8月16日  掲示板逆電

本日の授業テーマは
我が校のスタンダート授業

「掲示板逆電」

掲示板は君の教室!!
楽しい事、辛い事、普段思っている事、夏休みいつもと違って家にいる機会の多い今だから思う事、何でもいいので学校掲示板に書き込んでくれ!!

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GIRLS LOCKS! 3週目担当の新垣結衣ちゃんが主演する映画「ハナミズキ」

タイトルにもなっている、この名曲「ハナミズキ」を、新垣結衣ちゃんがカバーする事が決定!

そして!! この「ハナミズキ」の着うたを…
本日22時から、木曜日の生放送授業終了までの
4日間限定!! しかも!!
SCHOOL OF LOCK! 限定配信決定!!!

この曲がダウンロードできるのは、SCHOOL OF LOCK! のケータイサイトのみ!!

ダウンロードは木曜日の24時までです!!!
みんな、急げー! 相当急げー!!!

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さらに…来週からのSCHOOL OF LOCK! はスケジュールがいっぱいだぞー!!

まず、来週8月23日月曜日…!!
"世界の終わり" 生登場で
ツアーファイナルライブ音源、初公開!!

全国各地で入手困難! そんな伝説のファーストツアー「Heart the eartH TOUR」のツアーファイナルのライヴの模様を、「世界の終わり」のメンバー4人を生放送教室に迎えて、未発表のライヴ音源と共に特集!!
しかもー!! 当日はメンバーのDJ LOVE先生の誕生日!! おめでたい!!


続いて、来週8月24日火曜日は…!!
"近藤夏子先生" が生放送教室に登場!!
現在開催中の、「近藤夏子杯 浴衣と○○写メコンテスト」!! その当選者を、この日に決定!!最新浴衣を生徒にプレゼントしま〜す!! 「近藤夏子杯 浴衣と○○写メコンテスト」


さらにー!! 来週8月25日水曜日は…早くも決定!
「君に届けプロジェクト」スペシャル!!
先週のflumpool LOCKS!で、逆電した、兵庫県 RN 豆ご飯。
この電話をきっかけに、『君に届け』の黒沼爽子のような想いを抱える全国の女子の告白を、応援するプロジェクトを立ち上げたい! という話になっておりましたが…!! 早くもその応援プロジェクト第1弾をやる事になったぞ!!
「SCHOOL OF LOCK! × flumpool 『君に届け』プロジェクト」


そして!! 来週8月26日木曜日は…!
新垣結衣ハナミズキスペシャル!!
今週金曜日に行われる、「ハナミズキスペシャル」の公開授業をの模様を…来週木曜日いち早く…オンエアー!!
「SCHOOL OF LOCK!×新垣結衣 全国縦断『ハナミズキ』プロジェクト」


さらにさらに!! 8月23日月曜日からは、
「宝の地図」リメイク版をアップ!
我が校の海賊先生が解読した「宝の地図」のリメイク版を、サイト上にアップするぞ!!
SCHOOL OF LOCK! 発掘! 未来の鍵を握る「宝の地図」

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本日は、わが校のスタンダード授業、掲示板逆電!!
学校掲示板で気になった生徒に電話をしていきます!! もしもし!!

RN あんばたーのこっぺぱん 東京都 16歳


暗い書き込みはこれが最初で最後。
私の家は江戸時代から先祖代々医者をしている家系です。
祖父は歯科医院を経営していて母は看護師、父は大学病院で脳外科医をしています。
身内の私が言うのもなんですが、みんな有名大学の出身でとても頭がいいです。けれど私は全然頭の良くない私立中高一貫の女子校に通っています。第一志望は父親の出身校だったのですが不合格でそのまま滑り止めまで全部落ちて今の学校に通っています。
父親には「こんな馬鹿な学校に娘が通っているなんて恥ずかしくて同僚に話せない」祖母には「長女がこんな学校だなんて許しません!」と言われました。
妹は来年受験ですが「あんな馬鹿な学校には行かないから」と言っています。
家の中で私は明らかに異端で、常に笑い者にされて馬鹿にされています。家族から完全に外されていて何をするにも私は一緒にさせてもらえません。
ただ同じ家に住んでいるだけ、という感じです。
母親にさっき「産まなきゃ良かったね」と言われ耐えきれずここに書き込んでしまいました。
暗い書き込みはしないって決めていたのにごめんなさい。
でも、これが最初で最後です。

あんばた-のこっぺぱん
女/16/東京都
2010/08/12 12:21


あんばたーのこっぺぱんの家系は、先祖代々医者をしている家系。有名大学出身の家族たちに囲まれた、あんばたーのこっぺぱんは、 高校受験の時、父親の出身校だった第一志望の高校に落ち、今の学校に通っているとのこと。しかし、そのことで、家族とうまくいってない所があるようです。

とーやま校長「… "うまくいってない" っていうのは、どういうこと?」

こっぺぱん「私以外の家族で、ずっと喋ったりとか、暴言吐かれたりとか… "あんたなんか産まなきゃよかったね" って」

やしろ教頭「お母さん、凄いこと言うね…」

こっぺぱん「口論っぽくなった時に言われました」

とーやま校長「いつからこんな感じに?」

こっぺぱん「ずっとこんな感じで。ときどき普通の関係に戻ることもあるんですが…」

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あんばたーのこっぺぱんの家族構成は、父、母、妹、祖母の5人。
特に、父親とあんばたーのこっぺぱんの関係は… "全然喋らない" くらい悪いとのこと。

とーやま校長「あんばたーのこっぺぱんから、お父さんに喋りかけることは…?な い?」

こっぺぱん「絶対ないです! 嫌いっていうのもあるし、喋ると口論になるんで。今は無いけど、前は暴力をふるわれていました」

やしろ教頭「…なんの口論になるの?」

こっぺぱん「うちの家は厳しくて、 "家の規則を直してほしい" とか "堪えられない" って話をした時に、口論になることが多くて。喋ると絶対口論になっちゃうんです」

やしろ教頭「どういう風に厳しい?」

こっぺぱん「例えば、電話をするときも、 "誰と何の電話をするのか" や "何時までに終わらせろ" とか…」

やしろ教頭「…しんどい環境だね」

こっぺぱん「はい」

とーやま校長「今は、毎日どうだ?家で過ごしてみて」

こっぺぱん「最低限の時だけ、食事の時だけは…食卓につかないとご飯を食べさせてもらえないので。でもすぐに食べ終わって、部屋に戻るって感じです」

やしろ教頭「それは、ごはん美味しく無いね…」

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あんばたーのこっぺぱんの家庭での話をしていきましたが…、学校生活のこと、そして家のことについても、もう少し聞いていきます。

こっぺぱん「学校は楽しいです」

やしろ教頭「良かった!」

とーやま校長「学校で友達に、家のことを相談したり…する?」

こっぺぱん「はい。一人、家庭環境が似てる子がいて、その子と話したりしています。同じことを言われるから、共感できるし、向こうも共感してくれるので、すごい助けになってます」

とーやま校長「悪くは言いたくないけど、聞いている限りは、お父さんもお母さんも、嫌だなぁ。だってさ、家の中で狭い空間じゃん? お父さんもお母さんも、嫌な空気を自分で作り出してるわけじゃん」

こっぺぱん「でも、家の規則に反抗したり、嫌だっていうことを親に言えない。黙って従えって…」

とーやま校長「それ以上、反論したりすることは?」

こっぺぱん「最近は黙って部屋に戻るんですけど、前は言い返していました。でも父親の手が出るので…それが嫌で辞めました」

とーやま校長「どうだ? 家は…好き?」

こっぺぱん「好きじゃないです」

とーやま校長「もう、いたくない?」

こっぺぱん「はい」

やしろ教頭「妹やおばあちゃんも嫌?」

こっぺぱん「おばあちゃんは、可愛がってくれるけど…それは、父親と私を重ねて可愛がる感じで。父親が私くらいの頃を思いだして、 "あのときは…" みたいな感じです」

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家の中で、孤立してしまい、もう、家にいたくない。そう語っていた、あんばたーのこっぺぱん。

逆電をしている間、学校掲示板には、あんばたーのこっぺぱんへ向けて、たくさんの書き込みがありました。

こっぺぱん「みんな "一人じゃないよ" って書いてくれて…本当にうれしかったです」

やしろ教頭「僕も、母に "産まなきゃ良かった" って言われたことがあって…でもそれは、僕が悪すぎて、そのあげくに言われたの。掲示板でも、結構言われている子もいる。
どういう環境で言われているのかが違うから、難しいけど…それでも言っちゃいけない言葉だと思うし、僕は、言わせちゃったんだなーと思います。こっぺぱんは、その時の数百倍、傷ついてると思いますし」

とーやま校長「教頭は自覚があるけど、こっぺぱんは、そうじゃないでしょ?」

こっぺぱん「でも、私も反抗してるのは一緒なので」

とーやま校長「そんなことないよ。本当に浅はかじゃん、そんなこと言う親って。悪口みたくなっちゃうけど…本当に、なんでそんな事が言えるんだって思っちゃって…単純に言えば、原因は勉強だけでしょ?もっとたくさん、生きる意味はあるのに、なんでそれを理解してくれないのか。例えば、絵やギターの才能があったとしても、それは認めてくれないのか」

やしろ教頭「…勉強以外でほめられた記憶ってある?」

こっぺぱん「習い事をやっていた時は、ほめられてた事はあります。小さい頃は、ほめることがあれば、ほめてくれました」

やしろ教頭「高校に通い始めてからおかしくなった?」

こっぺぱん「高校受験が終わってからですかね」

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高校受験で、親の希望する高校に入れなかったことが、このような境遇になってしまった原因にあるようですが…

現在は、大学の進路についても、親からプレッシャーをかけられているみたいです。

こっぺぱん「父親から、 "このままだと付属の大学に行くしかないから、他の大学に行きたいなら、死ぬ気で勉強しろ" って言われて、父親に毎日の予定表や宿題の進度表を提出しています」

とーやま校長「それは、お父さんに言われたからやってる事?」

こっぺぱん「はい。何時に起きて、この時間は何してとか…全部決めたので」

とーやま校長「そんなギチギチに…凄いな」

こっぺぱん「それを提出しないと、受験はさせないって言われたんで」

とーやま校長「こっぺぱんが、本当にそこの大学に行きたくてやるんだったらいいんだけど…」

こっぺぱん「付属の大学は希望する学部が無くて、行きたくないので…だからといって、 "中途半端な大学には行かせない" と言われてるので、勉強するしかないです」

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やしろ教頭「こっぺぱんは、どうしたい? 事実として、大学受験でもう一度、家族に認めてもらう機会があるわけじゃん?それで認められたいのであれば、死ぬ気でやればいいと思うけど…」

こっぺぱん「認められたいとかじゃないんですけど、このまま付属の大学に行ったら、この生活が続くだけで、何も変わらないと思うので。まずは勉強を頑張って、親が言っている大学のどこにでも入れるように頑張って、希望の大学に入って…一人暮らししたいです」

とーやま校長「親とは離れたい?」

こっぺぱん「高校卒業したら家出てけ…って言われてるので」

とーやま校長「こっぺぱんにとっては辛い状況かもしれないけど、変えられるチャンス、原動力も、こっぺぱんが持ってるかもしれないじゃん。本当に大変だと思うんだけどさ…今は、やってみるか!?勉強を!!」

こっぺぱん「はい!!」

とーやま校長「やってみよう、ブチ当たってみよう。家族に。もしもそこで、何かあったら、いつでも言いに来いよ! 最初で最後とか言わないでさ。掲示板で、他のヤツらも色々言ってくれると思うし、頑張れよ!」

こっぺぱん「頑張ります!ありがとうございました」

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とーやま校長、最後は "勉強を頑張れ!!" と後押ししてくれましたが…!! 2人とも、まだ、あんばたーのこっぺぱんに対して、思うところがあるようです…!

やしろ教頭「家族の問題であり、受験や学歴の話でもあるじゃないですか?こっぺぱんのお父さんやお母さんは、幸せになってもらいたい、そういう気持ちがあって、(学歴が)大事だってことを、強要しているんでしょうけど…。
良い学校にいったら良い人に巡り合える。それは事実としてあると思う。でも、それだけじゃないでしょ!! ただ、勉強するよりは、 "自分の心を作る" 勉強!高校3年間で、どんな人たちに会えるかってことが大事」

とーやま校長「本当は "好きに行けよ!" って言いたかったんだけど、最終的に "勉強頑張る" って言ったじゃないですか?
言ったってことは、好きなんですよ。親のこと。こっぺぱんが、そう思ってるなら、今は勉強を頑張ってほしい。そう思う。ただ、もしも "やっぱコレだめだ" って思ったら…逃げろ!逃げていいぞ!!」

黒板に書こうとしていた手を止めて、最後に、語ってくれた校長。
今日は、この校長の言葉が、最後の黒板の代わり。

校長が言ったように、あんばたーのこっぺぱんには、今出来ることを…一生懸命頑張ってほしい!! そして、迷ったり、辛くなったりしたら、いつでも校長・教頭や、掲示板のみんなに相談してくれよな!!

それでは、また明日!!


今夜のFAXイラスト
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RN ボントロ

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RN るんるん娘 愛媛県

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RN ツミ 宮城県

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RN おっくん星人 長野県 13歳

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RN Megabass@ 秋田県

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RN かず 愛知県

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RN いちまき 大分県 14歳

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RN カズ 山形県

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RN もにょ子 新潟県 15歳

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RN おっくん星人 長野県 13歳

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RN TGN 静岡県 18歳

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RN もにょ子 新潟県 15歳

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RN ひん太郎

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RN Alice×Doll


本日の逆電リスナー
RN あんばたーのこっぺぱん 東京都 16歳

on air list
22:03 ハナミズキ / 新垣結衣
22:16 THE GIRL FROM IPANEMA / STAN GETZ&JOAO GILBERTO with ANTONIO CARLOS JOBIM
23:10 again / YUI
23:13 POSTERS / JACK JOHNSON
23:16 テキーラ! テキーラ! / HiGE
23:20 PARTY IN YOUR BEDROOM / CASH CASH
23:23 Jamaica Song / ハナレグミ
23:44 がんばろう / 清 竜人
23:52 泣くのはやめて / NICO Touches the Walls

今、進もうと思った道を行ってみろ。
ダメだと思ったら 恥ずかしい事はない、引き返せー。

校長のと−やま
校長

教頭
幸せを何にするか?
そういう話さ。

教頭のやしろ

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