今夜の授業を職員のいとかんが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!授業テーマは『怖くないものが怖い…夏』を開催!
夏の怖いものの代表と言えば幽霊。それ以外でも親が怖い、先生が怖い、高いところが怖いなど、一般的に怖いと言われているものはたくさんあります。
今夜はそんな「怖くないものが怖い」と感じている生徒の話を聞いていきました
電話を繋いだのは……
町中にある“監視カメラ作動中”という文字を見るたびにドキッとして鳥肌が立って怖いという【福岡県 15歳 女の子 ラジオネーム ぬりかべがるーら】
誰もいない静かな部屋で「カチッカチッ」と響く時計の針の音を聞くと、刻々と過ぎていく時間が感じられて怖いという【栃木県 15歳 ラジオネーム Pなっつ】
力を入れすぎて折れてしまった消しゴムがこっちを見ている気がしてきて怖いという【長野県 14歳 ラジオネーム つぶ&ぷりん】の三人
それぞれが怖くないのに怖くなってくるものの話を話してくれました!
そんな今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!
ざわざわざわざわ…怖くないものが怖い夏
『 夏休み終わった? 』
■
あと少し
夏休み終わるまで後1時間30分。
学校が始まるまで後9時間30分。
夏課題がまだまだ、たくさん…
9時間もある!まだ諦めん!!
辛ぇパン
女性/14歳/広島県
2021-08-25 22:32
さかた校長「これが昨日の夜10時の書き込みなんで、もう完全に始まっちゃったよね。どうなったんだろう?」
こもり教頭「確かにね(笑) でも、こういう考え方、教頭は凄く好き。後1時間30分とか、学校が始まるまで後9時間30分とか」
さかた校長「とりあえず整理するための。それで絶望するんだよな。間に合わねーだろって(笑)」
こもり教頭「分かる。でも、刻んじゃってたりするんだよね。15分でやってったら間に合うなとか」
さかた校長「でも、これ寝る時間入れてないよね」
こもり教頭「確かに(笑)」
さかた校長「辛ぇパン、もし夏休みの課題いけたよってことなら書き込んで欲しいし。どう言う状態か知りたいけどね」
こもり教頭「あと、間に合ってなくて、今日学校に行って、優しい先生は“明日までにやってこいよ”の人もたまにいるじゃないですか」
さかた校長「たまにいるけど、31日までに出来なかったら、明日までには無理なんですよ。1週間ください、先生たち! 1日じゃ無理よ。俺は出来なかったから言うけど」
こもり教頭「俺も無理でした。守れなかった。でも、夏休みが終わって学校が始まってる生徒も掲示板で見られますね」
さかた校長「北海道の人たちも“早くも学校始まってます”って書き込みいっぱいあったし」
こもり教頭「先々週ぐらいには見ましたけど」
さかた校長「夏休みが明けて、久しぶりにクラスメイトに会うって子達もいると思うけど。今また分散登校ですって生徒もいたし、緊急事態宣言もあって、夏休みが9月1〜2週間延びますって生徒もいたし」
こもり教頭「あと今日見たのは、10日まではオンライン授業になるって生徒もいましたね」
さかた校長「今は日々変わる世の中で、地域によって夏休みのズレがあったり、オンライン授業だったり、学校の参加の形が変わるかもしれないけど、課題を無事ちゃんと期限までに終わらせたんですよという君! それはえらい! まだ間に合う、頑張れるって子は、間に合うように頑張って欲しいけど。しかし、夏が…終わるね」
♪ すごい速さ / andymori
さかた校長「andymori先生! もうおっしゃる通りなんだけど、この曲が少し加速させたよね」
こもり教頭「させたね〜(笑) 正直、心の中では終わって欲しくないって気持ちもあったりするんですよ。でも今、現実を見たな」
さかた校長「でも、気温的にはまだ暑いじゃないですか。そして、何やら来週はちょっと暑くなるって。すごい速さでいろんなことが起き過ぎて、ちょっと事態を掴みきれてない自分もいるけれど、それは生徒も一緒だろうけど、夏の終わりと一緒に感じよう」
さかた校長「でも、何か夏っぽいことした?」
こもり教頭「本当に昨日思ったばっかなの。“あ、やば! 夏終わるじゃん!”って。マジで今年は何もやってない。水にも触れてない」
さかた校長「いやいや、それは生活であるじゃん」
こもり教頭「そんなこと言ったら、365日夏になっちゃうじゃん」
さかた校長「夏っぽい水ってことは海ってこと?」
こもり教頭「川とかプールとか、水浴びることがないし、流す方もやってないね」
さかた校長「流しそうめん、去年やったな〜」
こもり教頭「やったよね! うちの学校で」
さかた校長「大きくは出来ないから、流しそうめん機みたいな。本当にミニマムな流しそうめんを(笑)」
こもり教頭「校長は夏っぽいことやりました?」
さかた校長「俺は、YouTubeで日本各地の花火大会みたいな映像があるのよ。それは行けない分、マジで見たね。行った気になるために結構見たね。夜中、寝る前に」
こもり教頭「寝る前に?(笑)」
さかた校長「生放送教室が終わって、結構な時間になるじゃない。で、音楽を聴いたり、漫画を見たりもあったけど、俺は花火を見たね」
こもり教頭「いろんなのを見てるって言ったけど、正直、どこのが良かった?」
さかた校長「俺は時代とかも関係なく見てるから、名作みたいなノリで。だから、時系列は分かんない」
こもり教頭「(笑) それは、うどんさんと見るの?」
さかた校長「いや、うどんは見ないね。うどんはあんまそういうの興味ない。うどんがYouTubeで見るのは、もっぱら宇宙。宇宙が好きらしいから、宇宙に関するもの。漫画とかも“宇宙の漫画ない?”って。『宇宙兄弟』はもちろん、宇宙に関連するものを読んでいるけど。だから、この夏は1人花火かな。でも、マジでいい! マジでおすすめ!」
こもり教頭「…何か伝わってこないんだよ」
さかた校長「これは生徒のみんなは無理かもしれないけど、劇場でのお仕事がある時に、夏祭りってコーナーとかコントを作って、誰かがボケたら花火が上がるとかやったもんね(笑) 夏を感じるために」
こもり教頭「悲しいね」
さかた校長「でも、やりゃその気になる」
こもり教頭「そうか。じゃ、教頭も検索してみようかな」
さかた校長「マジでいいと思うよ。川のせせらぎとかも流したりするよ。ヒーリングミュージックというか」
こもり教頭「え、校長、最近疲れてるんだね」
さかた校長「いや、夜は疲れるわ。朝は起きてないし。だから昼は元気でしょ(笑)」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「で、夏と言えば。この話もしてないですけど」
こもり教頭「何?」
さかた校長「みんなするじゃん、怖い話。でも、俺は無理なタイプ。そう言う映画も見ないし。でも、心霊スポットに行くのが好きって人もいるじゃん。考えられないぐらい、怖いんだけど、せっかく夏だし、1回はそういうことしたいじゃん。ということでSCHOOL OF LOCK!今夜の授業は!
怖くないものが怖い…夏」
さかた校長「夏の怖いものの代表と言えば幽霊だけど、それ以外でも親が怖い、先生が怖い、高いところが怖いなど、一般的に怖いと言われているものはたくさんあると思う。だけど中には、一般的に怖いもののジャンルに入ってないものに、恐怖を感じている生徒もいるかもしれない」
こもり教頭「ジェットコースターは・・・怖いジャンルに入ってますよね? 虫も・・・怖い人いますよね。 あとはカミナリも怖いジャンルですよね? えええ? 一般的に怖くないものって何ですか?」
さかた校長「例えば、ラッセンの絵とか。あの色使いでイルカが飛び出してくるんじゃねーか? 何か迫力ある! うわぁぁ」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「あと、こけし。こけしは怖いよ。旅先とかで、温泉街の土産物売り場で、並んでで。これはいると思うよ」
こもり教頭「いるかもね 。でも、その言い方で言うと、“セロリも怖いよ〜”って」
さかた校長「いるか?」
こもり教頭「先っちょが白くて固いわけじゃない。縦に向いたらシャってなる。横にしたらポッてなる」
さかた校長「あ〜まぁね」
<シャクッ!>
さかた校長「これこれ!」
こもり教頭「うわ〜」
さかた校長「怖くないでしょ」
こもり教頭「これは怖い」
さかた校長「これ怖いの逆だろ(笑) 気持ちいいよ」
こもり教頭「これ音だけで想像したら怖いよ。この音が鳴るシチュエーション想像したら怖いじゃない」
さかた校長「俺、食べ物で怖いのあるよ。いちご。共感してくれる人いると思うんだけど、可愛いものと称されてるけど、よく見たらブツブツで。あのサイズだからいいけど、あれがもっとデカかったら、めちゃくちゃ怖い。俺は博多あまおうがキリだね。美味しいけど」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「俺は出身の名産だから好きだけど、あれがもっと大きいと思ったら、怖い」
こもり教頭「あ、そう(笑)」
さかた校長「めちゃくちゃ巨大サイズの果物が襲ってくる中で、俺はいちごが一番怖いな」
こもり教頭「そっか。じゃ、意外とあるね」
さかた校長「今夜は“怖くないものが怖い”生徒のナンバー1を決めたいと思います!」
♪ 真夏の夜の匂いがする / あいみょん
♪ 死ぬ時は笑ってたいね / たかやん
さかた校長「今夜は“他の人が怖くないのに、自分はめっちゃ怖い!”というものを持っている生徒と話をしていきます!」
ぬりかべがるーら 福岡県 15歳 女性
さかた校長「学年は?」
ぬりかべがるーら「高校1年生です」
さかた校長「早速だけど、怖いものがあるんだよね、教えてもらってもいいか?」
ぬりかべがるーら「
街中によくある“監視カメラ作動中”って張り紙が怖いです」
さかた校長「なるほど」
こもり教頭「あるね、凄くある。こんなところに貼るんだ?ってとこにもあるもんね」
ぬりかべがるーら「確かに(笑)」
さかた校長「これはいつぐらいから怖いなと思ってたの?」
ぬりかべがるーら「え、でも自覚し出したのは結構最近で。ほぼ無意識にそれを避けてたような」
さかた校長「気づいた時には怖いなと思うような」
ぬりかべがるーら「はい」
さかた校長「ちなみに、どこでよく見かけたりするの?」
ぬりかべがるーら「お店の中とかだったら、まだ分かるけど、学校行く途中のパーキングエリアみたいなところに貼ってあって、“なんで?”って1人で怯えてました」
さかた校長「でも、駐車場はあるね」
こもり教頭「防犯のためなんだろうけど」
さかた校長「“監視カメラ作動中”の紙を見て、どう感じちゃう?」
ぬりかべがるーら「なんか見られてる、撮られてるんじゃないかなみたいな」
さかた校長「駐車場で言えば、車にいたずらだったり、盗難防止のための防犯ではあるけれど」
こもり教頭「防犯カメラから見る我々は人って分かるけど、僕らから見る防犯カメラは奥が見えないから怖いじゃない」
ぬりかべがるーら「確かに」
さかた校長「その奥にセキュリティの会社の人たちとかいろいろいると思うけど、そんなの分かんないもんな」
ぬりかべがるーら「誰が見てるかも分からない」
こもり教頭「ね! しかも、張り紙があるとカメラがどこだか探しちゃわない?」
ぬりかべがるーら「探してしまいます」
こもり教頭「それで見つけた時、どう思う?」
ぬりかべがるーら「見つけた時に、鳥肌立ちます。目が合ったみたいな」
さかた校長「駐車場もそうだし、エレベーターもあるし」
こもり教頭「あるね」
ぬりかべがるーら「エレベーターは無理です(笑)」
さかた校長「完全に防犯のためなんだけど」
こもり教頭「エレベーターの防犯カメラは逃げようがないじゃん。あの四角の中を」
ぬりかべがるーら「どこ行っても映るって言うのが」
こもり教頭「エレベーターの中はやることないし」
さかた校長「もちろん防犯のためだから、ぬりかべがるーらのプライベートを覗いてるわけではないし、“うわ〜 こんなことしてる!”って思う人はいないんだけど、確実にぬりかべがるーらを撮ってる素材が存在するんだ。俺もエレベーター、怖いっちゃ怖いんだけど」
こもり教頭「ちょっとこっちの話になるんだけどさ(笑)」
さかた校長「生放送教室で起きたこと、話したいから話していいか?」
ぬりかべがるーら「はい」
さかた校長「今、目の前にiPadがあるわけよ。で、それは職人のみんなとリモートで話をするためなんだけど、使ってないからだた置いてるだけだったのに、今、ウィーンって音がなったら、画面が開いて、パッと人が映ったわけ。で、“うわぁっ!”と思ったら、
ジェーンだったんだよ」
こもり教頭「(笑) で、ジェーンが画面越しに何かを探してるのよ」
さかた校長「たまたまなんだけど、めちゃめちゃ怖かった」
こもり教頭「あ、消えた!」
ぬりかべがるーら「うわぁ!」
さかた校長「でも、今まで街中で監視カメラで撮られてて、怖いけど、向こうにジェーン先生がいると思ったら、大丈夫だよな」
ぬりかべがるーら「(笑)」
こもり教頭「何なら、見て〜って、踊ったりしちゃうかも」
さかた校長「だから、ジェーン先生がいると思って、“ウィッス!”でいい気がしたな」
こもり教頭「で、今ジェーン先生、ちょっと茶髪でクリンクリンで可愛い感じだから、そのジェーンさんが見てると思ったら」
さかた校長「一般の人は正直怖いよ。でもで生徒は怖くないわ」
こもり教頭「もし怖いと思ったら、その奥にジェーン先生がいると思って」
さかた校長「それでいけるか?」
ぬりかべがるーら「はい、やってみます」
さかた校長「“カメラの奥には、いつもジェーン”これが合言葉だ」
こもり教頭「ありがとね」
ぬりかべがるーら「ありがとございました」
♪ トワイライト・ゾーン / ザ・おめでたズ
■
監視カメラ、防犯カメラ
めっちゃわかる。
監視カメラ探しちゃう。誰かに見られてるのなんか怖い。
そらをとびたい
女性/16歳/群馬県
2021-08-26 22:42
さかた校長「でも防犯のために存在してるから」
こもり教頭「そういう意味では、すれ違う警官も怖くない?」
さかた校長「怖いよ」
こもり教頭「校長も声かけられる側の人じゃない」
さかた校長「俺なんて生放送終わり何回声かけられたと思ってんの」
こもり教頭「でしょ(笑)」
さかた校長「半蔵門周りで、“何してるんですか?”って声かけられて“あ、校長してます”“は?”みたいな。逆に良くなかったみたいな」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「“ふざけてんのか?”みたいな。“事実ですよ、これ”って言って。金髪にしてから、何回もあったわ」
こもり教頭「で、“筆箱見せてみろ”って(笑)」
さかた校長「これは生放送では言わんとこ(笑) これは危険やね。危険ではない。何も悪いことは一切してない」
こもり教頭「校長は悪いことはしてないんだけど、そのタイミングが悪かっただけね」
さかた校長「タイミングでもないな」
こもり教頭「難しいな(笑)」
さかた校長「単純に荷物検査をさせられるわけ。で、こちらも安心な人物ですよって見せるために全部見せたら、警察官の方も治安を守るために。“その小さいバッグも見せてください”“分かりました”“コレなんですか!”って、赤ペンだったよ。赤ペンを凶器だと思われて(笑) “コレはいつも台本にチェックする赤ペンなんすよ”って。あれ怖かったね」
こもり教頭「怖いよ〜(笑)」
さかた校長「“失礼しました!”ってなったけど。何も悪いことはしてないけど、怖いよね。そういうこともあるからね」
さて、ここからは…
『農業部 supported by JA全農』!!!
さかた校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動、SCHOOL OF LOCK!農業部! 顧問のさかたです!」
こもり教頭「顧問! お米って1本の稲穂から何粒取れるか知ってますか? 穂の大きさや品種によってばらつきはあるんですけど、1本の穂には、おおよそ100〜200粒のもみが実るんですって! 教頭のこもりです!」
さかた校長「あんな細いところに100〜200。凄い話だな〜。どんどん教頭の知識が。でも、それは基本中の基本ですからね。今週の活動内容は…
『農業あるある』」
さかた校長「全国の農業高校に通う生徒や実家が農業をやっているという生徒から届いた“農業あるある”を紹介していく!」
こもり教頭「採用された生徒にはSCHOOL OF LOCK!特製クリアファイル農業部バージョンをプレゼントします!」
さかた校長「さぁいこう!」
■
農業あるある
爪に土がめっちゃ入って、
「前日爪切ればよかった」と毎日後悔する。
かげろポテト
女性/16歳/三重県
2021-08-05 18:22
さかた校長「これは、あるある(笑) 何回、セロリの苗植えをする時、爪切っておけば良かったと思ったことか」
こもり教頭「結構あるあるなんだ」
さかた校長「農家の人は結構みんな深爪だね。これはいいですよ!」
こもり教頭「いいよ!」
■
農業あるある
着なくなった学校のジャージが農業用の服に変わる。
ありやまや
女性/18歳/宮城県
2021-08-05 21:52
さかた校長「これは主にお母さんね」
こもり教頭「分からんな〜!」
さかた校長「俺の中学のジャージとか着てたよな、お母さん」
こもり教頭「着てたよなって言われても分かんないっす」
さかた校長「特に下のズボンの方ね。上は学校名とか分かりやすいし。下のズボンは結構使われてたな。兄弟揃って。兄ちゃんが緑で、俺が緑で、弟が赤だったかな。これは素晴らしい、あるある出ましたね」
こもり教頭「これは素晴らしいんですね」
■
農業あるある
田植えの時期は親戚が集まって作業をするんですが
親戚が知らない人だらけなので、一人で黙々と作業する。
黒いアメジスト
男性/14歳/長野県
2021-08-24 19:19
さかた校長「これは素晴らしい(笑)」
こもり教頭「農業の経験ない教頭さえも想像したら、怖いもんね」
さかた校長「田植えもそうなんだけど、大変な時期、親戚来るね」
こもり教頭「人手が要る時ね」
さかた校長「作物を刈り取らなきゃとか、うちなんか親戚はもちろん、近所のおじさんおばさんも来てたからね。そして、手伝いの大学生たちとか」
こもり教頭「そんなに」
さかた校長「俺の友達のお母さんとかも来てたりしたから。コレは人見知りだと…コレはいいですね! 今回いいあるある多いな」
こもり教頭「そのいいの基準が校長にあるんで、僕はあれですけど」
さかた校長「悩みますけど、農業あるあるは以上! 今日、紹介した生徒全員にSCHOOL OF LOCK!特製クリアするファイル農業部バージョンをプレゼント! そして、オレが独断と偏見で決めたモスト・バリュアブル・農業あるある。 本日のMVPならぬ“MVN”を発表します! 今日は
黒いアメジスト」
さかた校長「これしかなかったね」
こもり教頭「ハマってる感あったもん」
さかた校長「奥の奥のだったね、ネクストステージのあるあるを持ってきたなと。黒いアメジストには、サイン入りクリアファイルに俺のサインも入れてプレゼントしたいと思います。というわけで、
SCHOOL OF LOCK!農業部、今日の部活動は以上!」
こもり教頭「農業あるあるは、引き続き、
農業部掲示板、
農業部の専用メールフォームで募集しています!」
さかた校長「全国の農業高校に通う生徒や、実家が農業をやっているという生徒! 君からの書き込みを待っている!」
さかた校長「さて、今夜のSCHOOL OF LOCK!、本日の授業は…
怖くないものが怖い…夏」
こもり教頭「10時台は、ラジオネーム:ぬりかべがるーらが街中にある“監視カメラ作動中”が怖いと。いろいろ考えてみたんだけど、昨今の日本で、監視カメラを繋げれば、自宅から目的地まで下手したら全部見られてるんじゃないか」
さかた校長「都市部では可能ではありますよね。特に東京の新宿・渋谷とかね。いつかアニメ映画とかになるんじゃないか」
こもり教頭「もし、監視カメラに意志が宿ったら…」
さかた校長「なんかすごく怖い未来を。暴走した未来。昔、手塚治虫先生が描いてなかった?(笑)」
こもり教頭「あり得るね(笑)」
さかた校長「じゃ、生徒たちの話、まだまだ聞いていましょう!」
Pなっつ 栃木県 15歳 女性
さかた校長「久しぶり!」
Pなっつ「お久しぶりです」
さかた校長「学年は?」
Pなっつ「中3です」
さかた校長「中3になったPなっつ。怖いものがあるんだよな?」
Pなっつ「はい、めっちゃ怖いです」
さかた校長「教えてくれ!」
Pなっつ「私が怖いものは
アナログ時計の秒針です」
さかた校長「理由あるの?」
Pなっつ「自分が小さい時の話なんですけど、普段は秒針の音が鳴っていても意識することはないのに、周りが静かで、自分の心が落ち着いた時だけ、ふと聞こえるんですよ。そんなに大きな音じゃないのに、部屋に響き渡ってるのを感じて背筋が凍りました」
さかた校長「確かに意識しないと聞こえない音量ではあるからね。“あれ? 怖いんだけど”と思ったら、それから恐怖心がある」
Pなっつ「はい、意識しちゃいます」
こもり教頭「しかも、気付いた時、“あなた、そんな大きい音で動いてたの?”って思うよね(笑)」
さかた校長「そうなんよ。普段は生活音に紛れてしまうから」
Pなっつ「本当にそれです」
さかた校長「カチカチと秒針が動く音もそうだけど、どんどん時間が過ぎていくというか止まらないわけやん。そういうのもあるの?」
Pなっつ「そうですね」
こもり教頭「過ぎ去っていく怖さってこと?」
Pなっつ「はい。カチッカチッと進んだ時間は帰っても来ないんですよ。その瞬間が次々にやってくるんですよ。怖くないですか?」
さかた校長・こもり教頭「(笑)」
さかた校長「途中、哲学でロマンチックかもって思ったわけ(笑)」
Pなっつ「本当に怖いですから」
さかた校長「今こうやって話してる瞬間も、もう戻ってこないもんな」
Pなっつ「刻々と時は過ぎ去っています」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「これはひょっとしたら哲学かもしれないな。家は時計あるの?」
Pなっつ「家はアナログ時計地獄です」
さかた校長「いやいや(笑)」
こもり教頭「そんなこと聞いたことない(笑)」
さかた校長「なんでだよ、デジタルじゃなくて、アナログ地獄なの?」
Pなっつ「はい。なぜか家の全部屋にアナログ時計があるんですよ」
こもり教頭「でも、そういう考え方したら怖いかもね」
さかた校長「それは同じ種類とか?」
Pなっつ「いや、デザインは微妙に違います」
こもり教頭「微妙にっていうのが怖いな」
さかた校長「ご家族が時間を気にするタイプなの?」
Pなっつ「普通に置いてあるぐらいで、気にするとかじゃないと思いますけど」
さかた校長「全部屋に置いてあるって」
こもり教頭「だから、時が過ぎることを忘れることがないのよ。あの部屋でもチッチッチッチッチ、もう1回聞こえ出したら、“やだ! もうやめて!”って、この部屋に入って“あ、ここは鳴ってないのか。ここだったら…あれ? へ? ここにも? いやぁ!” そういうことなんだよね」
さかた校長「どこにも逃げられないからね」
こもり教頭「そういうことなんです。アナログ時計のチッチッチッチッチは」
Pなっつ「逃げ場は廊下だけってくらいです。さすがに廊下には時計はないので」
さかた校長「でも、ずっと廊下で過ごすわけにはいかないもんな」
Pなっつ「(笑)」
こもり教頭「これ人間何がすごいかって、廊下はないって思うじゃん。ある日、廊下でも気づくんです。“あれ? 部屋から漏れてる音、聞こえてる?”」
さかた校長「壁、薄過ぎるだろ!」
こもり教頭「聞こえちゃうんです」
さかた校長「うちは分厚いはずだよ」
こもり教頭「普通は聞こえないんです。だけど、Pなっつの心が落ち着いた時に“あぁダメだ!”って」
さかた校長「Pなっついるか!? 今、部屋?」
Pなっつ「部屋です」
さかた校長「アナログ時計あるの?」
Pなっつ「今、見ながらやってます」
さかた校長「怖い怖い(笑)」
こもり教頭「それはストイックだな(笑)」
さかた校長「何、見ながらって? なんで鍛えようとしてんだよ(笑)」」
Pなっつ「今も秒針が動いてます」
さかた校長「親御さんに言って、部屋のアナログ時計をデジタル時計に変更はできないの?
Pなっつ「でも分かってくれないんですよ。このアナログ時計がある部屋で、私15年間過ごしてきてしまったんです、過ごして来れてしまったので、今さらアナログが嫌だって言ってももう誰も信じてくれないんです」
さかた校長「(笑) 大規模にしてるけど、大ごと過ぎるって。俺たちはその怖さ信じてるぞ」
Pなっつ「はい、めちゃくちゃ怖いです」
さかた校長「でも、俺は、怖いと思うアナログ時計の秒針を見ながら電話してるPなっつに別の恐怖を覚えたけどな(笑)」
こもり教頭「ストイックだねぇ(笑)」
Pなっつ「さっき長い針が4になったのにも…」
さかた校長「ちょっとポエム入ってるんだよな(笑) 今日も寝る時、聞こえるかもしれないけど、誤魔化し誤魔化しして眠りについてくれよ」
Pなっつ「はい」
こもり教頭「ありがとね!」
さかた校長「ありがとう!」
Pなっつ「ありがとうございます!」
♪ 秒針を噛む / ずっと真夜中でいいのに。
さかた校長「この曲をこのタイミングで聴くと、まるで生きてるかのように感じてしまう」
こもり教頭「分かる」
さかた校長「逆に生きているなら、仲良くなれるかもと思う生徒もいるかもしれない」
■
アナログ時計の秒針
めっちゃわかります!
ラジオ聴き終わって、よし寝よう!と思い、シーンとなった時に聞こえるカチカチという音、ゾッとします
まえむき
女性/19歳/岐阜県
2021-08-26 23:34
さかた校長「気になったら、ずっと気になっちゃうから」
こもり教頭「『秒針を噛む』ってことは、それを食べていくってことですから、なくなっていく。つまり、1秒進む毎に、自分の寿命も1秒ずつ縮んていっているのではしゃないでしょうか? だかた、秒針を噛むってことは、秒針に対して使ってる言葉ではく、過ぎゆく時間を食べているという考えなのかもしれません」
さかた校長「良かったな、過ぎ去って。ずっと続いてたら、危なかったぞ。時にありがとうだよ」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「いい『秒針を噛む』の聴き方だとは思ったけど。噛むどころじゃ済まないとは思ったけど。まだまだ聞いてきましょう!」
つぶ&ぷりん 長野県 14歳
さかた校長「学年は?」
つぶ&ぷりん「中3です」
さかた校長「じゃ、つぶ&ぷりん、何が怖いか教えてくれ」
つぶ&ぷりん「
力を入れてしまった時に、欠けてしまった消し込みの破片が怖いです」
さかた校長「え!? どういうこと!? 消しゴムを使って、たまには折れるわな。その破片ってこと?」
つぶ&ぷりん「そう。その破片を机の端とかに置いておくと、何か見られているような感じがして」
さかた校長「破片たちは、どう見てくるの?」
つぶ&ぷりん「恨んでるというか。“よくも折ってくれたな”みたいな」
さかた校長「あ〜なるほどな(笑) “使い切れよ。何、途中で折ってんだよ”って感じで」
つぶ&ぷりん「はい」
さかた校長「でも、そういうこともあるじゃん。その時は破片をどうしてるの?」
つぶ&ぷりん「ずっと端っこに置いといて、気付いた時に、どっか行ってたら“良かったな”みたいな」
さかた校長「(笑) え! 逆に怖くない?」
こもり教頭「自分から何かしてしまうと、恨まれてるものに何かするのは怖いけど、その子が自然にいなくなったって考え方だったらいいってことだ?」
つぶ&ぷりん「あ、そうです」
さかた校長「それは怖くない? 命を持って“何してんだよマジで”“買った時、丁寧に使ってって言ったやん”“なんで端っこに置くの。落ちちゃうよ。机から落ちちゃうよ。あ。あぁぁぁ”“誰も拾ってくれない。つぶ&ぷりんがせめてゴミ箱に捨ててくれたら良かったのに”“あぁ、あぁぁぁぁぁ!”」
こもり教頭「あ、誰か踏んだ」
さかた校長「つぶ&ぷりん。こういう終わり方かもしれないぞ」
つぶ&ぷりん「確かに、そうですね」
こもり教頭「折れた側の消しゴムは今の気持ちかもしれないけど、残された側もいるわけじゃない。折れてない側の本体は“ごめんよ。もっと僕に力があれば、君をもっと長く使わせることができたかもしれないのに”“でも君はそうやって離れていくんだね”“あぁ、やめて! つぶ&ぷりん、筆箱に入れないで!”ってなってるかもしれないじゃない。だから、どっちかって言うと、欠けた側もそうだけど、離れてる側も寂しいって気持ちもあるから、その子を大切に使ってあげることが、欠けた側の子の成仏につながるってこともあるよね」
さかた校長「ちょっと、つぶ&ぷりん。今残ってる方のメインの消しゴムでみんなの記憶を消そうと思う…消えね〜! 残るな〜」
こもり教頭「でも。、消しゴムに想いがあるって、欠けた側じゃないからね。両方あるからね」
さかた校長「つぶ&ぷりん、これ成仏の仕方、愛を込めて最後まで責任を持って、自分で弔うじゃないけど、やった方がいいんじゃないか?」
つぶ&ぷりん「嫌でも、自分から手をかけちゃうと、より恨まれるというか」
さかた校長「いや、そんなことはないよ。やっぱり、せめてもの最後はご主人の手で、と思うから、ひょっとしたら、こんなのを続けてたら、破片たちが集まって巨大な消しゴムになって、夜中オマエの枕元にたって、“今なら僕は何でも消せるよ! アナタもね”みたいなこともあるぞ」
つぶ&ぷりん「…」
さかた校長「あれ? つぶ&ぷりん? 消えてないよな?」
つぶ&ぷりん「消えてないです」
こもり教頭「本当に集まって消されちゃったのかと思った」
さかた校長「消されたのかと思ったよ。でも、消し込みの欠片にもそういうふうに思い遣る気持ちはつぶ&ぷりんの優しさかもしれないから。できそうか?」
つぶ&ぷりん「できそうです」
さかた校長「今にも消え入りそうな“できそうです”だったけども(笑)」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「頼んだぞ、つぶ&ぷりん。消しゴムの未来は、君にかかってる」
つぶ&ぷりん「はい」
さかた校長「ありがとう!」
こもり教頭「ありがとう!」
つぶ&ぷりん「ありがとうございます」
♪ 雲と幽霊 / ヨルシカ
今日の黒板
『 想像力ゆえに 』
さかた校長「みんなが怖くないと思うものを怖いと思ってしまう。でもその根源にはそのものの、物事の先を、先を膨らませる君の想像力ゆえにのことなんだよね。だからマイナスかと思えば実は、君が持っているその想像力豊かなファンタジーな要素を素質があるということだから。君はその怖いと思うその想像力、イメージしてくれ!」
♪ 夏夜のマジック / indigo la End
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です! この曲は、夏の終わりを感じるとともに、終わらないと終わらないで怖いよなと感じてきたね。永遠に夏が続くのも怖いから、いつか終わって欲しいなって」
こもり教頭「思い返すとね。で、この曲、教頭先生、すごく好きなの。何なら最近、毎日聴いてた。で、今気付いた。もうすぐ夏終わるだって」
さかた校長「今気づいたの?」
こもり教頭「今気づいたの。だから最近、この曲を求めてたんだって」
さかた校長「教頭は、かかってる間は夏終わらないって感じでいい?
こもり教頭「まだ終わらない。教頭の毎日リピートで聴くのが終わったら、夏終わり」
さかた校長「怖いな。ケータイがバグって、この曲ばっかりがかかったら、夏に閉じ込められる」
こもり教頭「それでもいいかも」
さかた校長「今日一番怖いのが出ましたね。コレはもう消さないでいこう」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
Music
2021.8.26 PLAYLIST
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「見られているような感じがして…」幽霊級のゾワっ? 私だけが怖い文房具
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。8月26日(木)の放送は、『怖くないものが怖い……夏』をテーマにお届けしました。周りは何とも思っていないけど、自分だけは背筋が凍る、という物や人、現象について、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭がリスナーの声を聞いていきました。そのなかから、ある文房具が怖いという14歳の男性リスナーとのやり取りを紹介します。