卒業シーズン到来!! 今夜の授業テーマは『卒業を迎えて』!!!

生放送教室 2022.3.1 火曜日

SOL!

今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK!授業テーマは『卒業を迎えて』!!

今夜は、今年卒業を迎える(た)生徒のみんなが、卒業式に出て感じたこと、思い出したこと、心残りなこと、など。今率直に思ってることを聞かせていってもらいました( ˘ω˘ )


1人目に電話をした RN:オッキーは、今日卒業式を終えて来たばかり!! 今日の式を終えて思った感想は、ちょっとモヤモヤしたこともあったけど担任の先生の涙で救われたというもの。来賓の方からの祝辞の際に来賓が「3年間を振り返って大変な事もあったと思いますが〜、、」というような話をしていて、それを聞いていた時に「来賓の人には高校生の大切なイベントや行事がなくなった辛さは分からないだろうな・・・」とちょっとモヤっとしてしまったという。でもそのあとにあった卒業証書授与式の時に担任の先生が涙ぐみながら卒業生の名前を呼んでくれていたのを聞いて、行事がなくなったのは残念だけど3年間の人間関係がなくなったわけではないし振り返れば楽しい思い出もあったなと、先生の涙をみて改めて思い返すことが出来たと話を聞かせてくれました。


2人目に電話をした RN:かれおクレパスも今日が卒業式!! 式が始まる前までは卒業するという実感がなかったけど、式の中で自分の名前が呼ばれ時に「これで本当に卒業なんだ・・・」と実感したという。そんなRN:かれおクレパスは、3年間生徒会に所属して活動をしてきたのでコロナ禍で制約は色々あったけどなんだかんだ充実した高校生活をすごすことが出来たそう。今日の卒業式では生徒会長が読んだ答辞を聞いて涙が止まらなかった。と話を聞かせてくれました。


3人目に電話をした RN:異文化の住人も2人と同じく今日卒業式を終えて来たばかり!! 3年間を振り返ってみると部活のことだったり、家庭環境のこともあったり、メンタル的に追い込まれてしまって何度も学校辞めようと思ったとこもあったりと、数えたら辛い事の方が多かったけどそれでも3年間学校に通い続けていたら、高3になって親友が出来たり、その親友と受験期をお互いに支え合うことが出来て2人とも見事合格することが出来た!! 嫌な事ばかりじゃなかった。と前向きな声を聞かせてくれました。


4人目に電話をした RN:チョコミントとまなみんの学校の卒業式は3月3日!! これから卒業式を迎えるという彼女だけど、なんと当日は卒業生代表として答辞を読むことになっているという。人前が苦手なので、答辞担当の先生に「答辞を読んで欲しい」と頼まれた時に思わず断ってしまったけど一生に一度しかない機会なので、と思い返し引き受けることにしたという。300人を前に緊張はするけど、ちゃんと卒業生代表として答辞を読んできます!と力強い声を聞かせてくれました。


改めてSCHOOL OF LOCK!職員からも言わせてください!今年度卒業の生徒のみんな!卒業おめでとう!!!輝かしい未来に幸あれ!!!

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聴取期限 2022年03月08日(火)PM 10:00 まで

卒業シーズン到来!! 今夜の授業テーマは『卒業を迎えて』!!!


こもり校長「もう3月か」

ぺえ教頭「桜も咲き始めているらしいわよ」

こもり校長「そうなの!?」

ぺえ教頭「さっき、加藤諒くんが、“河津桜、満開だよ”ってみんなに報告してくれてて。河津桜は桜の中でも早めに咲く桜なのかな。今年もなんだか、思い切った花見はできなさそうね」



こもり校長「そうね〜。花見って毎年やってる?」

ぺえ教頭「今はコロナ禍でできないけど、それまでは、かなり張り切ってシート敷いて、友達とワイワイ花見するタイプだった」

こもり校長「すごいね」

ぺえ教頭「だから本当はやりたい。やりたい気持ちもあるし、今、私にはSCHOOL OF LOCK!という居場所もできたわけだから、ここの職員たちと、今年こそ行けたらいいのになって思いながらも、もう満開なんて言われているからさ」

こもり校長「そうね〜」

ぺえ教頭「どう? 中目黒でも一緒に行く?」

こもり校長「中目黒は桜、咲くのかな?」

ぺえ教頭「何言ってのよ! 目黒川が!!」

こもり校長「あ〜、目黒川か。そっかそっか。なんかもう忘れちゃってた。ごめんごめん」

ぺえ教頭「疲れすぎよ」

こもり校長「桜って聞いてイメージしたのが、『青の洞窟』の方が出てきちゃってさ。冬のイルミネーションの。昔、目黒に住んでいたから。そうだ、いつも中目黒は満開だわ」

ぺえ教頭「疲れすぎて、あなたまだ気分、冬よ」

こもり校長「俺まだ冬。俺、マジで春、来ないんだよね。ずっと」

ぺえ教頭「“春がこない”って深いけど、どういうことで?」

こもり校長「体感がね。東京は3月に入って、今日なんて日中18度とかあったけど、今日は一歩も外出てないからさ。朝から7時ぐらいにはスタジオで仕事してたから。SCHOOL OF LOCK!に来るのに、スタジオを出たのが9時前で、真っ暗で、夜だから寒いし」

ぺえ教頭「そうだねー」

こもり校長「春を感じたい、早く」

ぺえ教頭「今日、すごい春の香りがしたわよ」

こもり校長「いいな〜。羨ましいな」

ぺえ教頭「昨日も“あれ? 春の香りがし始めたか?”って思ったんだけど、今日は、しっかり春の香りがしたね。3月1日のお昼、私は愛犬の散歩に出かけたんだけど」

こもり校長「うわ、めっちゃいい!」

ぺえ教頭「散歩だけの予定だったけど、あまりにも春を感じすぎて、テンションが上がって、散歩道でお弁当屋さんでお弁当を買って、愛犬とピクニックを3時間ぐらいして」

こもり校長「外、好きなんだね?」

ぺえ教頭「好きなのよ。自然が好きなの。自然とか、花とか鳥とか、すごい敏感なの。“あ、昨日まで咲いてなかったタンポポが咲いてるわ”とか。“あれ、昨日より蕾が膨らんでるわ”とか。四季の流れ? 変化に敏感なんだよね」

SCHOOL OF LOCK!


こもり校長「いいね」

ぺえ教頭「鳥も、“あれ? 今日、なんか群れで飛ぶわね”とか」

こもり校長「俺、そんなん気にしたことないわー」

ぺえ教頭「空も見てないんじゃない? 日中の空」

こもり校長「日中、見てない。暗い空しか見てない」

ぺえ教頭「今日の雲の流れは早かったわよ」

こもり校長「らしいね。特に今日は、Twitterで感じた。東京にいる著名人たちが、“今日はなんか…”とか、“先週の同じ曜日は、こんな温度だったのに、暖かくなって…”とか、“空が、雲が…”とか、“春が来たな”って、今日、めっちゃつぶやいているの見たのよ。羨ましいね〜」

ぺえ教頭「風が強かったから、雲の流れが早くて。良かったわよ」

こもり校長「いいなー」

ぺえ教頭「今週は天気いいみたいだから、どこかでお散歩でも行ってきたら?」

こもり校長「散歩する時間ね。日中か、朝だね。今、6時くらいには外明るいかな?」

ぺえ教頭「そんな早く?」

こもり校長「じゃないと、ないんだもん。時間が」

ぺえ教頭「それ、逆に疲れちゃわない?」

こもり校長「でしょ? だからそうすると寝ちゃうじゃん。10時とかからは、仕事あるからさ」

ぺえ教頭「そっか。できれば、お昼とか、1時と3時の間ぐらいを散歩してほしいけど」

こもり校長「したいね〜。ゴールデンタイム、ほしいね〜」

ぺえ教頭「私は、ずっと鼻で(息を)3秒吸って、口から7秒で吐くっていう」

こもり校長「めっちゃ自律神経整う呼吸法でしょ?」

ぺえ教頭「そう。今日は、ずっとその呼吸法で散歩をして」

こもり校長「羨ましい」

ぺえ教頭「でも頭痛が止まりません」

こもり校長「それは、もともと?」

ぺえ教頭「今日は低気圧なのよ。気圧が良くない。“今日、頭痛いわ”って生徒、いると思うわ」

こもり校長「そっか。季節の変わり目だから」

ぺえ教頭「桜、1回くらい見なさいよ!」

こもり校長「桜は自動的に見れると思う。中目黒住人だから」

ぺえ教頭「いや、意外と意識しないと見られないわよ」

こもり校長「そっか」

ぺえ教頭「あ、2022年の、桜の開花予想が手元に来たんですけど」

こもり校長「そういうの知りたい!」

ぺえ教頭「東京は3月22日。あ、私の本の発売日ですね(『退屈の愛し方』KADOKAWA刊)」

こもり校長「さすが!」

ぺえ教頭「みなさんよろしくお願いしますね。
あと東北、仙台が4月6日。北海道、5月10日。鹿児島3月26日、福岡3月22日」

こもり校長「九州?」

ぺえ教頭「26日とか、東京とあんまり変わらないかな」

こもり校長「そうか。じゃあ、桜前線を追っかけて上っていきますか。徐々に徐々に」

ぺえ教頭「あなた?」

こもり校長「そしたら、2か月くらい桜を感じられるってことでしょ?」

ぺえ教頭「あ、そうね。いいね、その考えいいわ」

SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


『 卒業 』

こもり校長「今日が卒業式という生徒も多かったと思います。
卒業生のみんな、改めておめでとう!
僕は、“卒業”っていうものに縁遠い人間だったんだけど。通信制ということもあって、卒業式に対する想いや思い出とかが、18歳の自分にはなかったから。教頭は?」

ぺえ教頭「私、この間、“彼氏の第二ボタンを卒業式にもらった”って話をしたんだけど」

こもり校長「うんうん」

ぺえ教頭「その他の話だったら、中3の卒業式のタイミングで花粉症デビューしたの」

こもり校長「すごいね(笑)」

ぺえ教頭「で、花粉症で涙が止まんなくて、人一倍感動して泣いている生徒みたいになってて。で、卒業式って練習もあるじゃん? 練習の段階から、花粉症で号泣しているわけ」

こもり校長「(笑)」

ぺえ教頭「“え? 慎平なんかすごい感極まってる”みたいな空気になっていたんだけど、ただすごい目がかゆくて、ただ花粉症にやられてた、というのが記憶にあるわね」

こもり校長「なんか、あれだね。何とも言えない思い出だね」

ぺえ教頭「でも、忘れられないのよ、あれ。すごい見られてたの、“すげー泣くじゃん”って」

こもり校長「内容としてはさ、なんとも言えないけど、今も覚えているんだから、やっぱり時期っていうのは大事なんだなって」

ぺえ教頭「周りに言えなかったのよ、私。感動して泣いてるって思ってるからさ。“花粉症なんだよ”なんて言えないじゃん」

こもり校長「冷めちゃうしね」

ぺえ教頭「冷めちゃうし。だから、“うん、ちょっと…。やっぱり別れは来るのね〜”なんて。そんなこと言ってましたけどね」

SCHOOL OF LOCK!



♪  桜の森 / 星野源


こもり校長「コロナ禍になってもうすぐ丸2年になるけど、それで景色を見なくなったっていうのはあるかも。やっぱりなるべく外に出ないようにって、無意識のうちにしているじゃん? 外にずっといない方がいい、人との接触を避けた方がいい…とか。カフェテリアに行くこともなくなったし、道を歩くってことも、ちょっと罪悪感がある時期があったじゃん」

ぺえ教頭「そうね」

こもり校長「緊急事態宣言が出ていたり、今も県によってはまん延防止(まん延防止等重点措置)が出てるし…って思うと、いつしかそういう“何かを楽しむ”とか“変化を楽しむ”ってことから遠くなっていた自分がいたなって、曲の間、ずっと考えてたのよ」

ぺえ教頭「ほら、こもり校長。忙しくて空を見られないだろうからって、今日の空の画像を送ってくれてる生徒もいるよ」

こもり校長「ありがとう! ありがとう! 青空の写真って、待ち受けにしたほうがいいらしいよ。それを見ると精神的に心が落ち着くとかあるんだって」

ぺえ教頭「穏やかになれる?」

こもり校長「ありがとね。なんか心配させちまったなぁ。ごめんな」

ぺえ教頭「心配するわよ、みんな」

こもり校長「単純に、人間だから、ただ疲れたってだけで、病んでたりしてはいないから。でもそういう優しさは素直に受け取ろうかな。
今日は、ツイッターのトレンドにも、“無事卒業”とか、“高校卒業”ってワードがトレンド入りしてて。
…ということで、今夜は、この授業を行う!!!」

『卒業を迎えて』!!!

こもり校長「今夜は、今年卒業を迎える君が今思っていることを聞かせてほしい。
卒業式に出て感じたこと、思い出したこと、心残りなこと。卒業を迎える君からの書き込み待っています。
コロナ禍で卒業式が中止になっちゃったっていう生徒も、もちろん参加してOK!
部活に打ち込んで、結果を残せて卒業できたという君も、好きな人に思いを伝えられずに卒業を迎えてしまった君も、大学から友達と別れ、1人暮らしが始まるという君も、卒業への思いを学校掲示板に書き込んでほしい」

SCHOOL OF LOCK!


オッキー 群馬県 18歳

こもり校長「卒業式はいつ?」

オッキー「今日、ありました」

こもり校長「改めておめでとう!

オッキー「ありがとうございます」

こもり校長「卒業式、どうだった?」

オッキー「ちょっとモヤモヤするところもあったけど、担任の先生のおかげで、大切なことにも気付けことができた1日かなって思います」

こもり校長「なるほどね〜。卒業式はどういう形で開催されたの?」

オッキー「卒業式は、生徒に1人につき保護者1人だけを呼べて、中には、保護者と卒業生と先生しか来れない形でした。在校生はビデオで、各教室で観るだけ、みたいな」

こもり校長「リモート映像みたいな形で、在校生が観てくれている感じだ」

オッキー「そうですね」

こもり校長「卒業式の時間は短縮だったのかな?」

オッキー「そうです。けっこう短めで」

こもり校長「卒業を迎えて、モヤモヤが残るって言ってたけど、どういうことでそう思ったんだろうか?」

オッキー「今日の卒業式の、来賓の人とかの祝電とかに、モヤっとすることがあって」

こもり校長「式のことで掘り返させるようなことになっちゃうけど、なにでモヤっとしたか、聞いてもいい?」

オッキー「大丈夫です。祝電とかで、“みなさんの3年間を思い出して、イベントごととかは少なかっただろうけど、でも充実した日々だったんじゃないかと思います“なんてことを言われて。”いや、あなたたちは充分やれてたでしょう? 僕らの気持ちになってそんなことを伝えなくていいんだよ“みたいな。自分たちがそういう経験をしているから、知ったように言われるのが、モヤっとするものがありました」

ぺえ教頭「なるほど、確かにそうだね」

こもり校長「ちょっととってつけたような言葉というか、定型文をちょっと変えて、“このコロナ禍は大変で…”みたいに言われたことに対して、ちょっとモヤっとしたってことか」

オッキー「はい。そうです」

こもり校長「当事者はオッキーたちが過ごした3年間だから、やっぱりそういう風に言われるのは違うだろうって思った?」

オッキー「そうですね」

こもり校長「イベントとかがけっこうなくなったのかな?」

オッキー「そうですね。もう、本当に全然なかったですよね。第1波が1年生の冬頃、3学期に入って1か月経ったぐらいで、そこからずっとコロナで。イベントも、規模短縮でやれたけど…みたいな」

こもり校長「そうだね。学校の生活様式も変わったりしただろうしね」

オッキー「そうですね」

こもり校長「その中で自分たちが過ごしてきたことだからね。そこにはモヤっとしちゃうよな〜」

ぺえ教頭「同じ生徒いるだろうね」

こもり校長「それで、モヤっとした気持ちのまま、式は終わっちゃったのかな?」

オッキー「その後にやった、担任の先生が卒業証書を渡すのに、生徒1人1人の名前を呼んでいるところで、大分、思うことが変わりました」

こもり校長「どういう風に変わったの?」

オッキー「担任の先生が名前を呼んでいる時に、僕のクラスが最初だったんですけど、担任の先生は一言目からずっと涙声で」

ぺえ教頭「あ〜、そうか〜!」

オッキー「僕のクラスの生徒1人1人を呼んでいったんですけど、その時に、僕らの思い出っていうのが、なんだろう…イベントが消えたとか消えてないとかじゃなくて、ない中で、みんなで話したり遊んだりした生活そのものが、僕らのそもそもの1番の思い出なんだなって。遊んだりっていうのがほとんどない中で、あれだけ先生が一言目から泣いてるのを見て、イベントがどうのこうので苛立っていた自分もおかしいな、みたいに思って。それと同時に、まだやっぱりそういうところだけしか見えてない自分も、すごい子供だなって気付いて」

こもり校長「そんなことはないけどね」

ぺえ教頭「それで気付けたんだから、ほんとに立派だと思うし。先生もね、悔しい気持ちだったり、もっとイベントを楽しませてあげたかったなとか、思い出をもっと違う形で作ってあげたかったなって、いろんな思いがこみ上げてきた涙だったのかもね」

こもり校長「オッキーが式の最中にモヤモヤと感じたことは、決して子供だから感じたわけじゃないと思う。モヤモヤしたことを“子供だ”って決めつけてしまうのであれば、じゃあ、いったい大人はどうするのが正解だったのか。この世界で、コロナ禍で、大人だってきっとモヤモヤしてるだろうし、仕事でうまくいかなかったことでモヤモヤしている人もたくさんいるだろうし。世の中が混沌とした中で、みんなモヤモヤした気持ちを抱えていて。振り返った時に、“ハッピーだー!”っていう人の方が、俺は少ないんじゃないかと思う。今日、感じたことで、子供だなって思う必要は1ミリもないと校長は思う」

ぺえ教頭「うん。私も、いい意味でオッキーは敏感だなって思った。このまま成長してほしいし、大人になっていってほしいって思うわ」

こもり校長「その中で先生の涙を見て、自分の心が変わるっていう体験自体に、すごく今日というものの意味があったし。校長が言ってることもまた、オッキーの感じた“モヤっとした大人の一言”みたいに思うかもしれないけど、俺、本気のオッキーの気持ちを聞いて、“あ、そういうことだな”ってすごく思うから。全部わかるよって言うつもりももちろんないし、でも辛かったんだろうなっていうのは、嘘じゃなく感じるものはあるから」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「今日、そういう風に思っているってことを、リアルタイムで、心で思ったことを頭の中で整理しているうちに話してくれたっていうのが、俺は嬉しいし。なんか、ずっと話を続けたいなって思っちゃう」

SCHOOL OF LOCK!


ぺえ教頭「立派だと思うよ。結局最後に感謝する気持ちが、あるわけじゃない? こうやってね」

オッキー「はい」

ぺえ教頭「すごいよ」

こもり校長「ここから先、卒業して、オッキーの新しい一歩が始まるわけだけど、教頭が言ったように、敏感であり続けるってことが、長所でもあり、それがゆえに苦しいこともあるだろうけど、その一歩が着実な一歩になることを願っている」

オッキー「はい」

こもり校長「改めて。卒業おめでとう!

ぺえ教頭「おめでとう!

オッキー「ありがとうございます」

こもり校長「これからも一緒に歩んでいこうね」

オッキー「ありがとうございます」


♪  旅路 / 藤井風


こもり校長「何度も言うようだけど、オッキーが今日感じたモヤモヤみたいなものを、同じことを思った生徒がいると思うんだ。でも、そのモヤモヤは決して間違いじゃないし、ただ正解だったのかって言われたら、“正解だよ!”とも言えないけど。それを思ったってことに意味があるし。だからそこに悩む生徒もいるかもしれないけど、そこに罪悪感を持つ必要はない」

ぺえ教頭「私は、傷つかないために鈍感にならないでほしいな。敏感であり続けてもいいから、傷ついてもいいから、生きていってほしいなって、さっきの話を聞いていて思った。綺麗な心よ、ほんとに。まっすぐでね。そのまま生きていってほしい」

SCHOOL OF LOCK!


かれおクレパス 兵庫県 17歳

こもり校長「かれおクレパスは卒業式はいつだったの?」

かれおクレパス「今日です!」

こもり校長「卒業式はどんな感じで開かれたの?」

かれおクレパス「校歌とか国歌がCDのみだったり、換気などの感染対策をして、生徒1人につき保護者2人で、在校生も、送辞を読む生徒代表の子だけ来ました」

こもり校長「じゃあ、ほんとに規模も縮小して、時間も短縮してみたいな?」

かれおクレパス「そうですね」

こもり校長「どうだった? 卒業式に出てみて」

かれおクレパス「最初は全然実感がなかったんですけど、卒業証書(授与)で、呼名された時に、すごい実感しました」

こもり校長「かれおクレパスは、高校3年間、何か所属してたの?」

かれおクレパス「私は、生徒会と放送部に入っていて、特に生徒会では忙しくしてた方で、仕事人間じゃないけど、そんな感じでした」

ぺえ教頭「頑張ったね〜」

こもり校長「きっと大変な中での生徒会の活動だったと思うけど。今日という日が卒業だったから、振り返ってみてどう?」

かれおクレパス「コロナで制限があるなかでも有意義な3年間を過ごせたなって思います」

こもり校長「どんなことを有意義に感じた?」

かれおクレパス「2年生の時に、文化祭が中止になってしまって。2年生は模擬店を出すんですけど、楽しみにしていたのにできなくって。それでも、最後に出来た文化祭で、私は後輩の学年をまとめる役だったんですけど、当日ギリギリまでもめてしまったりとか、うまくいかないこともいっぱいあったんですけど、終わった時に、先生方に、“今までで1番良かったよ”って言われたことが、すごく自分の中で大きかったです」

こもり校長「そうか。周りの先生の言葉もあって、今日を迎えて“やったな、頑張ったな”って思えた?」

かれおクレパス「そうですね」

ぺえ教頭「うん、いい思い出だね」

こもり校長「そうだね。俺の時は…校長先生は通信制だから、文化祭とかもやってないからわからないけど、きっと、大変なのよ、普通にやるだけでも。こんな答えのない中、あんなに大変なことを潜り抜けてやったっていうのは、想像しただけですげーなって思うから。当事者のかれおクレパス、よく頑張ったね!」

かれおクレパス「ありがとうございます」

ぺえ教頭「ね。試行錯誤しなきゃいけない中、なおさら、頑張ってよくまとめたわね。見てみたかったわ、この文化祭」

こもり校長「そうだね。どういう風に行われていたのかなって思う。かれおクレパスの中では、この3年間は無駄じゃなかったなって感じられた?」

かれおクレパス「そうですね。特に一緒に頑張ってきた生徒会長の答辞で、生徒会長からの感謝の言葉を聞いた時は、いろんなことを頑張ったなって思って、すごく涙が止まらなくって。特に、私は4月から東京の大学に進学するので、生徒会とかの仲間とかも離れ離れになるので、中には、マレーシアの大学に行く子とかもいて。だからこそ、3年間で得た絆ってすごく大事だなって思いました」

こもり校長「今日、感じたことを、胸に刻みながらね。
かれおクレパス、ほんとに卒業、おめでとう!

ぺえ教頭「おめでとう

かれおクレパス「ありがとうございます」

こもり校長「新しい一歩歩んでいこう」

かれおクレパス「はい! ありがとうございました」


♪  空も飛べるはず / スピッツ


卒業
今日は卒業式でした。
卒業合唱の練習をしている時、「これは本番泣くなぁ」って思ってたけどやっぱり泣いちゃいました笑
そして、私のクラスはとある事情で担任の先生が途中で変わってしまったのですが、その先生も来てくれてほんっとうに嬉しかったです(;;)(;;)
憧れだった制服プリも撮れたし、笑いあり涙ありで最高の3年間の締めくくりでした!!

いちまるる
女性/15歳/新潟県
2022-03-01 18:39


ぺえ教頭「みんな、各々の感情が溢れているね」

こもり校長「2022年の3月の卒業を感じられるのは、今年卒業の子だけが感じられることだから。俺は話をいっぱい聴きたいんだよね」

卒業
今日卒業式がありました
式自体は何ともなかったのですが最後のホームルームで親とクラスのみんなにコメントをする時間があって絶対泣くだろうなと思ったらクラスで一番しっかり泣きました笑改めてここまで育ててくれた親への感謝を再確認出来たしクラスのみんなともたくさんの楽しい時間を過ごしてこれたことを実感してとても良かったです!もう高校に行く機会がないとなると何だか悲しいです

顔面ロッククライミング
男性/18歳/福岡県
2022-03-01 19:00


ぺえ教頭「そうだね、私も卒業してから……あ、1回、番組のロケで、自分の高校に行ったことはあるけど、それ以外はないね。お仕事以外でプライベートで行ったことない。そうね、確かに」

こもり校長「いいね〜。そういうのいいね〜。俺、全くないからさ。卒業式なんて、感動のかの字もなかったから」

ぺえ教頭「そっか。卒業式は、どういう形だったの?」

こもり校長「卒業生だけ参加。(通信制なので)学校にも行ってなかったから、クラスでまとめられるんだけど、クラスメイトも初めて見る子ばっかりみたいな」

ぺえ教頭「通信だと会わないからね〜」

こもり校長「“あ、こんな子がクラスメートだったんだ”って。で、知らない子が卒業生代表で答辞を読んでて。校長先生から“卒業おめでとう”っていう言葉はあるけど、担任の先生からの言葉はなかった。教室に行くとかもないし。体育館で集まって、式が終わって。サヨナラ学校って感じもなかった。知らない学校だったからね」

ぺえ教頭「卒業式で“初めまして”って感じってことよね?」

こもり校長「俺は、感動とかって感じじゃなかったから」

ぺえ教頭「じゃあ、こういうのは羨ましいっていう?」

こもり校長「羨ましさもあるし、そういう人生もあるって思うから。もちろん俺は、自分の人生に後悔しているから、こういう皮肉な言い方しているわけじゃなくて、俺は、これが正解だったと思っているから。だからこそ、こういう感覚を生徒のみんなに教えてもらえて嬉しい。だからめっちゃ聴きたいの、話を」

SCHOOL OF LOCK!


異文化の住人 滋賀県 18歳

こもり校長「異文化の住人、卒業式は?」

異文化の住人「今日、ありました」

こもり校長「どういう形で開かれたの?」

異文化の住人「生徒1人につき保護者が1人だったり、校歌も音楽だけ流れたりして、いつもとは違う雰囲気でした」

こもり校長「そうか。合唱とかできないからね〜。音源だけみんなで聴いてって感じか。卒業式に出てみて、どうだった?」

異文化の住人「すごく楽しかったです。今まで3年間でたくさん苦しいことがあったりしたけど、高校最後の文化祭で、とても仲のいい友達が出来て、その友達と最後一緒に卒業式を迎えることができて良かったです」

こもり校長「最後にね。3年間、辛いことも多かった?」

異文化の住人「はい」

こもり校長「それでも最後に一緒に集まって出来たってことに楽しさを感じたの?」

異文化の住人「はい」

ぺえ教頭「何よりだよね。辛いこともたくさんあったと思うけど、最後、こうやって笑えていることが、良かったと思う」

こもり校長「そうだよね〜。その仲のいい親友とは、なんか話した?」

異文化の住人「大学行ってからも一緒に遊ぼうって話をしました」

ぺえ教頭「あ〜〜!」

こもり校長「大学は別々?」

異文化の住人「別々です」

こもり校長「今まで同じ学校で、同じ学年で。俺、たまに思うんだけど、これってすごい確率だと思うのよ。同じ年に同じ地域に生まれ、同じ学校で同じ学年になって友達になるって、すごい巡り合わせだと思うわけ。ここから先はもっと広いカテゴリーでくくられていくわけじゃん。で、今日から別々の道に行くのに“また一緒に遊ぼうね”って言える友達がいるって、すっごい幸せなことだなって思う」

SCHOOL OF LOCK!


ぺえ教頭「そうだね〜。なかなか強い絆がないと、卒業してからも繋がり続けるってできないからね。私も思うわ」

こもり校長「異文化の住人、辛いことを乗り越えて良かったなって感じもあるの?」

異文化の住人「はい、あります」

こもり校長「かけがえのない出会いになった?」

異文化の住人「はい。かけがえのない出会いになりました」

こもり校長「いや〜、そう言い切れるっていうのはほんとにすごいことだね」

ぺえ教頭「異文化の住人、初逆電なんだね?」

異文化の住人「はい、そうです」

ぺえ教頭「(笑)意外なんだけど。ごめんね」

こもり校長「(笑)す〜ごい(書き込みを)読むもんね」

ぺえ教頭「すごい読むし、Twitterでも見かけるから。初逆電だったんだね。いつもありがとうね。卒業しても聴き続けてよ〜」

異文化の住人「はい。ありがとうございます」

ぺえ教頭「離れないでよ〜」

異文化の住人「はい!」

ぺえ教頭「私たちの絆も大事にしてよ〜」

SCHOOL OF LOCK!


異文化の住人「はい!」

こもり校長「SCHOOL OF LOCK!の大元のテーマがあるからね。未来の鍵を見つけたら、うちの学校から自由に卒業してってくれよ、というけど」

ぺえ教頭「切ないわね、やっぱり。卒業を迎えて」

こもり校長「そうだよ。切ないよ」

ぺえ教頭「異文化の住人の名前を、これからあんまり見なくなるのも、切ないから。たまに時間があったら…」

こもり校長「まあでも、新生活に向けて環境も変わるだろうし、大変なことも増えるだろうけど、ここはいつでもあるから。友達と遊んだ後に戻ってきてくれてもいいし。明日も、明後日も、しあさってもあるからさ」

異文化の住人「はい」

こもり校長「異文化の住人が、“辛いことを乗り越えたことによって素敵な出会いがありました”って、“やっぱり楽しかったです”って、俺たちに聞かせてくれた言葉。すごい聴いててハッピーになった」

ぺえ教頭「うん。嬉しいね」

こもり校長「その言葉が未来に続いていくことを願っているし、またこうして話したいと思っているし」

異文化の住人「はい」

こもり校長「今日、卒業という形はあったけど、変わらないものっていうのも絶対にあるから。これからも、俺たちは変わらない関係で居続けような!」

ぺえ教頭「(笑)」

異文化の住人「はい、よろしくお願いします」

ぺえ教頭「ありがとう」

こもり校長「卒業、おめでとう!

ぺえ教頭「おめでとう


異文化の住人「ありがとうございます!」


♪  Spotligh / Rude-α


こもり校長「卒業という形はあるけど、そこだけじゃないものもあるからね」

ぺえ教頭「そうね」

こもり校長「なんかこの時期は、しんみりしちゃいますね。ワードとタイミングとね、新学期っていうのもあるから」

ぺえ教頭「ほんと、先生みたいな気持ち。母親に近いのかな。なんだろこれ」

こもり校長「あと、友達みたいな感じでも喋ってるからさ」

ぺえ教頭「そうだよね」

こもり校長「みんな、俺、勝手に友達だと思っているから。マジで」

チョコミントとまなみん 香川県 18歳

こもり校長「チョコミントとまなみん、卒業式はいつなの?」

チョコミントとまなみん「明後日の3月3日、卒業します」

こもり校長「どうよ、今、明後日の卒業式に向けての心境は?」

チョコミントとまなみん「私、卒業生代表で、答辞を読むことになって」

ぺえ教頭「え〜! ドキドキ〜」

こもり校長「すげーじゃん! すごくない?」

チョコミントとまなみん「すごい、緊張してます」

こもり校長「そりゃ、緊張していいものだと思うけど。すごいことだよ、答辞を読むっていうのは」

ぺえ教頭「なかなか出来ることじゃないからね」

こもり校長「卒業式はどんな形で?」

チョコミントとまなみん「家族は1人までで、在校生はやっぱり入れなくて、先生のみになってます」

こもり校長「じゃあ、卒業生の前で、答辞を読むってことか。何人ぐらいいるの?」

チョコミントとまなみん「300人です」

こもり校長「いるね〜〜!」

ぺえ教頭「その代表だもんね〜」

チョコミントとまなみん「(笑)」

ぺえ教頭「私、絶対出来ないわって見てた。他の子が読んでるの見て。すごいなあって」

こもり校長「緊張するだろうね。どういう風に選ばれるの?」

チョコミントとまなみん「受験で忙しい子もいるから、進路が決まっている子の中から、先生がいろいろ考えて選んだんだと思います」

こもり校長「なんで選ばれたと思う?」

チョコミントとまなみん「私、高校で研究をしてて、それで評価されて、選ばれたのかなって」

こもり校長「研究って?」

チョコミントとまなみん「理系コースにいたんですけど、その中で、生物系の研究をすることがあって」

こもり校長「じゃあ、発表とかは慣れてる?」

チョコミントとまなみん「それでもやっぱり、人前に立つのはまだ慣れないっていうか、緊張して」

ぺえ教頭「そうよね〜。卒業式っていう場でもあるしね」

こもり校長「あの空気感ね」

ぺえ教頭「緊張感もあるし」

こもり校長「じゃあ、あんまり人前で喋るのは、得意ではない?」

チョコミントとまなみん「はい。得意じゃないです」

こもり校長「でも、もう明後日だよ。原稿は?」

チョコミントとまなみん「出来てます」

こもり校長「完成しているんだ!」

ぺえ教頭「すごい!」

こもり校長「出来はどんな感じ? 出来っていうのもアレだけど」

チョコミントとまなみん「3年間の思い出とか、友達へとか、先生への気持ちを込めて作りました」

こもり校長「それって、卒業式の練習みたいのはあるの?」

チョコミントとまなみん「はい。予行があります」

こもり校長「じゃあ、ぶっつけ本番じゃないんだ?」

チョコミントとまなみん「その時は、みんなの前では読まないんですよ」

こもり校長「まあ、そうか」

ぺえ教頭「本番だけ?」

チョコミントとまなみん「はい」

こもり校長「不安?」

チョコミントとまなみん「すごく不安です。やっぱりみんなの前に立って、ちゃんと話せるかなとか、やっぱり気持ちを伝えられるかなとか、不安があります」

こもり校長「でも、なんだろうね…みんなが聴きたいことって、チョコミントとまなみんが、噛むことなくしっかりハキハキと読んでるものを聴きたいわけじゃないと思うから」

チョコミントとまなみん「あ〜〜!」

ぺえ教頭「うん!!」

こもり校長「俺だったら、めちゃくちゃ噛んじゃったりとか、涙して言葉詰まってるとか、そういうのを見た時に、3年間を思い出すだろうし。涙する瞬間ってそういうことに繋がるから、意外とそういうことではない気がするけどね」

チョコミントとまなみん「確かに、そうかもしれないですね」

ぺえ教頭「そうだね。上手にやることよりも、チョコミントとまなみんの、素直な、コロナ禍の学生生活で感じたことをそのまま言葉にして、思いを伝えてほしいなって思うね」

SCHOOL OF LOCK!


こもり校長「どうだった? 3年間振り返って」

チョコミントとまなみん「コロナでけっこういろんな行事とかなくなったりしたんですけど、やっぱり友達の存在の大事さに、改めて気付かされたなって思います」

こもり校長「その思いって、嘘じゃないから。答辞と比べて、今、答えてくれた言葉の方が、言葉数としては短いじゃん。でも、伝わるじゃん。多分、そういうことだと思うんだ」

ぺえ教頭「心に届く思い、言葉って、そういうことだよね」

こもり校長「もちろんちゃんとした式でみんなの前で読むんだから、責任感とか、みんなのためにって気持ちはもちろん大事で。そうやって責任感を持てるのって、大事なことだなって思うけど」

チョコミントとまなみん「はい」

こもり校長「でもきっと、みんなが迎えたい卒業って、そういうことじゃないって思うから。完成度が10%だとしても、それが10年後、20年後に残る10%の方が、意味があると思うからさ」

チョコミントとまなみん「あ〜…」

ぺえ教頭「チョコミントとまなみんの答辞を聴きたいよね」

こもり校長「そうだね。どこかの誰かの完璧な文章じゃなくてね」

ぺえ教頭「そうね!」

こもり校長「不安もあるだろうけど、それ以上に、感じた思いを言葉にして、届けてほしいと思う」

ぺえ教頭「読んでる最中に気持ち変わったら、いいじゃない、違うことを話し始めても」

チョコミントとまなみん「(笑)」

ぺえ教頭「“こういう風に書いてあるんですけど、今、これを読もうと思ったけど、なんか違いますね”ぐらいの。その時に出てきた素直な感情を伝えてくれたらなって思います」

こもり校長「緊張したなって思ったら、校長と教頭が横にいると思って」

チョコミントとまなみん「(笑)」

こもり校長「逆に緊張しちゃうか、1歩後ろにいると思って。
改めて、卒業おめでとう!

ぺえ教頭「おめでとう!

チョコミントとまなみん「ありがとうございます!」


♪  さくら (独唱) / 森山直太朗


こもり校長「思いだよね〜」

ぺえ教頭「でも上手に喋ってたから、大丈夫そうよ!」

こもり校長「って思う、俺も。心配することないよ」

ぺえ教頭「ね。今日、冒頭で話した加藤諒君の河津桜、諒君本人が反応してくれて」

こもり校長「マジで!?」

ぺえ教頭「“じぇじぇじぇ”って言ってます(笑)」



こもり校長「すごいね」

ぺえ教頭「もしかしたら、聴いてくれてるのかもしれない」

こもり校長「そうだね!」

ぺえ教頭「ありがとね」



今日の黒板


SOL!


『覚悟』

こもり校長「今日改めて卒業する生徒の話を聞いて自分が今の立場で君たちに言葉を届けようと思った時に『この3年間の想いを胸に抱いて新しい希望の一歩を踏み出してください。』って多分俺は言うし本気で思うと思う。でも卒業する君たちの立場になったときに『何適当なこといってるんだよ!こっから頑張るの俺らだから!!』って正直思うと思うし、その立場になったときに思う事は多分俺は変わるって自分で今思った。

だから今日君が思う事は間違いじゃない。でも自分にとって良い結果でも悪い結果でもそれを受け入れるには覚悟が必要。だから良い悪いの結果じゃなくてどう思うか、何を言うか受け入れる覚悟があれば君にとっての今日が、これからの卒業式がどんな形でもどんな思いでも無意味なのものにならないと思う。で、今これを言っていることとかこれから言うことが『きれいごとだよ』っておもうかもしれないけど俺は今、本気で思ってる。これから卒業して社会に出ていく君たちの一歩が本当に輝かしい一歩になって自由な一歩であって君たちだけの素晴らしい未来が来ることを願ってる」


♪  3月9日 / Little Glee Monster


こもり校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です。
やっぱね、う〜んって思っちゃう。俺はね。卒業ってものが、俺はターニングポイントにならなかったから。
SCHOOL OF LOCK!で、こういう立場になって、こんなにもたくさんの人が、卒業というもので覚悟を決めて社会に行くんだっていうのを感じると、ほんとに、強い一歩を踏み出してほしいなって、心から思う」

ぺえ教頭「いろんな感情が聴けて、すごい楽しかった」

子どもから大人へ
今日高校を卒業したけど、そーいえばあと一ヶ月で成人するんだよね。てことは、法的に『子ども』を卒業するタイミングも近づいてるわけで。
高校卒業したばっかやけど、もう社会では大人扱いになるのか...早いな。
子どもから大人になるのってグラデーションかなって思ってるけど...怖いな。急に責任がついてくるんだもん。怖いの私だけ、?

あおいじろう.
女性/17歳/岡山県
2022-03-01 23:40


ぺえ教頭「そっか、成人がね」

こもり校長「4月から18歳からだから」

ぺえ教頭「なるほど〜」

こもり校長「でもみんな怖いから。大人の俺でも怖い」

ぺえ教頭「ほんとそうね」

こもり校長「でも、それもそのタイミングだと思うし。一緒に頑張っていこうか。
改めて卒業、おめでとう!

ぺえ教頭「おめでとう!

こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時にふたたび開校!」

ぺえ教頭「起立! 礼!」

こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜!!!!」



こもり校長の放送後記

人それぞれに卒業という形がある


ぺえ教頭の放送後記

卒業という居場所

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年03月08日(火)PM 10:00 まで

Music 2022.03.01PLAYLIST

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「花粉症で号泣」「クラスメイトと“はじめまして”」SOL!こもり校長&ぺえ教頭の卒業式

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。3月1日(火)の放送では、『卒業を迎えて』をテーマにお届けしました。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭には、卒業式にどのような思い出があるのでしょうか。2人のトークを紹介します。

Students 今日の生徒

群馬県 18歳 オッキー
兵庫県 17歳 かれおクレパス
滋賀県 18歳 異文化の住人
香川県 18歳 チョコミントとまなみん

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年3月8日(火)PM 09:59 まで

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