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今日も話そう。 生徒の君が考えている事、思い悩んでいる事、楽しかった事…何でもいい!SCHOOL OF LOCK!の教室は、学校掲示板です。 気になる書き込みには、レスもよろしくね! 君の書き込みが、誰かの光になるかもしれないから。 |
昨日の掲示板逆電で喋った…RN あんばた-のこっぺぱん 東京都 16歳 女の子 すごく優秀な家系で、みんなお医者さんの家庭の中、親の期待通りに勉強が出来ないで、家族の中で孤立してしまっている、という子でした。 「あんたなんか産まなきゃ良かった」 親からそんな言葉も言われてしまい… やしろ教頭「全国の親御さんたち、これは…結構ドスンと響く言葉ですよ…」 とーやま校長「うっかり言ってしまう言葉かもしれないけど…相当キツイです」 今、RN あんばた-のこっぺぱんが望んでいることは、親の望む学力になって、自分で大学を選んで…そして親元を離れて一人暮らしをすること。 掲示板には、この話を聴いて、生徒からたくさんの書き込みがありました。その書き込みの中で、やっぱり気になったのが 『学歴って何?』 『親って何?』 |
俺たちも、昨日の生放送授業後に職員室で話したけど… 確かに、RN あんばた-のこっぺぱんの親はひどい。 しかし、そのやり方が親からしたら、子供を幸せにする為の、唯一の方法だと思っているとしたら…そこに愛がないとは言い切れないんだよね。 とーやま校長「でも、こっぺぱんも親に愛されたい! 2人とも愛があるはずなのに、上手くいかないんだよなぁ…」 電話の後、朝5時まで勉強した…というRN あんばた-のこっぺぱん。"自分で決めた道を全力で進みたい" と、掲示板に書き込んでくれました。 頑張れ、こっぺぱん! また何かあったら、掲示板に書き込んでくれよ。 君もそうだよ。 俺たちは、いつでも見てるから。 |
今夜の授業も、掲示板逆電! 君が想った事、何でもいいので掲示板に書き込んで下さい。 では…早速生徒に電話したいと思う! RN ろんふれ〜 宮崎県 16歳 『自分が嫌い』…と書き込んでいた、RN ろんふれ〜。 高校に入って、自分の生きる意味がわからなくなってしまった…。 とーやま校長「それは…どうして?」 ろんふれ〜「中学の時の仲間が良い仲間すぎて、高校に入って、知らない人がみんな他人に見えてきて…」 とーやま校長「でもまだ4ヵ月でしょ? 友達は全然いない?」 ろんふれ〜「学校にはいるんですけど、クラスもバラバラで、中学の時よりも忙しくなってきたのであんまり…」 柔道部に所属しているけど、部活の仲間は全員他の中学から来たので、ほとんど喋れていないそう。 とーやま校長「中学の友達とは、どうやって仲良くなったの?」 ろんふれ〜「保育園の時からの付き合いとか…」 やしろ教頭「ああ…このパターンが一番多いと思う」 とーやま校長「じゃあ、本当に頼れる仲間なんだな」 ろんふれ〜「はい」 とーやま校長「学校は、今どう?」 「昨日から学校だったんですけど、また何もない毎日が続くと考えると…イヤで学校休んじゃいました」 中学の時も、1ヵ月半ほど学校に行かなかった時期があった…でも、その時は部活の先生や友達が家に来てくれたりした。 とーやま校長「そういう経験があるから、尚更ギャップが大きいのかな…」 やしろ教頭「自分がピンチの時に助けてくれたし、だからこそ自分も…って思ったしねぇ。バラバラになった麦わら海賊団みたいな感じかな…」 ろんふれ〜「・・・・?」 やしろ教頭「読んでないのか?」 ろんふれ〜「はい(笑)」 |
とーやま校長「明日は学校どうするの?」 ろんふれ〜「とりあえず行ってみようと思います」 やしろ教頭「僕、この学校で何回か話したことあるんですけど…中学の友達が楽しすぎたの、モロ一緒! 俺は1人で東京の学校を受験したんだけど、東京に行く時、みんな駅まで見送りに来てくれて…俺はずーっと泣いてて。 バスケやりたくて行った高校だったけど、レベル高いし俺は素人だし、ついていけなくて部活辞めちゃったの。 友達もいないしバスケもないしで…学校も辞めたけど、辞めてから連絡取った人もいたし。 それから全然違う高校に行ったけど、全然知らない人と仲良くなって、今でも連絡取ったりしてるしね。 ろんふれ〜の気持ちはわかるよ、俺も全然学校に行かなかったから。 やっぱり今まで楽しかった分、そういう気持ちになっちゃうけど…でも、俺はワガママ言ってたんじゃないかって、後悔してるんだよね。だから、ろんふれ〜には頑張ってほしいけどね…」 とーやま校長「 "将来やりたいことも決まってない" と、書いてるけど…夢とかない?」 ろんふれ〜「ありません」 やしろ教頭「好きなことは何?」 ろんふれ〜「星を見ることです」 やしろ教頭「良いじゃん! ロマンチスト!」 とーやま校長「星を見る仕事だってあるしね」 ろんふれ〜「でも夏休み中に3者面談があって…何がしたいか?って聞かれた時に "星が見たい" って答えたら、趣味の範囲でやりたいのか、もっと突きつめたいのかって聞かれた時に、答えられなくて…」 やしろ教頭「気象予報士って手もありますよ!」 とーやま校長「生活においても安泰だ!」 ろんふれ〜「…(笑)」 |
今、RN ろんふれ〜が強く思うことは… "高校が面白くない" ということ。 とーやま校長「友達を見つけてみようとかは?」 ろんふれ〜「いや…自分からっていうのはないです」 やしろ教頭「どうして?」 ろんふれ〜「なんかもう…今まで仲良かった友達を忘れるんじゃないかと…」 やしろ教頭「大丈夫だよ! 人間そんなにバカじゃない。忘れちゃうような友情じゃないでしょ?」 とーやま校長「お前は優しいな…。でもね、これからこういうことは沢山あるよ。 俺が思うにですよ? 必ず別れないといけない時があるわけで…。 だって幼稚園からの友達と、70歳80歳まで一緒に居ることは無理じゃん。その都度、新しい人と出会って話して…そこで成長していくと思うんだよね。 確かに、新しい人と喋るのは怖いよ。俺も人見知りだし。勇気がいるけど、今までの経験上色んな人と喋って出会った方が身になるんだよね。 大人になっていくと、どんどんそういう場面が増えると思うんだ。だから、勉強ってわけじゃないけど…もうちょっと一歩踏み出してほしいけどな。 今まで仲良い友達がいたんだから、これから出来ないはずがないよ!!」 ろんふれ〜「はい…」 やしろ教頭「思うこと言ってごらん? 何でもいいよ」 ろんふれ〜「ん…、中学の時の友達も、付き合いが薄くなってきているので…」 とーやま校長「新しく友達を作ると、そっちの関係が薄くなるかもしれないってこと?」 やしろ教頭「友達はさ、自分たちの行った場所で友達作ってるぞ?ろんふれ〜が高校上手くいってないって知ったら、そいつら心配するよ? そういう関係じゃないでしょ、友達って。 "アイツ大丈夫か?" って友達に思われるのイヤだろ? まず、新しいところで友達作らなきゃ。全然遊んでなくたって、ピンチになったら飛んでってやればいいよ! まず自分が開かないと友達出来ないぞ? 絶対いけるって!!」 とーやま校長「中学の友達の為に、今まで頑張ってきたんだろ? 高校で友達作ることが、ソイツらの為だと思うよ。でさ、友達に新しい友達がいるなら、ソイツとも友達になればいいんだよ。楽しいぞ?」 やしろ教頭「せっかく人生の宝物を中学で手に入れたのに、それがネックになってるって…何だそれは(笑)それを持った状態で次に行けるんだぞ!」 とーやま校長「…いけそうか?」 ろんふれ〜「…はい!」 やしろ教頭「いってこいっ!!」 |
RN ろんふれ〜に対し、結構な勢いで話してしまった校長と教頭。 多少強引に "はい" と返事させてしまったかも…と心配していると・・・
とーやま校長「本当に、今さっき書き込んでくれたんだね…!」 やしろ教頭「良かった!! 挨拶とか、簡単なところからでもいいし。部活シンドイな〜から始まる会話なんてたくさんあるから!」 とーやま校長「無理しなくても、自然に話せるようになるからね!」 新しい友達が出来るように。 楽しい学校生活が送れるように。 一歩前に踏み出してみよう。頑張れ!! |
RN 真夜中の林檎 神奈川県 17歳 両親の仲が悪く、お母さんが1ヵ月以上家に帰ってこない…掲示板で不安を伝えてくれたのは、高校3年生の女の子。 とーやま校長「今…辛いな」 林檎「辛いです」 受験を控えているとんでもない時期に、とんでもない事が家で起きている…。勉強に集中してほしいけど、ちょっと状況が大変過ぎる。 とーやま校長「1ヵ月以上帰ってこないんでしょう?」 林檎「私はたまに会ってるんですけど…」 とーやま校長「どこに住んでるのかわからないの?」 林檎「行ったことないので、わからないです」 とーやま校長「お母さんと話は?」 林檎「会ったらしてます。学校の話とか…普通の話を」 やしろ教頭「そういう時は優しい?」 林檎「はい」 RN 真夜中の林檎には、高校1年生と小学6年生の弟が2人いる。 普段は、お父さんが早く帰ってきてご飯を作るか、自分達で何とかしてるのだそう。 とーやま校長「お父さんも大変だね…。お父さんとは、話したりする?」 林檎「元々仲が良くなくて、あまり話さないというか…」 やしろ教頭「弟達は、何でお母さん帰ってこないの?ってお父さんに言ったりしないの?」 林檎「私も昔、このままでいいのか聞いたことがあるんですけど、ハッキリした答えが聞けないままここまできてしまって」 正直、離婚してほしくない。 その気持ちはお父さんにも、お母さんにも伝えていない。 お母さんがお父さんのことをイヤがっているのに、自分の意見だけで離婚をやめて欲しいとは言えない… |
とーやま校長「でも今はヤバい状況になってきてるじゃない? 気持ちを伝えてもいいと思うけど…」 林檎「ですかね…」 とーやま校長「だってイヤでしょ?」 林檎「イヤです」 とーやま校長「娘なわけだしさ、そこは気を使わないで思ったこと言ったほうがいいと思うよ」 やしろ教頭「うん。伝えてもいいと思う」 とーやま校長「だってこのまま離婚したら…後悔しない?」 林檎「多分…すると思います」 やしろ教頭「伝えるって言っても、親だから恥ずかしいし、伝えにくいこともあるだろうけど、手紙でもいいと思うし。 林檎も、もう大人だからさ、仲悪い男と女というものとしてとらえて…。子供だから "冗談じゃない!" って思うかもしれないけど、 "別れるんだったらしょうがないけど、別れてほしくない" っていう両方を親にぶつけてあげたらいいと思う」 とーやま校長「理由も分からないままバラバラになっちゃうのは、イヤだもんね」 林檎「はい…」 |
やしろ教頭「高校1年の弟とは、親の話をしたりする?」 林檎「普通には話すけど、親の会話は触れないようにしてる感じがあって…」 とーやま校長「弟達も気を使ってるってこと?」 林檎「多分…」 やしろ教頭「小学6年生の弟とは遊んでやったりして、高1の弟とはイヤでもつっこんだほうがいいよ。お前はどう思ってんの?って。 大事な家族だし、兄弟だからお互い話すのイヤな年頃かもしれないけど」 とーやま校長「1回話し合ってみよう」 やしろ教頭「で、林檎は "私はどうすることも出来ない" って書いてくれてるじゃん。ちょっとだけ大人な…ヘビーな話するけど、今、辛いでしょ?」 林檎「はい」 やしろ教頭「辛さを両親の前で出してないかもしれないけど、出しちゃだめ。踏ん張ろう。家族の中で辛さを出して、好転したパターンは少ないから。どんなに辛くても、マイナスよりはプラスの空気を出して対応していくしかない。お父さんとも、弟とも明るく」 とーやま校長「難しい…!! 俺がこの状態で明るく立ち振る舞うことは出来ないかも…!!」 やしろ教頭「これは17歳でやるべきことじゃないけど…ただ、早く時期が来ちゃったんだ。 伝えることは伝えてもいいし、泣いたっていいと思う。ただ、その空気をずっと出しちゃいけないってこと。林檎が今、家族の中で1番大事なポジションかもしれないから。 辛かったら、いくらでも掲示板に書き込んでいいし、友達の前で泣いてもいい。守らなきゃいけないのは家族だから。 弟の精神的な傷を和らげるのは、林檎だけだと思うし…」 とーやま校長「17歳の林檎にしては、結構な試練だね…。5人家族っていうけど、5人の人間の集まりじゃない?5人の考えがあるし、全部が上手くいかないことも沢山ある」 やしろ教頭「辛い顔してもいいけど、ここまできたらそうじゃないんだわ。 難しいけど、林檎スマイルで…。こんなことは言いたくないけど。こんなアドバイスする必要は、本当は無いんだけど…!」 とーやま校長「でも、そこで林檎が頑張ってくれたら、林檎自信も笑えるようになるかもしれないから…」 林檎「…はい」 やしろ教頭「お前が明るく過ごすことで、『もしかしたら』を呼ぶかもしれない…!! いける?いけなくてもいいぞ?無理に返事しなくてもいいよ」 とーやま校長「俺も大変だと思ったもん。 でも、林檎は離婚してほしくないって気持ちがあるでしょ?もし離婚することが決まったとき、今よりも悲しいことが待ってるわけじゃん。 俺は林檎が悲しむのを見たくないし、両親にも笑っていてほしい。だから…本当に大変だけど、踏ん張ろう」 やしろ教頭「本当に無理!ってなったら、その時は躊躇無く掲示板に書き込んで! 電話でもいい。もう1回話しよう。作戦を練ろう」 |
ここまで話をして…RN 真夜中の林檎に『今、自分が言いたいこと』を答えてもらった。 林檎「やっぱり…離婚してほしくないし…。仲良くするっていうのは難しいかもしれないけど、でも…、なんか、仲良くしてほしいなって、本当は思ってます」 とーやま校長「良し。ここだぞ…、林檎! 踏ん張れ!」 林檎「はい」 高校3年生で、受験で。 これから本当に大変な時。 掲示板に書き込んでくれて、電話して…最後に何か言いたいことは?と聞いた時、RN 真夜中の林檎は、文句でもなく、受験のことでもなく、ただ『仲良くしてほしい』とだけ答えました。 やしろ教頭「お父さん、お母さん! 頼みますわ…。何でもめた? 男と女としてもめたなら、止めてほしい」 とーやま校長「まだ林檎は17歳。高校3年生で、1番下の弟は小学6年生だよ?…林檎、頑張ってほしい」 |
最後に、とーやま校長・やしろ教頭から… 俺達は結婚してないけど… そりゃあ…結婚したら色んなことありますよ。 生活が合わない、なんだよ! って思うこともあります。 離婚することも、1つの選択肢だと思います。 でもね。もう1度だけ。 もしも、そういう時に…もう1度だけ子供のことを、改めてじっくり考えてほしいなって思います。 真夜中の林檎みたいに、親に気を使って言いたい事を言えないヤツ、絶対にいると思うし。 離婚しないでくれ、とは言いません。 ただ、あなた達のことを、大事に想ってるヤツが1人いることを、感じてほしいと思います。 |
今夜のFAXイラスト RN 吟奏 茨城県 RN すいた RN たむばりん 大分県 RN ふれいむ@ RN いちまき 大分県 RN カズ 山形県 RN ボントロ 鹿児島県 RN 日辻まどか RN くるりくら RN くるりくら RN TGN 静岡県 RN 実志華 RN 実志華 RN ひん太郎 RN Alice×Doll RN オウゴン 福島県 RN おっくん星人 長野県 |
本日の逆電リスナー ★RN ろんふれ〜 宮崎県 16歳 ★RN 真夜中の林檎 神奈川県 17歳 |
22:11 ひかりひとしずく / サンボマスター 22:28 voice / bump.y 22:49 列車 / LOST IN TIME 23:08 転がる岩、君に朝が降る / ASIAN KUNG-FU GENERATION 23:17 君という花 / ASIAN KUNG-FU GENERATION 23:22 アフターダーク / ASIAN KUNG-FU GENERATION 23:24 マイクロフォン / ASIAN KUNG-FU GENERATION 23:53 アワーミュージック / 相対性理論+渋谷慶一郎 |
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