今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
SCHOOL OF LOCK!今夜の授業テーマは
『私だって本当は…… 』
「私だって本当は……みんなの輪に入りたい!!楽しく話したい!!」
「私だって本当は……好きな人いるけど友達と被っているからどうすることもできない。。」など!! 『私だって本当は…』に続くみんなの今の気持ちや思っていることを教えてもらっていきました( ˘ω˘ )
1人目に電話した生徒は『私だって本当は……親に夢を応援してもらいたいし叶えたい!!!』という想いを聞かせてくれた RN:
Airy。将来はお医者さんかダンサーになりたいという夢があり、どちらも叶うように今はとにかく勉強やダンスの練習もしているけど、両親はどちらの夢も否定してくるため本当に叶えたいと思っているのにだんだんと不安な気持ちになってしまっているという。。
その話を聞いた校長&教頭からは「俺もこういう仕事をする時に両親をなかなか説得できなかったけど、自分の想いを伝え続けて、大会たっだり発表の場を見てもらってきてやっと認めてもらえたから、親御さんに“認めてもらう”というのを目標にするっていうよりも、まずはやりたい事や本当に好きな事を一生懸命、熱量持ってその姿を両親に見せたら良いと思う。」と声をかけていきました。
2人目に電話した生徒は『私だって本当は……真面目ちゃんで良い子じゃない!!!』という想いを聞かせてくれた RN:
あゆ。高2になって騒がしいクラスの学級副委員長になったというRN:あゆ。このクラスに入って「自分がしっかりしないと……!!」という思いが生まれ学級委員長に立候補したものの、同じく委員長に立候補していた生徒にじゃんけんに負けてしまい、その結果、学級“副”委員長を担当する事に。この先、副委員長として学級委員長と共にこのクラスを良くしていこうと気持ちを新たに頑張っていこうと思っていたけど、学級委員長が特に何もしないため自分だけがガミガミ注意している(= 真面目ちゃん)印象に、、!! 本当の自分はもっと友達とふざけるのが大好きではっちゃけキャラなのでもっと本当の自分を出していきたいと思っている。と話を聞かせてくれました。
それを受けて校長&教頭からは「もっと自分勝手になっても良いし背負いすぎなくても良いと思うけど責任感を感じるのも本当の RN:あゆ だとも思う。部活の場では はっちゃけられているって言ってたから、クラスではそのキャラが出せないかもしれないけど、だったらそのキャラを出せる部活の場を大切な時間にすればいいと思う。どっちも自分だよ。」とアドバイス!! そして最終的には「もし部活ではっちゃける自分が好きならば、クラスの中で“良い子”でいる必要はないから。まずは明日、クラスで良い子じゃなくていい。楽に過ごしてみな。気楽になって過ごしてみて、自分のことをそれでも好きでいる自分でいて欲しい。」と声をかけてあげました。
ちなみに今日のオープニングでは24年ぶりの“スーパームーン×皆既月食”を観るために、こもり教頭が生放送教室を飛び出して外から電話をつなぐ場面も……!!
みんなの住んでいる地域ではどんな風に見えたかな?
今夜の授業は『私だって本当は…… 』生徒の思っている“本音”を聞かせてもらいました。
『 見える? 』
こもり教頭(TEL)「見えないですね〜」
さかた校長「見えないの?」
こもり教頭(TEL)「見えないことはないですけど、ぼやけてますね〜」
さかた校長「どういうこと?」
こもり教頭(TEL)「曇ってて。でも、月のパワーはすごくて」
さかた校長「パワーを感じてんだ?」
こもり教頭(TEL)「はい。なんとな〜く輪郭は見えてるんですけど、ハッキリとは見えないですね。でも、たぶんデカいですね」
さかた校長「ボヤけがデカいってこと?」
こもり教頭(TEL)「そうそう。だから、よりデカく見えてます。1.25倍でデカく見えてます」
さかた校長「“何?”って生徒もいるかもしれないから、説明すると、教頭は外にいるんだよね?」
こもり教頭(TEL)「そう。スーパームーンが見えるって聞いたから、我慢できなくて、生放送教室飛び出してるんですよ」
さかた校長「もう始まっちゃってるのよ」
こもり教頭(TEL)「はい。でも、もうちょっとしたら晴れそうなんで、もうしばらく粘ろうかなと」
さかた校長「いやいや」
こもり教頭(TEL)「でも、月明かりの下、電話で僕らの声が繋がってるって奇跡ですね」
さかた校長「そうでもないのよ。こっちは月明かりないし、ボヤけてるんでしょ」
こもり教頭(TEL)「(笑)」
さかた校長「もういいよ。どこまで行ってるのよ?」
こもり教頭(TEL)「結構歩いてきちゃいました。月探せなくて、迷子になっちゃって」
さかた校長「もう帰ってきて! 生徒待ってるから」
こもり教頭(TEL)「あ、待ってる?」
さかた校長「待ってるっていうか、もう始まってるんだって!」
こもり教頭(TEL)「ホントですか。11時前までには戻ります」
さかた校長「どこまで行ってんの? 新宿まで行っちゃってんじゃないの?」
こもり教頭(TEL)「(笑)」
さかた校長「ダッシュね!」
こもり教頭(TEL)「あいあーい」
さかた校長「今夜はスーパームーンが見られるってことで教頭は外に行っちゃってたけど、生徒のみんなはスーパームーン見られたのかな? 今、見られる生徒は見て欲しいんだけど、俺も見てないんだよな〜。
そもそもスーパームーンというのは、月と地球の距離が近くなって、月が最も大きく見える状態のことらしくて。まぁ、簡単に言うと“スーパードデカ満月!” で、5月の満月をフラワームーンと呼んで、皆既月食はブラッドムーンらしいのよ。だから、今日は“スーパーフラワーブラッドムーン!” まぁスーパームーン自体は1年に1回くらいあるんだけど、皆既月食も発生して、この2つが重なるのは激レア! 皆既月食状態は8時頃に見られたみたいで、これが24年ぶりと!」
■
見える!!
校長!教頭!!!
ただいま山形では月食(頭だけ)が見えます!!
てか月食って何ですか!???←←
かほし
女性/14歳/山形県
2021-05-26 19:52
さかた校長「東北の方はキレイに見えたってことだろうけども。皆既月食というのは太陽と地球と月が一直線上になって、月が地球の影を通過する時に見られる現象。ネットで調べたから多分合ってると思うんだけど、3時間かけて月が地球の影を通過していくらしくて。ドンピシャになるのは15分くらいしかなかったらしくて、天気の関係だったりで東北や北海道の地域は割と見えやすかったらしいけどね」
■
スーパームーン
岩手は見えました❗とても綺麗でした!
聖闘士星矢
男性/19歳/岩手県
2021-05-26 22:04
■
月
こちらは曇っててスーパームーン見えないです、、、泣
まえむき
女性/19歳/岐阜県
2021-05-26 22:03
さかた校長「見えたって生徒がいたら、教えて欲しいな。スーパームーンが地球の影に入ると、月が赤く見えるということで…(教頭、見つけて)あ! ダッシュしろって」
こもり教頭「待った?」
さかた校長「だいぶ待ったよ」
こもり教頭「正直、なんかすごく悪いことをしてる気分になっちゃって(笑) この時間に外にいるのって、1年ちょっとぶりじゃん」
さかた校長「本来ありえないからね」
こもり教頭「そしたら、ワクワクしちゃって!」
さかた校長「ズルいぞ!」
こもり教頭「想像以上のワクワクよ」
さかた校長「俺も今日どっかで外行けないか…」
こもり教頭「ダメです」
さかた校長「早ぇな。あ、ちなみに、今回、見れなかった生徒は、次、スーパームーンで皆既月食になるのが12年後の2033年10月8日らしいぞ! みんな何歳だ? もう成人してるね。それもみんなで見上げられたら…」
こもり教頭「ロマンチックだね」
さかた校長「今夜もロマンチックにSCHOOL OF LOCK!開校です」
♪ MOONLIGHT / Lucky Kilimanjaro
■
皆既月食
めちゃ良い写真撮れました!!!!
Frey
男性/15歳/山形県
2021-05-26 22:06
さかた校長「写真に撮れるぐらいだったら、山形はすごくキレイだったんだろうね」
こもり教頭「すごいよ! いいね!」
■
校長!!見えました!!
校長!!北海道民!!見えました!!
めっちゃ綺麗です
もものすけのおうち
女性/13歳/北海道
2021-05-26 22:06
さかた校長「いいねぇ」
こもり教頭「キレイに見えたら、本当にいいんだろうな〜」
■
スーパームーン
スーパームーンも皆既月食も見れました!とても神秘的で美しかったです!!
ペリカモ
男性/14歳/北海道
2021-05-26 22:05
こもり教頭「いいなぁ。真っ赤なやつも見えたってことかぁ」
さかた校長「ちょっとズルいな、北海道民の生徒たちよ!」
こもり教頭「いいね〜」
さかた校長「ハッキリ見えた生徒も、教頭みたいにボヤけたよって人も、全く見えなかった生徒も一緒に夜空を見上げた、この時間がすごくロマンチックだね」
こもり教頭「そうだね」
さかた校長「俺だけ1人、室内にいたけど」
こもり教頭「それがいいと思うんだよね。みんながみんな同じ気持ちじゃつまらないじゃないじゃない」
さかた校長「そんなことないよ!(笑)」
こもり教頭「(笑) 同じ月を見てるはずなのに、1人1人違うことを感じてることに素晴らしさがあるわけであって」
さかた校長「めちゃめちゃ良いように言ってるけど、そっちは見に行ってる側だから」
さかた校長「さぁ、そして今夜の授業テーマは…!
『私だって本当は……』!」
さかた校長「今夜は、“私だって本当は...”に続く、君の気持ちや思っていることを聞かせて欲しい!」
こもり教頭「“私だって本当は...みんなの輪に入りたいし、楽しく話したい”“私だって本当は.…あの人のことが好きだけど友達も好きだから、どうすることもできない”“みんなにないって言い張ったけど、私だって本当は...オナラしたことあります”」
さかた校長「最後だけ、ちょっと違うな!」
こもり教頭「悩みや相談したいこと、誰にも言えていないけど思っていること、つい見栄を張ってついてしまった嘘だったり、君の気持ちや思っていることを
学校掲示板や
メール、
SCHOOL OF LOCK!の公式LINE アカウントから送ってきてください! ちなみに校長、本当はこうなのに、みたいなことってあったりします?」
さかた校長「ちょっと、元気で明るいイケイケです〜ってキャラだとみんなに思われてると思うんだけど、まぁめちゃめちゃおとなしくはないけど、人見知りなのよ。“あれ、めちゃめちゃおとなしいな”“いや、違うんですよ。本当は…”みたいな。説明面倒臭いなみたいな。“人見知りで、まだ打ち解けてないんで”とは言えないから、誤魔化すところあるけど」
こもり教頭「うんうん。本当は明るいのに、って自分がいるってことね」
さかた校長「そうだね。教頭は?」
こもり教頭「僕は逆かもね。周りの人には“明るくていい子だね”って言われるけど、意外と実は暗い部分の方が多かったり、傷つきやす部分が多かったりするんで」
さかた校長「逆なんだよね、実はね」
こもり教頭「そう。実は校長の方が太陽だったりするんだな」
さかた校長「…なんか、普段めっちゃ暗いみたいに言わないで」
こもり教頭「あれ、違った? 結構トーン低いじゃん」
さかた校長「歳相当と言って欲しい」
こもり教頭「落ち着いてるよ」
さかた校長「本当に落ち着きはしたな、だんだん年々と(笑)」
こもり教頭「(笑)」
こもり教頭「書き込みきてます!」
■
俺だって本当は…
俺だって本当は…考査でいい点取れるんだから!ただ、やる気がでないだけなんだ‼️
Mrtakahashi
男性/14歳/青森県
2021-05-26 21:19
さかた校長「そうなんだよね(笑) やる気が難しいよね。でも、やる気ってやり始めたら出るものらしいから。とりあえず簡単な問題でもやってみるのはいいかもな」
■
私だって本当は
体育祭の後プリクラ撮りたい!!!!!
私は体育祭の後にプリクラ撮るのがJ Kって感じがして憧れてるのに、去年も今年も片付けとかが忙しくて撮れない!
忙しくても撮りたいのに、終わった後撮りたいって言うと、私の仲良いグループはみんな疲れたって言って帰っちゃう、、
そのあとインスタで他の友達とかが可愛いプリクラ撮ってると、いいなぁ…憧れるなぁ…ってなります、、
来年こそは、、!!
まりさ❁まどか
女性/16歳/神奈川県
2021-05-26 18:56
こもり教頭「僕とかは中学の時、体育祭ありましたけど、ちょっと少年だったから、騒ぐ方に注力してて、終わった後に重きを置いてなかったのよ。でも、周りの女子だったりとか、中高一貫だったんで、高校の先輩が“この後プリ撮りに行こう!”って体操服のまま行ってるのは見てた」
さかた校長「写真はめちゃくちゃ撮った思い出はあるけど。その時、まだインスタントカメラだったから、“写ルンです”みたいな。中学の時なんてケータイも持ってなかったから、一世一代でシャッター切ってた気がするんだよね。でも、プリクラも書き込めるからいいじゃん」
こもり教頭「そうだよね。そういう想いが乗った時じゃないと撮らなかったりするからね」
さかた校長「次は片付けを超速ダッシュでやって、提案してみて欲しいけどね」
こもり教頭「それか、もう行く予定を立てた上で、みんなで片付けるっていう」
さかた校長「それもいいかもしれないね。では早速、電話をしていこう!」
Airy 兵庫県 13歳
さかた校長「学年は?」
Airy「中2です」
こもり教頭「いきましょうか! 中2、高2は当たって!」
Airy「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
Airy「おー!!!」
こもり教頭「よく言った!」
Airy「ありがとうございます」
さかた校長「じゃ、私だって本当は…に続く、君のことを教えて欲しい」
Airy「はい。
私だって本当は夢を親に応援してもらって叶えたいです」
さかた校長「それはどんな夢なの?」
Airy「医師とダンサーです」
こもり教頭「え!? それは2択なの? それとも1択で両方なの?」
Airy「2択です」
こもり教頭「どっちかってことか」
Airy「はい」
さかた校長「医者はどんなきっかけで目指そうと思ったの?」
Airy「小3ぐらいの時にドラマを見て、“私もこうやって人を助けられるような人になりたいな”と思って」
こもり教頭「医療ものドラマ多いしね」
さかた校長「で、ダンサーは?」
Airy「ダンサーは、小学校6年生の時にGENERATIONS先生のダンスの動画を観て、“自分もこうやってカッコいいダンスを踊りたいな”と思いました」
さかた校長「ジェネ先生のダンス、カッコいいからね。実際にジェネ先生観たことあるの?」
Airy「いや、まだないです」
こもり教頭「そうだよな。小6と考えると、そこからなかなかライブも出来てないからね」
Airy「はい」
さかた校長「でも、両方とも大変な職業ではあるからね」
Airy「はい」
さかた校長「で、親にって言ってたけど、話せてるの?」
Airy「はい。話せてます」
こもり教頭「あ、話せてるんだ」
さかた校長「親御さんは何て言ってるの?」
Airy「親は“医者は実力的に無理だ”って言われてて。“ダンサーは安定しないからやめて”って言われました」
こもり教頭「なんだか難しい回答だね。納得できないというか」
Airy「はい」
さかた校長「何か具体的にこの職業に就いて欲しいって言われてるの?」
Airy「いや、言われてないです」
こもり教頭「そしたら、なおのこと“じゃ応援してよ!”って思っちゃうね」
Airy「はい」
さかた校長「それ初めて話して、そう言われた時は、正直どう思った?」
Airy「頑張りたいなと思ってたけど、そうやって否定されるとすごく不安になりました」
こもり教頭「不安になるわな。で、その医者が無理って言われたのは、学力がってこと?」
Airy「学力です」
こもり教頭「でも、まだ中2でしょ」
Airy「はい」
さかた校長「実際に、勉強はどうなの?」
Airy「勉強は、たぶんまぁまぁは出来ます」
さかた校長「医者を目指して、日頃から勉強頑張ってる感じなの?」
Airy「はい」
さかた校長「でも、医者となると、親御さんはそう話してくるのか」
Airy「はい」
さかた校長「まぁお医者さんはごく少数の狭き門だと思うし、高校大学行って、医師の資格を取ってってことまで考慮してだと思うけど、まだこの段階で言われるとね」
Airy「はい」
こもり教頭「確かに、走り出す前だからね」
さかた校長「ダンサーで安定しないからやめた方がいいって言うのは、親御さん的にはダンサーというかエンターテイメントとか芸能の仕事の感じだと思うんだよな。でも実際、どの仕事も100%安定してるかと言えば、そうでもないよね」
Airy「はい」
こもり教頭「確かにそれもそうだし、ダンサーの仕事って、普段なかなか目にすることってないじゃない。買い物に行った先の店員さんとか日常で出会う仕事って本当に大切だし、触れる機会が多いから目で見て分かるんだけど、ダンサーって日常生活でなくてはならない仕事ではないわけじゃん。触れることがないから、どんなことをしてて、どんな活動があって、どんな職種で、どんな仕事をしてるのか具体例が見えづらいってのもあるから、不安定とか、不安に思っちゃう要素もあると思うのね。だから、全然話す余地とか、その熱量を伝えるのはアリだなと思うけどね」
Airy「はい」
さかた校長「その医者やダンサーになるのを応援してもらいために日頃やってることはあるの?」
Airy「日頃からテストでいい点を取ろう頑張ったりとか、ダンスは習ってるので、そこで進級できるように練習してます」
さかた校長「テストはもちろん毎日の勉強頑張ってて、ダンスも教室に通ってるの?」
Airy「はい。通ってます」
さかた校長「じゃ、将来の夢に向けて頑張ってることは親御さんも知ってるよな?」
Airy「はい。知ってると思います」
さかた校長「何か発表会とか親御さんに見せられることはあるの?」
Airy「発表会はまだやったことないです」
さかた校長「家とか教室の練習って感じ?」
Airy「はい。あと、ダンスのテスト」
さかた校長「あ、定期的にあるんだ?」
Airy「はい、あります」
さかた校長「じゃ、実力を見てくれるところってことだもんね」
Airy「はい」
こもり教頭「レベルに応じてクラス分けされてるってことでしょ?」
Airy「はい」
さかた校長「もうやるべきことはやってるから、あとは…俺もお笑い好きというかお笑いの仕事をしたいと思った時に、家では暗くておとなしかったから、人見知りもあったから、特に父親はめちゃめちゃ反対してたけど。もちろん1回だけじゃ説得できなかったから、なんなら大ゲンカしたからね。それでもずっと好きだということを伝え続けて、それこそ大会だったり、発表の場を続けて、本当にちょっとずつ。で、今こうしてラジオで話したりして、それを聴いて“あぁ、やっぱお前、頑張ってたんやな”って。応援してもらうまで、すごく時間はかかったけどね。でも、本気だよって伝え続けていたな」
Airy「はい」
さかた校長「だから、親御さんに応援してもらうのを目標にするというよりも、本当に好きでやりたいのなら、一生懸命、熱量を持って続けたら、その頑張ってる姿を親御さんは絶対見てるから、ちょっとずつでもその積み重ねが、ふとした時に“頑張ってるな”って認めてくれる日は来ると思うから」
Airy「はい」
こもり教頭「教頭は、中学は実家を出て、上京してダンスをやってるってところもあるんだけど、今のAiryの歳だと、絶対に親に支えられないと生きていけない状態じゃん。それなら、止められるまでやり続けちゃっていいと思う。それが今年なのか来年なのか、もしかしたら高校3年生かもしれないけど、今の時点で“もうやめなさい”って無理矢理はないじゃん。来年は高校受験があって、高校3年で大学に行くかどうかって選択肢が出てくる時まで、やりたいことがあったら、何を言われても全力でそこに向かってやり続けた方がいいと思う。お医者さんになりたいんだったら、ずっと勉強し続けて、ダンサーになりたいんだったら、一生懸命、本気でダンスし続けて。で、“もうやめなさい!”って言われた時に、どこまでの結果になってるかで勝負するって戦い方もあると思うから」
Airy「はい」
こもり教頭「高3になった時に、“この医学部、合格範囲だから、ここに行かせてください!”って戦い方もあるし、アルバイトでスタジオに入って“先生になれるぐらいの実力あるから、ダンス続けさせてください!”とか、自分をずっと高め続けた方がいいと思う。ブレずにやっていいと思うから」
Airy「はい」
さかた校長「Airyに好きな気持ちはめちゃめちゃあるんだもんな?」
Airy「はい」
さかた校長「その好きな気持ちに素直に任せていいと思うよ」
Airy「はい。分かりました!」
さかた校長「しんどいけど、叶った時、最高だから」
こもり教頭「うん。だから、貪欲にいこう。どっちもつかんじゃうぐらいの勢いで頑張ろうね」
Airy「はい、頑張ります!」
さかた校長「頑張れよ!」
こもり教頭「頑張って!」
Airy「ありがとうございます」
♪ to the STAGE / GENERATIONS from EXILE TRIBE
さかた校長「本当に、もうとことんやっていいよね?」
こもり教頭「やっていいと思う」
さかた校長「それこそ体に支障が出るぐらい、生活に支障が出るぐらいになったら、親御さんも止めるし。でも、“あ、そんな熱量持ってたんだ”って伝わるからね。それは周りの友達もそうだし。もうとことんやって、“あ、こんなにやったのに、全然結果が出ないんだ”ってところで見えてくることがあるから」
こもり教頭「うん。押さなきゃ開かないのと一緒で、やる前から答えはなかなか分からないんで、まずやってみて、その現場に飛び込んでみて、現状を見て、周りを見て、その先の道が見えてくると思うんで。まず進まないとその道を見えないなと思うんで、まずはその一歩を踏み出す、その力が何より大事なんじゃないかなと思いますね」
さかた校長「で、どんどん好きの熱も増えるだろうし、“もう嫌だな”って気持ちも膨らむかもしれないけど、どっちも想いは膨らむから。やるに越したことないから、マジでそのまま進んで欲しい!」
♪ F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS / GENERATIONS from EXILE TRIBE
■
逆電ありがとうございました!
初めて逆電して、憧れの校長教頭とお話できて、アタクダコールもできてとても緊張したけど楽しかったです!
夢を叶えたお二人だからこそとても説得力があり、心に刺さりました。
校長教頭に言われたように、親にぶつかって、やめなさいって言われるまで続けて、夢を叶えたいと思います。
本当に本日は逆電ありがとうございました。
Airy
女性/13歳/兵庫県
2021-05-26 22:52
さかた校長「ぶつかって、とことんやり切って、そこで見えることもあると思うから、頑張ってくれ!」
こもり教頭「頑張って欲しい!」
さかた校長「まだまだ、生徒の話を聞いていこうと思います!」
あゆ 熊本県 13歳
さかた校長「久しぶりだね。去年の11月の“しんどー相談室”で話して以来だから、もう半年ぐらい経つか?」
あゆ「はい」
こもり教頭「てことは、学年も変わって?」
あゆ「高校2年生です!」
こもり教頭「よっしゃ! 中2、高2は当たって!」
あゆ「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
あゆ「おー!!!」
こもり教頭「よく言った! ありがとな!」
さかた校長「進級して、高校2年生になって、私だって本当は…に続く君のことを教えて欲しい」
あゆ「
私だって本当は、マジメちゃんでいい子いい子じゃないです!」
さかた校長「それはどういうことなの?」
あゆ「今はクラスが変わって、学年で問題児って言われる人が集まってるクラスなんですけど、私がまとめなきゃと思って、学級委員長に立候補したんですよ」
さかた校長「素晴らしいね」
あゆ「そしたら、もう1人、男の子が手を挙げてて、じゃんけんで負けて、私は副委員長って立場になったんですけど。で、言い方悪いんですけど、委員長が何もしてくれなくて、役にも立ってくれなくて、何をもって立候補したのか分からないんですけど。私はすごくまとめたいって気持ちで、休み時間は自分の準備だけじゃなくて、黒板消したり、プロジェクター出したり、移動教室の時は最後で鍵を閉めたりとか、気を張って“静かにして”とか言ったりなんですけど、本当はそんな言いたくはないんですよね。文系に行ったので、どうしても女の子が多くて、女の子同士だとどうしても対立が起きちゃって、私がウザがられてて、“あの子、マジメ〜”みたいな感じで。本当はもっとはっちゃけたい人なので」
さかた校長「そうか。今は副委員長の立場で、その役割は委員長を2人だけなの?」
あゆ「はい」
さかた校長「2人だけの立場で、もう1人の委員長がそういう感じだと、ちょっと大変だね」
あゆ「はい」
こもり教頭「分かれてたらいいんだけどね。美化委員とかあったら、黒板消しは美化委員に役割は振れるんだけどね」
あゆ「あ、黒板消し係はいるんですよ。でも、女の子が多いので、“黒板消してくれない?”って言っても、“あ、ごめん”って言って、そこでまた距離を広げてしまうので、“私が消しとけばいいんだ”って考えになってしまって」
こもり教頭「それは、あゆが背負い過ぎちゃってる感じがするけどね。本当はシカトでいいわけじゃない」
あゆ「う〜ん。でもシカトしちゃったら、もし授業が始まる時に、消してないと担任の先生にも苦情がいくし」
さかた校長「なるほどな。で、担任の先生に“ちょっといろいろあって授業始まるの遅くなっちゃいました”ってなると、“委員長、副委員長、頼むよ〜”ってことになるのかな?」
あゆ「いや、私が勝手に思って。責任感が無駄に強いんですよ」
さかた校長「なるほどね。そうなるかと思って、やっちゃってるんだね」
あゆ「はい」
さかた校長「責任感が強くて、自分の仕事じゃない部分までやるのは、マジで素晴らしいからな」
こもり教頭「うん」
さかた校長「そこは全然引け目に思うことはないけど、ちょっと背負い過ぎてるというか、ましてや、そんな風に先生が言ってきたとて、全然あゆの責任ではないというか。でも、自分で立候補したから、そう思っちゃうかな?」
あゆ「はい。思っちゃいますね」
さかた校長「でも、本当の自分ははっちゃけたいというか…」
あゆ「はい。部活が1年生の時から知ってる人たちだから、私のこと分かってて、弾ける時はバカみたいに弾けるって知ってるから、毎日の部活の時間が今のはっちゃける場になってます」
さかた校長「部活では、本当の明るい自分を出せてるってことか」
あゆ「はい」
さかた校長「どっちの自分が楽なの?」
あゆ「やっぱりはっちゃけてる方が、気を張ってないし、周りのウザいって目を気にしなくていいから、部活の方が楽です」
さかた校長「クラスの中で、本当の自分を出せないのは他にも理由があったりする?」
あゆ「もし、はっちゃける部分を出し過ぎて、周りの子たちから“え、あなたもじゃん!”って言われた時が私が何も注意できなくなるじゃないですか。“同じことしてるでしょ?”って言われたら、“そうか”ってなるから、限度が分からない…」
こもり教頭「僕的にはもっと自分勝手になっていいと思うし。だから役割があるわけだから、そこを背負い過ぎなくてもいいなって正直思ってて。でも、それを感じてしまうのも、あゆの本当の自分だから。責任感を感じて、そうしたいと思ってるのも、あゆじゃない」
あゆ「はい」
こもり教頭「だったら、部活の時を弾ける場にして、物すごく大切な時間にした方がいいと思うわけ。“でも本当の自分が他にもあるんだよ”って。赤があれば青もあるから、どっちも自分で、素直になってもらいたいのが今の教頭の気分なんだけど、校長はどうですか?」
さかた校長「そのはっちゃけたいは、授業に迷惑をかけたいとかサボりたいってことじゃないもんね」
あゆ「はい、違います」
さかた校長「そこはしっかりしたいんだけど、そこの区別って難しいからね。状況によって、いいバランスでやれればいんだろうけど、その“いいバランスって何?”って。俺も中学の時、部活で部長をやってたんだけど、みんながサボりまくるから、めちゃくちゃ怒ってたわけ。で、卓球とかして遊んでて、怒ってたんだけど、でも本心はめちゃめちゃ“楽しそうやな”と思ってたわけ。“でも、俺までやるとな…”って感じで、結局1人で勝手に怒って、みんなが“あいつ怒ったから、じゃやるか”って感じだったけど、それはすごく寂しかったのよ。なんで俺、両極端でやってるんだろうってのはあったのね」
あゆ「はい」
さかた校長「だから、すごく難しいんだけど。例えば、授業始まってるのにザワザワしてるのを注意しないのは違うと思うんだけど、黒板消しだったり、整理した時に“本当に私がする必要あるかな?”って時はあると思うのよ。それに関しては、1人で背負わずに周りに任せていいと思っちゃうんだよな」
あゆ「はい」
さかた校長「“クラスのためにまとめたい”って気持ちは素晴らしいことなのよ。でも、それで自分がずっとキツかったら、俺は嬉しくないからな。それを続けると、“あの子はずっと楽してるよな”とか、本来自分だけに言ってた攻撃的なものとか、他の嫌いになる必要もない周りが嫌いになっちゃって、自分も嫌いになっちゃってってループしちゃうから」
あゆ「うん」
さかた校長「めちゃくちゃマジメでいい子ちゃんじゃない、と思うんだったら、いい子であり続けたい自分の手放していいと思うんだよね」
あゆ「はい」
さかた校長「でも、どっかでよく見られたいからね」
あゆ「はい」
さかた校長「でも案外、周りは気にしてないこともあるから、しんどくなってまで、いい子をする必要は全くないな」
あゆ「はい」
さかた校長「でも、やってる気持ちだったり、そう思うって優しい心はマジで素晴らしい」
あゆ「ありがとうございます」
さかた校長「素晴らしい事実としてしっかり持ってていいよ」
あゆ「はい」
さかた校長「本当の自分は生活を続けていく上で、変わっていくかもしれないけど、どれも自分だから、100:0で、くっきり分けなくてもいいことだと思うな」
あゆ「はい」
さかた校長「俺も話しながら、“かといって本当の自分って何だろうな?”って、めちゃくちゃ考えたよ」
あゆ「はい」
さかた校長「どっちも自分だから難しいな」
あゆ「難しいですね」
♪ 社会の歯車 - Avec Avec Remix / アイラヴミー&Avec Avec
さかた校長「いろいろ惑わせてしまうようなことも言ったかもしれないけど、すごく思ったのは、あゆがクラスの役割とか全く抜きにして、真面目にクラスのために動く自分が好きなのか、それとも周りの目なんか気にせず、いい子と思われなくても、楽しくみんなとはっちゃけて遊ぶ方が好きなのか。全くクラスのことを関係なく考えた時はどっちなんだろう?」
あゆ「クラスがなかったら、はっちゃけてる自分がいいです」
さかた校長「それだったら、いい子である必要はないな。楽しく部活ではっちゃけてる感じが好き、を選んだのなら、絶対にそうなんだよ。だから、明日の学校で、ちょっと責任を持って動かないといけない場面があるかもしれないけど、明日はいい子じゃなくていいよ」
あゆ「頑張ります(笑)」
さかた校長「普段してることだから、ちょっと我慢しなくちゃいけないと思うけど」
あゆ「はい(笑)」
さかた校長「悪い子になれってわけじゃなくて。いい子じゃなくていいし、そのまんま、楽に過ごしてみな」
あゆ「やってみます」
さかた校長「で、それでも自分が好きでいられる自分であって欲しいから」
あゆ「はい」
さかた校長「明日、とにかく楽に、気楽に過ごしてくれ」
あゆ「はい!」
♪ 今、 最高と言える日々 / NORTH
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です! 自分のことを“大好き、最高!”って言えるのはすごく難しいけど、瞬間瞬間の“あの瞬間の俺は私は最高だったな!”ってのはあると思うから、その瞬間を見つけて欲しいな」
こもり教頭「うん」
さかた校長「「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
今日の黒板
今日の黒板はナシ!! 時間の限り生徒と話をしていきました。」
さかた校長の放送後記
本当の自分のことは、自分にしか分からないから。わかってもらうには伝え続けるしかない。
こもり教頭の放送後記
君が一番だと思うところだけを見つめて走り続けろ。
Music
2021.05.26PLAYLIST
22:07
22:27
22:47
22:51
22:57
23:02
23:12
23:21
23:45
23:50
「医者にもダンサーにもなりたい、でも…」親に将来の夢を反対される10代の声
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。5月26日(水)の放送では、『私だって本当は……』をテーマにお届けしました。
何かやりたいことや希望があってもなかなか思い通りにならない10代のもどかしさを、パーソナリティのさかた校長、こもり教頭が聞いていきました。そのなかから、“親に夢を反対されている”という中2の女性リスナーとのやり取りを紹介します。