4月28日  掲示板逆電 II

昨日に続き、今夜も生徒達の声に、耳を傾けていきたいと思っています。

相談したいこと、悩んでること、誰にも言えないこと…ここでだったら話せるかもって思ってることあったら、学校掲示板に書き込んでくれ。

誰かに見られるのがイヤだったら、『校長・教頭へのメール』から、メールを送ってください。

とにかく、1人で悩んでないで、みんなの声を聞かせてほしい!

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とーやま校長、昨日の授業を振り返り、黒板を書きました。

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昨日は、ごめん!
取り合えず、謝らしてくれ。
…ごめん!

昨日の授業の最後、RN 父が定年です ちゃんと話をしました。

で…、話を聞いてて、定年ちゃんに僕は言葉をかけてやれなかったんです。僕は校長ですから、背中を押してあげる立場なのに、そのために、なんでも話してくれってみんなに言ってるのに…

すごくデリケートなことだし、安易に言葉を出すものじゃなかったりするかもしれないけど、それでも僕は、言葉を出さなければいけないと思うのです。

でも、どうしても、上手い言葉もカッコイイ言葉も出てこないし。昨日どうしても出来なかった。

授業が終わった後に掲示板を見ると、他の生徒達は自分の想いだったり、定年ちゃんに向ける言葉を書き込んでくれていて…。

僕はまだ、言葉をちゃんとかけれてないから、先ほど、定年ちゃんに電話をして、昨日言ってあげられなかった言葉を言いました。

定年ちゃんは、 "ありがとう" って言ってくれて…

一応、僕は少しでも定年ちゃんの横にいることが、出来たのかなって思いました。

教頭がよく "ラジオはどこにでも届く" って言ってるけど、そのことを電話してる時に、ふと思って…

今でも定年ちゃんは、お父さんのことを思っているし、同じような思いをしている生徒も沢山いる。

僕は30歳で、年を重ねてきて、目に見えないものとか信じれなくなってたんだけど…

ここに来るようになって、校長をやって、生徒のみんなと話をして、そんなことはないと強く想った。

届くものは、届く。

定年ちゃんが想う、お父さんへの気持ちは絶対に届くと思いました。

届いてる!

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今夜も、生徒たちの声に耳を傾けていきたいと思っています! 相談したいこと、悩んでること、誰にも言えないこと、ここでだったら話せるかもって思ってることあったら書き込んでくれ!!

とーやま校長「だっふんだ!」

やしろ教頭「んっ?」

…どうしたっていうんですか。とーやま校長!
いきなり志村けんさんのギャグなんかしたりして…!!

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とても完成度の高い "だっふんだ" だったので、WEB用(笑)にも一枚撮らせてもらいました〜

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とーやま校長「あっ! イタタタタ…!!」

急に動いたから痛くしちゃったのか!?
気をつけてぇ〜〜(汗)

さー! お遊びはここまでだい!!
生徒たちの話を、どんどん聞いていきますよ!!!!

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まず1人目の生徒は…

RN 明葉 兵庫県 16歳

"自分が大嫌い" とメッセージをくれた、RN 明葉。

明葉「変わりたいって思っても、変わり方を知らないから、どうしよう…ってなって動けなくて、ワー!! ってなるんです」

とーやま校長「叫びたい夜とかはある?」

明葉「何度もありました。YUI先生の曲を歌いながら、ワー!! っていう気持ちを吐き出したり…」

やしろ教頭「自分のどういうところが好きじゃない?」

明葉「吹奏楽部に入ってて、楽器とかも部活の中で一番ヘタっていうのもわかってるから…。先輩も教えてはくれるんですけど、詳しく具体的っていう感じじゃなくて、自分が言われたとおりに吹いても "そこは違う" って言われて…じゃあ、最初から言ってよ…みたいな。上手くなりたいっていう変化があっても、行動がついていかないっていうか…」

やしろ教頭「睡眠時間削って練習したりとか…そうするエネルギーも生まれてこない?」

明葉「したいんですけど…」

やしろ教頭「…わかる! わかるよ! よくあるよ!」

とーやま校長「頭の中では、わかってるつもりだよね?」

明葉「はい…」

やしろ教頭「で、動けない自分にイライラしたり怒ったりするんでしょ? あるある!!」

とーやま校長「俺も! 仕事してる時も、生放送教室の中でも全然あるからね! もう… "チクショーの毎日" だよ!!」

明葉「ホントですか…? わかってくれて、嬉しいです」

やしろ教頭「周りに投げかけてみな? ほとんどみんなそうだよ。でも…たまに上手にやってるヤツもいるんだよねぇ」

とーやま校長「そうだねぇ」

やしろ教頭「今、よっぽど追い詰められてるよね? わかるよ。 "なんだこの自分のダメな感じ" ってのがあるけど、裏を返せば、自分に期待してるわけじゃん?
もしもメンタル傷つけるところまでいってるなら、期待しないで生きてみれば? 俺なんか最近、期待してないよ。だからすごくラク(笑) 望めば苦しいよ。望まないと、それ以上昇れないけどね。」

明葉「・・・・」

とーやま校長「…でもさ、一発かますことが必要な時もあると思う、の。 "かます" ってことを、今まで出来なかったじゃない? 勇気を出して、周りなんて見なくていいから、一歩前に飛び出してみる…、ってね。もしかしたら失敗するかもしれないし、後悔するかもしれないけど…やらないよりは、やって失敗したほうが気持ちいいじゃん」

やしろ教頭「そうだよ。俺たち、元々何も持ってないよ」

とーやま校長「そうだよ! ほとんど持ってない! 一部の超人だけだって」

やしろ教頭「お前も気づいてるかもしれないけど、努力ってシンドイじゃん? でも、努力してる方がいいよ。ラク。今の辛さわかってるじゃん」

明葉「…はい!」

ちょっとだけど、声が明るくなってきたRN 明葉。スッキリし始めたこの気持ちを維持したまま! RN 明葉がいつも聴いているという、YUI先生の曲を聴いてみよう!!

やしろ教頭「いつも悶々として聴いていた曲が、今は違う風に聴こえるかもしれないから!!」

GLORIA / YUI

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やしろ教頭「今、どういう気持ち?」

明葉「なんか…心臓にあった黒いモノが…、中からグアーっと明るくなった感じです」

やしろ教頭「良かった!!またソイツは帰ってくるかもしれないけど、自分の気持ちを素直に持ってたら、追い出せるから。明葉はこれから幸せになるんだから!」

明葉「…なれますかね?」

とーやま校長「バカ言ってんじゃないよぉ!なれるよ!!」

明葉「(笑)」

やしろ教頭「あとさ、ここ数年で見つけたワザなんだけど、 "アタシなんかダメだー" っていう結論を、 "だめだ↓" って下にもっていくんじゃなくて、 "アタシなんかダメだぁ〜↑" って、上のほうに上げると、なんか楽しくなって開き直れたりするからさ」

とーやま校長「YUI先生も歌ってるけど、感じたままに動き出したらいいと思う!」

明葉「はい!!!」

やしろ教頭「良い声だ!」

とーやま校長「明葉、ありがとう! 頑張れよ!!!!」

電話の後に "確実に光が出てきている" とメッセージを送ってくれた、RN 明葉。

やしろ教頭「こっちも話して元気もらった!!」

とーやま校長「ホントにね! もらってるよ。色々話してると気づくんだよな」

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続いて、2人目の生徒…

RN パーフ 滋賀県 15歳

RN パーフは、今の高校に通っていることを、とても後悔しているという。

パーフ「制服が嫌いなんです。中学の頃から、自分が女だって思うことがイヤになってて、それで制服がイヤになってきて…。で、後悔しているワケは、2つの高校で、どっちに行くか迷ってたんですけど、今行ってる高校は、女子は全員スカートで、もう1つの高校は制服でスラックスがあったんですよ」

やしろ教頭「おお! 女子ズボン?」

パーフ「はい。今行ってる高校は、やりたいことは出来るけど、校則が厳しくて…。もう1つの高校は、自分な感じでスラックスもあるし、気楽に行けるのかなって」

とーやま校長「なるほどね…。でも今の高校は、自分で決めたんでしょ?」

パーフ「やりたいことが、今の高校のほうが出来るから…」

とーやま校長「やりたいことって、何かな?」

パーフ「サッカーです」

やしろ教頭「女子サッカー部があるのね? もう1つの高校は?」

パーフ「一応、今年出来て…でも今の高校のほうが強いんです」

思いきりサッカーをやるために、今の高校を選択。
サッカーは楽しいし、先輩も強い!

やしろ教頭「どうしてそんなに、自分が女の子っていうのがイヤなの?」

パーフ「あ…はい。別に男になりたいわけじゃないし、自分は男かって言われると、そうでもないって思うんですけど…」

とーやま校長「恋愛感情的なものは…今好きな人いる?」

パーフ「今はいないけど…、好きだった男の子はいました」

やしろ教頭「男になりたいわけじゃなくて、女がイヤなんだよね。そう思うのは、全然悪い事じゃないし、果たして "スカート" で我慢出来るのかってことだな」

パーフ「あ、それで先生に話したら、スラックスがオッケーになったんですよ」

やしろ教頭「おお! 厳しくないじゃん! じゃあ、スカートの問題は解決したけど、何か他に不安なこととかある?」

パーフ「不安なことは…、スラックスを履いて登校して、皆に変に思われないかな…とか」

やしろ教頭「…あるかもね。そういうの言いたいヤツとかもいるかも」

とーやま校長「多分、それを思うのは普通だよね。悪い意味じゃなくて…あれ? あの子どうしたんだろうって」

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やしろ教頭「でもね、これは天秤の話。自分が言われるのがイヤだからスカートを履くのは、何か言われてもスラックスを履くのか。リスクはほとんどの選択で出てくるからね」

パーフ「…はい」

やしろ教頭「でも学校の許可も出てるし、凛として履けばいいんだよ」

とーやま校長「後は、お前が何を言われても "別にー" っていう心を持っていれば、関係ないよ!何も悪いことしてないもん。堂々と!!」

どちらの高校に行っていたとしても、両方良い事もあるし、悪い事もある。
でも、何を1番したいのか。ということだけを考えたら…

やしろ教頭「サッカーやるためなら、今の高校で何も迷わなくていい!!」

とーやま校長「うん。やりたいことやれてるんだもん」

パーフ「なんか…そう思えてきました」

やしろ教頭「しかもさ、楽しい事を増やしていけば、選択してよかったってもっと思えるんだから。○(マル)の数を増やして、最後はハナマルにしてください!!」

とーやま校長「パーフの高校が全国大会に出るの、待ってるぞ!!」

パーフ「頑張ります!!」

とーやま校長「頑張れよ!」

パーフ「はい!」

とーやま校長「頑張れよ!!!」

パーフ「はいっ!」

本日のまとめ by とーやま校長
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RN パーフもそうだけど、
周りのみんなに "あいつスラックスなんか履いて変なヤツ" と思われるんじゃないか…っていう不安はあるんだよね。
僕だってあるし、 "自分変だよな…" って、落ち込む時もある。

でも、この『変』という感じは、
送りがなをつけたら『変わる』になる。

気持ちの持ちようだから!
自分の気持ちの持ちようで、見方も変わる。
凛としていれば、相手の見方も変わると思う!

変に思われたっていい。
お前がそう思ってなければ、周りはみんな変わる。

今、変わりたいと思ってるヤツ!
…変われ!!!!!

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まだ、書き込んでない生徒や、メールをくれてない生徒、沢山います。

とーやま校長「こんな俺でいいのなら、みんな! メッセージをくれ!」

やしろ教頭「明日も話そう!!!!!」


今夜のFAXイラスト
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RN TGN 静岡県 17歳

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RN すいた

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RN オルガンカラー

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RN あやべぁ 埼玉県


本日の逆電リスナー!!
RN 明葉 兵庫県 16歳
RN パーフ 滋賀県 15歳

ON AIR LIST
22:05 STAR / 加藤ミリヤ
22:22 とんぼ / 北乃きい
22:23 ハイウェイ / 成海璃子
22:25 チェリー / 成海璃子×北乃きい
22:29 歴史から飛びだせ / 頭脳警察
22:44 GLORIA / YUI
22:51 はじまりは今 / 星羅
23:09 MW 〜Dear Mr.&Ms.ピカレスク / flumpool
23:20 僕は偶然を待っているらしい / flumpool
23:44 ヒカリ / ぐるぐる
23:51 あかり / セカイイチ

僕で良ければ、
いつでも話を聞く、ぜ。

校長のと−やま
校長

教頭
実はボクは カワイイ色の
スカートがはきたいのです!

教頭のやしろ

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