今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!は生徒のみんなにこんな問題を出題!
『問題:君にとって学校とはどんな場所か答えよ。』
みんなにとっての学校は、友達と遊ぶ場所、部活をやる場所、好きな人に会える場所、しんどい場所、居心地の悪い場所・・・など!今日はこの問題に対する生徒の答えを聞いていきました。
1人目に電話をした生徒は “学校は辛くて居心地の悪い場所” と答えてくれた RN:
莉葉。
現在中学2年生の RN:莉葉 は今年のクラス替えでクラスの雰囲気に馴染むことが出来ず、担任の先生ともそりが合わないということも重なり10月から1か月ほど学校を休んでしまっているという。。今は学校のことを考えるだけでも辛いし、出来れば卒業まで学校に行きたくないと思っている。と心の声を聞かせてくれました。
2人目に電話をした生徒は “学校はいじめられる場所” と答えてくれた RN:
加奈子。
現在高校3年生の RN:加奈子 は些細なキッカケからいじめが始まり、小・中学校そして高校と9年間、学校でずっといじめられ続けてきたという。そんな辛い状況ではあるけど、その中で唯一、中学校の時の国語の先生だけは自分を褒めて認めてくれた思い出がありいじめからも守って助けてくれたので、自分も将来そんな“先生”になりたいと思い、今はいじめは受けているけど、先生になることをモチベーションにとにかく頑張っている。と話を聞かせてくれました。
今日はテーマが、10代のみんなに近い “学校” というものだったのでいつもより書き込みが多かったかなと感じました( ˘ω˘ ) 「学校」。みんなにとってはどんな場所かな? 学校掲示板に沢山の “答え” が載っているので良かったら覗いて見てください!
生徒への問題『君にとって学校とはどんな場所か答えよ。』
『 君にとって学校とはどんな場所か答えよ。 』
こもり校長「今夜はこの黒板に問いを書かせてもらったんだけど、この問題を今日は生徒のみんなに出したいと思います!
SCHOOL OF LOCKもラジオの中の学校だけど、今日はリアルな学校について話をしていきたいと思ってます! 友達と遊ぶ場所、部活をやる場所、好きな人に会える場所、しんどい場所、居心地の悪い場所、いろんな答えがあると思う! 自分なりの答えでいいのでなるべく詳しく書いて、学校がどんな場所なのかを教えてほしい」
ぺえ教頭「きっと十人十色だろうね。こもり校長にとってはどんな場所だったの?」
こもり校長「自分の中では逆に
“非日常的な場所”だったかな。中学の特にダンスがやりたくて上京してきてたから、学校にいる時間はダンスと切り離れてたから。学校が終わったら、すぐにスタジオに行って、ずっとレッスン受けてたりとか。1日4時間半とか5時間とかレッスン受けてたから、終わったらもう夜9時とかになって、帰ったらお風呂入って、宿題して、次の日、学校に行くみたいな。だから、日常と切り離れた世界」
ぺえ教頭「ちょっと特殊な感覚かもね」
こもり校長「高校も1年間は全日だったけど、2〜3年は通信に行っちゃったから、どっちかって言うと非日常の場所が学校だったかな」
ぺえ教頭「でも、その選択は後悔してない?」
こもり校長「してる! めちゃくちゃ後悔してる! 通信に行ってなかったら、今の自分はないなと思うんだけど、振り返った時に手に入らないものが多過ぎる。もう2度と経験できないことが多過ぎて。大人になって運動会とかないし、文化祭もないし、テストを受けることもないし、成績を評価されることもないし。かと言って、お金めっちゃ払うんで、もう1回同じことさせてくださいは無理じゃん」
ぺえ教頭「無理ね(笑)」
こもり校長「だから、もう2度と手に入らないものだったんだなって感覚」
ぺえ教頭「青春の時しか味わえなかった味を味わいたかったってこと?」
こもり校長「その感覚はすごくあるね。この話をすると長くなるんだけど、“青春って終わったら、それが終わりじゃない”って先輩の教えがあって、春夏秋冬なんだって。青い春が終わったら、朱夏、赤い夏が来て、で、白秋が来て、玄冬が来て、その年代において、青春みたいに輝く時期があるって、先輩からもらって」
ぺえ教頭「素敵な言葉」
こもり校長「そう。だから、後悔することないよって言われて。今はそうだなって思って納得できてるけど。学校ってそんな場所だった」
ぺえ教頭「面白いね」
こもり校長「教頭は?」
ぺえ教頭「私は
部活をする場所だったね。授業中もずっと喋ってるか寝てるかだったし(笑) 勉強も上の空でやってたし(笑) ま、恋愛も本気でやってた。だから、私の思い出と言えば、ざっくり部活と恋愛。でも、部活だな。部活がなかったら学校に行ってなかったかもしれないぐらい、私はバレーボールが大きかったかな」
こもり校長「てことは、バレーボールの場所が好きだったってことなのかな?」
ぺえ教頭「ん〜。今になったら好きになれる場所って感じかも。あの時はどう考えても苦しいことの方が多かったし、辛いことの方が多かったし、なんで私、こんな理不尽な思いまでして、監督に怒られながらやってるんだろうって感覚の方が強かった。でも、大会で結果を残せたりとか、その経験が今この仕事になっても活きてるし、怖いものがないのよ。あの時に全てを経験して、酸いも甘いも怖いことも全部経験できたから。だから、あの時の経験があって、今の私があるって感覚に慣れてるから、今は“やって良かった!”って思えるけど、あの時は苦しい方が強かった」
こもり校長「ほ〜」
ぺえ教頭「ってことで、既に答えを提出してくれてる生徒がいて」
■
僕にとっての学校かぁ〜
僕にとって学校は身が引き締まる場所かも。長い休みが続くとどうしてもダラダラ星人になっちゃうけど、"学校"っていう2文字が頭に浮かぶと「このままじゃ、いかん!」って気持ちになるので、スゴく助かってますww
俺コボちゃん
男性/18歳/群馬県
2021-11-03 19:43
こもり校長「なるほどね。助けられてる場所にもなってるってことだね」
ぺえ教頭「今、考えるとすごいことだね。毎朝6時とか7時に起きて。今の私、絶対に出来ないなって思うし」
こもり校長「俺も出来ない(笑)」
ぺえ教頭「お母さんたちはそれよりも早く起きて、お弁当を作ってくれてて。今考えると、なんだかすごいことだったんだなって思うよね」
こもり校長「だから、学校に行けてるだけでもすごいことだなって思う」
ぺえ教頭「立派よ。大したものだと思いますよ」
■
私にとっての学校
私にとっての学校は、「心躍る場所」です!!
ぴったり一週間前、実は彼氏ができました!!
同学年ではないので部室でしか会えませんが、2年生の集団見るとドキッとしたり、部室のドア開けるのもワクワクして!!今では学校がある毎日がすっごく楽しいです!!逆に土日会えないから寂しく思えてくるぐらい笑笑
なので、私にとっての学校は「心躍る場所」です。
Percussion@しろまる
女性/16歳/大分県
2021-11-03 17:51
こもり校長「え! いつもFAXとか送ってくれてるんだけど、1週間前にそんなことがあったの! おめでとう!」
ぺえ教頭「学生時代の恋愛が一番キレイよ」
こもり校長「あ、そう?」
ぺえ教頭「どう考えたってそうよ。大人になっての恋愛はいろんな邪念が生まれてきちゃうからね」
こもり校長「欲も出るだろうしね」
ぺえ教頭「私もよく部室でキスをしました」
こもり校長「おい! …ありがとう、そういう情報!」
ぺえ教頭「(笑)」
■
私の中での学校とは
いろんな人がいることを知れるところです
私の学校ではいろんな人がいます
あることをできる人が居ればこのことは絶対にしてはいけない人が居る
そういう意味で私は自分のいる学校に入ってから
世の中にはいろんな人がいることを身近に知れました
とろった卵
ー/15歳/愛媛県
2021-11-03 19:38
こもり校長「学校って小さい社会みたいなものだから、本当にたくさんの人がいるよね」
ぺえ教頭「この考えって大人よね。自分と合わない人がいたとしても、この人はこういう人なんだとか、いろんな人がいることを知れる場所って学校を思えるって」
こもり校長「俺は一緒くたに考えちゃってたからな」
ぺえ教頭「でも、学生はそっちの方が多いかもよ。まだ心が若いから」
こもり校長「あと、学校に対してネガティブに思っている生徒からも回答が届いていて」
■
学校
私にとって学校は楽しいけど、しんどい複雑な場所です。友達や担任の先生の話ができることは嬉しいけど、私自身1人の時間が大半であって欲しいタイプなので難しいです、
あちゃモ
女性/15歳/鹿児島県
2021-11-03 18:33
ぺえ教頭「1人の時間が好きってことか」
こもり校長「そうだね。学校は1人きりの時間を作る方が難しいかもね」
ぺえ教頭「お手洗いに行く時間ぐらいかもね(笑)」
■
私にとって
学校は辛い場所です。
輝ける人だけが楽しくて、認められる人だけが居心地が良い場所って不公平じゃないですか?
みーこあ
女性/12歳/長野県
2021-11-03 16:31
ぺえ教頭「なるほどねぇ」
こもり校長「俺はこれ考え方だと思うんだよな」
ぺえ教頭「こう思ってた?」
こもり校長「輝ける人だけが楽しくて…とは俺は思ってなかったかな。考えようだと思ってたし、明るい子だけが楽しいというより、もっと真面目な子の方が学校は楽しいなと思ってた。勉強を楽しめるとか。これを真面目のくくりにしちゃうのもあれだけど、勉強を真面目にやれたりとか、学ぶことを楽しいと思うとかメリハリが出来てる子の方が学校生活は楽しいだろうなとずっと思ってたから。これは自分がどの立ち位置にいるかって考え方もあるかなと思うね」
■
私にとって学校はしんどくて苦痛な場所です
お友達はいるけど嫌なことを言ってくる人がいたり、
嫌味を言ってくる先生がいたりします。
だから学校行くの嫌だし、でも親には行けって言われるし。
行ったのはいいけど帰りはしんどくて
家に着くとすぐ布団に倒れ込んでしまいます。
ハル・ワワワ
女性/15歳/千葉県
ぺえ教頭「大人になっても同じような状況の日ってあるよね(笑)」
こもり校長「ある」
ぺえ教頭「私もあるわよ」
こもり校長「“そんな見事にみんな同じニュアンスのこと言う?”ってことあるよね。“こうした方がいいんじゃない?”みたいな。こっちからすると“別にわざわざ言わなくていいじゃん”って思うことを言われるのって今になっても多いけど、それを学校って1つの場所で言われ続けるのはしんどいと思うなぁ。エネルギーを使い切ってる証拠ではあるんだけどね」
ぺえ教頭「だから頑張ってるわよね」
こもり校長「早速、届いた答えを見させてもらったけど、教頭が言ったように本当にいろんな答えがあるね。でも、聞くことによって、自分と似てるかもとか、自分が今考えてることに改めてフォーカスする日にしてもいいかと思います」
ぺえ教頭「私たちがアドバイスをするんじゃなく、一緒にこの子と考えていく、この子に合った道を言葉で伝えるってニュアンスでやりたいと思う。私と校長が分からないことだって絶対にあるわけよ。こういう経験してないなとか、こういうこと言えるかなって悩みも来るから、一緒に考えていこうよ」
こもり校長「そうですね。今夜は
『君にとって学校とはどんな場所か答えよ。』 まだまだこの問題に対する君なりの答えを待っています!
そして、
今週は掲示板に書き込んでくれた生徒の中から毎日10名に俺たち校長、教頭が表紙になっている TOKYO FMのタイムテーブルをプレゼントさせてもらいます!」
♪ 灯火 / Vaundy
■
学校
家より多くいる場所!、、もはや家?
大変なこともあるけどたくさんの人と関われてたのしい!!(^^)♡大家族(?)みたいなかんじかな〜
ベイひな!
女性/16歳/静岡県
2021-11-03 19:42
こもり校長「いいねぇ」
ぺえ教頭「楽しそうだね」
■
学校
私にとって学校は隣の席の好きな人に会える場所
一目見れるだけで幸せ(キモイかな、、?)
ほんとにかわいい
--キリトリセン--
ー/13歳/埼玉県
2021-11-03 22:12
こもり校長「いいじゃん! 2人が思う学校は人が関連してるね。ベイひな!は家族みたいに感じてるから、後輩がいたら、弟とか妹みたいに感じてるのかな」
ぺえ教頭「でも、隣の席に好きな人いるのは最高だよね」
こもり校長「同じクラスの人を好きになるのはいいね(笑) すごくポジティブだけど、同じクラスで隣になるって結構な確率だと思うよ。変な時期の宝くじの一等獲るより難しいよ」
ぺえ教頭「(笑) この楽しみがあれば学校楽しんで行けるよね。これで充分よね」
こもり校長「
ベイひな!も
--キリトリセン--も答えてくれて、ありがとね」
ぺえ教頭「授業に集中できないわね」
こもり校長「いいんだよ。では、直接聞いていきたいと思います!」
莉葉 岐阜県 14歳
こもり校長「月曜の授業って聴いてた?」
莉葉「聴いてました」
こもり校長「じゃいってもいい?(笑) あれ、14歳ってことは学年は?」
莉葉「中2です」
ぺえ教頭「
中2、高2は好きにしなさい!」
莉葉「…はい」
こもり校長「うぉい!」
ぺえ教頭「.…成功した?」
こもり校長「成功してるよ」
ぺえ教頭「あ〜良かった良かった。緊張したわ(笑)」
こもり校長「(笑) じゃ、改めて問題出すよ。
『君にとって学校とはどんな場所か答えよ。』」
莉葉「
私にとって学校は、辛くて、居心地の悪い場所です」
こもり校長「そうか。今、中学2年生ってことだけど、いつ頃から居心地が悪いなって思うようになったんだろう?」
莉葉「中2のクラス替えの時に、クラスの雰囲気に溶け込めなくなって…」
こもり校長「きっかけみたいなものはあるの?」
莉葉「中1は自分でも勉強とか部活とか頑張って楽しんでいたけど、中2になってクラスが賑やかで、帰りの会とかもずっと喋ってて会が5分ぐらい遅れたりみたいな、中1とは違って、それで溶け込めなくなりました」
こもり校長「じゃ、中1の時に一緒だった子はほとんどいなくなっちゃったんだ?」
莉葉「はい」
こもり校長「それはガラッと雰囲気変わるなぁ。みんなの雰囲気が良くも悪くも明る過ぎるところがあるのかな?」
莉葉「はい」
ぺえ教頭「これは気持ち分かる。私も根暗なタイプだから、ガヤガヤした体育会系のクラスには馴染めないタイプだから」
こもり校長「なるほどね。俺は逆だったんだよね。こういう賑やかなクラスだったの。その時は1クラスしかなかったから、迷惑かけてた子もいるんだろうなって思うけど。クラス変わって中2になってすぐの4月から嫌だなぁって感じ?」
莉葉「4月は良かったんですけど、6月くらいから」
ぺえ教頭「最初は頑張れたりするんだよね。何とかしようって自分を鼓舞して踏ん張れるんだけど、2〜3ヶ月経ってくると我慢してたものが込み上げてきてね。分かるなぁ」
こもり校長「クラスに溶け込めないなって誰かと話せたりしてるのかな?」
莉葉「あんまり…」
こもり校長「クラスに仲良い子とかいる?」
莉葉「います」
こもり校長「その子には話せてるのかな?」
莉葉「話してます」
こもり校長「話してるんだ。その友達は一緒になってワイワイしてるタイプの子なの?」
莉葉「ワイワイしてないです」
こもり校長「じゃ同じ意見が聞けてるのかな?」
莉葉「はい。共感してくれて」
ぺえ教頭「波長は合ってるね」
こもり校長「今の学校の感じはどうなんだろう?」
莉葉「今は1ヶ月ぐらい休んでます」
こもり校長「てことは10月くらいから休んでるの?」
莉葉「はい」
こもり校長「9月までは行ってたんだ?」
莉葉「行ってました」
こもり校長「ちょっとクラスに入るのが辛いなぁって感じ?」
莉葉「はい」
こもり校長「でも、行ってないと周りの子とか先生とかから連絡来たりするの?」
莉葉「友達が予定とか書いて、手紙を書いて家まで持ってきてくれたりとか、先生が家に来たりします」
こもり校長「友達が持ってきた時に話したりするの?」
莉葉「話します」
こもり校長「どういうこと話すの?」
莉葉「“今日学校どうだった?”とか、自分の悩んでることとか話します」
こもり校長「先生はどう? 寄り添ってくれたりするのかな?」
莉葉「その先生が苦手で、自分の休んでる本当の理由とか話せてなくて、そのせいか出席日数とか成績とかを気にして言ってくるのがちょっと辛いなって思います」
こもり校長「莉葉に言ってるというよりは、それって先生だから言ってるんじゃないのってことを言葉として言ってくるってこと?」
莉葉「はい」
ぺえ教頭「できれば、そろそろ学校に戻りたいって気持ちはある?」
莉葉「来年の3月までは休むって先生には言いました」
こもり校長「今は学校に戻りたいとは思ってないのかな?」
莉葉「思ってないです」
ぺえ教頭「お父さんお母さんには相談できてるの?」
莉葉「相談できてます」
ぺえ教頭「今、休んでることに対してはそこまで悪くは言ってこない感じ?」
莉葉「言ってこないです」
こもり校長「じゃ、お父さんお母さんとはコミュニケーション取れてるんだね?」
莉葉「はい」
こもり校長「本当はどうしたいとかあるの?」
莉葉「小学校6年生の時は行くのが楽しくて、その時の先生と悩んでることとか話したいなって思ってます」
こもり校長「中学校に上がって、小学校の子たちとはバラバラになっちゃったの?」
莉葉「いや、全員一緒です」
こもり校長「じゃ、仲良い子と喋ろうと思えば喋れる環境だ?」
莉葉「はい」
こもり校長「その先生は小学校に行ったら会えるのかな?」
莉葉「会えます」
こもり校長「でも、相談しに行こうって勇気はなかなか出ないかな?」
莉葉「土曜日に弟と妹がその小学校で運動会があるので、その時に一緒に行って会えたらなって思ってます」
ぺえ教頭「そのきっかけはいいね」
こもり校長「出来ればもう中学校は行きたくないと思ってるのかな?」
莉葉「はい」
こもり校長「卒業するまで?」
莉葉「はい」
こもり校長「具体的なきっかけはないけど、今の学校には溶け込めないなって思いがあるから?」
莉葉「はい」
ぺえ教頭「将来やりたいこととかあったりするの?」
莉葉「まだ見つかってない…」
こもり校長「勉強は家で出来てるの?」
莉葉「今はしてないです」
ぺえ教頭「私たちは絶対に行けとは言わないけど、絶対に行かないって決めなくてもいいのかなとは思うな。気持ちって毎日変わるから、自分のタイミングだったり、きっかけで“今日はちょっと行けるな”って日が来るかもしれないから。もう学校に行くこと自体が怖くなってるから、学校の周辺まで散歩してみるとか、そういうのは始めてみてもいいのかなって。学校の中までは行かなくていいからさ」
こもり校長「ちょっと話はズレるんだけど、校長先生も中学3年生の頃、ダンスがめちゃくちゃしたかったから、ダンスばっかりしてたんだけど、逆にダンスをやり過ぎて、学校に行きたくなくなって、学校に行かなかった時期があるの。これは単純に俺が怠けてただけなんだけど。ダンスがやりたいのに、朝早く起きて、クタクタになってダンスのレッスンに行くの嫌だなと思って、めちゃくちゃズル休みしてたの。何ヶ月したんだろうな? 学校から親に電話が行って、親に知られちゃって、その時に親からあり得ないぐらいキレられてたことがあったの。
その時はもう上京してたから、親とは離れ離れで。その時、親に申し訳ないとは違う、何とも言えない感情になったの。サボったことに対して悪いことをしたなってよりは、自分が本当にやりたいことに対して申し訳なくなって、そこからちゃんと学校に行くことも目標を叶えるためには必要なことなんだなと思って、学校に行くようになったんだけど…。
今言ったみたいに、いきなり学校に行く必要はないと思ってて、何かきっかけがあった時とか、“今日は校門、一歩入れるかもな”とか思うきっかけがある時に入れればいいと思うんだけど。
人間ってサイクルがあると思ってるの。悪いサイクルとは思ってないんだけど、今の莉葉のサイクルが出来ちゃってて、そこの中で回っちゃってるのがあるのかなと思うわけ。だから、もしかしたら登校する時間に一歩出てみるだけで、違う円が出来て、校門の前まで行くとまた違う円が出来てって新しいサイクルが出会える可能性があるから、今の自分の現状を決めきるんじゃなくて、どんどん変わっていくことも楽しんでいいじゃないかなと思うな」
ぺえ教頭「うん。自分の心を向き合えたらいいよね。今は誰かと向き合うとか、誰かに理解してもらうって気持ちは持たなくていいと思ってて。本当に自分の心と向き合って、自分を理解して認めてあげてって時間の方が大事だと思うし。何もやりたくないなって気持ちがあるってことは、何か絶対にしたくなるタイミングもきっと来ると思うのよ。だから、その波を自分で感じて、それを楽しむぐらいの感じで。私もすごいでしょ、感情の起伏も激しいしさ。その自分を楽しむというか、自分の人間味を自分自身で味わうというか。そういう時間になってもいいのかなと思う」
こもり校長「莉葉は今、どう思う?」
莉葉「今はあんまり考えられんけど、ちょっと自分と向き合って、考えてみようと思います」
ぺえ教頭「喋りたくない時は喋らなくていいし、笑いたくない時は笑わなくていいわよ」
莉葉「はい」
こもり校長「今、自分の中でいっぱい考えて、言葉にして伝えてくれて、ありがとね。また何かあったら、いつでも教えて」
莉葉「はい」
こもり校長「ありがとね」
ぺえ教頭「ありがとう」
♪ そのまんま勇者 / アイラヴミー
こもり校長「確固たるものを頭から決めなくてもいいっていうのは確かにあるかな。自分が口にしたことが全ての答えでもないだろうし、そこに縛られたくないなと思っちゃう。言ってしまったから動けなってしまう時ってあるじゃん。でも、もっと自由なんだよって、今、聴いてる全員に伝えたいなって思いました」
ぺえ教頭「私は昨日言ってたことが今日違っててもいいと思うよ。人間だもん。毎日、気持ち変わるもん」
こもり校長「寝る前でさえ変わるのにね」
ぺえ教頭「その時の自分の気持ちに向き合って楽しんで」
■
学校とは!
僕が思う学校とは、夢を叶えるための場所であり、心を育てる場所だと思います。学校に行くことで、自分の夢に近づくための勉強や基礎を備えることができ、社会に出てから必要な人間性や、協調性を育てることができる場所だと思います!
友達と仲良くなり時には喧嘩をし、喜びや悲しみをいっぱい学校で体験して心を育てることができるので、このように考えました!
けっちょ
男性/13歳/宮城県
2021-11-03 12:23
ぺえ教頭「13歳でよくここまで(笑)」
こもり校長「すごい! 俺も近いこと思ってるかも。学校に行くと、夢を叶えることも出来るし、出会うことも出来ると思うんだよね。いろんな人に会って、いろんな価値観を感じて、こういうことやってみたいが夢につながることもあると思うから。その想いは信じてみてもいいじゃないかなと思いけどね」
■
私にとって学校とは
[学校とは]と言われたら[勉強する場所!]というイメージしかないな。笑
けれども[自分にとって学校とは?]というと、
[しんどいけど楽しい場所]
人の目が気になったり自分の嫌いな部分が見えてしんどい時もあるけれど、友達や先生と話せたり好きな先生に会えたり♡
いやなこともたくさんあるけれどもちろん楽しいこともあるので、[しんどいけど楽しい場所]です!
いちごタピオカ
女性/14歳/埼玉県
2021-11-03 17:14
ぺえ教頭「まさにそうだよね。楽しい場所を見つけて欲しいよね」
こもり校長「そうだね」
■
私にとって学校は勉強しに行く場所です。
高1の頃は仲良い友達もいて、楽しい場所だったのですが、仲の良い友達が転校してしまって、すごく孤独を感じています。
小学生からの仲の良い友達はいるのですが、高1の時の楽しさと比べると…って感じです。
私は帰宅部なので、ただ勉強して帰るっていう感じなので、私にとっては学校は勉強する場所です。
ミサキ
16歳/兵庫県
こもり校長「そう感じることはあることだと思う。仲良い友達が転校しちゃって孤独を感じてます、って書いてるけど、普通は仲良い子に学校生活の中で出会えること自体が俺は結構奇跡だと思ってるから。その子がいなくなって寂しいって気持ちは当たり前の感情というか。その子のことを忘れろってわけでもないし、その子も違う場所に行って同じことを感じてると思うし。この世の中で良かったなと思うのは、SNSが発達してることだなって思う。本当にそこは良かったなと思う。離れてる子と同じ気持ちを共有できるっていう」
ぺえ教頭「つながれるもんね」
こもり校長「もちろん良くないこともいっぱいあるけど、そういうつながりを持った上で、“学校はただ勉強しに行く場所なんです。遠い誰かを想いながら”って気持ちは持ってもいい」
ぺえ教頭「1つでも勉強する理由があれば素晴らしいわよね。理由がないのは恐ろしいじゃない。だからいいと思うけどね」
こもり校長「それは自分が今いる環境で楽しいことが見つかれば、それも絶対に良いことだと思うし」
ぺえ教頭「高2で来年もあるから、仲良い友達が見つかればさらに良いけどね」
■
自分にとって学校とは
自分にとって学校とは、自分の素の姿を見せれない場所です。何かを決める時、もっとこうすればいいのにとか思っても、リーダーの子に逆らうといじめられる恐怖や、自分の素の姿を見せるといろんな人から嫌われるのではないか、避けられるのではないかと不安に思ってしまって自分の素の姿が出せないです。いつも、自分の素の姿を出せない場所が学校です。
虹色のアザラシ
女性/14歳/岐阜県
2021-11-03 12:20
ぺえ教頭「100%の素の自分を出すのは、どの場所でも難しいし、100%の自分を出すことが正解と限らないし。学生時代の私は72%ぐらいだったかな。自分が男性が好きだってことも、みんな知ってたし。でも、最初はすごく引かれてたし、彼氏がいることもめちゃめちゃ後ろ指刺されて言われたけど、行き切って環境作れた感じ。
最初はからかわれたけど、あいつは何を言っても変わらないんだって感覚にみんながなって、認めざるを得ない環境を、私は半年間ぐらいかけて作った感じかな。
中2に夏ぐらいに初めての彼氏が出来て、中2の冬ぐらいにはみんな認めてくれてたかな。学校公認のゲイカップルみたいになってたから」
こもり校長「人前にいることが自分に素なんじゃないかって、俺は学生時代に考えてたから、今の教頭の話もそうだけど、みんなにそう思わせたって話もあって、それは自分だけの話じゃないじゃん。周りが影響を与えてることもあるから、必ずしも1人でいることが素じゃないだなって学生時代、思ってたから、いろんな角度から見られるなって思うね」
ぺえ教頭「2人だけでも、いろんな意見が出るわね」
こもり校長「そうだね」
ぺえ教頭「さっきの莉葉に共感だったり、背中を押してくれる書き込みがあったから紹介しますね」
■
学校
学校行かないのもいい選択だと思うな。私も去年、部活とかはしゃべれたけど、クラスに馴染めなくって嫌だったな〜。学校なんて一生行く訳じゃないから、ゆっくり自分がこうしたい・なりたい と思えればいいんじゃないかな〜。自分のペースで焦らずやっていっていいんじゃないかな
はなよりほ
女性/14歳/東京都
2021-11-03 22:50
こもり校長「そうだね」
■
分かります。
僕のクラスも騒がしすぎて、そういう雰囲気苦手だから毎日クラスに入るのが嫌だし勉強にも集中できなくて困ってます。
辛いですよね...
全然学校に行かないことは悪くないですよ!
ゆっくり休んで1歩1歩進んでいきましょう!
ハリーのはりまる
男性/14歳/神奈川県
2021-11-03 22:47
ぺえ教頭「みんな優しいね」
こもり校長「合う合わないはあるからね」
ぺえ教頭「そして、莉葉本人からも書き込みありました」
■
逆電ありがとうございました
生まれて初めての逆電でとてもとても緊張したし、初めての好きにしなさいコールが私でとてもとても嬉しかったです。
今は無理に考えずに、自分のペースで頑張っていこうと感じました。好きなことをみつけて、それを全力で楽しむ時間にします。
そして土曜日、絶対に先生に会いに行ってちょっとかもしれないけれど相談しにいこうと思います。
掲示板の書き込みをみて私と共感できる方もたくさんいらっしゃって1人じゃないってことに改めて気づけました。
本当にありがとうございました!!!!!
莉葉
女性/14歳/岐阜県
2021-11-03 23:04
こもり校長「こちらこそ。莉葉にとって今は何も考えたくないって言ってたけど、話すのって考えないといけないじゃん。だからさっきの逆電の時に、すごく自分の言葉を考えながら話してくれたのが嬉しかったし、土曜日に先生に会いに行くきっかけ…きっかけは自分で持ってたけど、さらにその一歩が力強く踏み出せるきっかけになってくれたら嬉しいなと思うな」
ぺえ教頭「本当に少しずつで良いのよね。少しずつで」
こもり校長「では、続いても答えを聞いていこうと思います!」
加奈子 広島県 18歳
こもり校長「今から改めて問題を出します。
『君にとって学校とはどんな場所か答えよ。』」
加奈子「
私にとって学校とは、いじめられる場所です」
こもり校長「言葉にしてくれて、ありがとね。もしかしたらちょっと辛いことも思い出しちゃうかもしれないけど、話を聞いていってもいい?」
加奈子「はい」
こもり校長「学校がいじめられる場所になったなっていうのはいつ頃からなの?」
加奈子「小学校の時からずっとです」
こもり校長「今、学年は?」
加奈子「高3です」
こもり校長「小中高ずっと?」
加奈子「はい」
こもり校長「小学校から変わらない子がいるのかな?」
加奈子「それは新しく入ってきても、ずっと一緒の子が“この子はいじめられてるから”って言って広まっていく感じで、ずっとです」
こもり校長「無理に全部言わなくてもいいんだけど、どんなことをされるんだろう?」
加奈子「シャーペンで背中を刺されたりとか、お弁当の時間、黙食でみんな前を向いて食べるんだけど、“視界に入るのが嫌だからもっと遠くで食べて”と言われたりとか、トイレに閉じ込められたりとかされます」
こもり校長「小学校の頃から変わらず?」
加奈子「はい」
こもり校長「それを中心でやってくる子は学年が上がる度にそうやって言いふらして、人を集めてみたいな?」
加奈子「はい、そうです」
こもり校長「同じクラスになったりするの?」
加奈子「もう大体同じクラスです」
こもり校長「嫌だな」
加奈子「はい」
こもり校長「ずっと嫌だったろ?」
加奈子「嫌でした」
こもり校長「すごいよ。今日ここで話してくれて本当にありがとう」
加奈子「はい」
ぺえ教頭「先生とかは気づいてくれてないの?」
加奈子「気づいてるんですけど、何もしてくれないというか、対策してくれないというか」
ぺえ教頭「先生にも相談したことあるの?」
加奈子「はい、しました」
ぺえ教頭「それでもあんまり動いてくれなかったんだ?」
加奈子「はい」
こもり校長「あれがきっかけだったのかなとかあるのかな?」
加奈子「私、ちょっと足が悪いんですけど、走り方がおかしかったりとか、ちょっと変な方向で目立ってて、からかわれたりとか、逆に良いことがあって目立った時も、それは自分がやったんじゃないだろうって言われて、とにかく言われ続けてます」
こもり校長「それがきっかけと思ってるから話してくれたと思うんだけど、歩き方とか走り方がってきっかけでやっていいことではないし、それは自分が変だとは絶対に思わないで欲しいし。思い返しちゃうことはあるかもしれないけど、引きずって欲しくないと思うから。そういう人ばっかじゃないよ」
加奈子「はい」
こもり校長「他に学校で話せる友達はいたりするのかな?」
加奈子「小学校の時いたんですけど、私の良いところをみんなに教えてあげるって言って、いじめっ子側に行ったんですよ。それから、ずっとその子もいじめる側になって。裏切られて、人間不信というか、信じられなくなりました」
ぺえ教頭「それがあると誰のことも信用できなくなっちゃうね」
加奈子「はい」
こもり校長「そのことはそれっきり話すこともないし、向こうはちょっかいかけてくるメンバーと一緒にいるし」
加奈子「はい」
こもり校長「じゃ、学校の休み時間は友達と話すとかないのかな?」
加奈子「ずっと1人でいます」
ぺえ教頭「いじめられてることに対して、何か嫌だって気持ちをいじめる側の誰かに伝えたことはあるの?」
加奈子「1回ホームルームみたいなことで、議題になったことがあって。その時は良いんですけど、少し経つとすぐいじめが始めるって感じで」
こもり校長「学校に通い続けてる原動力ってあるの?」
加奈子「夢があって、その夢を叶えるためには学校を出ないといけないので、頑張ってます」
こもり校長「頑張ってるね。その叶えたい夢って聞いてもいい?」
加奈子「先生になりたいんです」
こもり校長「学校の先生。いいね! きっかけは何だったの?」
加奈子「中学校の時の国語の先生なんですけど、すごく褒めてもらったし、その先生がいじめに関していろいろ動いてくれたりしたので、そんな先生になれたらいいなってその時から思ってます」
こもり校長「じゃ、中学の時のその先生が、自分の心の中にはいるんだ?」
加奈子「はい」
こもり校長「やっぱ国語が好きなの?」
加奈子「はい!」
こもり校長「で、先生になりたいから学校に行けてるんだ?」
加奈子「はい」
こもり校長「学校って、そういう夢とか目標とかを見つけて叶えていける場所でもあると俺は思ってるのね。それはいろいろ影響を受けることも多いし、授業で学ぶこともいっぱいあるし。やっぱり自分って常日頃生きてる環境にいろいろ影響されて、形成されていくんだなって思うからこそ、学校は良くも悪くも刺激的な場所だと思ってて。
だからこそ、こんなにいろんなことがあって、しかも小学校からってことは学校の生活は全て、嫌な思い出の方が多いのに、その原動力を持ててるのはすごいことだと思うんだよね。だからこそ、俺は聞いてて、すごく悔しく思うんだよ」
加奈子「はい」
こもり校長「辛いことがあるとか、人を信じられなくなっちゃってるとか。正直な話、今はいじめがないわけじゃないんでしょ?」
加奈子「はい」
こもり校長「明日も学校?」
加奈子「はい」
こもり校長「今日は祝日だったからね。明日またいじめられるって思う場所に行かなきゃいけないわけでしょ?」
加奈子「はい」
こもり校長「加奈子が前を向いてる分、すごく悔しいんだよな。何にも邪魔されないで、自分の夢に向かって真っ直ぐに走ってもらいたいって本当に思ってるし」
ぺえ教頭「もし将来、夢を叶えた時に、そうやって傷ついた生徒だったりとか、いじめられた生徒の想いとかを理解できる、すごくいい先生になれると思うのね。でも、もう少し楽しかった思い出だったり、学校生活の中で明るい意味で何かを得られたなってことが1つでもあれば、もっといろんな生徒たちと向き合える幅のある先生になるのかなって思うところが正直あって。
だから、自分の将来のために今学校に通ってるのであれば、自分が将来いい学校の先生になるため、それで強く学校に行けてるんだとしたら、あと3ヶ月ぐらいしか高校生活残ってないと思うんだけど、もう少し想いを、嫌だったって想いとか、私はこうありたかったってことを嫌なことをしてきた相手に対して伝えること、それがどうなるか分からないから、こんなことを言って責任は取れないんだけど、そこで自分の心を鬼にして向き合えていけたら、今の加奈子よりももっともっと無敵な学校の先生になれるのかなって思う」
加奈子「はい」
ぺえ教頭「誰のためでもなく、加奈子の将来のために、いろんな景色を見るとか、いろんな環境を自分で勇気を持って、自分のために、将来のために一歩踏み出すのもあっていいことなのかなって私は聞いてて思ったかな」
加奈子「はい」
こもり校長「今、加奈子が言葉にしてくれて、俺たちが聞いてるんだけど、正直飛び出して行きたいのよ。今、話してる電話のスピーカーから飛び出して、明日一緒に学校に乗り込んでやりたいぐらい、どうにかしたいと思ってるし。でも、今こうして一緒に同じ時間を共有することしか出来ないから。でも、今日が加奈子にとって何かのきっかけになったりとか、切れかけてる充電のエネルギーが1%でも上に行くのであれば、話し続けたいって思うから。本当によく頑張ったよ!」
加奈子「はい」
こもり校長「“頑張ったよ”は違うな。明日からも頑張るんだし、今もこうして頑張ってるから、頑張れよでも頑張ったなでもないな。今ちゃんとここにいることはすごいよ。このままで終わるのも悔しいから…ちょっと話してみるか。休み時間に話せないこととか。趣味の話とか。少しでもこのラジオの学校は楽しいんだぞって、ポジティブなことを伝えたい! 何が趣味とかある?」
加奈子「私は文章を書くのが好きなんですけど、小説書いたりとか」
こもり校長「小説書くの? どんなの書くの?」
加奈子「学園ものとか」
こもり校長「そうなんだ! じゃ普段めっちゃ本読むの?」
加奈子「読みます」
こもり校長「小説とか?」
加奈子「はい!」
こもり校長「今は何を読んでるの?」
加奈子「今は知念実希人さんって方の本を読んでます」
こもり校長「ちょっと探してみよう。何系なの?」
加奈子「知念さんは医療ミステリーです」
こもり校長「医療ミステリーかぁ。校長先生、横文字弱いからなぁ〜」
ぺえ教頭「(笑) 私も未知の世界だわ」
こもり校長「そっか。そういうのいっぱい読んでインプットして、小説書いてアウトプットしてみたいな」
加奈子「はい」
こもり校長「あれ、11月ってことはテスト? もう終わった?」
加奈子「いや、まだです」
こもり校長「テストは12月?」
加奈子「はい」
こもり校長「ヤバいじゃん。1ヶ月半ぐらい。国語はどうよ?」
加奈子「国語はいいんですけど、他のがちょっと…」
こもり校長「何が苦手?」
加奈子「数学とか」
こもり校長「数学な。難しいよな。今、俺が伊沢先生だったら、
天才LOCKS!だったら、いろいろ話してあげられるのに」
ぺえ教頭「そうね(笑) 残念ながら私も出来ないわ」
こもり校長「もう何でも話そうよ。これから先、場所が1つじゃない。今いる自分の場所を出る必要もないと思うし、変える必要もないと思うし。でも、自分が今いる場所を少しでもいいと思ってもらえるように。周りのやつらなんて気にする必要ないし。でも、与えてくるやつがいるから、気にしないのは無理だと思うんだけど。それでも加奈子が今、一生懸命立ってるその場所を俺たちは素晴らしいと思ってるから。
で、今聴いてる生徒みんなで、もしかしたら残り3ヶ月って思うかもしれないけど、毎日一緒にその場所に立ち続けていこうよ」
加奈子「はい」
こもり校長「また俺たちと話そうね」
ぺえ教頭「そうよ」
加奈子「はい」
こもり校長「校長と教頭と話そう」
ぺえ教頭「もう私たちが友達よ(笑)」
こもり校長「何でもだよ」
加奈子「はい」
こもり校長「明るいことでも悲しいことでも」
ぺえ教頭「なんでも聞かせてね」
加奈子「はい」
こもり校長「本当にありがとね。言葉にしてくれて。伝えてくれて」
加奈子「はい」
ぺえ教頭「強かったよ」
加奈子「ありがとうございます」
こもり校長「じゃあね」
ぺえ教頭「ありがとう」
♪ 群青 / YOASOBI
■
かなこさんへ
誰も信じれなくて
助けてって言える人がいなくて
毎日辛いですよね
遠くからで何もできないのがもどかしいです。
でも私はずっとかなこさんの味方です。
学校の先生という夢素敵です。
夢、応援しています!
みーこあ
女性/12歳/長野県
2021-11-03 23:40
■
かなこちゃん。
学校を「いじめられる場所」じゃなくて、
夢に向かって頑張ってるから「夢を叶える場所」
っていつか言えるようになって欲しいな。
あたしはいじめがなくなることと、かなこちゃんの夢が叶うことを願うことしかできないけど、
めちゃくちゃ応援してる。
ふーゆー
女性/18歳/熊本県
2021-11-03 23:41
今日の黒板
『Q.E.D』
こもり校長「これは数学の"証明"の時に使う言葉で。意味としては、これが示したことであった。とか、これが求めることだったとか、証明終了って時に使う言葉なのね。で、今日は黒板に"問"を書いたから最後の黒板は締めにこれを書いたんだけど。これを書く意味としてはQEDって言葉を使う前って証明で表すことを書いてからQEDって使うのね。表したいこととか証明したいことを書いてから。で、今の世の中ってQEDだけ言われることが多いと思うの。こうしなさいああしなさい、これが答えです。これが正解です。って。いつしかこれが正解だからこうしようっていう風に逆になっちゃってる瞬間って多いなと思ってて。
今日こういう風に学校が辛いなと思ってる生徒と電話をして、俺はちょっとチラついたの。もし学校に行きたくないっていう目の前にいる生徒に、学校に行かなくていいよ自由にやれよ!って言ったときにそれは答えじゃないと思います。って言われちゃったらどうしようとか、イジメてる子なんて関係ないよ。そんなの無視しちまえ!いや、そんな無責任なこと言ってどうするんですか!?とか、それは答えじゃないと思います!って言われることが怖かったんだけど。でも生徒と話してみて、答えが全てじゃないと思った。自分がこうしたいって思いが大事だし自分自身が原動力にする何か示したいってものっていうのをしっかり自分の中で考えながらもがきながらも出し切った先に自分でQEDを出してほしいとと思った。これは電話をした2人だけじゃなくて今日聞いている生徒、一緒に2時間を通していっぱい色んなことを考えたと思うんだけど誰かが決めた答えじゃなくて、自分だけの答えを書いてほしいという願いも込めてこの黒板を書きました」
♪ 決意の朝に / ReoNa
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です。今日、登校してくれた生徒の全員! 明日も会うよ! SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立! 礼!」
こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
♪ 決意の朝に / ReoNa
こもり校長の放送後記
電波の中の学校
目に見えないけど必ずキミ達の前にある学校にしたい!!
ぺえ教頭の放送後記
今日も生きてくれてありがとう。
Music
2021.11.03PLAYLIST
22:12
22:27
22:49
22:58
23:15
23:46
23:51
学校とは「心躍る場所」「しんどくて苦痛な場所」「勉強する場所」10代の声
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。11月3日(水)の放送では、10代のリスナーに、自分にとって学校とはどんな場所なのかを聞いていきました。リスナーから届いたメッセージと、パーソナリティのこもり校長・ぺえ教頭の感想を紹介します。