「 "手汗族です" って最初に言った方がいいかもね」

やしろ教頭「その彼女が "何で手を繋いでくれなかったんだろう" って思ってたら可哀相だから、すぐメールして! "すいません、昨日手を繋ぐのを断ったのは、僕が手汗族だからです" って送るんだよ!」

あぐりぐり「はい、送ります!」

やしろ教頭「ただでさえ手汗族は損なことが多いのに、大好きな彼女と手を繋げないなんて損だよ!」

あぐりぐり「そうですね…!」

とーやま校長「彼女と、お互いにもっといろんなことを言っておこう!」

あぐりぐり「はい!」

SCHOOL OF LOCK!
次の書き込みは…


逆電
相談があります。僕の彼女は隣のクラス何ですが、僕といるとき以上に隣のクラスのイケメンとばかりイチャイチャしているんです。(¬з¬)相手の本当の気持ちを知るにはどうしたらいいですか?

地球人三十二号
男/15/広島県
2011/09/13 22:20


その彼女とは、3ヵ月ほど前から付き合っているというRN 地球人三十二号。

とーやま校長「隣のクラスに会いに行ったりしてるの?」

地球人三十二号「いや、あんまり学校とかでは彼女と喋ったりしないんですけど、他の人から "イチャついとったよ" って報告があって…」

やしろ教頭「そいつもわざわざ報告するなよ(笑)!」

とーやま校長「どんな報告をしてくるの?」

地球人三十二号「体育祭の時に "めっちゃ仲良くしとったよ〜" とか…。男子からも女子からも言われます」

とーやま校長「付き合ってるのはみんな知ってるのか!あえて言ってるのかな…」

やしろ教頭「ホントにイケメンなの?」

とーやま校長「誰に似てるんだ…?」

地球人三十二号「生田斗真さんに似てます!」

やしろ教頭「あら…ホントのイケメンとイチャイチャしてるのか…。イチャイチャって、どういう風なの?」

地球人三十二号「 "他の男子と比べても距離が近かったよ" と言われるので…」

やしろ教頭「その男子とだけイチャイチャしてるってことか…」

とーやま校長「これはちょっとキツイな…」

地球人三十二号「キツイです…」

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長「彼女とそういう話はしたことないの?」

地球人三十二号「できないですね」

やしろ教頭「でも悶々と思ってる自分も嫌だから、俺は聞いちゃう! "その男子とすごく仲が良いって聞いたんだけど…その辺、ぶっちゃけどうッスか?" って」

とーやま校長「俺は聞くのが嫌だって思っちゃって…ホントダサいけど、態度に出ちゃう。勝手にイライラしてイジケる(笑) それで、結果ギスギスしちゃう。で!反省して…結局、言っちゃうんだけどね(笑)」

やしろ教頭「結局言うのか(笑) ここまで聞いて、どう…?」

地球人三十二号「迷ってますね…。でも…正直に言っちゃおうかなって」

やしろ教頭「そわそわするなら言った方がいい。こっちの態度が多少なりとも変化しちゃうから…」

とーやま校長「でも、あんまりイライラした感じは出さないで、普通な感じで聞こう!」

やしろ教頭「カッコつけないで、サラッと…! "カッコ悪いんだけど…" って言っちゃってもいいと思う!」

地球人三十二号「わかりました!」

とーやま校長「彼女も別に嫌なわけでもないだろうし…」

やしろ教頭「女子はこういうこと言われたらどうなんだろう…。掲示板で女子の意見を聞きましょ!!」

…ということで、今日もそろそろ最後の黒板の時間です。

本日のまとめ by とーやま校長
SCHOOL OF LOCK!
みんなちょっと弱気で、強くなれない部分があった。

でも、たろうくんVAVAと喋ってる時、
99%は "怖い" でも、1%はまだ勇気を持ってます って聞いて、
"やっぱり0%じゃないじゃん!" ってすごく思った。

みんなも色んな事に置き換えていい。
部活、友達、恋愛…
すごくシンドくてツラいと思っているヤツは沢山いる。

でも、体の中をどこか探してほしい。
絶対に1%はある。
0%じゃないのは、自分が一番わかってるはず。

体の隅から隅まで探してみて、
それをもっともっと大きく大きく育てていこう。

SCHOOL OF LOCK!
最後に! さっき逆電したRN あぐりぐりから、こんな書き込みが!!


初逆電
ありがとうございました!!!電話終わって携帯の画面見ると耳汗で画面びちゃびちゃでした (笑)終わってすぐメール送りました。すぐ返信きて『手汗族?』ってきました(笑)明日学校であべま似の彼女に説明します(笑)きっとわかってくれますよね(^_^;) 次遊ぶとき自分から手繋ぎにいきます

あぐりぐり
男/17/京都府
2011/09/13 23:46


とーやま校長「よし!よく言った!!」

報告ありがとう!!
みんなからも、まだまだ色んな書き込みを待っています。

そして、今ある少しの勇気を、もっと大きくしていってほしい!!


本日の逆電リスナー
RN たろうくんVAVA 富山県 16歳 男
RN あぐりぐり 京都府 17歳 男
RN 地球人三十二号 広島県 15歳 男


本日のFAX
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RN 鶺鴒

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RN みそにゃん 大阪府

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RN 琴美(・∀・)/ 静岡県

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RN 実志華

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RN なっそん 秋田県

on air list
22:09 セプテンバーさん / RADWIMPS
22:27 サヨナラパレット / ALOE#squash!
22:51 朝焼けサラウンド / RIP SLYME
23:08 Tabibito In The Dark / Base Ball Bear
23:19 short hair / Base Ball Bear
23:36 手と手 / かりゆし58
23:51 挑め / KREVA


手汗族?

校長のとーやま
校長

教頭
やっぱり、つらい時にだけ僕達は試されてる。
試験中だよ!

教頭のやしろ

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