君が生まれる前の歌。君はなぜこの曲に出会った?

生放送教室 2021.3.4 木曜日

SOL!

今夜の授業を職員のいとかんが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LCOK! 授業テーマは「君が生まれる前の歌」!!!
今夜は君が好きな曲の中で「自分が生まれる前に出た曲」の魅力を、その歌を知ったきっかけ、どんなところが好きなのか?どんな時に聞くのか?などを中心に聞いていった。

【埼玉県 15歳 男の子 ラジオネーム 古本屋の古書】が紹介してくれた曲は「あなたと共に生きてゆく/テレサ・テン」
ZARD先生からこの曲を知り「2人なら乗り越えられる、季節が過ぎ去っても」という歌詞に勇気をもらっていると話してくれた。

【神奈川県 15歳 女の子 カツ丼クリームチーズ】が紹介してくれた曲は「勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ」
父から教えてもらい、悩みがある時は明るい気持ちになれるように聴いていると話してくれた。

【石川県 18歳 男の子 ラジオネーム 半沢直樹に憧れている男】が紹介してくれた曲は「世界が終るまでは・・・/WANDS」
アニメ「スラムダンク」をきっかけにこの曲を知り、今日あった卒業式でも最後のホームルームで歌ったと話してくれた。

【新潟県 15歳 男の子 ラジオネーム オルニチン】が紹介してくれた曲は「星になれたら/Mr.Children」
親がよく車出かけていたことで知ったこの曲を、新たなことにチャレンジする時聴いていると話してくれた。

今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴き直すことができます!みんなぜひ再出席してみてね!

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聴取期限 2021年3月11日(木)PM 10:00 まで

君が生まれる前の歌。君はなぜこの曲に出会った?


SCHOOL OF LOCK!


『 あなたと共に生きてゆく 』

さかた校長「日々、学校掲示板にはいろんな書き込みがあるんだけど、ちょっとこの書き込み紹介させてもらおう!」

すごく染みる曲
「あなたと共に生きてゆく」歌詞がすごく染みる。テレサ・テンさんの生前最後の曲でした。作詞はZARDの坂井泉水さん。作曲は織田哲郎さんです。
やっぱり、僕はこの時代の音楽が好きだな。
古本屋の古書
男性/15歳/埼玉県
2021-01-26 17:53


さかた校長「古本屋の古書が紹介してくれたのが『あなたと共に生きてゆく』
これは1993年、今から28年前の」

こもり教頭「僕より年上だもの!」

さかた校長「ギリギリ俺は生まれてるけどね。古本屋の古書、15歳だから、どういう風に出会った? これお父さんお母さんが好きで聴いたのか、はたまたお父さんが書いてるんじゃないか?」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「それぐらい昔の曲を、この熱量で言ってくれて、すごく嬉しいし、気になるから」

こもり教頭「確かに、親の影響で曲を知ったのか、偶然YouTubeとかいろいろな配信サイトでも映像が見られますから、そこで見かけたのかとか、きっかけは気になりますね」

さかた校長「これは直接話してみよう!」

古本屋の古書 埼玉県 15歳 男性

さかた校長「書き込み読ませてもらったけど、この曲にどうやって出会ったの?」

古本屋の古書「24時間テレビでZARDさんの曲とかよくかかってるじゃないですか。あれがきっかけでZARDが好きになって。で、古本屋さんで中古のCDを見つけたのが、ZARDの最後のアルバム『君とのDistance』なんですけど、それを聴いていた時に収録曲の中にこの曲があって、“いいな”と思って。それで知りました」

さかた校長「じゃ、ZARDさんのアルバムで、坂井さんがカバーされてたのかな?」

古本屋の古書「はい、そもそも作詞をしてるのが坂井泉水さんなんですけど」

さかた校長「あ、提供してるんだ!」

古本屋の古書「はい。それでどんどん調べていくうちに、93年にテレサ・テンさんが歌っていたのを知って、それも改めて“いいなぁ”と思いましたね」

さかた校長「2度いいなぁと思ったわけね。カバーで知ることもあるからね。この曲、坂井さんが作詞だけど、歌詞がすごく染みるって書いてたけど、どんなところが好きなの?」

古本屋の古書「ラストの大サビなんですけど、“二人なら 乗り越えられる 季節が過ぎ去っても…”ってところなんですよ。自分が初めて知った時とか、いじめられていた過去があったりして、恋人が出来たらもっと良くなるのかなとか勇気づけられるような曲でした」

さかた校長「なるほどな。ちょっとしんどい夜に助けてもらったか?」

古本屋の古書「はい」

さかた校長「今でも聴いたりするの?」

古本屋の古書「正直なところ、ほとんど毎日なんですけど(笑)」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

こもり教頭「実際、毎日聴いて、心の変化はどう?」

古本屋の古書「自分の気持ちを上げるためにもってところも含めて、この曲を聴くと癒されるんで、坂井泉水さんはこのアルバムを出した2年後で、テレサ・テンさんも歌った後に亡くなられてるんですよ。そういう背景も相まって、余計に染みたりってことはありますね」

さかた校長「そうね。だから、古本屋の古書にとって、お2人の曲がすごく大事な曲になってるもんな」

古本屋の古書「はい」

さかた校長「ちょっとこれ、SCHOOL OF LOCK!の生徒のみんなに一緒に聴かせてもらってもいいか?」

古本屋の古書「はい」

さかた校長「じゃ、曲紹介、頼む!」

古本屋の古書「弱気になった時だとか、精神的に疲れてしまった病んでしまった時とかに、ぜひ聴いてもらいたくて、最後の大サビの歌詞“二人なら 乗り越えられる 季節が過ぎ去っても…”にも注目してもらって聴いてもらいたいです


♪ あなたと共に生きてゆく / テレサ・テン


SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「穏やかな、すごく優しい気持ちになるなぁ」

こもり教頭「2回言うんだね。古本屋の古書が言ってくれてたところ、最後の締めなんだけど、2回言われることによって、ちょっと考えるよね。自分の中での“共に”ってなんだろうなとか」

さかた校長「答えを出さずに投げかけてくれてるから、これから先続く自分の人生も含めて、“大事な人に出会いたいです”って言ってたけど、音楽も出会いだし、この曲に出会ったからな。この曲と一緒に、古本屋の古書も乗り越えていくんだろうな。すごく優しい気持ちになったよ。ありがとうな」

こもり教頭「ちょっと季節柄もあるな。暖かい日はすごく暖かいけど、今日の東京は曇り空で少し寒いのよ。そういう変化も最近あったから、こういう季節を感じるワードに引っ張られる」

さかた校長「春が来る感じもあるしな」

こもり教頭「うん」

さかた校長「今夜は、古本屋の古書みたいに、君たちが生まれる前の曲について、教えて欲しいなと思う!」


さぁ今夜の授業テーマは…!
『君が生まれる前の歌』!

さかた校長「今夜は、君が生まれる前にリリースされた、好きな曲を教えてもらいたい!」

こもり教頭「今はサブスクとかYouTubeとかいろんな場所で音楽が聴けますけど、その歌とどうやって出会ったのかとか、そのきっかけも教えて欲しいです」

さかた校長「さっきの、古本屋の古書みたいに、好きなアーティストがいて、その方から派生して出会うってこともあり得るからね」

こもり教頭「派生ってあるね」

さかた校長「で、今はYouTubeでも関連動画がガンガン出てくるじゃん。それで、新しく教えてくれるってこともあるから、出会いの可能性は溢れてるからね」

さかた校長「この学校には音楽好きの生徒が多いから、もう既にたくさんの書き込みが学校掲示板に届いている!」

こもり教頭「2000年リリース、鬼束ちひろ『月光』
1996年リリース、MAX『TORA TORA TORA』
1988年リリース、THE BLUE HEARTS『TARIN-TRAIN』
1986年リリース、松田聖子『瑠璃色の地球』
1983年リリース、中島みゆき『ファイト!』
1978年リリース、ゴダイゴ『ガンダーラ』
1963年、坂本九『見上げてごらん夜の星を』

さかた校長「最高やね!」

こもり教頭「これは年代順にバックしていく感じだったけど」

さかた校長「時代の流れも感じたし、タイムマシンでいろんな時代に行ってる感じがしたし、“もっともっと紹介して!”って思っちゃった」

こもり教頭「(笑) 結構、生徒も書き込みくれててね。中島みゆき先生の『ファイト!』とか個人的に好きだし、いろんな先生がカバーしてるのも聴いてるから、グッとくるよね」

さかた校長「やっぱ名曲ってカバーされてるから、いろんな角度から染みて、そしてまた本家に戻る。そして、染みる。延々と聴けますよ。でも、生徒たちがいっぱい教えてくれてるから、直接聴いていきましょう!」

カツ丼クリームチーズ 神奈川県 15歳 女性

さかた校長「学年は?」

カツ丼クリームチーズ「中3です」

こもり教頭「受験どうだった?」

カツ丼クリームチーズ「うまくいきました」

さかた校長「合格?」

カツ丼クリームチーズ「合格です」

こもり教頭「よしよしよしよし!!!」

さかた校長「よくやったよくやった!」

こもり教頭「ここは顧問として、鼻高々ですわ」

カツ丼クリームチーズ「ありがとうございます」

こもり教頭「(笑) 前に電話した時、なかなかエンジンかからない感じだったからね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「よかったよ、おめでとう。カツ丼クリームチーズは何年生まれになるの?」

カツ丼クリームチーズ「2005年生まれです」

さかた校長「2005年生まれ! で、その前の歌ってことだからね。ちょっと教えてもらっていい?」

カツ丼クリームチーズ「はい。サザンオールスターズ先生の『勝手にシンドバッド』です」

さかた校長「きた! サザン先生! でも、相当前だぞ!」

こもり教頭「何年になるんだ?」

カツ丼クリームチーズ「1978年」

こもり教頭「ヤバっ!」

さかた校長「何年前だ?」

こもり教頭「43年ぐらい前」

カツ丼クリームチーズ「そうですね」

こもり教頭「すごっ!」

さかた校長「それどうやって出会ったの?」

カツ丼クリームチーズ「元々、お父さんがサザンオールスターズ先生が好きで、小さい頃から何となくCDで聴かされてて、その時は何とも思ってなかったんですけど、大きくなって、私がサカナクション先生が好きになって。で、サカナクション先生の『アイデンティティ』って曲が『勝手にシンドバッド』をイメージしたと聞いて、改めて『勝手にシンドバッド』を聴いたら、いいなと思って」

さかた校長「音楽はこれがあるのよね」

こもり教頭「そうだよね。それ、山口一郎先生もいろんなところでちゃんと言ってるよね」

カツ丼クリームチーズ「そうなんです」

さかた校長「体が動いちゃう?」

カツ丼クリームチーズ「何かつながってきました」

さかた校長「“好きな人の好き”って、自分も好きになっちゃうよね」

カツ丼クリームチーズ「はい!」

さかた校長「これはどんな時に聴いてるの?」

カツ丼クリームチーズ「辛くて悲しい時も聴けば、そこからテンション上げる時に聴くし、元々テンション高い時に、もっと上げるために聴いたり、いつでも聴ける」

さかた校長「はいはい(笑) 落ち込んでる時も盛り上げてくれるし、テンション高い時はさらに加速させてくれる」

カツ丼クリームチーズ「はい!」

こもり教頭「何だろうね。心を開いてくれる楽曲なのかな?」

カツ丼クリームチーズ「そうですね」

さかた校長「サザン先生のライブで直接聴いたことはあるの?」

カツ丼クリームチーズ「それはないです」

さかた校長「俺、2年前ぐらいにサザンと西武ドームで観たのよ。で、『勝手にシンドバッド』を生で聴いたら、シャレにならなかったな〜。カツ丼クリームチーズのお父さんも好きなように、お父さん世代も、おじいちゃんおばあちゃん世代も、3世代で家族みんなで来ててさ」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「サザン先生のライブってそうだよね」

さかた校長「で、わかりやすいように歌詞とかもドーンってでっかく見せてくれるのよ。で、みんな知ってるから、めちゃくちゃ盛り上がった。俺は初めて行ったけど」

カツ丼クリームチーズ「羨ましいです」

さかた校長「ちょっといつか一緒に行きたいな。めちゃくちゃ一緒に踊って、乾杯したいわ」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「飲めるカツ丼、用意しとくわ」

こもり教頭「飲めるカツ丼って何??」

さかた校長「ドロドロのやつ(笑)」

こもり教頭「ちょっと疑問だよな?(笑)」

カツ丼クリームチーズ「(笑)」

さかた校長「でも、教えてくれてありがとう」

カツ丼クリームチーズ「はい」

さかた校長「最後に、SCHOOL OF LOCK!のみんなに向けて曲紹介してもらっていいか?」

カツ丼クリームチーズ「はい。今、何か悩み事がある人は、この曲を聴けば明るい気持ちになれるし、この曲を聴いてる時だけは全てを忘れられてハッピーにしてくれる、そんな曲です!


♪ 勝手にシンドバッド / サザンオールスターズ


君が生まれる前の歌
お母さんが「何?!今日なんのラジオつけてんの?!」って言いながら近寄ってきました。今日は、懐メロも懐メロだな……。幸せすぎる…。
いそべあげ
女性/19歳/埼玉県
2021-03-04 22:45


こもり教頭「最高!(笑)」

さかた校長「お母さん、SCHOOL OF LOCK!です!(笑)」

うおー
たくさん懐かしいのが流れてきて母と熱唱してます!もっと流してほしい!
会津の撮り鉄
男性/13歳/福島県
2021-03-04 22:44


さかた校長「お母さん方がもうテンション上がってますよ」

こもり教頭「嬉しいですよ。音楽は垣根を越えるって改めて思うわ」

さかた校長「すごいよな。撮り鉄も13歳で、お母さん世代も、もちろんおじいちゃんおばあちゃん世代も、一緒に歌えるってすごくない?“いま何時!”“そうね、だいたいね〜”も」

<BGM:サカナクション『アイデンティティ』>

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「やっぱすごい! 両者すごいと思うわ。『勝手にシンドバッド』に影響されて作ったっていうけど、やっぱサカナ色は入ってるじゃない」

さかた校長「もうゴチゴチよ」

こもり教頭「そう。このコントラストを出せるのがすごいな。全部すごいわ。今日はお手上げだ」

さかた校長「しかも、サザン、サカナクションでしょ。で、新しい世代も影響されましたって曲が絶対生まれてくるはずよ。もしかしたらもうあるかもしれないし」

こもり教頭「あるかもね」

さかた校長「まいったな。お母さんどうですか? 踊りまくってますか?」

こもり教頭「(笑) 飛んでるかな? 俺は今、非常に飛びたい気分だよ!」

さかた校長「飛びたいし、歌いたい。コレがあるから、ぜひお父さん方、お母さん方も一緒に聴いてもらう楽しみ方も出来るからね」

SCHOOL OF LOCK!



さかた校長「さて、我が校の卒業ライブプロジェクト、『MY GENERATION』今年のマイジェネで合唱する『旅立ちの日に』が出来たのは、1991年! 今から30年前で生徒のみんなが生まれる前にできた歌なんだよね」

こもり教頭「この曲は埼玉県の秩父市立影森中学校の当時の校長先生が作詞、音楽の先生が作曲した合唱曲で、一番最初は、3年生を送る会で先生たちから卒業生に向けてサプライズとして歌われたらしいです」

さかた校長「作詞が校長先生!」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「そして、音楽の先生が作曲。完全オリジナルで1つの学校の先生が作った曲が全国に広まって、世代を超えて卒業シーズンに歌い継がれてるってね。俺も中3の卒業式に『旅立ちの日に』歌ったからね。指揮者したんだけど、号泣したね。後でめっちゃ笑われた記憶あるもん」

こもり教頭「“あ、あいつだけ”って(笑)」

さかた校長「うん、女子に“さかた君、泣きすぎじゃない?”って(笑)」

こもり教頭「メインで指揮やってるのに(笑)」

さかた校長「全然、指揮出来なかったわ」

こもり教頭「もう世代を超えて、本当にたくさんの卒業生を送ってきた曲を今年はLiSA先生と一緒に合唱で歌いたいと思っております」

卒業証書
今日好きな飲み物をスーパーに買いに行くついでにローソンにスクールオブロックの卒業証書もらいにいきましたっ!無料って聞いて少し疑っている自分もいましたが、ほんとに無料でびっくりしました笑欲張って2枚貰っちゃいました(●︎´▽︎`●︎)
ドーベルマン
女性/18歳/東京都
2021-03-04 12:48


こもり教頭「ありがとう! 2枚もらってもいいんだよ。持ってって」

さかた校長「そして、一緒に何かを卒業した、節目の方にあげて。10代の生徒はもちろん、大人の方ももらってもいいし。LiSA先生もTwitterにアップしてくれてましたね」

こもり教頭「LiSA先生のメッセージも入ってて。今この状況で従来の卒業式じゃなかったりする部分もあるので、僕たちも何か形でお届け出来ないかってことで、ローソンさんの協力を経て、こういう形になってるので。まだの生徒はローソンさんの特設サイトで探して、SCHOOL OF LOCK!からの卒業証書、もらいに行って欲しいなと思います」

さかた校長「LiSA先生も言ってたけど、紙だから、風が強い日だとバサバサッってなるから、何か筒的な入れ物とかクリアファイルがあると便利かなと」

こもり教頭「“クリアするファイル”持ってる生徒は是非セットでどうぞ」

さかた校長「クリアするファイルで入店した時点で、“あ、あいつ、そうやん!”って店員さん達もなるよね」

こもり教頭「(笑) 3月31日までですので」

さかた校長「まだまだ時間があるからね」

良かったら、みんな近くのLAWSONで卒業証書をゲットしてね!


さかた校長「さて今夜は、君が生まれる前にリリースされた好きな曲を教えてもらっている。もう生徒たちから、たくさんの書き込みが学校掲示板に届いています」

こもり教頭「2000年リリース、くるり『ワンダーフォーゲル』
2004年リリース、平井堅『瞳を閉じて』
2004年リリース、ORANGE RANGE『花』
1997年リリース、セリーヌ・ディオン『MY HEART WILL GO ON』
1983年リリース、チェッカーズ『ギザギザハートの子守唄』
1971年リリース、尾崎紀世彦『また逢う日まで』

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「お腹いっぱいになるね」

こもり教頭「校長が言ったのよくわかる。一緒に歌いたい。今、知ってる生徒はどうだった? 部屋で一緒に歌った生徒いたんじゃない?」

さかた校長「さっきはお母さんだったけど、こっちはお父さんが駆け寄ってきたろ」

こもり教頭「(笑) 今回も知ってたね!」

さかた校長「知ってるんだよ! これがすごいよね!」

こもり教頭「何なら、ORANGE RANGE先生の『花』なんて、我々カバーしてるからね」

さかた校長「だから、さっきもあったけど、カバーしたアーティスト好きで、そこから本家好きにってどんどん広がっていくからね。紀世彦先生もカバーしてよ」

こもり教頭「紀世彦先生、素晴らしい曲だけど、ちょっと難しいかも」

さかた校長「壮大過ぎるからね」

こもり教頭「あと、この中で急にガツンときたセリーヌ・ディオン先生ね」

さかた校長「セリーヌ先生、声出てたよね!」

こもり教頭「汗かいたんだけど(笑)」

さかた校長「すごいよね。懐かしい〜。『タイタニック』を買いに行った当時のビデオ屋さんまで思い出したわ」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「でも、まだまだ生徒たちからオススメの曲を紹介してもらってるから、いきましょう!」

半沢直樹に憧れてる男 石川県 18歳 男性

さかた校長「学年は?」

半沢直樹に憧れてる男「高3です。今日、卒業式でした」

さかた校長・こもり教頭「おめでとう!」

半沢直樹に憧れてる男「ありがとうございます」

こもり教頭「卒業式はどうだった?」

半沢直樹に憧れてる男「もう楽しかったですね」

さかた校長「楽しい感じで、みんな笑って送り出せたか」

半沢直樹に憧れてる男「最初みんな泣いてたんですけど、ちょっと笑わせてやろうかなと思って、最後笑わせた感じですね」

こもり教頭「出た。逆説入った人ね」

さかた校長「カッコいいな! 笑わせるって何したの?」

半沢直樹に憧れてる男「今から紹介する歌をみんなの前で歌ったんですよ(笑)」

さかた校長「その曲、早速教えてもらっていいか?」

半沢直樹に憧れてる男「はい。WANDSさんの『世界が終るまでは…』です」

こもり教頭「ヤバい」

さかた校長「最高の曲きたわ!」

半沢直樹に憧れてる男「(笑)」

こもり教頭「半沢直樹に憧れてる男は何年生まれ?」

半沢直樹に憧れてる男「2002年です」

こもり教頭「これはそもそもアニメのオープニング? エンディング?」

半沢直樹に憧れてる男「エンディングです」

さかた校長「『SLAM DUNK』だよな」

半沢直樹に憧れてる男「はい」

こもり教頭「でしょ。モロな世代じゃなくない?」

半沢直樹に憧れてる男「中2の時にマンガに出会って、アニメがあるって知って、アニメで見た時にエンディングで流れて、“うわ、これすごくいい曲だな”と思って」

さかた校長「そうなんだよ。『SLAM DUNK』は神なんだよ」

こもり教頭「男は絶対に通るんだよ」

さかた校長「ZARD先生も大黒摩季先生も歌ってたしね。で、それで出会ったんだ? どこが好きなの?」

半沢直樹に憧れてる男「サビの部分の“世界が終るまでは〜”のところです」

こもり教頭「でも、まさか今日1日で、2回歌うことになるとは思わなかっただろ?」

半沢直樹に憧れてる男「そうですね(笑)」

さかた校長「でも、卒業式で『世界が終るまでは…』は背負い過ぎだろ」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「みんなの未来を背負って歌ったな(笑)」

半沢直樹に憧れてる男「(笑)」

さかた校長「みんなの前で歌って、どんな感じだったの?」

半沢直樹に憧れてる男「最初は笑ってるというか、“コイツ、よくここでやれるよな”って顔をされましたね」

さかた校長「それ、終わりのホームルームで歌ったってこと?」

半沢直樹に憧れてる男「そうです、はい」

さかた校長「ホームルームで“先生、僕、1曲いいですか?”って?」

半沢直樹に憧れてる男「はい(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「最高だな、オマエ!(笑) みんなザワザワしたやろ?」

半沢直樹に憧れてる男「はい(笑)」

さかた校長「アカペラ?」

半沢直樹に憧れてる男「いや、YouTubeで曲つけてやりましたね」

さかた校長「ちゃんと準備して。最初はみんな笑うかもしれないけど、後半は刺さってた?」

半沢直樹に憧れてる男「後半は、みんな決心したような顔してましたね」

さかた校長「(笑) 最後にいい仕事したな」

こもり教頭「よかった」

半沢直樹に憧れてる男「(笑) で、その時に、僕の友達で国公立受験がダメっぽくて、浪人生か私立行くかで迷ってる子がいて、その子が歌を聴いて“俺、ちゃんとあきらめずに勉強するから。ありがとな”って言われたんですよ」

さかた校長「めちゃくちゃ、いい仕事したよ」

半沢直樹に憧れてる男「(笑)」

さかた校長「友達としては忘れられない決意の歌になったからな」

半沢直樹に憧れてる男「はい(笑)」

さかた校長「毎年、いろんな卒業式、ゲリラで乗り込んで歌ってくれよ(笑)」

半沢直樹に憧れてる男「そうしたいですね(笑)」

さかた校長「じゃ、生徒のみんなにも教えてもらっていいか?」

半沢直樹に憧れてる男「はい。このWANDSさんの『世界が終るまでは…』という曲は、僕にとっては最高の曲で、諦めそうになった時に聴いてみてください。絶対に諦めるのが嫌いになります。これは断言出来ます。本当にみんな聴いてください!


♪ 世界が終るまでは… / WANDS


さかた校長「今夜は大団円が何回も来るね」

こもり教頭「何だろうね。歌いたくもなるし、歌われたくもなる曲だなって思ったね。この歌詞を聴いて、サビのところとか伝えたいとも思うけど、伝えられたいとすら思ってる自分もいる」

さかた校長「だから、最初みんな笑ってたけど、後半は決心の顔になったんだろうね」

こもり教頭「だろうね」

さかた校長「いや〜、すごい仕事したよ。RN 半沢直樹に憧れてる男。もう半沢直樹を超えたんじゃないか(笑)」

こもり教頭「おそらく、本人はそこまでいくと思ってなかっただろうけど、音楽はどこかで人を変えるってことがあるからね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「まだまだ聞いていきましょう!」

オルニチン 新潟県 15歳 男性

さかた校長「学年は?」

オルニチン「中3です」

さかた校長「卒業式はあったのか?」

オルニチン「もう終わりました」

さかた校長・こもり教頭「おめでとう!」

オルニチン「ありがとうございます」

さかた校長「無事に卒業式は終われたか?」

オルニチン「はい」

さかた校長「良かった。15歳ということは何年生まれ?」

オルニチン「2005年です」

さかた校長「2005年! で、紹介したい生まれる前の歌は何なの?」

オルニチン「M r .Children先生の『星になれたら』っていう曲です」

さかた校長「来たこれ! 俺も大好き!」

オルニチン「共感してくれる人がいて、嬉しいです」

さかた校長「大好き! めちゃめちゃ聴いた!」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「実家のセロリ農家で、箱を作る時とかにミスチル先生は聴いてたわ」

こもり教頭「すごくちゃんとした思い出でしたね」

さかた校長「オルニチンはどうやって出会ったの?」

オルニチン「自分が小学校低学年の頃に、親が車の中でCDを入れて流してて、そこで思い出に残るメロディだったので、今ストリーミングとか出来る歳になったので聴いてみたら、歌詞もいいし、メロディもいいしってことで」

さかた校長「なるほどな。元々、出会いは早かったけど、今、改めて聴いて、曲の良さに染みたか?」

オルニチン「はい。そうですね」

さかた校長「どこが好きなの?」

オルニチン「サビの歌詞が好きで、“さようなら 会えなくなるけど さみしくなんかないよ そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るから”」

さかた校長「そう。そこ最高! しかも明るくポップに歌い上げてくれるだよな」

オルニチン「はい」

さかた校長「どういう時に聴くの?」

オルニチン「僕は新しいことにチャレンジする時とか、サッカーやってるんですけど、試合前とかに聴いて、結構気持ちが鼓舞されるんで」

さかた校長「しかも、同じ曲が好きだって生徒がいたのよ」

私が産まれる前の曲
私の、産まれる前の好きな曲は、Mr.Childrenさんの「星になれたら」です。こ
の曲は家族みんな大好きで、車の中ではよく皆で歌っています。

アコースティックバージョンのCDも持っていますが、どちらも違った魅力があってとても素敵です。Mr.Childrenは知っていても、この曲を知っている人はけっこう少ないので、隠れた名曲じゃないかな!?って思ってます!
ブルーなアップルマン
女性/13歳/大阪府
2021-03-04 19:12


こもり教頭「いたな!」

さかた校長「しかもオルニチンと一緒で、家族で車で聴いてたって」

こもり教頭「やっぱこうやって共有出来ると嬉しい?」

オルニチン「はい。本当に、校長ともう1人いるのが結構…」

さかた校長「いや、もう1人どころじゃなくて、全国にめちゃくちゃいるぞ!」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「(笑)」

さかた校長「超隠れた名曲だからね。俺も嬉しいもんな。じゃ、最後、曲紹介してもらってもいいか?」

オルニチン「はい。これから4月になって、進学・進級する人もいると思います。そういう新しいことにチャレンジする人たちに聴いて欲しいです!


♪ 星になれたら / Mr.Children


さかた校長「あ〜、ごちそうさまです!」

こもり教頭「思い出す?(笑)」

さかた校長「思い出すし、何度聴いてもすごくいいよね。車で聴くのもいいし、1人、部屋で聴くのもいいし、夜、外を散歩しながら聴くのもいいし。いろんな状況でときめかせてくれる」

こもり教頭「(笑)」



今日の黒板


SOL!


『流星』

さかた校長「時代によって君たちが生まれる前の曲、たくさんの曲がいっぱいあって、今もこうして君たちがグッときているのもあるけど、その当時に君たちのお父さんお母さんが10代の頃にもグッときてるし、おじいちゃんおばあちゃんが10代の頃にもグッチときてるし、その時のその時の生きている10代の時のお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃん君たちだったり、色んな時代に聞いた曲っていうのは時を経ても僕らを繋いでくれるし、いつまで経っても色褪せないんだよなぁ。僕も君たちから教えてもらってすごく心が躍ったしワクワクして嬉しかった。だからね俺からもね、絶対聞いて欲しいというか、俺が生まれる前の曲で、俺がこの曲に出会ったときに、人生でこれからもずっと大切にしていく教訓みたいなものを感じて節目節目でこの曲を思い出して、自分の人生を見直すようになった。今、10代の君たちに届けたいと思った曲聞いて欲しいと思います。吉田拓郎で『流星』」


♪ 流星 / 吉田拓郎


さかた校長「本当にこの通りというか、すごくいろいろとしんどいし、考えることもあるけど、ひたすらに好きなことを求めて、正直に生きていこう。“自分の本当に欲しいものは何だろう?”って自分に何回も聞いて欲しいなと思って。僕は今33歳だけど、10代の時にこの曲に出会いたかったなと思ったし。今、僕から君たちに贈るこの曲なんだけど、そういう風に自分の“好き”を見つめ直して欲しいな」

こもり教頭「音楽は探せば探すだけ、いろんなところで出会えるし、特に今の時代は自分が中学の時より確実に出会える場所が広がってるから、自分の思うがままに、あとトレンドも大事だけど、自分の好き嫌いで音楽を楽しむのも大事かなって改めて思うから」

さかた校長「カバーもあるからね。これミセス先生(Mrs.GRREN APPLE)もカバーしてるからね」

こもり教頭「おぉ! そうなんだ」

さかた校長「そうなんだよ。10代のみんなにもいろんな形で届くと思うし。今日ちょっと楽し過ぎなかった?」

こもり教頭「もちろん楽しかったよ」

さかた校長「これ、みんなのいろんな名曲、またすぐやりたいな!(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「だって、お父さんお母さんが寄ってくるってなかなかないよ」

こもり教頭「ないと思う」

さかた校長「すごく嬉しいわ。家族みんなで1つの音楽に対して共有して、同じ気持ちでいてくれて、テンション上がる。セリーヌ先生、来てくれないかな〜」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立!」

さかた校長「今夜はとことん音楽に浸ろう!」

こもり教頭「礼!」

さかた校長・こもり教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」


♪ 花 / GENERATIONS from EXILE TRIBE



さかた校長の放送後記

音楽は、 海をこえて 世界をこえて 時をこえて 心に流れる。 セリーヌ・ディオン先生、いつか会える日を願っています。


こもり教頭の放送後記

明日もまた 音楽の力をかりよう!

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聴取期限 2021年3月11日(木)PM 10:00 まで

Music 2021.3.04 PLAYLIST


LINE MUSIC

サザン、ミスチル…10代が出会った“生まれる前の歌”

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。3月4日(木)の放送では、『君が生まれる前の歌』をテーマに届けしました。10代のリスナーは、自身の誕生よりも前に発表された楽曲に、どのように出会い、どう感じているのでしょうか。パーソナリティのさかた校長、こもり教頭が電話で話を聞いたなかから、2人のリスナーとのやり取りを紹介します。

Art FAXイラスト

SOL!
SOL!
SOL!
SOL!
SOL!

Students 今日の生徒

埼玉県 15歳 男の子 古本屋の古書
石川県 18歳 男の子 半沢直樹に憧れてる男
神奈川県 15歳 女の子 カツ丼クリームチーズ
新潟県 15歳 男の子 オルニチン

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聴取期限 2021年3月11日(木)PM 09:59 まで



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