「まだ心残りなこと」!
キミがやり残したこと、心残りなこと、教えて欲しい。

生放送教室 2017.3.30 木曜日

今日のSCHOOL OF LOCK!は、こんな書き込みからスタート!


校長へ
今朝、モーニングでモアナ観てきたんですけどマウイが歌ってる時、校長が歌っている姿が頭の片隅にチラチラと浮かんで笑ってしまったことを報告しておきますねー(笑)
のあらいん
女性/20歳/岩手県
2017-03-30 14:38



とーやま校長「ありがたいね! ちょっと影響を与えちゃってるわけね」

あしざわ教頭「ちょっとどころじゃないですけどね(笑)」

とーやま校長「なぜなら、俺たちは10代のカリスマだから!」

<ジャン!>

あしざわ教頭「ジャン! じゃないんですよ(笑)」

とーやま校長「マウイって、俺だからね!」

あしざわ教頭「違う違う! 本当に誤解されるから! 声はめっちゃ似てますけど!」

とーやま校長「『マウイと伝説のとーやま』絶賛公開中だから」

あしざわ教頭「伝説のとーやまって何?(笑)」

とーやま校長「でも、のあらいんも映画を楽しめたわけじゃん? なぜ楽しめたかと言うと……俺のおかげさ〜〜♪

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「すごい似てるんだよなぁ〜(笑) “ヘイ!”ちょうだい!」

とーやま校長「ヘイ!!」


あなた方の影響力はすごい。
昨日ララランド見てきました!すごくよくて、私もリア充したいな、って思いましたー笑笑でも、前の放送で、校長教頭が変な替え歌?歌ってたせいで、あの曲が流れた瞬間笑っちゃいました。そしてあの謎のせめぎ合いまで浮かんできて大変でした…。次はもっと落ち着いて見たいなぁ(皮肉)笑
モヘンジョ=ダロ
女性/15歳/北海道
2017-03-30 16:21



あしざわ教頭「モアナはまだ良いとして、モヘンジョ=ダロが観てきた『ラ・ラ・ランド』の授業は酷かったですからね! 後半、俺が歌うだけの授業でしたから(笑)」

とーやま校長「『ラ・ラ・ランド』の授業は勝手にやったんだけど、公開中の2作をこんなにもフューチャーしちゃったわけで……聴く人によっては怒られかねない!(笑)」

あしざわ教頭「関係者のみなさま、すみません! どちらの作品も好きなんです!」


そして、本日の黒板は……!

SCHOOL OF LOCK!


『 毎週水曜日 』

とーやま校長「今年の1月から、毎週水曜日のレギュラー授業を担当してくれていたBLUE ENCOUNT先生が、昨日の授業をもって、休講になりました!」

あしざわ教頭「もちろん、ブルエン先生との関係がこれで終わる訳ではないですが、毎週水曜日のブルエンLOCKS!はこれでいったん、休講という事になります!」

とーやま校長「そして……来週から、毎週水曜日の授業は…!」

あしざわ教頭「いきなり来ましたね!!」


この学校に初めて来てくれたのは、2015年!
去年は、SCHOOL OF LOCK!卒業LIVEを担当!

さらに去年は、一緒にバンドの授業を何度も行ってくれました!


来週から、毎週水曜日、夜11時8分ごろからの授業を担当してくれるのは…!


UNISON SQUARE GARDEN!!!!


去年3月には、この学校の卒業LIVE、「Whistle Song2016」!
そして、去年の秋には全国の軽音部を応援する、軽音LOCKS!という授業も担当してくれました!

とーやま校長「ということで、来週から毎週水曜日のレギュラー授業は、UNISON SQUARE GARDEN先生が担当する
ユニゾンLOCKS! Supported by カルピスウォーター!」

あしざわ教頭「!?!? なんか今、サラッと言ったでしょ?」

とーやま校長「教頭! こういう発表ごとはテンポ大事だから!」

あしざわ教頭「いや、僕もそう思うんですけど…申し訳ないんですが、もう一回だけお願いできますか?」

とーやま校長「ん? ユニゾンLOCKS!だよ!」

あしざわ教頭「いや、そこじゃなくて。さっきのくだり、まるっともう一回お願いします!」

とーやま校長「くだりとか言わないで? 生徒が楽しみにしてるから! テンポ大事だから!」

あしざわ教頭「すみません、さっき聞きましたし、結果このくだりを繰り返してることでテンポ悪くなってます。すみません! 分かってるんですけど、もう一回だけお願いします!」

とーやま校長「じゃあ、もっかいだけいくよ? …ってことで、来週水曜日からは、UNISON SQUARE GARDEN先生が担当するユニゾンLOCKS! Supported by カルピスウォーター!」

あしざわ教頭「捕まえたぞ!! カルピスウォーター! 最初から何だいこれは!?」

とーやま校長……すでに何か、大きなことが決まってるっぽいーーー!


さらに、来週水曜日! UNISON SQUARE GARDENが生放送教室に登場します!!!


これにて! 新時間割の発表が全て終わりました!!
特設サイトにて、新時間割が見られるので、チェックしてみてね!


そして、今夜の授業テーマは……

「まだ心残りなこと」

もう3月が終わる。それなのに、やり残したことや心残りがあって、
新学期、新生活がスタートする4月にこの気持ちを持ち越したくない…今夜はそんな生徒に話を聞いていくぞ!

例えば…

「片思いの人に告白したかったのにできなかった」
「卒業式に出なかったことが、ずっと引っかかっています」
「家族に感謝を伝えられないまま、上京してしまいました」


そんな心残りがある君は学校掲示板に書き込んでくれ!
掲示板にはちょっと書きづらい、という生徒は、校長&教頭へのメールから送って欲しい!

SCHOOL OF LOCK!


まずは、学校掲示板に書きこまれたこの書き込みを紹介!


心残り
僕の心残りは好きな子に告白できないまま高校生活を終えたことです。
その子とは大学の志望校が同じで仲良くなり、一緒に勉強したり励まされたりしている内に好きになりました。結局、その子は合格し、僕は落ちました。不運なことにその子の父親が単身赴任で、その子は母親と二人暮らししていましたがこの機会に母親も移り住み、その子ももう地元には帰って来ないそうです。僕はもう2度と会えないかもしれないその子に感謝や好きである事を直接伝えられないまま終わってしまった事に後悔しています。
てんぷる。
男性/18歳/石川県
2017-03-30 20:15



あしざわ教頭「連絡先とかも知らない状態なのかな?」

とーやま校長「一緒に勉強したりしているってことは知っているんじゃないかな?」

あしざわ教頭「今は出来ないかもしれないけど、必ずどこかで会えるだろうし、この先、また好きな人が現れるかもしれないし…そんなに悲観的に考えないで欲しいなって思うな」

とーやま校長「直接は難しいなら、LINEとかじゃダメかな?」

あしざわ教頭「気持ちが溢れているなら良いと思います!」

とーやま校長「別に3月中に言わなきゃいけないわけでもないし、4月でも、5月でもいいから俺は言った方がいいと思うな」

あしざわ教頭「もし、心残りになっているのならね」

とーやま校長「いける時にいけよ! それから……今日はユニゾンLOCKS!の発表があったから、掲示板には喜びの声がたくさん届いているんだよ! だけど、それと同じくらいの勢いで『フリーダーーム!!』って言いたいって生徒で溢れてる!」

【フリーダム】とは……
「中2高2って、一番自由な時期なんじゃないか」という事で、中2高2の生徒が逆電に出た時に、あしざわ教頭と一緒に叫ぶ言葉である!


とーやま校長「初代教頭の時から“中2高2に対してひとこと言う”って伝統があるけど、あしざわ教頭は『フリーダーム!』って言っているんだよね。それを言われたい生徒がたくさんいるんだけど、4月になったら進級して学年が変わっちゃうじゃん」

あしざわ教頭「そういうタイミングですね」

とーやま校長「それが心残りなんだよな〜って書き込みがすごい来てるんだよ!」

あしざわ教頭「数ある中でそれを選んでくれているんですね!」

とーやま校長「ハンパじゃないよ!」

あしざわ教頭「すごいたくさんある! 全然ピンと来てない!(笑)」

とーやま校長「めっちゃ言われたいんだって! ……もしもし!」

あーぱち 長野県 17歳 女性 高校2年生

あーぱち「もしもし!」

とーやま校長「17歳って事は?」

あーぱち「高校2年生です!」

とーやま校長「ちょっと待って! ここは大事にいこうや〜。サラッと行かせへんで〜」

あしざわ教頭「コテコテの関西人出てきたけど(笑)」

とーやま校長「あーぱちにとってのフリーダムってなに?」

あーぱち100万円拾ったくらい嬉しいことです!

あしざわ教頭「マジか! そんな価値が! 俺、口から100万円出してたんだ!(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「そういうわけじゃない(笑) だけど、それくらい言われたら嬉しいんだね! あーぱち、ちょっと待っててね! ……もしもし!」

???「もしもし!」

とーやま校長「ラジオネーム教えてくれ!」

おかずエモン「埼玉県、14歳、おかずエモンです!」

おかずエモン 埼玉県 14歳 男性 中学2年生

とーやま校長「14歳ってことは?」

おかずエモン「中学2年生です!」

とーやま校長「ちょいちょい! まぁ、ゆっくりいこうや〜」

あしざわ教頭「この間に入って来る関西人は誰なんだ(笑)」

とーやま校長「だって、おかずエモンの書きこみ『フリーダム』で溢れてるじゃん! フリーダム俳句まで書いてくれてるし!」

あしざわ教頭「そんな俳句あるの!?(笑)」

とーやま校長「一句言える?」

おかずエモンフリーダム ああフリーダム フリーダム

とーやま校長「季語はフリーダムということで…」

あしざわ教頭「フリーダムは季節限定じゃないですから(笑)」

とーやま校長「おかずエモンにとってのフリーダムってどういうもの?」

おかずエモン「中2の鍵のようなものです! もうすぐ中3になって受験とかもあるんですけど、中2になった時にこの言葉を聞いて、ものすごく心に刺さるものがあったんです」

あしざわ教頭「そんな風に思ってくれていたんだね!」

とーやま校長「じゃあ、ここでその鍵を使って次に進まない事には始まらないよな!」

あしざわ教頭「そして、今まさに、中2を終えてしまう生徒もいるわけですから、そういう生徒にも届けたいと思ってます! ……よろしいですか?」

とーやま校長「あーぱち、いけるか?」

あーぱち「いけます!」

あしざわ教頭「おかずエモンもいけるか?」

おかずエモン「はい!」

あしざわ教頭「よし! あーぱちは、高校何年生だ?」

あーぱち高2です!

あしざわ教頭「おかずエモンは、中学何年生だ?」

おかずエモン中2です!

あしざわ教頭「中2高2は………!!!  フリーーーダーーーーーーム!!!!

SCHOOL OF LOCK!


あーぱち・おかずエモンフリーーーダーーーム!!!!

あしざわ教頭「ナイスフリーダム!」

とーやま校長「初フリーダムどうだった?」

あーぱち「めっちゃヤバいです!」

あしざわ教頭「良かった〜! おかずエモンはどうだった?」

おかずエモン「受験合格しちゃいそうです!」

あしざわ教頭「マジか!(笑) その勢いで行ってくれ!」

とーやま校長「いや〜、良かったね。今日はフリ八先生が来てくれたからね!」

あしざわ教頭「みんなでフリーダムって言いながら抱きしめあおう!(笑) フリーダムをゲットしたキミ達は、ここからどんどんいけるよ! その気持ちを胸に未来も楽しんで行けるように祈ってるから! 頑張れよ!!」

おかずエモン「ハイ!!」

あーぱち「ありがとうございます!」

あしざわ教頭「バイバーイ!!」

とーやま校長フリ八先生〜〜!

SCHOOL OF LOCK!



♪ 言葉はさんかく こころは四角 / くるり


とーやま校長「何気ないひとことなのかもしれないけど、それが欲しくて毎日頑張っている生徒もいるわけで、横で見ていて身が引き締まる思いだったね」

あしざわ教頭「みんな、ちゃんと受け止めてくれていたことが嬉しかったです! ありがとう!」

続いては…


やり残していること
私は親に感謝を伝えられていません。高校生活3年間、辛くなったらいつでも帰っておいで、って言ってくれたり高い学費をずっと払っていてくれていたり、保護者会にも必ず毎回参加して寮生活をしていた私に会いにきてくれていたにも関わらず反発ばかりしていました。
4月から私は家を本格的に離れ茨城県に進学します。
でも何も伝えられていません。ありがとうって一言言うだけなのに何も言えなくて…。
SOL!という電波の力をお貸しいただけませんか?
フテイヌの子孫
女性/18歳/大阪府
2017-03-30 12:30




とーやま校長「もしもし!」

フテイヌの子孫 大阪府 18歳 女性 高校3年生

フテイヌの子孫「もしもし!」

とーやま校長「フテイヌの子孫は、高校はもう卒業したんだよね?」

フテイヌの子孫「はい!」

とーやま校長「おめでとう! ずっと寮だったんだね。寮生活は楽しかった? 大変だった?」

フテイヌの子孫「大変でしたね。寮生活なので、24時間誰かと顔を合わせなければいけなくて、人付き合いに疲れてしまったりしました」

とーやま校長「でも、そんな中、親はフテイヌの子孫の為に色々してくれていたんでしょ?」

フテイヌの子孫「そうですね。保護者会が2ヵ月に1回にあったんですけど、毎回会いに来てくれました」

RN フテイヌの子孫の寮があるのは三重県! お母さんは、大阪からいつも来てくれていたのだそう。

とーやま校長「わざわざ大阪から三重まで来てくれたんだ! ありがたいね。でも、反発しちゃってた?」

フテイヌの子孫「はい…。“私の事なんて分からないくせに!”って言ってしまったり……」

とーやま校長「でも、その時はフテイヌの子孫も色々と大変だったと思うし、思ってない事を言っちゃってるなぁって自覚はあった?」

フテイヌの子孫「ありましたね。言ったらダメだって分かっているのに言っちゃたりとか、ありがとうって言いたいのに言えなかったりとか…。どうしても素直になれないことがよくありました

とーやま校長「今の今まで、ありがとうって言いたい気持ちはあるけど、言えてないんだね」

そんな、RN フテイヌの子孫が茨城に進学するのは、4月4日から!

とーやま校長「もう1週間ないじゃん! どうする?」

フテイヌの子孫「行くまでに必ず伝えます!」

とーやま校長「どう伝えようって思ってる?」

フテイヌの子孫高校3年間もそうだし、これまでの18年間、色々迷惑をかけてしまったので、その感謝をしっかりと伝えて、茨城に行ってきますって事を伝えたいと思います!

とーやま校長「直接言う?」

フテイヌの子孫「直接言います!」

とーやま校長「想像したらめっちゃ緊張するでしょ?」

フテイヌの子孫「ドキドキが止まらないですね!(笑)」

あしざわ教頭「今は実家だから、お母さんも家にいるって事だよね」

フテイヌの子孫「はい。いますね!」

とーやま校長「じゃあ、どこかで意を決さないとな! 意を決した日の朝からお前の様子はおかしい思う。えらいもので、親はそういうの分かるものなんだよ。だけど、それすらもメッセージだと思うから!

フテイヌの子孫「はい!」

とーやま校長「心臓がバクバクすると思うし、いつものフテイヌの子孫じゃなくなっちゃうかもしれない。だからといって焦ることも無いし、それすらも全て渡しておいで!」

フテイヌの子孫「渡します!」

とーやま校長「親なんだから全部分かってくれるし、“悪いことしたなぁ…”って思っている、今の気持ちも分かっていると思う」

あしざわ教頭全部筒抜けだよ! だから、思い切って言ってみよう!

とーやま校長「お前はフテイヌの子孫だから、大丈夫だよ!」

あしざわ教頭「そこだけちょっと危惧してます。フテイヌはひねくれものだからな〜(笑)」

フテイヌの子孫「自信持っていきます!(笑)」

とーやま校長「真っ直ぐぶつかっていけよ!」

フテイヌの子孫「はい! ありがとうございます!!」

RN フテイヌの子孫、ありがとう! 4月からの生活も楽しく送れるように祈ってるよ!


SCHOOL OF LOCK!



続いて逆電した生徒は…

咲初小藤 岡山県 15歳 女性 中学3年生

とーやま校長「小藤は、中学3年生か! 卒業式はもう終わった?」

咲初小藤「はい。終わりました」

とーやま校長「おめでとう! じゃあ春から高校か。でも、心残りな事があるんだね」

咲初小藤「はい。私の事をいじめてきた子達が、変わってくれると期待していたことが心残りです

RN 咲初小藤がいじめられていたのは、小学校の時と中学校の時。
小学校も中学校もほとんど同じメンバーで進級したため、同じ人達にいじめられてきたのだそう。

とーやま校長「それは何のきっかけも無く始まった感じなの?」

咲初小藤「最初は小学校3年生の時なんですけど、いまだに何が原因なのか心当たりが無くて…。一緒に仲良くしていたグループの子が、ある時から仲間外れにする感じで、仲良く話したり、遊んだりすることが出来なくなってしまったんです。
それで、一回不登校になったりもしたんですけど、同じメンバーの子と中学校に上がることになってしまって…」

SCHOOL OF LOCK!


1年生の時は小学校の時にいじめてきていた子達と同じ部活に入ったり、仲良くしていた時期もあったりしたのだけど、2年生になると、すぐにいじめが始まったのだとか。

とーやま校長「その時は、そういう事を喋れる友達とかいたの?」

咲初小藤「全くいなかったんです」

とーやま校長「みんな見て見ぬふり?」

咲初小藤「そうですね。中学校全体で人数が少なかったので、ボス的な子が悪口を言ってしまうと、先輩も後輩もそれに乗っかってしまって話せる子が全くいなかった状態でしたね」

とーやま校長「ボス的な奴もダメだけど、周りの奴らも結局はビビっちゃってたんだろうなぁ。それで、そのまま中3でもいじめられていたの?」

咲初小藤「はい。中2から変わらなかったです」

とーやま校長「その2年間、小藤はどうしていたの?」

咲初小藤「中2の時にいじめにあって、そこからは学校に行こうとしても身体からサインが出て、体調を崩してしまう日が続いてしまって。病院とかにも通いつつ、2年生の時は学校に行かなかったんですけど、中学3年生になる時に頑張って行ってみようって思ったんです」

とーやま校長「えらい!」

咲初小藤「だけど、当たり前にメンバーは変わってないですし、病院に通ったりしていたので、みんなは今まで以上に私を避けるような状況が続いてしまって。そのまま中学校はリタイアしてしまいました」

とーやま校長「さっき、俺は“卒業できた?”って聞いちゃったんだけど、卒業はその学校でしたの?」

咲初小藤「はい。その中学校でしました。だけど、自分の意志で卒業式には出席はしなかったんです」

中学校3年生の時に「このままこの学校には通えない」と思ったRN 咲初小藤は、
地域全体で不登校の子や、学校に行くのが辛い子が学校とは別で通えるような適応指導教室という所に通うようにしたのだそう。

とーやま校長「そこではどうだった?」

咲初小藤「私が入ったばかりの時は本当に人数が少なくて、2人とか3人で過ごしていたんですけど、体育祭が終わったくらいの時期から、同い年の女の子もすごく増えて。最初の頃は馴染めなかったんですけど、友達が出来ました!

あしざわ教頭「良かったね〜!」

とーやま校長「やったね! そっちに行って良かったね。じゃあ、この春にその学校を卒業したんだ?」

咲初小藤「そうです! その適応指導教室の方で証書をもらう形で中学校を卒業しました」

とーやま校長・あしざわ教頭「おめでとう!!!」

そして、春からは高校に進学するというRN 咲初小藤!
そんなRN 咲初小藤が心残りなことは「いじめてきた子達が、変わってくれると期待していたこと」。

とーやま校長「もう一度仲良くなれるんじゃないか? って期待していたの?」

咲初小藤「そうなんです。小学校の最初の頃は仲良かったですし、いじめられても、その時が楽しかったことを覚えていたので、中学校に入って1年生の時は仲良く出来たんだから、中2がダメでも中3だったら…っていう甘い考えがありました。3年生の終わりまで、その気持ちを引きずっていましたね」

とーやま校長「小藤にとっては、変わってくれなかったって事は、ネガティブな事なんだよな?」

咲初小藤「う〜ん…。確かに、変わってくれなかったっていう気持ちはありますけど、変われない人でもあるんだな。っていう意識もあります

とーやま校長「そいつらが変わらなかったのは残念だけど、小藤は良い意味でめちゃくちゃ変わったなって思うよ! ちゃんと学校に頑張って行って、卒業ってゴールも自分の足で辿り着いて、さらに4月からは新たなスタートを切る。
それ、全部自分でやった事じゃん!
 正直、辞めてやろうとか思ったでしょ?」

咲初小藤「何度も思いました…!」

とーやま校長「そうだよね。でも、こうやって俺たちと話が出来ているっていうのは、遠回りだったかもしれないけど、お前が一歩ずつ自分の道をしっかり歩いて来たからで、それはゆるぎない事実じゃん。俺は、それさえ持っていればいいと思うんだよね!」

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「小藤は、(友達が変わってくれなかった事に対して)後悔しているってこと?」

咲初小藤「後悔は……してないです!」

あしざわ教頭「それなら、いいんじゃないかな。だって、小藤はもう前を向いているわけでしょ? そいつらにイヤな事をされたと思うけど、今の小藤なら、“そいつらのおかげで楽しく生きられてます!”って言えるくらいの強さを持っている気がするんだ。自分でもそんな気がしない?」

咲初小藤「今、お話させていただいて、強く感じるようになりました!」

あしざわ教頭「この時点でも強くなっているし、その辛さを知っている分、優しくもなれるし、強くもなれると思う!
あと、一つ気になったんだけど、小藤はすごく長い書き込みをくれたじゃん?」

咲初小藤「あ…すみません!」

あしざわ教頭「いやいや! すごく嬉しいんだよ? 最後に『大変な長文失礼致しました。皆様の大切なお時間裂きました事お詫び申し上げます。』って書いてくれてるけど、そんな事気にしなくていいからね!
小藤は色んな思いをして、肩身の狭い思いをしたと思うけど、お前はこれからもお前らしく、お前のままでいていいんだよ!

とーやま校長「うん! そうだね」

咲初小藤「はい…!」

あしざわ教頭「ここではそんな気遣いはいらないからね。これから仲良くなる友達にも、そんな気遣いはしなくていいと思う。大丈夫だよ! 頑張れ!!」

SCHOOL OF LOCK!


咲初小藤「はい! ありがとうございます!」

とーやま校長楽しい4月になるように祈ってるよ!

咲初小藤ありがとうございました!!


RN 咲初小藤の逆電を聞いて、こんな書き込みが届きました。


感動
思わず泣いてしまった。
私も、いじめられていて、いじめている人の良いところを見つめようとしたり、受け入れようと思っていた。
でも、体が拒否するようになった。
息が苦しい。。
そう感じるようになった。
変わってくれ。そう願った。
けど、変わらなかった。けど、もういいんだ。そう思えた。あいつらのことを見返せるくらい、勉強しようと思った。

ありがとう。この学校のおかげで、大事なことに気づけたと思う。
フローリスト
女性/14歳/高知県
2017-03-30 23:44



あしざわ教頭「気づいたのはお前だから、お前が強かったんだと思うよ! 書き込みありがとう!」

とーやま校長「ありがとう!」


そして本日も、黒板の時間になってしまいました。

SCHOOL OF LOCK!


『 人に期待し過ぎるな 自分に期待しろ 』

咲初小藤の話を聞いて、結局いじめてきた奴は変わってくれなかったわけじゃん。
書き込みをくれたフローリストも、いじめてきた奴らに期待していたけど、結果そうはならなかった。
やっぱり、人に期待するって人に見返りを求めてるってことじゃん。そうすると、一つノイズが入る気がするんだ。
“こうして欲しい”ではなくて、小藤のように、「私はちゃんと学校に行く」この一点のみでいいと思う。
人に“こうして欲しい”って期待をかけるのであれば、その期待は自分にかけてあげて、
良い未来、良い明日…そういう期待を自分にかけてあげて進んでいくことが大事だし、それを続けていけば、心残りはどんどん減っていくと思うな。

人に期待し過ぎないで、その分、自分に期待しよう!


♪ ニューカマー / セカイイチ


あしざわ教頭「校長の話を聞いていて、もしかしたら“勝手にやる”ってことも大事なのかなって思いました。自分に対して素直な気持ちのまま、勝手にやれば良いのかもって思いましたね」

とーやま校長「そうだね。最初と最後はそうあって欲しいな。みんながここまで歩いて来た道に無駄な道は無いと思う。これからも、自分なりの真っ直ぐな道を進めばいいのさ!」

あしざわ教頭「そうですね!」


【FAXイラスト】


SCHOOL OF LOCK!

RN ふてふてりんご


SCHOOL OF LOCK!

ラジオネーム教えてね!


SCHOOL OF LOCK!

RN 望月 朔


SCHOOL OF LOCK!

RN ふてふてりんご



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【逆電リスナー】
あーぱち 長野県 17歳 女性
おかずエモン 埼玉県 14歳 男性
フテイヌの子孫 大阪府 18歳 女性
咲初小藤 岡山県 15歳 女性

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【オンエアリスト】
22:07 シュガーソングとビターステップ / UNISON SQUARE GARDEN
22:13 東京 / フィッシュライフ
22:29 良すた / きゃりーぱみゅぱみゅ
22:44 言葉はさんかく こころは四角 / くるり
23:14 ネイティブダンサー / サカナクション
23:21 モノクロトウキョー / サカナクション
23:45 バンドワゴン / 古川本舗
23:50 ニューカマー / セカイイチ

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

俺も心残りな事あるから、
この春にしっかりカタをつけます!

校長のとーやま

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

胸を張って。君ならできる!

教頭のあしざわ

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