今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!では本日1日限りの委員会を発足! それが……
『言い訳してて委員会』!!!
「好きな人に告白したいのに言い訳して一度も告白出来ずにいる。」「言い訳ばかりする自分が嫌なのに、どうしても言い訳をしちゃう、、。」今日はそんな生徒のみんなにどんな言い訳をしたのか? などを聴かせてもらっていきました。
1人目に電話した生徒RN:
先生兼保護者がしている言い訳は……
あの子(好きな子)が幸せならそれで良い。というもの。
現在、同じ部活内に好きな子がいるというRN:先生兼保護者。ちょっと前までは毎日LINEしたり、夜に数時間電話したりと
、めちゃくちゃ仲良が良かったのにちょっとしたことがキッカケで距離が生まれてしまい、そこからは好きという感情が少し消えかけていたけど、最近はまたその子が気になるように。そんな中、その子に好きな人がいると知ってしまい「その子が幸せならそれで、、」と自分に言い訳をして、本当は自分と一緒にいて欲しいという気持ちをコントロールしているという。こもり教頭からは、自分のために言い訳をしているだけなら良いけど、その子のために言い訳をしているんなら、次は我慢しないでもっと自分のためにわがままになっても良いと思うよ!とアドバイスを送りました。
2人目に電話した生徒RN:
ハニーバターがしている言い訳は……
「どうせ上手くならない」と言い訳して今日部活を休んでしまった。というもの。
剣道部に入っているというRN:ハニーバターは今、最高学年でもうすぐ引退試合があり、練習もキツい中で頑張っているけど周りの子ばかりが成長していて自分だけは一向に成長出来ていない気がして、今日ついに初めて練習をさぼってしまったという。その話を聴いていた さかた校長はRN:ハニーバターと同じく学生時代に剣道一筋で頑張ってきたので共感する部分が沢山あり、当時の話を交えながら彼女に向かって、言い訳をしないで、誰よりも声を出して素振りを頑張って欲しい!と背中を押していきました。( ˘ω˘ )
言い訳、、ついついしちゃうよね。私もほどんど毎日している気がするなぁ、、ポムポムプリン。。∪・ω・∪ ♡
言い訳してて委員会発足!!魔法の言葉「パ〜ポリン♡」
『 たった1人の主人公 』
さかた校長「今年の3月の頭に、俺のばーちゃんが亡くなったのよ。
90歳で大往生だったんだけど、コロナ禍もあって仕事もあって、ギリギリ地元の福岡に帰れたのが夜中で。通夜には間に合わず、葬儀場に夜中行って、次の日、お葬式が終わったらすぐ帰らなくちゃいけないって状況だった。
夜中に葬儀場に行った時、親戚のおじちゃんおばちゃんたちがたくさんいて、めちゃくちゃ、ばーちゃんの思い出話。ばーちゃんが坂田家に嫁いだ20歳ぐらいの時、めちゃくちゃ綺麗やったんよ。“もうお姫様が来たかと思った”とか、すげーおばちゃんたちが盛り上がって、おじちゃんたちもいろんな思い出話してて。それを聞いて、その時に初めて写真も見たの。ばーちゃんのモノクロの、セーラー服の写真だったり、じーちゃんとデートに行った時の写真とか。俺が知ってたばーちゃんの、もっと前のばーちゃんの姿を実際に見て、他の人から話を聞いた時に、“ああ、ばーちゃんは、ばーちゃんの物語で主人公やったんやな”って思った。俺の中では、“ばーちゃん”っていう、もちろん大切な存在だったけど、ちょっと遠くにいたから。“あ、そうか、ばーちゃんはばーちゃんの人生の物語を全うして、ずっと真ん中にいたんだな“って、強烈に感じた。
それを強烈に感じた瞬間に、周りの親戚のおじちゃんおばちゃんたちも、おのおのの人生、物語があって、主人公、真ん中で生きてるんだなって思った。
で、自分もそうだ、俺もそうなんやと思って、すげー強烈に、自分が真ん中に立ってるんだなってことを、改めて認識したの。
で、生徒たちの“毎日しんどい”とか、“全然何もうまくいかねーわ”とか、“そんな人気者でもないから”っていう話を聞くたびに、“そんなことねーよ!”って。“すごいしんどいけど、君の人生の君の物語のたった1人の主人公は君なんだよ”って。だから、胸を張って、この世界の、この学校の、この教室のど真ん中で、堂々と戦い続けていいんだよって、それを言いたくて。
『君は君の物語のたった1人の主人公』!」
♪ 沸点36℃ / eastern youth
こもり教頭「校長先生の黒板の話を聞いていて、僕も同じようなことを感じた出来事があって。ある日ぼ〜っとしてる時に、周りで誰かが話している音とか、紙がこすれる音とかが聞こえたり、今ラジオを聴いてくれている人は、例えば家のきしむ音とか、雨粒が窓に当たっている音とかを聞きながら(ラジオを聴いているかもしれない)。でもそれって、自分がこの場にいるからこそ聞こえる環境音で、自分が自分の物語の主人公だから流れているBGなんだなって、最近感じたことがあって。
なんで自分が主人公なのかなって考えた時に、自分が生まれてから今日に至るまで、自分で選択してきたからなんだよね。何か誰かに作られた道を歩いてるって思っている子もいるかもしれないけど、でもその道の上で1歩進もうって決めたのは自分で。
どんなに夢が叶わなくても、思い通りの自分にならなくても、それは、すごく遠回りして、時間がかかっていいんだって。それは『人生』っていう長編RPGなんだなってすごい感じたというか。いろんなRPGの伝説の勇者でさえも、何度も負けて何度も復活して、魔王を倒して世界を平和にするんだから、自分の人生、長編でいいよな、うまくいかなくてもいいよなって。
だから、自分が真ん中に立っているから、自分の選択で、しっかり自信を持ってやっていこうって、すごく感じた。
校長先生が言ったように、学校の教室に例えるなら、自分なんてって思ってるかもしれないけど、今、自分がいるところがど真ん中だと思って、自信を持って、胸を張る瞬間があってもいいと思う。
今日、うまくいかなかったって生徒も、明日、もしかしたら胸を張れる明日になるかもしれないから。自信を持ってほしいなって思います」
さかた校長「どーんと!立ってほしいなって思う」
こもり教頭「さて校長、今日我が校のサイトの連絡ボードを見たんですけど、今夜何をやるのかものすごく気になってまして。なんかこう文字面を見ただけで気になっている生徒もいると思うので、早速発表してもらってもいいですか?」
さかた校長「早速いきますか! ではいこう。
本日、SCHOOL OF LOCK! では、1日限りの委員会を発足したいと思う! それが…!」
『言い訳してて委員会』!!!
こもり教頭「さあさあ、今のイントネーションでちょっとひっかかる部分もあるだおろうが、とりあえず、これがどんな委員会なのか聞こう!」
さかた校長「あのね、10代の君にとって“言い訳”って、日常につきまとうテーマの一つじゃないですか?」
こもり教頭「まあ、確かにそうだと思います。大人もそうかもしれないですけど」
さかた校長「恋、ダイエット、部活、テスト勉強。学生時代、俺もよく言ってたし、周りもよく言い訳を言ってた」
こもり教頭「僕も言ってたと思います」
さかた校長「特にダイエットね。“ご褒美”って何回自分に言い訳したかな? 俺。“お祝いごとだから”なんて言ったりして」
こもり教頭「なるほどねーー! そういう意味では、教頭もそうよ。“ご褒美”って言葉で何度自分にプレゼントを買ったか! 記念日だからとか、節目だからとか」
さかた校長「一緒に、“ご褒美”で、何杯ラーメンを…」
こもり教頭「食ったことか! あったね!」
さかた校長「もうラーメン屋つぶしちゃうよってくらい食ってるからね。
その、日常につきまとう言い訳についてのエピソードを生徒に聞いていこうと思う。『言い訳』について考えていく2時間。そのために発足したのが、
『言い訳してて委員会』!」
こもり教頭「これね、めちゃくちゃいいテーマだと思うんですよ。みんながどんな言い訳してるのかとか聞いてみたいですし。ただ、1個だけ校長に聞きたいんですけど。これ、委員会を発足する必要ってありました?」
さかた校長「…………」
こもり教頭「さっきから“いいんかい!?”って言ってるけど、委員会って言葉が関西弁の“いいんかい?”と同じだから、ノリで委員会を発足したってわけじゃないですよね?」
さかた校長「…………」
こもり教頭「どう? どうなんですか? 校長」
さかた校長「……………
パラポロポリ〜ン♡」
こもり教頭「え? 何何? 今なんて言いました? パラポロリーン???」
さかた校長「……………
パラポロリ〜ン♡」
こもり教頭「もしかしてごまかしたってこと?」
さかた校長「……………
パラポロプリ〜ン♡」
こもり教頭「俺、かわされてるな〜…」
さかた校長「よっしゃみんな! 今日は、言い訳にまつわるエピソードを“学校掲示板”に書き込んでほしい! 書き込んでくれたら、『言い訳してて委員会』に入れるから!」
こもり教頭「まあいいでしょう。エピソードは例えば、“好きな人に告白したいけど、あれこれ言い訳してしまい、これまで一度も告白できていません…”“部活に遅刻したのに、怖すぎる顧問が笑って許してくれた、奇跡の言い訳があります!!”“言い訳ばかりする自分が嫌で、どうしたら言い訳をしなくなりますか?”っていう悩みは?」
さかた校長「それもまた言い訳。いろ〜んな言い訳が存在している。具体的にどんな言い訳をしたのか? 覚えている生徒はその言葉も、
学校掲示板に書き込んでくれ!」
■
校長
さっきから校長が発している謎の言葉は結局何なんだ???
アヤタカ・D
男性/13歳/愛知県
2021-06-29 22:20
さかた校長「ん、パ〜ポリン♡」
■
なんていってんの?笑
ポムポムプリンとしかきこえない笑
夜9時にはねむい生徒
女性/15歳/千葉県
2021-06-29 22:20
こもり教頭「教頭としては、意味を持って言ってほしいのよ。言い訳したい時に、ごまかしたくてその言葉を言ってるのか? 何か都合が悪いから言ってるのか? 意味が分からなすぎる。言葉もタイミングも」
さかた校長「意味プリン、なしプリン〜」
こもり教頭「もっとわかんなくなっちゃった。校長、それは用語集には載れないぞ〜(笑)」
さかた校長「お願いプリン〜〜〜」
こもり教頭「もう、戻って来て」
さかた校長「さあ、今夜、SCHOOL OF LOCK!では一日限りの委員会を発足!
『言い訳してて委員会』!」
こもり教頭「この委員会を設立した校長曰く、関西弁の“いいんかい?”とは、かけておらず、そんな浅はかな感じで設立したわけではない、とのです!」
さかた校長「まぁまぁまぁ。とにかく今日はこの委員会に入りたい生徒から“言い訳エピソード”を書き込んでもらっているから、色々と話を聞いていこうと思う」
■
言い訳
早起きするって前日の夜決めて目覚ましかけて寝るのですが、次の日目覚ましが鳴ると「もう?!」ってなって「あー今日は眠りが浅かったような気がするなぁ…」とか「昨日は寝付くのに時間かかったからなぁ…」って言い訳して二度寝してしまいます。笑
気づいたら全然早起きじゃない時間。
まあるいだいこん
女性/16歳/沖縄県
2021-06-29 19:39
さかた校長「まあるいだいこん、委員会に入ってくれて、ありがとう! これね〜〜〜!!」
こもり教頭「これね、教頭、スーパー共感!」
さかた校長「え? そっち“スーパー”? こっち、ハイパー! ハイパー共感! 二度寝、足りないっしょ?」
こもり教頭「ハイパーってことは、プラスまだほかに言い訳が出ちゃう?」
さかた校長「いや、休みの日に午前中に起きれたことなんて1回もないよ。この2〜3年くらい。無理!」
こもり教頭「校長的にはどんな言い訳しちゃうの?」
さかた校長「“あんなに昨日頑張ったしぃ〜”とか“こんなに毛布が気持ちいいんだからぁ〜”とか。最近、除湿してちょっと肌寒い時の毛布! あれなんなん!? あれ、ご褒美やん!」
こもり教頭「めっちゃわかる〜〜〜〜!!!」
さかた校長「ありがとう、毛布ちゃん、さんきゅープリン!」
■
言い訳して委員会
友達とのLINEで返すのめんどくさくて勉強してたって言い訳したことあります
まめみゅー
女性/10歳/大分県
2021-06-29 20:28
さかた校長「まめみゅー、委員会にはいってくれてありがとう」
こもり教頭「校長、どう? 校長、LINE返さないマンじゃん」
さかた校長「いや、返すよ、返す。お前が早すぎるんだよ」
こもり教頭「校長が遅すぎるんだよ」
さかた校長「早すぎて、“今のナシです”ってくるやん」
こもり教頭「校長に、ばーって送って。返ってこなさすぎて、もういいわ!って、送信取り消すことある」
さかた校長「その書いてからのLINE、吟味しているか? 俺は吟味して、ちょっと置くと“あれ?”ってなって、消しちゃったりして」
こもり教頭「俺、何度も読み返して、なんなら送ったあとも読み返しているよ」
さかた校長「じゃあ、早い! 普通に。俺、無理なんだよな〜」
こもり教頭「言い訳は?」
さかた校長「ひとつのことしかできない! もう侍。ひとつのことしかできないでござる! すまんでござるよ!」
こもり教頭「許してくれる人いるの?」
さかた校長「いないよ」
こもり教頭「僕も許したことないもん。でもこれは難しい。悩んじゃう時あるもんね」
さかた校長「みんなもあると思うよ、LINEも、SNSのDMとかも。まあ、でもね、内容が雑でも早く返したほうがいいという」
先生兼保護者 兵庫県 16歳 男性
さかた校長「委員会に入ってくれてありがとう」
先生兼保護者「ありがとうございます」
さかた校長「先生兼保護者が、オープニングメンバー? 初期メンだよね!?」
こもり教頭「まあ、立ち上げというか」
さかた校長「オープニングメンバーは1番仲良くなるから。スクラム組んでいきたいけど。
先生兼保護者、言い訳しているの?」
先生兼保護者「はい。今現在、しております」
さかた校長「けっこうしてる感じだな〜。どんな言い訳してるの?」
先生兼保護者「
“あの娘が幸せになるならそれでいい”と、自分に言い訳しています」
こもり教頭「わ〜そうですか〜!!」
さかた校長「どういった事情?」
先生兼保護者「同じ部活に好きな人がいるんですけど、その子と去年すごく仲良くなったんです。とあることがあって、仲良くなって、一時期、ほんと恋人ぐらいにいくんじゃないかってくらい仲良くなって」
さかた校長「めちゃくちゃ仲いいやん!」
こもり教頭「友達以上、恋人未満〜!」
先生兼保護者「ですけど、あることがきっかけで距離が開いちゃってですね。それで今、そのまま来ちゃってるんですけど。それでも、好きになっちゃってて、すごい気になっているんですけど。最近、色々探りを入れてみたら、どうやらその子に別に好きな子がいるらしいんですよ」
さかた校長・こもり教頭「ほ〜〜〜」
先生兼保護者「だから、すごい気にはなってるんですけど、相手が幸せになってくれたほうがいいかなっと、そう自分に言い聞かせて、区切りをつけようとしています」
こもり教頭「そこに言い訳をしてしまうロジックはわかったけど」
さかた校長「何部なの?」
先生兼保護者「合唱部です」
こもり教頭「それはコミュニケーション取るな〜」
さかた校長「そん中で、あることがきっかけ…っていうのは?」
先生兼保護者「当時、僕には彼女がいましてですね(笑)」
さかた校長「おいおいおい。やっちゃってんな〜〜〜。彼女がいて、それでもちょっと好きかなって思ったってこと?」
先生兼保護者「いや、そういうわけじゃなくて。その彼女と関係がすごい、別れそうだな〜って怪しいぐらいの関係だったんです。それでどうしたらいいかわかんなくって、その子に相談してたんですよ。
その後、あっちからも相談を受けるようになってきて、お互いに悩みを話し合えるような関係になっていったんです。結局、彼女とは別れちゃって。でもその後もその子との仲はそのままで、ずっと仲良く話してて、仲良くなっていったって感じです」
こもり教頭「その友達以上、恋人未満ってどういう感じなの?」
先生兼保護者「もう夜中、今ぐらいの時間にその子と電話して、1時間ぐらいとか。長い時は3時間ずっと電話したりして」
こもり教頭「それはすごいわ、ちゃんと関係築けているわ」
先生兼保護者「あと、昼間にずっとLINEしてたりとか」
こもり教頭「なのに、距離が開いたっていうのは?」
先生兼保護者「実は僕、中学の時に何度か女性関係、あんまり良いことがなくて。若干女性が苦手なんですよね。で、その子と出掛けようって話をしてた時に、クリスマスの時期だったんですけど、彼女が寝坊してきちゃって。待ち合わせの20分ぐらい後に起きて、“ゴメン”って、電話してきたんですけど。僕、その待っている間に、“あ〜すっぽかされたんじゃないかな”とか、“裏切られたんじゃないか”とか、“だましてるのかな”とか、ほんとにネガティブな不安が積もっていって、その子に対する質問みたいなのも、なんか崩れて、その子が来なくなっちゃって」
さかた校長「トラウマみたいになっちゃったんだな」
こもり教頭「それがきっかけで距離が開いちゃって、先生兼保護者は気になって探りを入れたら、他に好きな子ができちゃったっていう。だからあの言い訳につながるわけね」
先生兼保護者「はい。そうです」
さかた校長「は〜〜〜。ひとつ、質問させて」
先生兼保護者「はい」
さかた校長「
言い訳してていいんかい!!!」
先生兼保護者「うっ!」
こもり教頭「言った、今、言った。絶対言った」
さかた校長「なあ、それでいいんかい?」
先生兼保護者「僕は、いいと思っています」
さかた校長「いいと思っている。ん〜〜〜」
こもり教頭「いいんだ?」
先生兼保護者「やっぱり自分の気持ちに正直になりすぎると、どこかで我慢がきかなくなったりすることもあると思うんですよ。だから、自分の気持ちを抑えたり、コントロールしたりするためにも、自分に言い聞かせるのも、時には大切なことなんじゃないかなって思ってます。
けれど、言い訳とかしていると当然、自分の気持ちに嘘をついてるわけですから、すごい苦しくなってもくるじゃないですか。本当に苦しいようなら、そういう言い訳を今すぐやめて、自分の気持ちに向き合って正直になるべきだと思っています」
こもり教頭「なるほどね」
さかた校長「正直になるべきだということで、先生兼保護者の、ほんとのほんとの気持ちはどうなん?」
先生兼保護者「前の関係に戻るというか、付き合いたいです。ほんっとのこと言うと」
さかた校長「相手のためを思ってって言ってたけど、俺、人生33年生きてきて、人を好きになったのって、5回しかないの」
先生兼保護者「ほう!」
さかた校長「マジで、33年で5だから、だいぶ少ないと思うけど。これさ、恋するとか人を好きになるとかってさ、もう、ほぼ魔法に近いっていうか、確率的にめちゃくちゃ少ない。毎日ぽんぽん、出会う人出会う人、好きになるわけじゃないじゃん?」
先生兼保護者「はい」
さかた校長「“あ〜この気持ち、なんだろうな”って、毎日ちょっとずつ積み重なってさ、“今の(気持ち)本当はそうなんです、好きなんです”って、先生兼保護者の気持ちにたどり着くのってさ、これもう魔法なんよ。
俺は、高校の時に言えなかったことがあったから。もったいないな〜ってずっと今でも引きずってたりもするわけ。伝える分には何でも良かったのに。で、後悔しちゃったから。先生兼保護者、本当の気持ちに気付いてるなら、気持ちを言ってほしいんだよな」
こもり教頭「さっき、先生兼保護者が、言い訳で心のコントロールをするって言ってたじゃない? でも、本当は付き合いたい、元に戻したいって本音を聞くと、今まで自分の心をコントロールしてきて、その子との関係を崩さないために、一生懸命頑張ってきてたじゃん。だから次はわがままになる番だったんじゃないの?って思った。
なのにまた、自分の心をコントロールする側の言い訳をしちゃってる。だから、ず〜っと我慢してるの。角度を変えてほしい。自分のために言い訳をするんだったらそれでいいんだけど、その子のためを思って言ってるんだったら、自分のために言っちゃったほうがいいと思う。それって、その子のための言い訳でしょう?」
先生兼保護者「はい」
こもり教頭「自分のためへの言い訳しなきゃ」
先生兼保護者「あ〜〜〜」
こもり教頭「“その子と一緒にいたいんだから、いくしかないでしょ”って、言い訳しなきゃ。ずっと心を抑えているんだから」
先生兼保護者「言いたいです、やっぱり」
こもり教頭「次は解放していい番だよ、絶対」
先生兼保護者「はい。ちょっと頑張って、伝えられたら伝えてみようっていう決心が、ほんのちょっとだけ湧きました」
さかた校長・こもり教頭「お〜〜〜!」
さかた校長「そのほんのちょっと湧いたらさ、ぐわ〜って進むから。そのゼロイチが出ればな。
じゃあ、最後、この言葉でお別れしようぜ!」
先生兼保護者「はい?」
さかた校長「
パンパンプリン〜〜!!!」
こもり教頭「おーきたー最後、それだったかーーー」
さかた校長「な、勇気沸いたろ?」
先生兼保護者「(笑)ちょっと笑っちゃって」
さかた校長「ラブラブプリンになってくれ。忘れんなよ〜」
先生兼保護者「
パンパンプリ〜〜〜ン」
さかた校長「お〜〜〜!!! ありがとう! パンパンプリ〜ン!」
♪ 水無月 / 秦 基博
さかた校長「ほんとのほんとの心の奥底にある気持ちって、めちゃめちゃシンプルなことで。それを、先生兼保護者が、“ほんとは好きなんですよ”って何百回も何千回も言って、どんどん膨らませて、伝えていいんだよな。その勇気がもしないというなら、何度だって、“パンパンプリン”するよ!」
こもり教頭「好きって言葉は1回しか使えないのかっていうと、違うから。自分の想いが伝わるまで、いっぱい考えて、1番伝わりやすい言葉を見つけてほしいなと思います」
さかた校長「今夜は言い訳にまつわるエピソードを生徒に書き込んでもらっています」
こもり教頭「言い訳について書き込んだ生徒は自動的に、本日限定で校長が設立した、“いい訳してて委員会”という変な名前の委員会に入ることになります」
さかた校長「変な名前って何だ、おい!」
こもり教頭「あれ? しゃくれてる? なんか今日、難しいな。あとさっきのさ、
“ぺこぺこぴ〜ん”? だっけ?」
さかた校長「おいおい! なんだ、“ぺこぺこぴ〜ん”って!?」
こもり教頭「聞きたいのはこっちよ」
■
名推理
たぶん校長は心の奥でピグモンを意識しています。多分...
※ピグモンはウルトラマンにでてくる優しい怪獣です
Make friends.
男性/16歳/広島県
2021-06-29 22:37
さかた校長「ペコペコピーン、ペコペコピーン」
■
校長
校長は来年のプリキュアの妖精枠でも狙ってるの?
ゾンビ社長のぽんたまん
男性/18歳/京都府
2021-06-29 22:34
さかた校長「ポンタマ〜ン」
こもり教頭「いけるなら、教頭的にはいってほしいけど」
さかた校長「プリキュア? 俺が?」
こもり教頭「妖精枠だよ? いけるならいったほうがよくない?」
さかた校長「俺が? プリキュア?」
こもり教頭「だって、いけるならいったほうがいいでしょ?」
さかた校長「33歳。おじさんが? プリキュア? だいぶ俺、寝起き、息臭いぞ?」
こもり教頭「あ〜〜今の聞きたくなかったー…」
さかた校長「だってさ。プリキュアに? いいんですかね?」
こもり教頭「“ペコペコピーン”来ないのかい!」
■
言い訳してて委員会
部屋が汚い時はよく、「この配置がいいから」とか「片付けるのがめんどくさいからじゃなくて、ちゃんとした考えがあるから」とか言ってしまいます笑!
Mrs.けやきの中のしろくま
女性/15歳/東京都
2021-06-29 19:40
こもり教頭「ある〜〜〜! これ、ある〜〜〜〜!」
さかた校長「委員会に入ってくれてありがとうな。まあ、片付け下手です、俺も」
こもり教頭「俺も。でも言い訳しちゃうんだよな。別に汚いわけじゃなくて、今生活していると取りやすいところにあるから、“ここにあるべき家具を探さないとな!”とか言い訳しちゃう」
さかた校長「過ごしやすいから! そっちのほうが! より生活しやすいから!」
こもり教頭「汚いんだけどね〜」
さかた校長「服をわざわざかけるよりも、置いてたほうが」
こもり教頭「あ〜〜〜! わかるぅーーーーー!!!」
さかた校長「すぐいける。ズボンとか。“畳んだ方が効率悪くない?”とか」
受験生なのに、こんな時期に限って自己嫌悪期がきています。
放課後、塾に寄るか寄らないかで迷っちゃうけど、色々と言い訳をして家に帰り、いろいろ言い訳して勉強しなくて、寝る。それでベッドの中で自己嫌悪にひたって辛い、みたいな毎日です。
最近好きな人ができちゃって帰り道の方向が一緒なので、それもあります。夏休み、やればいいよね〜とか思っちゃってる、そんな自分が嫌と何回も思うのに、言い訳は尽きません。
ろくぶく生徒会長!!
女性/14歳/熊本県
さかた校長「受験生にとってはもう…。夏休みなんて7月末から始まるけど、絶対に今“夏休みに入ったら(やる)”とか思ってたら、しないんだよな〜。夏休みも」
こもり教頭「これに関しては、『言い訳してて委員会』というよりも『応援部』の顧問として、RN ろくぶく生徒会長!!には後悔してほしくないのよ。言い訳って簡単で、やらない理由はいっぱいできるんだけど、やる理由ってなかなか見つけられないから、すぐ言い訳しちゃうみたいな。これで困るのって、究極自分なのよ。何が1番辛いかって、成果が出なかった時に、“ほらな”って言われちゃうの。それが絶対、後々自分を傷つけて、もっと自信をなくすきっかけになると思う。俺はそんな道を選んでほしくないから、頑張ってほしい。俺は“頑張って”しか言えないけど、絶対に今ここで、ほんとにちょっと勉強を頑張るだけで、ほんとに違う未来になるから。ほんとに頑張ってほしい」
さかた校長「さすが受験シーズン、受験生と向き合う顧問!」
こもり教頭「も〜。そろそろ入るよ」
さかた校長「来ちゃうね。でもそれよりも前に、みんなスイッチ入れてスタートしとくと、だいぶ楽だからな! 頑張ってくれ!」
■
ありがとうございました!
逆電ありがとうございました!
今日の逆電でほんの少しだけ、自分の気持ちに正直になる勇気を貰えました!
いつか、その子に言えるよう頑張ってみます!
先生兼保護者
男性/16歳/兵庫県
2021-06-29 23:03
さかた校長「嬉しい! 良かったよ」
こもり教頭「嬉しいね」
さかた校長「ほんとにほんとにほんとの気持ちは好きってこと気付けてな。ちょっとだけ前に進めるということで」
こもり教頭「無理する必要はないから」
さかた校長「“あの子が幸せなら”って言っていたけど、幸せにしてあげれないいんだから」
こもり教頭「あ〜、確かにね」
さかた校長「あれ? なんで“パンパンプリン”って書いてないの? 言ってたよな、最後大きい声で、勇気を出して、“パンパンプリン、レッツゴー!”って」
こもり教頭「言ってたね」
<「パンパンプリ〜〜〜ン」 by RN 先生兼保護者>
さかた校長「ほら、言ってた。録ってるんだから。保存してんだよ」
こもり教頭「“録ってんだから”は、ダメ(笑)」
さかた校長「逃がさねーぞ!」
こもり教頭「先生兼保護者、書き込みには書かなくていいよ。いいからね」
ハニーバター 滋賀県 15歳 女性
さかた校長「委員会に入ってくれてありがとう!」
ハニーバター「ありがとうございます」
さかた校長「オープニングメンバー、初期メンだからな! 言い訳してるってことか?」
ハニーバター「してます」
さかた校長「どんな言い訳してるの?」
ハニーバター「
剣道部に入っていて、もうすぐ引退試合があるんですけど、今さら素振りをしても上手くならないんじゃないかって、自分に対して言い訳してて。今日、部活を休んでしまったんです」
さかた校長「そうか。もう今日の練習を。剣道部か!!」
ハニーバター「剣道部です」
さかた校長「俺も剣道部で、小1から高3までやってたからな。12年。剣道部って、部員数は?」
ハニーバター「後輩合わせて10人くらいで、活動しています」
こもり教頭「1、2年、合わせて?」
さかた校長「剣道部ってね、レギュラーが5人いれば、試合が可能だから。補欠入れても7人と少ないからね。俺たちも中学は10人くらいだったかな」
こもり教頭「今、このコロナ禍って、部活、どんな感じなの?」
ハニーバター「マスクをつけて」
さかた校長「マジで!?」
ハニーバター「(笑)マジです」
こもり教頭「ヤバい?」
さかた校長「ヤバい。だって面つけて、その下にマスクしてるってことでしょう?」
ハニーバター「そうです、そうです」
さかた校長「大丈夫? マジで? 剣道部って、夏暑くて冬寒いって、最悪なのよ。道着もごわごわ厚くて、その上、重い面とか胴とか垂れを付けた上で、マジでめちゃくちゃ蒸す状態になって、マスクもしてるんだ?」
ハニーバター「マスクもしてます」
こもり教頭「正直、環境的にはキツイんだ?」
ハニーバター「いや、去年の夏ぐらいから、マスクをつけて練習してきたんで、慣れてきてはいるんです」
さかた校長「でも大変だよな〜」
ハニーバター「大変です」
さかた校長「剣道はいつから始めたの?」
ハニーバター「中1から」
さかた校長「中学校からか。じゃあなおのこと、慣れるのに大変な中でのマスクして〜は、めちゃくちゃしんどいな」
ハニーバター「しんどいです」
さかた校長「かかり稽古とかしてるの?」
こもり教頭「かかり稽古ってなんすか?」
さかた校長「自由に面、こて、胴って、2分間打ち続けるみたいな、ボクシングで言うところのスパーリングみたいな感じ。
それで、その中で“上手くならねー”って言い訳して、部活休んじゃったんだもんな」
ハニーバター「休んじゃいました」
こもり教頭「同学年の中の実力差はどんな感じなの?」
ハニーバター「友達はみんな上手いのに、自分はなんか全然勝てたりしなくて」
さかた校長「周りは経験者?」
ハニーバター「全員、初心者なんですけど」
さかた校長「全員、中学から始めたのに、ちょっと実力差が出てると。それはそれで食らうな」
ハニーバター「けっこう精神的に」
さかた校長「同学年だけじゃなくて、後輩にもって感じなの?」
ハニーバター「あ〜そんな感じです」
さかた校長「今日、サボっちゃったけど、初めて?」
ハニーバター「初めてです」
さかた校長「なんでサボってしまったの?」
ハニーバター「いつも練習がきつくて、でも、自分は上手くならなくて、後輩がどんどん上手くなっていくのに、“じゃあ試合で活躍できない自分は、部活にとってあんまりいらない存在なんじゃないかな”って思うようになって、サボってしまいました」
さかた校長「そうか…」
こもり教頭「最近、身が入ってないなって感じはあったの?」
ハニーバター「あります」
さかた校長「今日、部活をサボっちゃったことは、仲間たちに言ったの?」
ハニーバター「言ってません」
さかた校長「内緒でサボっちゃったか。どうやった、心は?」
ハニーバター「行けばよかったなあって後から思ってきて。でも今さら行っても、間に合わへん」
さかた校長「そうか。今、モヤモヤしている中の心境だな〜。実力ないから試合に必要ないって言ったけどさ、それは練習しててもそう思っちゃう?」
ハニーバター「思っちゃいます」
さかた校長「“練習相手として高めあえてられてるのかな?”とか。練習試合にしても、実力差があるとすぐ勝負も決まるしさ、“あ〜なんかこの時間、もっと効率よく練習できたのに”とかさ。ただでさえ、練習時間も少ないしな。やっぱりそう思ったりするのかな?」
ハニーバター「思ったりします」
こもり教頭「中3ってことは、もう引退とかなの?」
ハニーバター「はい、もう1か月後には引退します」
こもり教頭「そうか。もう期限とか見えてるから、どうせ私がいきなり力を入れても…みたいな言い訳にも繋がっちゃうんだ」
ハニーバター「繋がってます」
さかた校長「ハニーバター、ひとつ、聞いてもいいか?」
ハニーバター「はい」
さかた校長「
言い訳してていいの?」
ハニーバター「良くないです。今、頑張り時の自分は言い訳しちゃいけない」
さかた校長「最後の試合が迫ってるもんね。黙って今日サボっちゃったなら、部活仲間はマジ心配してると思うよ。
俺は剣道やってきて、中学の時は、小さい学校だから、強かったの。キャプテンもやってたし、大将もやってて。でも、高校に行って、まさに今のハニーバターみたいで、毎日練習しんどくてさ。もう全部、“練習辛いから”が言い訳で勉強も全くしなかったし、生活態度もあんまり良くなかった。毎日練習するけど、しんどいなって。でも、他の奴らは強かったのよ。中学から強かった奴らが来たから。
それで“センスがもともとあったから”って言い訳したり、“もともとの才能がなかったから同じ練習しててもしょうがねーだろ”とか、“朝練だってしてるのに、全然上手くなんねーじゃねーかよ“って(言い訳をしていた)。で、高校3年生になって、後輩がレギュラーになって、俺たちの学年なんて1人しかレギュラーになれなくて。あとは全部後輩。1番弱い世代だって言われてさ。“その1番弱い世代でも補欠にも入れない俺って、マジ意味あんの!?”って。
ちょうどこの時期よ。6月末ぐらいに、夏の最後の大会が始まるやんか。親父にね、家でも泣いて愚痴ってたら、“じゃあ、剣道もう辞めろ”って言われたの。12年、ずっと応援してきてくれた親が、“お前のしんどい姿はもう見てられんわ。もう辞めてくれ、剣道”って言われたんだよね。で、“辞めれるわけねーだろ!”って大喧嘩しちゃったんだけど、その時にね、“今辞めたらひょっとしたら楽かも”って思ったの。最後の試合、応援も100%の気持ちでできねーしってずっと悩んでたから、“俺、ここで辞めた方がいいのかも”って思ったんだけど、それと同時にね、“辞められるわけねーだろ!”って思ったの。やっぱり一緒に練習してきた仲間たちがいて、最後の最後、そいつらは代表としてやるのに、入れねーからって一緒にいないのは、まじダセーよなって思ったの。
でもね、わかるのよ、ハニーバター。俺も“意味ない”って思ってたの、素振りしてても。“引退までの1か月、あと何回素振りすればいいの?”って。それでずっと悩んでいたけど、俺は、ずっと辞めずに、練習に参加して続けた。結果、大会では、道着にも着替えられずに、ジャージ着てさ、2階席の応援席からずっと歯をくいしばって見てたんだけど、最後、高校卒業する時…卒業式かな、剣道部で写真を撮った時に、めっちゃ笑えたんよ。なんか別に大会で良い成績を出したわけじゃないんだけど、一緒にやってきたのは間違いじゃなかったから。思い出話とかですっげー笑ってて、今も実家に取ってある、しっかり。
だからハニーバター、しんどいな、辛いなと思って爆発して、今日サボっちゃって帰っちゃったけど、ずっと後悔してるやん、今」
ハニーバター「してます」
さかた校長「な。すっげー心配してるよ、周りの友達は。実力差があっても、レギュラーのみんなも、一緒に練習してくれたハニーバターがいてくれたら、最後の試合もすんげー頑張れると思うし、君が誰よりも1番最後まで素振りしてたら、“負けられない”って周りも気合入るのよ。だから、試合でももちろんハニーバターの存在の意味はあるし、練習でも意味があるし、たった10人ぐらいしかいない仲間の中で、ハニーバターは大切な1人やからな。(引退試合までの)1か月ね、誰よりも素振りしていいと思うよ」
ハニーバター「いいですかね?」
さかた校長「うん!! いいね! 誰よりも声出してね。面だったりね…基本素振りは面だけどな。でけー声で“面!!!”って素振りして、この1か月間、周りを焦らせるくらいのかまし方でいいと思うよ」
ハニーバター「やってみます」
こもり教頭「ハニーバター、今、どう思った?」
ハニーバター「明日から、明日も部活あるけど、今までの気分、気合を入れ替えて頑張っていこうかなって思いました」
さかた校長「よし!
頑張りプリン!」
ハニーバター「
頑張りプリン」
さかた校長「よっしゃあ〜〜!」
こもり教頭「よく言った!」
さかた校長「忘れるなよ!」
ハニーバター「忘れません」
さかた校長「よっしゃあ、明日、行ってこい!」
こもり教頭「頑張れよ!!」
ハニーバター「ありがとうございます!」
♪ 僕のこと / Mrs.GREEN APPLE
さかた校長「“がむしゃらに生きて、誰が笑う”。Mrs.GREEN APPLE先生の『僕のこと』という曲なんだけど、誰も笑わないのよ。必死こいて声出して素振りしても、誰もわからんし。その中でも、辛くて、練習しんどいのがわかってさ、サボっちゃうのわかるのよな。現にサボったもん。なんだかんだ言い訳して。だからすげーわかるんだけど、わかるからこそ頑張ってくれって言いたい」
こもり教頭「そうね。だから、なかった今日を取り戻すぐらいの勢いで、明日、頑張ってほしいと思います」
■
僕もサボった事あった
僕も中学生の時に後輩に抜かされそうになったり、えらくて逃げてしまったりしてました。でも気持ちが大切だと僕は気づく事が出来ました。少しのことで変わる事ができると思います!
やまだいこん
男性/16歳/岐阜県
2021-06-29 23:35
大丈夫。きっと誰かが自分の頑張りを見てくれています。
頑張ってください。
応援しています。
むぎときなこ
女性/16歳/大阪府
こもり教頭「ハニーバター、自分だけじゃないよ。頑張ってね」
今日の黒板
『パ〜ポリン』
さかた校長「言い訳しちゃうと夢や大好きな人との距離を話してしまうんだよな。言い訳しちゃったら何かの目的があって夢があってそのときにぶつかる壁に逃げてしまったら、また同じ壁にぶつかって成長を妨げてどんどん、どんどん自分の夢から離れて行ってしまう。それを大好きな人も一緒で言い訳してじぶんを優先して相手の思ってくれる気持ちだったり蔑ろにしてしまったり。
言い訳すればするほど本当は大切にしたい夢だったり人だったり最後に卒業写真でみんなで撮る笑顔も離れていっちゃうんだよな。だから君が本当に夢や大好きな人を大切にしたいのなら言い訳をしない方が俺は絶対に良いと思う。
それで最後に俺から魔法の言葉を送りたいと思う・・・。
パ〜ポリン♡」
♪ 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ / サンボマスター
さかた校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です」
こもり教頭「言い訳っていろんな角度があるじゃないですか。なんか自分を逃がすための言い訳もあるし、誰かを守るための言い訳もあるし。
でも後悔してしまう言い訳もあれば、自分を納得させてしまう言い訳もあるから、すごく難しいんだけど、言い訳したことで自分と向き合えることも出来る。逆に後悔しても取り戻すこともできるんだなってすごく思った。言い訳が、自分と向き合うきっかけになればいいなってすごく思いました。
すげー僕の中ではじーんときてたんだけど、最後の、“パーパオン”みたいなやつって?」
さかた校長「いやいや、“パ〜ポリン♡”ね」
こもり教頭「あれは、“約束”みたいな意味なんだ?」
さかた校長「よくわかったね!!! うわー伝わってるーーー! 教頭にも伝わってるってことは、生徒みんなにも伝わってる?」
こもり教頭「だと思うよ。2時間授業やってよかったと思う。俺は。本当に良かった」
さかた校長「ありがとう! サンボマスター先生、ありがとう!! だからまあ、明日が来るけれども、この言葉を魔法だと思ってな。
SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時にふたたび開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日〜〜〜!!!!」
さかた校長「パ〜ポリン♡」
さかた校長の放送後記
「いいわけ」は夢や大好きな人との「距離」を離してしまうもの。
Music
2021.06.29PLAYLIST
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早起きができない、好きな女子に前向きになれない…10代が言い訳をしてしまう瞬間
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。6月29日(火)は、『言い訳してて委員会』をテーマにお届けしました。やらないといけないとわかっているのにできない、何かを諦める……などのタイミングで、ついしてしまう言い訳。10代のリスナーはどういうときに言い訳をしてしまうのでしょうか。パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が届いたメッセージを紹介しました。