今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!
SCHOOL OF LOCK!今夜の授業は…
『このまま卒業・進級は嫌だ!』
もうすぐ卒業・進級のシーズンを迎え、春には新しい環境での生活がスタート!
でも、「まだ好きな人に告白していない!」「コロナ禍で友達との思い出作りが出来ていない!」「何も残せないまま卒業するのはイヤだ!」など
すんなり卒業・進級を喜べない理由があるという生徒の話を聞いて行きました。
最初に電話をつないだのは…
【岡山県 18歳 女の子 RN:小さい剣士】
大好きな部活の後輩にありがとうを伝えられないまま卒業できない!という、RN:小さい剣士。
明日の受験が終わったらすぐ卒業式で、合格したら県外に行ってしまうので、もう後輩には直接会えないそう。
後輩ともよくSCHOOL OF LOCK!について話してきて、今日も聞いてくれていそうということで、ラジオを通して後輩へのありがとうを届けていきました。
次に電話をつないだのは…
【北海道 14歳 女の子 RN:ハの字の眉毛】
4月から仲良くなりたいと思っていたクラスメイトにまだ話しかけられていないので、このまま進級できない!という、RN:ハの字の眉毛。
お互いミステリーが好きで趣味も合いそうだけど、仲良くなりたい気持ちが強すぎて逆に話しかけられなくなってしまっているそう。
今のクラスで過ごす残り1か月。その子に自然に話しかけられる方法について校長教頭と一緒に考えました。
次に電話をつないだのは…
【熊本県 17歳 女の子 RN:こく民】
大晦日に好きな人に告白して振られたけど「可能性ないわけではないから、私が好きになるように頑張って」と言われたので、3年生になって進路のことなど考えなければいけなくなる前に、彼女を振り向かせないと進級できない!という、RN:こく民。
2年生の間に彼女を振り向かせてもう1度告白したいということで、告白を成功させるアプローチについて、校長教頭と一緒に考えました。
今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!
このまま卒業&進級するのは嫌!そんなキミの話を聞かせて!!
■
つらい
暗いニュースばっかりで、病んでしまいそう。
テトモンよ永遠に!
女性/18歳/東京都
2022-02-24 16:06
こもり校長「このつらいニュースというのが何のことかは書いてないですけど、今日で言えば、ロシアがウクライナに対して軍事侵攻を始めたというニュースがあって、たぶん多くの方がTwitterとかにも投稿されたりとか、世界情勢のワードに出てきたりとか、ニュースでもいっぱいやってたし、それも目にしたのかなということをなんとなく感じる部分はあるんだけど、普通にこう客観的に物事を考えた時に、戦争が始まった日っていうのが今日っていう事実を考えると、確かにどう受け止めていいのかっていうところはあるよね。しかも、今は受け取る情報の発信の場所が広いじゃない。さっきちょっと話してたんだけど、YouTubeとかでその宣言を聞けたりとかする時代なわけじゃん。それを発信されて、自分が見た時に、どういう風に受け止めるのかは、本当に人それぞれだし。暗い気持ちにはなるよね」
ぺえ教頭「今って明るいニュースが1つあっても、すごく重たい暗いニュースが3つぐらい重なって訪れるような状況だよね。見なくてもよかった暗いニュースも見えてくるような世の中だから、情報として入ってこなくてもよかった暗いニュースも入ってくるような。だから、こういう気持ちになってる人もたくさんいると思うけど。何を自分の生きる光にしていいか分かんないよね。
校長だったら、3月のライブに向けてとか、頑張れる理由だったり、輝ける場所みたいなものが、目に見えてもう目の前にあるから、何かを頑張るきっかけになるかもしれないけど、何か漠然と生きてしまってて、“何もないな。どうしよう?”ってなった時に、このぐらい暗いニュースが飛びかかってくると、どうしたらいいんだろうこの気持ちっていうか、すごい取り返しのつかないような気持ちになってしまうのは私もすごく理解できたわ」
こもり校長「だから、どうか
テトモンよ永遠にの心が少しでも晴れますように。そしてどうか平和でありますように」
『 卒業 』
こもり校長「今日は、卒業・そして進級で悩む生徒の声を聴いていきます! SCHOOL OF LOCK!今夜も開校です! そして、月曜日にお知らせしたとおり、新曲解禁いくぞ!」
♪ 愛してると言ってくれ / BiSH
こもり校長「校長的にはBiSH先生のこういう感じの雰囲気に最近触れていなかったから、ものすごく新鮮に聴こえるというか」
ぺえ教頭「あぁ、この可愛らしさを存分に出したような曲をね」
こもり校長「そう。ド直球な感じが、すごくこのタイミングだからこそグサっとくるというか。で、12ヶ月連続リリースの第3弾で、このテイストで来るとなると、これからどんな振り幅もあり得るってことかって思うと、もうずっと楽しみ」
ぺえ教頭「何か全てが繋がっていくのかしらね。今回はこういう感じで」
こもり校長「でも1つ前、『ぴょ』だよ(笑)」
ぺえ教頭「確かにそうね。そう考えるとつながってはないか。ごめんごめん(笑)」
こもり校長「でもSCHOOL OF LOCK!としては、
アイナLOCKS!もありますし、BiSH先生と関わりも深いですから、もし『ぴょ』みたいに、また一緒に踊りましょうってなったら、いつでも踊る準備は出来てます(笑)」
ぺえ教頭「TikTokでね(笑)」
こもり校長「さて、さて今日が2月24日ということで、もう来週になると卒業式が行われる学校が増えてくるのかな。来週は3月頭になるからね」
ぺえ教頭「私も高校の卒業式は3月1日だったね」
こもり校長「俺は自分が高校に思い入れがあまりにもなさすぎるのもあるんだけど、自分の卒業式はいつだったか覚えてないんだよね。高校は3月1日だった?」
ぺえ教頭「3月1日。小学校はちょっと遅くて、3月の14日とか15日とかだった気がする。中学校も14とか15とかその辺の土曜日とか日曜日とか」
こもり校長「俺らも中学はすごく遅かった気がする。3月18日とか」
ぺえ教頭「3月1日は高校の卒業式が私の思い出かな」
こもり校長「だから、もしかしたら来週は卒業式って学校が増えてくるような気がするとね。で、今はコロナ禍ということもあるから、学校がお休みでいきなり卒業式ということもあると思う」
ぺえ教頭「卒業式自体はみんな集まれるのかしらね?」
こもり校長「でも去年の感じだと、卒業生だけで、親御さんを呼べるか呼べないかぐらいの感じなような気がするんだけど、どうなんだろう? 各地域の自治体の方針によっても違うだろうし。教頭は卒業式に思い出ある?」
ぺえ教頭「中学校の卒業式で彼氏の第2ボタンをいただきました」
こもり校長「すごいね! 中学でそれってあるの?」
ぺえ教頭「あったよ。何かモテモテの男の子はもう学ランのボタン全部なくなってた」
こもり校長「どこのボタンでもいいんだ(笑)」
ぺえ教頭「私は彼氏の第2ボタンもらって、たぶんまだ実家にあると思う。実家の勉強机の引き出し。たぶんプリクラとか入っている2段目。たぶん同じ棚に入ってると思う。で、私も中学校の時は普通に男としてちょっとモテてたから、謎に学ランのボタン全部なくなってたな(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「女の子にくださいっていっぱい言われて、何かごめんなさいっていう気持ちを込めて渡してたけど」
こもり校長「いいね〜」
ぺえ教頭「校長は、小学校でも中学校でも何か思い出ある?」
こもり校長「中学の時は、中学を卒業するっていう理由で、もう今日が最後だからって言って、1つ下の学年のすごい可愛い女の子とツーショットを撮らせてもらった」
ぺえ教頭「別に告白したとかではなく?」
こもり校長「告白とかじゃなかった。普通にめちゃくちゃ可愛い女の子がいて、中学部の中でその子が人気で、俺が卒業するという理由だけでツーショットを撮らせてもらったという情けないエピソードだけある(笑)」
ぺえ教頭「それはガラケーで?」
こもり校長「ガラケー。すごく情けないよね。それが糧になってGENERATIONSになれたといっても過言ではないぐらい」
ぺえ教頭「そうなの!?(笑)」
こもり校長「ちなみにだけど、教頭の時の卒業ソングは何?」
ぺえ教頭「小学校6年生の時はD-51の『NO MORE CRY』」
こもり校長「それって卒業ソング?」
ぺえ教頭「当時、『ごくせん』がすごい爆発した時で、この曲が主題歌だったから、クラスでこれを歌って卒業したよ」
こもり校長「めっちゃ明るい卒業式だよね」
ぺえ教頭「そうだね。先生と一緒に泣きながら流して教室で『NO MORE CRY』歌って、門出をっていう感じだったかな」
こもり校長「青春してるな(笑)」
ぺえ教頭「で、中学校の時はEXILEの『道』」
こもり校長「これはすごいよね」
ぺえ教頭「これも中3のクラスで最後歌って、門出だったね」
こもり校長「いいね。そういうのやってんだね」
ぺえ教頭「やってない?」
こもり校長「やってない。小学校の時はレミオロメンさんの『3月9日』かな。俺はこれを聴くと三重県の山の中の校舎を思い出す(笑)」
ぺえ教頭「これも鉄板だよね」
こもり校長「ド真ん中でしょ(笑)」
ぺえ教頭「今の子たちの卒業ソングと言ったら何なんだろう?」
こもり校長「分かんないね」
ぺえ教頭「考えてなかったけど、ボカロとかではないよね?」
こもり校長「いや、あり得るんじゃない。出会いと別れみたいなボカロがあれば、それが卒業ソングになってる可能性もありえるよね」
ぺえ教頭「時代的にはね」
こもり校長「うちの生徒の中で武田鉄矢先生、海援隊『贈る言葉』って選択はないかな?」
ぺえ教頭「え? みんなは3年B組金八先生はご存知ですか? 土手でみんなで走ってるオープニング」
こもり校長「ピンと来ないんじゃない」
ぺえ教頭「私はシーズン5と6が特に好きなので。ちょっと見たことない生徒はぜひ見てみて」
こもり校長「見とんのかい(笑)」
…ということで今夜のSCHOOL OF LOCK!への授業は…
『このまま卒業・進級は嫌だ!』
こもり校長「もうすぐ卒業進級のシーズンを迎えます。春には新しい環境で過ごす予定。でも何か未練が残っている。このままだと気持ちよく春を迎えるわけにはいかない。そんな今生徒の君がすんなりと卒業、進級を喜べないことを教えてください」
ぺえ教頭「だから成績とか出席日数とかの関係でこのままだと卒業できないっていう方ではないってことね」
こもり校長「そうね。でも、そういう生徒もいたら、ぜひ書き込んでください」
■
卒業式
私のところは3月1日にもう卒業式です!!
当日に親に手紙を渡すのでドッキドキです…笑
いちまるる
女性/15歳/新潟県
2022-02-24 22:14
ぺえ教頭「それ嬉しいね。感動的な卒業式になりそう。お母さん嬉しいね」
■
うちの学校
ちょうど来月が卒業式です!
親一人だけ来れるって感じです!
天パあざらし
女性/12歳/東京都
2022-02-24 22:12
こもり校長「1人かぁ」
ぺえ教頭「人数制限があるんだね。お父さんかお母さんかおばあちゃんかお爺ちゃんか誰が来るっていう」
こもり校長「親だから、一親等までなんじゃない? おじいちゃんおばあちゃんはダメなんじゃないかな」
ぺえ教頭「そっかぁ」
こもり校長「その中でも見ていただけるっていうのは、1つの希望だね」
ぺえ教頭「良かったよね」
■
卒業ソング
卒業式に向けて今flumpool先生の証を練習してます!!
甘香
女性/15歳/東京都
2022-02-24 22:15
ぺえ教頭「なるほど。合唱でも歌えますからね」
こもり校長「合唱で歌える曲って強いよな」
ぺえ教頭「『証』ね。これも大好き。いつも私も感動しちゃう」
■
卒業ソング
小学校は旅立ちの日に、中学校は3月9日、さくらとか歌いました。
フェルマータは止まらない
男性/16歳/長野県
2022-02-24 22:21
こもり校長「『さくら(独唱)』ね、森山直太朗先生」
ぺえ教頭「『旅立ちの日に』は、私も歌った」
こもり校長「歌い出しは何?」
ぺえ教頭「懐かしい友の声〜」(※注・正しくは「白い光の中に〜」です)
ぺえ教頭「『大地讃頌』は知ってる? これは山形だけ? 私の学校だけ?」
こもり校長「あるある」
ぺえ教頭「それも私は歌ったな。あと『蛍の光』。あれも歌ったんじゃないかな?」
こもり校長「なんか、教頭の学校だけ曲歌うの多くない?(笑)」
ぺえ教頭「私の学校、合唱好きだったのよ。合唱コンクールが一番盛り上がる行事だったぐらい。だから、他の学校より歌ってたのかも(笑)」
こもり校長「あ、そうなんだ(笑) でも他にもいろいろあるんじゃない、新旧問わず」
ぺえ教頭「でもやっぱ時代を超えても『旅立ちの日に』は強いんだね。あと『さくら』」
こもり校長「もう教科書に載ってるレベルですから。埼玉の先生が作ったんだよね」
ぺえ教頭「そうなんだ」
小さい剣士 岡山県 18歳
こもり校長「学年は?」
小さい剣士「高3です」
こもり校長「ということは、この春で卒業か?」
小さい剣士「はい」
こもり校長「卒業式はいつ?」
小さい剣士「3月1日です」
こもり校長「来週じゃん。もうすぐだね。でもこのままだと卒業するのは嫌っていうのはなんで?」
小さい剣士「ちょうど明日と明後日が第一志望の大学の受験なんですけど」
こもり校長「明日!? こんな時間にごめんね」
小さい剣士「いやいや(笑) それで、この受験が終わって、地元に帰って、そしたら学校に行くのが卒業式しかなくて。コロナで部活の後輩になかなか会えてなくて、3年生は自由登校だったんで、あんまり会えてなくて。せっかく今まで一緒にやってきたのに、最後のありがとうって言えないのが心残りで」
こもり校長「なるほどね。部活の後輩たちに向けて言葉を届けられず、そのまま去っちゃうってことか。何の部活に入ってたの?」
小さい剣士「剣道部です」
こもり校長「結構後輩たちとはコミュニケーションとか取ってたの?」
小さい剣士「1つ下が入ってこなかったので、いなくて。今1年生が8人いるんですけど、その1年生がもうすごく生意気なんですけど、可愛くて(笑)」
こもり校長「生意気なんだ(笑)」
小さい剣士「すごくイタズラとかされて(笑) でも、それも含めて楽しかったので」
こもり校長「今年1年もコロナ禍で結構大変だったとは思うけど、後輩たちと部活を通して一緒にいる時間は結構取れたのかな?」
小さい剣士「6月まで一緒だったので3ヶ月くらいですかね」
こもり校長「部活引退してからは、そんなに会えてない感じなのかな?」
小さい剣士「そうですね。廊下ですれ違ったりしたら、話しかけてくれたりしたんで、それ以外はあんまりなくて」
こもり校長「なるほどね。小さい剣士は6月に引退してから、ずっと受験に向けて勉強を続けてた感じ?」
小さい剣士「はい。ずっとしてました」
こもり校長「そういう時、後輩たちはどうなの?」
小さい剣士「私が部活の中では、あんまり頭は良くなくて。それでもずっと勉強して点数をあげようとしてたんで、“上がった?”とか聞いてきて、“下がった”とか言っても“先輩ならいける”みたいな」
ぺえ教頭「いい関係ね」
こもり校長「可愛らしいところもあるんだな。生意気だけど(笑)」
小さい剣士「(笑)」
ぺえ教頭「それがかわいいのよね」
こもり校長「来週もう卒業式だけど会う日はもうないのかな?」
小さい剣士「ないですね。卒業式は後輩が来れないので」
こもり校長「人数制限で?」
小さい剣士「はい」
こもり校長「本当に卒業生と親御さんだけみたいな?」
小さい剣士「そうですね」
ぺえ教頭「部活だったら普通“3年生を送る会”みたいなのもあったりするじゃない。だから、そういう思い出も今はなかなか出来ないんだね」
小さい剣士「はい」
こもり校長「もし今の第一志望の学校受かったとしたら、もう本当に会う機会とかもなくなっちゃうのかな?」
小さい剣士「県外なんで、すぐに行かないといけないんで」
ぺえ教頭「じゃあ本当に会える時間が今ないね」
こもり校長「じゃ最後に会えたのって、いつなの?」
小さい剣士「最後に会えたのは、受験に行く前の日に、学校帰りに道で自転車に乗って帰ろうとしてたら、その校舎の渡り廊下から全員いて、“頑張ってきて。落ちても戻ってくればいいだけだから大丈夫だよ”みたいな声かけられて、それが最後で」
ぺえ教頭「最高の後輩」
こもり校長「その時はもう声はかけられなかったの?」
小さい剣士「周りに人もいたので、恥ずかしくて。“早く教室戻るよ”みたいな」
こもり校長「そんな空気だったから、ちょっとツンケンしちゃったんだ」
小さい剣士「はい」
こもり校長「で、ちょっと心残りもあるみたいな?」
小さい剣士「はい。やっぱ言えてないなっていうのはあります」
こもり校長「これもう会えないのかな? でもなんかLINEで伝えるのもなんかちょっとね」
小さい剣士「一応、LINEで、最後に“3年生から”っていうのを送るってなってるんですけど、文章はちょっと最後っぽくないかなってなってて」
こもり校長「直接言葉で届けたいもんな。めちゃくちゃ奇跡的に、後輩でSCHOOL OF LOCK!めっちゃ好きです、みたいな子はいないかな?」
小さい剣士「実はそうなんですよ」
こもり校長「そんなことある?(笑)」
小さい剣士「そうなんですよ。私がすごく好きで、結構、剣道部でSCHOOL OF LOCK!ってラジオがあるよってずっと言ってて。みんなで聴いたら話ができるじゃないですか。だから、みんなで聴いて、稽古の合間とかに“今日は誰か来たよね”とか“
校長こんなこと言ってたじゃん”って話してました」
こもり校長「大丈夫? 俺なんか変なこと言えなかった?」
小さい剣士「結構ウケてました」
こもり校長「ああ、よかった(笑)」
ぺえ教頭「一安心(笑)」
こもり校長「“あの校長さぁ〜”とか後輩に言われたらどうしようかと思った(笑) じゃもしかしたらだけど、今日聴いてる後輩ちゃんいる可能性もある?」
小さい剣士「さっき“今日聴く?”ってそれとなく聞いたら“今日は聴きますよ”って言ってたんで」
こもり校長「え! SCHOOL OF LOCK!がどうこうとかじゃなくて、もし今届けられる想いがあるのなら言葉にして届けてみない?」
小さい剣士「はい。言ってみたいですね」
こもり校長「本当に?」
小さい剣士「うん」
こもり校長「今から、小さい剣士にタイミングを任せるから。俺もいきなり振っちゃってるけど、大丈夫?」
小さい剣士「大丈夫です(笑)」
こもり校長「じゃちょっと小さい剣士から、後輩のみんなに向けて想い言っとこう!」
小さい剣士「はい。言います。
『後輩のみんなへ。
本当に短い間だっただけど、一緒に部活してくれて、ありがとう。1つ下の後輩がいなくて、1年生のみんなが私にとって初めての後輩でした。
私がうまくいかずに落ち込んでても、可愛いみんなの姿を見ると頑張れました。ちょっと生意気で言うことを聞かないことが多かったけど、それでも慕ってくれてて、嬉しかったです。
これから大変なこともあると思うけど、みんなは私の自慢の後輩だから大丈夫です。みんな大好きです。今までありがとうございました』」
こもり校長「よく言った! その想い受け取ったし、本当にここからの卒業、明日の受験もあるし、全員の力を借りて頑張って行ってこいよ!」
小さい剣士「はい、頑張ります!」
こもり校長「改めて卒業、ちょっと早いけどおめでとう!」
ぺえ教頭「おめでとう!」
小さい剣士「ありがとうございます」
♪ 春空 / 鈴木鈴木
こもり校長「本当にそうだよな。小さい剣士からすれば、初めての後輩になるんだもんね、高校2年生の後輩がいないから。人生で初めてできた後輩に向けて想いを言うのはたぶん緊張しただろうけど、この想いがどうか後輩たちに届いていることを願ってるし、もしかしたら、こういう風に同じ想いでちょっと言おうかどうか悩んでいる生徒の背中も押せたんじゃないかなと」
ぺえ教頭「3月1日が卒業だとしたら、まだ間に合うからね」
こもり校長「そうだね。だから本当にこれはいい意味で、小さい剣士は、明日明後日の受験を全力で頑張って、本当にもう後輩たちに会わない機会を逆に作るように、夢を叶えて、一歩出て、また大きくなったタイミングで戻ってきた時に、その時の言葉を届けられたらいいんじゃないかなと思うから。明日明後日と全力で頑張って!」
さて、ここからは…
『農業部 supported by JA全農』!!!
こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部!」
的場部長「農業部部長、
虹のコンキスタドールの的場華鈴です!>」
明桜先輩「農業部部員、
大和明桜です!」
的場部長「なんか教頭にすごく見られてる…」
ぺえ教頭「一言も発さないからさ」
的場部長・明桜先輩「(笑)」
ぺえ教頭「あーお、ちょっと元気ないね」
明桜先輩「元気あります〜(笑)」
ぺえ教頭「いろいろあって?」
明桜先輩「何にもないです」
こもり校長・的場部長「(笑)」
明桜先輩「今日は何もないんです」
こもり校長「今日“は”とか言って(笑)」
的場部長・明桜先輩「(笑)」
ぺえ教頭「そうなのよ。素直なのよね〜」
こもり校長「今日は“このまま卒業・進級は嫌だ!”という授業テーマですが、2人はそう思ったことってあります。」
明桜先輩「私、JK卒業する時、すごく嫌でしたね」
こもり校長「JKブランドがなくなるから?」
明桜先輩「はい。JKで何もしてなかったんで。制服着てどこか行ったりも、ラーメンぐらいしかなかったんで」
こもり校長「まぁまぁやってんな」
明桜先輩「いやいや。1年生の時だけ頑張ったんですけど、2〜3年はダメでした」
ぺえ教頭「あーおが人生で一番幸せだったのっていつ?」
的場部長・明桜先輩「(笑)」
明桜先輩「でも、いつも人生楽しいですよ(笑)」
ぺえ教頭「的場ちゃんは?」
的場部長「あーおちゃんの高校卒業を同じ感じなんですけど、私はあんまり高校生っぽいことしなくて、しかもコロナ禍と卒業式かぶっちゃって、卒業式がリモートだったんですよ。なんか終えた感じがしないまま終わりましたね。卒業式で泣きたかったですね」
ぺえ教頭「リモートだとそうだね」
こもり校長「そうか。何とも言えないところだね」
的場部長「卒業式は電車の中で見てました」
ぺえ教頭「え?」
こもり校長「仕事に向かう最中に?」
的場部長「そうです」
ぺえ教頭「コンキスタドールってそんな感じなのね」
明桜先輩「(笑)」
的場部長「どういう感じですか(笑)」
こもり校長「では、今週の活動内容は…
農業レポート!」
こもり校長「レポートしてくれるのは、これまでYouTube番組を通して全国各地で農業に触れてきた、的場部長とあ〜お先輩! それでは農業体験レポート、お願いします!」
的場部長「はい! 私たち虹のコンキスタドールが全国各地で農業に触れて、その様子を発信しているYouTube番組“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン2”!」
明桜先輩「今回の動画ではお祝いごとに欠かせない“お餅”がテーマとなっています」
的場部長「校長教頭、お餅はお好きですか?」
こもり校長「俺は大好きよ。この間、生放送教室で20個食ったもん」
的場部長「20個!?」
こもり校長「2時間で」
明桜先輩「すご!」
的場部長「詰まらせなかったですか…」
こもり校長「それはちゃんとペース配分するわ!(笑)」
一同「(笑)」
ぺえ教頭「ひたすら、しょう油かけて食べてたね」
的場部長「しょう油派なんですね。きな粉派とかいろいろありますよね」
ぺえ教頭「私もきな粉が好き」
的場部長「今回は、そんなお2人も、そして全国の皆さんも、今回のこの動画を見たらきっと誰よりもお餅に詳しくなる。そんな内容になってるんですね。その内容の中から、ほんの少しだけお2人に、今日はお餅にまつわる問題をいくつか最初に出題したいと思います!」
明桜先輩「では問題です! 日本では、何時代からお餅を食べられていたでしょうか?」
ぺえ教頭「え? 昭和?」
明桜先輩「正解は…縄文時代からと言われています!」
<ブブー>
こもり校長「すごい前じゃん!」
的場部長「歴史が深いですね。縄文ってだいぶ前ですよね?」
こもり校長「だいぶ前だよ(笑)」
明桜先輩「1300年とか…」
的場部長「そんな前ですか!?」
こもり校長「もっと前だよ」※縄文時代は2300年以上前です
的場部長「続いて、もう1問。お正月にお餅を食べるようになったのは何時代からでしょう?」
こもり校長「これは江戸時代よ」
ぺえ教頭「平安」
的場部長「正解は…なんと江戸時代からです」
<ピンポンピンポン>
ぺえ教頭「知ってた?」
こもり校長「知ってた」
明桜先輩「ではラスト! 餅は日本では古くから神様に供えるために用いられ、特にある形の餅に神様の魂が宿ると言われていますその形はどんな餅でしょう?」
こもり校長「これはもうあれでしょう。鏡餅でしょう」
ぺえ教頭「丸ってこと?」
的場部長「正解は…」
明桜先輩「丸い…形の餅に宿ると言われています。正解です!」
<ピンポンピンポン>
ぺえ教頭「なんか今、怖かったんだけど」
こもり校長「答える時は、力むな〜」
明桜先輩「(笑)」
的場部長「まさに、その鏡餅を江戸時代から食べられになったと言われているんですけど、なぜお餅がおめでたい時に食べられるようになったかと言いますと、平安時代になって年間の行事がきちんと決まり、各行事のお祝いの食べ物として、お餅が貴族の間で食べられるようになったそうで、その名残でおめでたい時にお餅が食べられたり、行事の時にお餅をお供えすることになっていたそうです」
こもり校長「なるほど。今回も勉強になりました」
的場部長「今回の動画では、このほかにもお餅にまつわるクイズ3問に挑戦しています」
明桜先輩「ぜひ動画をチェックして、お餅博士になっちゃってください」
的場部長「レポートは以上です!」
こもり校長「すごい。でも餅だけでも、こういう風に馴染む理由があるんだなというのは感じました」
ぺえ教頭「レポートの様子が気になった生徒のみんなは
YouTubeチャンネル“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン2”で、映像を見ることができるので、ぜひ見てみてください!」
こもり校長「というわけで、
SCHOOL OF LOCK!農業部、今週の部活動は以上!」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、今夜はこんな授業テーマでお届け中
このまま卒業・進級は嫌だ!」
ハの字の眉毛 北海道 14歳
こもり校長「学年は?
ハの字の眉毛「中学2年生です」
ぺえ教頭「中2、高2は…好きにしなさい」
ハの字の眉毛「了解です。ありがとうございます」
こもり校長「中2ということはこの春で進級になるのかな?」
ハの字の眉毛「そうです」
こもり校長「進級このままするのは嫌、というのはなんで?」
ハの字の眉毛「4月に今のクラスになってから仲良くなりたい人がいるんですけど、どうしても話しかけられなくて。なのでクラス替え前に話しかけて仲良くなりたいです」
こもり校長「ずっと仲良くなりたいと思ってたのはなんで?」
ハの字の眉毛「4月の頃にクラスで落し物があって、制服のボタンの部分が落ちてたんで、それを前の方で“これ誰の?”って聞いた時に、一番最初に反応してくれたのがその人で。それをきっかけに積極的になっていけたので、話しかけたいなって」
こもり校長「なるほどね。ハの字の眉毛がそのクラスの人たちと積極的に話せるようになったきっかけをくれた人ってことか。それはどういう感じの子なの?」
ハの字の眉毛「私はコナンが好きで、その子もミステリーとかそういうのが好きらしくて、趣味が合うなって思って…仲良くなりたいんです〜」
こもり校長「…でもなかなかできないんです〜っていう状態ってことか」
ハの字の眉毛「はい、そうです〜(笑)」
こもり校長「なんでそこまでリサーチ済みなのに仲良くいけないの?」
ハの字の眉毛「仲良くなりたいなって気持ちがもう強すぎて、逆に緊張しちゃって」
こもり校長「なるほどね。それは男子?」
ハの字の眉毛「男子です」
ぺえ教頭「それは好きなの?」
ハの字の眉毛「いや、全然違います。好きとかじゃなくって」
ぺえ教頭「お友達として仲良くなりたいっていう気持ちってことね?」
ハの字の眉毛「そうです」
こもり校長「とりあえず今は仲良くなりたいっていう気持ちが一番あるということだね。でも話しかけられないんだもんね」
ぺえ教頭「何か話すポイントとか話題とかは、同じものが好きだったりするからありそうだけど、すごい仲良くなりたいからこそ、一歩がね」
こもり校長「ミスりたくないみたいなところもあるのかな?」
ハの字の眉毛「はい、そうです」
ぺえ教頭「そうだよね。もしガッと話しかけて、引かれてもなっていう気持ちもあるよね。私もその気持ち分かる。結構そっち派」
こもり校長「あ、ガツガツいっちゃうと?」
ぺえ教頭「うん。私なんかって思っちゃう、意外と(笑)」
こもり校長「ハの字の眉毛的に、もしそのクラス替えまでにチャンスがあるとしたら。どういう状態? 例えば、席が近いとか」
ハの字の眉毛「あ、そうなんです。今、私の前がその人で前後なんです」
こもり校長「いいじゃん」
ハの字の眉毛「なんですけど、どうしても意識しちゃってるので、他の周りの人とばっか話しちゃって」
ぺえ教頭「いいポジショニングにはいるんだけど(笑)」
こもり校長「その横とか斜め前のことかとよく喋ってんの?」
ハの字の眉毛「はい、そうです」
こもり校長「それもう、あと20センチ目線変えれば巻き込める気がするけどな」
ぺえ教頭「そうなんだよね(笑)」
こもり校長「だって授業とかの話もするわけでしょう? “この問題さぁ”とか“宿題がさぁ”とか。そういうのでは巻き込めなさそうなの?」
ハの字の眉毛「そうですね。やっぱり意識しちゃってると、自然に話しかけられなくて」
こもり校長「でも分かるよ。意識している時点で自然じゃないから。自然の言葉は難しいよね。じゃ、その斜め前の子は、気になる子の隣の席になるわけじゃん。その斜め前の友達に、その意向を伝えて“タイミングで巻き込んでくれない?”って伝えてみるのは?」
ハの字の眉毛「おお、なるほど」
こもり校長「だから、宿題プリントがあるんだとしたら、“このプリントやった?”みたいなところから、'“〇〇君もやった?”って言ってくんない?’って。そしたら“お、俺?”って。やったにしてもやっていないにしても、どっちでも会話に入ってくれれば、こっちのものだから」
ハの字の眉毛「ああ!」
ぺえ教頭「きっかけをアシストしてもらってね」
こもり校長「そう。そうすると、2番目にハの字の眉毛が会話に入るから、ここからガツガツいっても、きっかけは私じゃないからガツガツに見えないっていう戦法よ」
ハの字の眉毛「確かに」
ぺえ教頭「納得してます。すごくいいんじゃないですか。いやらしくもなく、すごく私は心地いいと思います」
こもり校長「ちょっと手口で言ったら、コナンで言う黒い側の人間の手口だけども」
ハの字の眉毛「(笑)」
こもり校長「眠り小五郎ではないけども、そういうぐらいやったらいける気はするけど、どうよ?」
ハの字の眉毛「やってみたいと思います」
こもり校長「漫画の話でもいいだろうし。そしたら、こっちはコナンでバリバリいけるから」
ハの字の眉毛「そうですね」
こもり校長「可能性は何でもある」
ぺえ教頭「きっかけさえもらえればね」
こもり校長「ごめんね、この犯人的手口を教えてしまって(笑)」
ハの字の眉毛「(笑)」
こもり校長「でもいけそう、これ?」
ハの字の眉毛「やってみたいと思います」
こもり校長「いいよ。前向きな感じすごくいいよ。もうすぐ進級で変わる時期だろうけれど、ここからガッと掴んで、そしたら3年生になっても、もしクラスが変わっても関係性は続けられると思うから。これから先の1年も楽しい学校生活を送れるように頑張って! 応援してるよ!」
ハの字の眉毛「はい、頑張ります! ありがとうございます!」
♪ 平行線 / Eve & suis fromヨルシカ
こもり校長「まあ、初めて何か話を広げる時の怖さみたいなのは分かるんけどね」
ぺえ教頭「でも校長すごいいいアシストだったよ。すごく喜んで、納得してたよ(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!に来て、もう長くなるけど、結構トップスリーに入るぐらいに納得してくれる策を出せた感じがする」
ぺえ教頭「(笑) すごく良かった。声が明るくなってたからね」
こもり校長「頑張って話しかけてね!」
こく民 熊本県 17歳
こもり校長「学年は?」
こく民「高校2年生です」
ぺえ教頭「お、中2、高2は…好きにしなさい」
こく民「好きなこつ、させてもらうばい」
ぺえ教頭「おぉ…熊本が強かったね今(笑)」
こもり校長「(笑) 高2ってことは、この春で進級するということだよね。このまま進級したくない理由は何?」
こく民「僕が去年の12月31日大晦日に好きな子に告白してフラれてしまって、もう諦めた方がいいのかなって思ってたんですけど、その子に“可能性はないわけじゃないから、私と付き合えるように頑張りな”って言われて」
こもり校長「おぉ…」
ぺえ教頭「強気ね(笑)」
こく民「3年生になって、進路とかでいろいろ手がつけられなくなってしまう前に、2年生のうちに、どうにかその子を振り向かせたいなって思ってます」
こもり校長「12月31日ということは、まだ3カ月も経ってないということか。でも、この“可能性はないわけではないから〜”みたいに言われたのは、告白した日に言われたの?」
こく民「告白して何日か後ぐらいに」
こもり校長「あとあと来たんだ」
ぺえ教頭「だから、可能性はないわけではないんだよ、結果としては」
こもり校長「頭のとこだけ取ればね。“私が好きになるように頑張って”って言われたんだもんね?」
こく民「はい」
こもり校長「でも、その後の気持ちも分かる。こく民の、3年生になったら進路もあるから、バタバタといろんな情報が多くなる前に、やっぱりしっかり想いをもう一度届けて、振り向かせられる可能性があるんだったら、振り向かせたいってことだもんね?」
こく民「はい」
こもり校長「相手はどんな子なの?」
こく民「相手は今、部活と生徒会が同じで、クラスは違うんですけど、週に何日かだけ放課後に会ってって感じです」
こもり校長「週に何回しか会えない感じだ。連絡とかはとってんの?」
こく民「LINEとかは日常的には出来てます」
こもり校長「そのLINEは告白後も続いてんの?」
こく民「はい、今も続いてます。ついさっきまでもしてました」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「いいわねぇ〜」
こもり校長「ついさっきって何分ぐらい前?」
こく民「電話がかかってくる、3分前ぐらいまで」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「ちょっと待ってくれよ(笑) じゃずっと頭に残ってる状態で電話してんのか今?」
こく民「はい(笑)」
こもり校長「今すぐにでも早くLINEを返したいだろう?(笑) え、でもいいね。告白した後でも変わらずに、そうやってずっと日常的にLINEはできているんだ?」
こく民「はい」
こもり校長「じゃ別に向こうは本気でNOじゃないね」
ぺえ教頭「それは思うよ」
こもり校長「ここまで来たら、俺は意地悪されているだけなような気がしてきたな。好きってもう一度言ってほしいのスタイル。劇的な“好き”を、もう一回言ってっていう」
こもり校長「もう一回欲しくなっちゃったの?」
こもり校長「うん。追っかけちゃったってパターンね。その告白みたいな、好き嫌いみたいなことについてLINEで触れることはあるの?」
こく民「LINEではしょっちゅうしてます(笑)」
ぺえ教頭「そうなんだ。触れるんだね〜」
こもり校長「どっちから触れてくるの?」
こく民「だいたい僕から…だす」
こもり校長「もう緊張と喜びで“僕からだす”ってなってたもんね(笑) それはもう好きっていうのをダイレクトに向こうに伝えるってこと?」
こく民「まぁ、はい」
ぺえ教頭「あんたいい男ね。なかなかできることじゃないわよ。すごい度胸よ」
こもり校長「うん。普通にすごいと思う。でも、そこまでやってるんだったらなんだろうね。振り向かせたいんだもんね」
こく民「はい」
こもり校長「こく民のゴールとしては、告白してお付き合いまで持っていきたいんだもんね?」
こく民「はい」
ぺえ教頭「できれば進級する前にね(笑)」
こもり校長「付き合えなかったとしても、その振り向かせるところまで持ってきたいところだよね?」
こく民「はい」
こもり校長「ぶっちゃけ何だろう? 分からないな」
ぺえ教頭「その女の子も、何が踏み込めないんだろうね」
こもり校長「え、こく民が相手の子に好きっていうのをダイレクトに伝えたら、向こうを何て返してくる?」
こく民「大体LINEだと“ありがと〜”って返ってきたり、“そんな好きなの?”って返ってきたり」
ぺえ教頭「“そんな好きなの?”はちょっと振り回されてるかな(笑) どうなんだ? 相手の子は、ちょっと楽しんでるのかなこの状況を」
こもり校長「俺はそうだと思うけどね」
ぺえ教頭「だよね」
こもり校長「だから、何か劇的な好きが欲しいんだと思うんだ」
ぺえ教頭「劇的な好きって何? どうしたらいいんだろうね」
こもり校長「(笑) 意外と思いつくベタでいいというか。そのLINEとか文章とか電話とかで好きって言ってるのを、ずっと続けた上で、終業式の日に、学校に行って、時間があるんだとすれば呼び出して、もう一度ちゃんと面と向かって告白をするとか、そういうThat'sなやつを、もう一発大きくかませば、“しょうがないなぁ”になる気がする」
ぺえ教頭「しっかり会って、そういう場を作るというかね」
こもり校長「こく民的には、押せば開くんじゃないかっていう感覚はどうなの?」
こく民「なんか押しても押しても、柔らかく受け止め流されるみたいな」
こもり校長「沼な感じね」
ぺえ教頭「どうしよう。押してダメなら引く?(笑)」
こもり校長「俺“押してダメなら引いてみろ”って最初に言ったやつって、よっぽどテクニシャンだと思ってるのね。押してダメなら引いて、成功した人の方が少ないと思う」
ぺえ教頭「引いてもダメなのよね。分かる分かる」
こもり校長「だから俺が言い続けてるのは、もう押し続けて、ちょっと意外性を出すっていうところ。普段から、好きとか言ってて、ラフなものが、本当に改まってドキっとさせるっていうのは、向こうをビビらす意味ではアリだと思うわけ」
ぺえ教頭「だから、日頃から好きという気持ちは言い続けて?」
こもり校長「うん。意識させるのは大事」
ぺえ教頭「その大晦日には何て告白したの?」
こく民「TwitterのDMでしたんですけど、“突然でごめんけど、去年1年間ずっと好きだった。俺でよければ付き合ってください”って」
ぺえ教頭「もっとグイッといっていいのかな?」
こもり校長「いいと思う」
ぺえ教頭「こっちが今、下手に告白しちゃってるから、もっと逞しく(笑)」
こもり校長「だから、絶対呼び出して直接言うのがいいと思うけどね」
ぺえ教頭「うん、そうだね」
こもり校長「やっぱり面と向かって話すってすごい緊張感が伝わるじゃん。だから、相手を呼び出して相手の目をもう絶対に離さずに、DMしたことを言葉にして届けたらキュンとすると思うけどどうよ?」
こく民「…いやぁ、そうですね…」
こもり校長「でしょ。悩むってことはたぶん向こうもそう思ってるのを分かってるから、そう言ってくるわけよ。向こうもないと思ってるから。自分が既にないと思ってる時点で相手はビビらないから。その内容を覆すから、向こうはビビるわけであって」
こく民「あぁ」
こもり校長「だから、もうそこで一歩引いていたらもうダメよ。急に愛の伝道師みたいな言い方しているけど」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「経験が多いわけでもないし、学生時代は別にそんないいことはなかったけど、でも俺はそうだと思うわけ。だから、自分がカッコイイとこ見せるんだったら、相手をビビらすぐらいの勢いで、想いを届けた方がいいと思うから、今の“いやぁ…”っていうのを、ぜひ試してみてほしいなと思うけど、勇気は出そう?」
こく民「…出します!」
こもり校長「よし、言った!」
ぺえ教頭「すごい! 相手も直接言ってもらうの待ってるかもね」
こもり校長「それもある。だからまずは何よりも、今から電話を切った後に、すぐにLINEに返していいから。で、そこから流れをしっかり作って、自分の想いを言葉でしっかり届けられるように頑張って!ちょっと校長と約束しよう」
こく民「はい! ありがとうございます」
こもり校長「よし、よく言った。応援してるからな! しっかり想い伝えてこいよ!」
こく民「はい」
こもり校長「頑張って!」
こく民「頑張ります!」
こもり校長「いやいいね。カッコいいよ」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「普通にかっこいい」
ぺえ教頭「最後、言葉がすごく力強くなったわよ」
今日の黒板
『 2度と来ない選択 』
こもり校長「生きていく中で、選択っていっぱいあると思う。簡単なことで言えば『今日の夜ごはん、魚か肉どっちにしようか?』みたいな。悩んで悩んで、魚にして後悔したとしても、これは人生でもう1度来る選択。
でも、今進級する時・卒業する時、今日10代のキミが悩んでいる選択は、20代になったらもう2度とやってこない選択なんです。その選択肢のうち、どっちも選ばなかった場合、一生後悔することになると思う。もう2度と選ぶチャンスはやってこない。目の前の景色が変わることを恐れて、どちらも選ばず動かなかったらきっと後悔する。
だったら、たった1回きりの後悔にかけて身を任せて、景色がいい方向に変わる方に賭けて欲しいと思う。今のキミの最善の選択をして、いい未来をつかんで欲しいと思う」
♪ おもかげ (produced by Vaundy) / milet, Aimer, 幾田りら
こもり校長「大人になってから後悔したことって今も覚えているけど、俺は10代で後悔したことって、いまだに劇的に覚えてる。だから今思っていることは、すごく大切な想いだから、もう心の中に留めながら頑張ってね」
ぺえ教頭「愛の伝道師、良かったわよ」
こもり校長「どうも、こもり校長です」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立! 礼!」
こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
♪ 青春フォトグラフ / Little Glee Monster
ぺえ教頭の放送後記
Nonoka Murakata
Music
2022.2.24 PLAYLIST
22:04
22:27
22:28
22:47
22:58
23:21
23:35
23:50
23:53
「学ランのボタンは全部なくなった」「それが糧となってGENERATIONSに」SOL!ぺえ教頭&こもり校長が語る卒業式の思い出
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。2月24日(木)の放送では、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、学生時代の卒業式の思い出を語っていました。いまの2人の活動からは意外にも思える当時のエピソードを紹介します。