今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK! には結成10周年そしてデビュー5周年を迎えた
SHE’Sの
井上竜馬先生と
服部栞汰先生が来校!!
授業テーマは
今、心が折れかけています。
今、目標が見えなくなってしまっていたり、自信が持てなくなってしまっている。そんな生徒の話を今夜はSHE’S先生と共に聞かせてもらっていきました。
今回、電話をした生徒は軽音部で上位3組のみが出場できる新人戦をかけたオーディションで自分のバンドが4位になってしまったため、出場が出来なくなってしまいモチベーションが下がっているという
RN:隣町のさぼさん。
大切なオーディションに向けてバンドメンバーとスタジオに入ったりして沢山練習を重ねて来たのに結果が付いてこず、残念ながらオーディションに落選。。自分たち的には自信があったのでかなりショックが大きく、顧問の先生に今回の改善点を聞きにいったところ「演奏は良かったけど、動きがない(パフォーマンス力が足りない)。」と言われてしまったという。今回はコピー曲でTHE YELLOW MONKEY先生のバラードを演奏したという、RN:隣町のさぼさん 達のバンド。バラードでのパフォーマンスは一体どうすればよかったのか。バンドの中でも話し合ったけ、今の自分達にはどうすれば良いのか分からないので大好きなSHE’S先生に教えてもらいたいと話を聞かせてくれました。
この話を受けてSHE’S先生からは、コピーに関してはそのバンドの人たちが作った楽曲をまず読み取ることが大事だと思う。正確に演奏することに集中するのではなく、どれだけ一つのフレーズに気持ちを込められるかで変わってくると思うよ!とアドバイス。そして「自分が出したい音をどれだけ出せるか。そこでどれだけ自分らしさを出せるかが大事なんじゃないかな。」とも、お話をしてくれました( ˘ω˘ )
そして今日はSHE’S先生が閃光ライオット2012のファイナル、日比谷野外音楽堂に出場した時の当時の音源もちょっぴりオンエア!! 聞き逃した生徒はタイムフリーでぜひ当時の音源を聞いて欲しい!!
SHE’S先生が来校!授業テーマは『今、心が折れかけていること』
こもり教頭「今日は祝日。学校ある子、いたのかな? 受験とか」
さかた校長「それはあるんじゃない? 俺の時もいたよ。教室も開いてて。“あいつ勉強してる〜”って」
こもり教頭「ちょっと思ったんですけど、今日の祝日って、今日、初めてだよね?」
さかた校長「うんうん! 天皇陛下の!」
こもり教頭「お誕生日ということで」
<ジャーン!>
さかた校長「めでたい日ですね。昨日の猫の日も休みにしてほしかったなあ」
こもり教頭「天皇陛下のお誕生日が変わって、時代の流れを感じるというか、令和に入って、また新しい時代を生きているんだな〜って感じがしますね」
さかた校長「正直、今日、早起きして遠出する用事があって。すごく祝日は感じられた」
『 報告 』
■
スマホ
今日ついにスマホを買ってもらいました!
私は、高校受験を終えました。
そして、小学校の頃から入りたいと思っていた高校に合格することができました。
受験の日は校長、教頭からいただいたメッセージをカバンに入れて行きました。
ありがとうございました
花のラブ
女性/15歳/宮崎県
2021-02-23 19:48
こもり教頭「おめでとう!! めでたいね〜。なによりなにより」
さかた校長「憧れの学校にな。しかもね、とうとうスマホを買ってもらったってことは、逆電できる可能性もあるということだから。これは嬉しいな〜」
こもり教頭「
SCHOOL OF LOCK!のTwitterにも登場できるってことだね?」
さかた校長「でもね、喜び過ぎちゃっているから。気を付けてほしいのは、ギガの追加だろう!! ギガの追加、怖いよ、これ!」
こもり教頭「攻めればいいじゃない!」
さかた校長「昨日の今日だぞ、これぇ!?」
こもり教頭「いいじゃない」
さかた校長「いいじゃないじゃないよ。どこ背中押してんの?」
こもり教頭「RN 花のラブだって好きなコンテンツとかあったりするでしょう」
さかた校長「アーティストだったり、漫画だったり、アニメだったり、映画だったり、いろんなことに手を出すことができるのよ、スマホ」
こもり教頭「便利だよ〜。YouTube、検索すればなんでも出てくるから」
さかた校長「欲が、欲の塊たちが手をひいているから、気を付けないと! RN 花のラブ! ギガには気をつけろよ!!!!!」
こもり教頭「せっかく買ってもらったスマホだから、十分気を付けながら、十分に楽しんでほしいと思います」
■
お題とは関係ないですが
好きな人に昨日バレンタインを渡してきました!
「去年と同じでまだすきやから」と伝えました!
そして帰ってきてインスタをみたら
「ありがとう!こんな俺を好きになってくれてありがとう!」ってきました!
気持ちを伝えてよかったと思いました!
背中を押してくれた校長、教頭、そして掲示板で応援メッセージを書き込んでくれた生徒の皆さん、ありがとうございました!
走るマッチ棒
女性/15歳/兵庫県
2021-02-23 19:05
こもり教頭「良かった! やっぱり、思いを伝えるというのは大事ですから。そしてね、なんか、インスタのDMかな? 向こうから返ってきたんだよね」
さかた校長「
リトグリ先生の時に悩んでいて、RN 走るマッチ棒が電話してな〜。ほんとに悩んでいたんだよね」
こもり教頭「いけたんか、これは? “ありがとう”って、どっちだ?」
さかた校長「だから〜こんな俺を好きになってくれてありがとうという、ま〜その〜〜付き合うとかそういうことには〜」
こもり教頭「じゃないの!? これは!?」
さかた校長「でも、気持ちを伝えることができて良かったと言っているから。まだ次の恋もあるし。まだマッチ棒の火は消えていないんじゃないかな…」
こもり教頭「お?」
さかた校長「…いや、怖い。怖すぎるて。うまいこと俺……」
<チャンチャン♪>
こもり教頭「(爆笑) 掲示板にいろんな報告ありがとう!! いつも読ませてもらっているからね。日常の何気ないことでもいいから、どんどん書き込みしてください」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校です!!!」
♪ インカーネーション / クジラ夜の街
さかた校長「さぁ、もう目の前にいらっしゃっています! 今夜のゲスト講師は…!
SHE'S先生ーーー!!!!!」
井上先生「こんばんは!
キーボード&ボーカルの井上竜馬です」
服部先生「
ギターの服部栞汰です」
さかた校長「いや〜、
前回からけっこう経ちますよね? 半年ぐらい? 前回もスケジュールがタイトで大変そうでしたけども」
こもり教頭「そうですよね。全国津々浦々している時に来ていただきました」
さかた校長「SHE'S先生は、我が校が主催したイベント、『閃光ライオット』出身のアーティストということでございまして。
今年、なんと、SHE'S先生はバンド結成10周年! さらにデビュー5周年を迎えたということで、おめでとうございます!」
SHE'S先生「ありがとうございます!」
こもり教頭「バンド結成10周年って早いですか? 『閃光ライオット』の時が19才。10年、あっという間ですか?」
井上先生「めちゃめちゃ早いですね。“10年、長かったな〜”って思ったことは1回もなかったです。夢中でやっていたら、気が付いたら10年。10年ですよって。“え? マジっすか?”みたいな感覚です」
服部先生「僕もそうですね。昔からの友達でずっとやってきてるんで、この気持ちも変わらず、一緒にやってきたな〜って感じがあるんです。でもそんなに“やっと”という感じもなく、気が付いたら10年」
こもり教頭「やっぱりな〜」
さかた校長「日々、夢中で追い続けている途中ですからね。その火が消えてないのがすごいよ」
こもり教頭「確かにね。変な意味じゃないですけど、その〜…ビジネスとして見れば我慢できるところはあるけど、友達だと我慢できないとこってあるじゃないですか?」
服部先生「あ〜、人間的にはってことですか?」
井上先生「あ〜。はいはいはい」
こもり教頭「メンバー間で喧嘩とかってあるんですか?」
服部先生「喧嘩、ほぼないですね」
井上先生「ないですね〜」
こもり教頭「うわ、すごい!」
さかた校長「穏やかそうだもんな、SHE'S先生」
SHE'S先生「(笑)」
井上先生「そうなんやな〜」
さかた校長「激情で“うわー!”とかなることあるんですか?」
井上先生「ないと思いますけどね、うん、ないな〜」
服部先生「これだけ一緒にいると、もう顔色でだいたいわかるじゃないですか。“こんなふうに思っているな”って」
井上先生「わかるわかる」
服部先生「だから言わずともわかるっていうのがあるんで」
こもり教頭「“機嫌悪そうやな〜”って?」
井上先生「とかもあります」
さかた校長「お互い気遣いあって過ごした10年ですよ。
そのアニバーサリーイヤーを記念したライブが大阪と東京で行われます!
『SHE'S 10th Anniversary「Back In Blue」』。
2021年5月8日 土曜日に、大阪城音楽堂で、そして2021年6月26日土曜日に、日比谷公園大音楽堂ということでございまして。
聴いてくれているファンのみなさんもアニバーサリーを楽しみにしていると思いますし、先日リリースされたニューシングル
『追い風』についても、後ほど詳しくお話しを聞かせていただきたいと思います!」
■
授業テーマと関係ないけど。
今日、自分のお部屋ができました!!
今までは妹と同じ部屋だったけどやっと一人のお部屋ができました!!
お母さんには、「今年は受験だから。勉強に集中できるように」
と言われました。
おもいっきりくつろぐぞぉぉぉぉ!!!
いたずらリンゴ
女性/14歳/福岡県
2021-02-23 18:17
さかた校長「人生で最初に1人部屋を手に入れたのっていつぐらいですか?」
井上先生「僕、高1でしたね」
さかた校長「高1!?」
こもり教頭「高1で1人ですか。いいっすね」
さかた校長「高1じゃ、テンションめちゃめちゃ上がりませんでしたか?」
井上先生「上がりましたね。それまでお兄ちゃんと一緒やったんで。
でもさすがに、暗黙的なアレですけど、中3と、2コ上のお兄ちゃんなんで、高2とかやから。さすがに後半、中学生になってからは、あんまり一緒の部屋にいなかった記憶がありますけど。2人が集まって遊ぶ場所みたいな。ゲームしたりで。
基本、お兄ちゃん寄りの部屋にはなってた。僕は違う部屋にいたみたいな。リビングとか。(それもあって)完全に1人部屋になったのは、高1でしたね」
さかた校長「だとしたら、じゃあもう井上先生は、自由に好きに趣味で埋め尽くした感じでしたか?」
井上先生「いや、僕、そんな趣味とかなかったんで、めちゃめちゃシンプルでしたね。布団と机とテレビだけみたいな」
さかた校長「めちゃめちゃシンプルやな!」
服部先生「かっこええな(笑)」
さかた校長「今、流行ってる部屋みたいな」
井上先生「極力少なくする。もう10年以上前から」
服部先生「僕は小学校高学年ぐらいですかね」
さかた校長「はや!」
服部先生「僕、4つ上のお姉ちゃんがいるので。さすがに男と女だとね」
さかた校長「どんな部屋でした?」
服部先生「小学生らしい部屋やったと思いますよ。中高になってギター始めて、
ロックバンドのKISSにハマって。KISSのグッズまみれになっていきました」
こもり教頭「かっこいいなあ!!」
さかた校長「部屋はその人が出るからね。僕はもう小学校からずっとめっちゃくちゃ汚いですわ。もうごっちゃごちゃ。ミニマムにしたいわ。漫画とか」
こもり教頭「僕もですわ。何があるのかわかんない。全部捨てたいよね」
さかた校長「さぁ今夜は、そんなSHE'S先生とこのテーマで2時間、授業を行っていきます!」
『今、心が折れかけていること』
さかた校長「目標が見えなくなってしまっていたり、なかなか結果が出なかったり、うまくいかなくて自信が持てなくなってしまっている、そんな生徒も中にはいると思う。
今日は、心が折れかけてしまっている…そんな君の話を聞かせてほしいと思う!」
こもり教頭「例えば、“ずっと皆勤賞だったのに休んでしまい最近休みがちになりました”とか、“好きな人に恋人がいることを知って諦めそうです”とか、“軽音部での活動の場がなくて音楽に対しての情熱を失いかけています”などなど、今心が折れかけているなと思う生徒は、その気持ちを学校掲示板に書き込んでほしいと思います!」
さかた校長「今日はそんな生徒たちに、SHE'S先生から言葉を届けてもらおうと思いますが、よろしいでしょうか?」
井上先生「はい。精一杯頑張ります」
服部先生「頑張ります」
■
今、心が折れかけています
私は、将来ダンサーになりたいと思っています。
まだ、全然踊れないのですが、ダンスを習わせて貰えることになったので、
毎日2時間ほど必死に練習してます。
しかし、昨日練習をしてると、おやに、
「ダンスは趣味でしたらいいんじゃない?仕事しながらでもできるし。趣味で出来たらかっこいいと思うよ!」と、遠回しに否定されました…。
そして、「ダンサーなんて、ほんのひと握りの人しかなれないよね。」と、
今日も言われました。
簡単になれる訳では無いことは知っていますが、
とってもダンスが好きなので、諦められません。
夢をあきらめる気はないのですが、できたら、親にも応援して欲しいです。
校長、教頭、SHE'S先生はどうでしたか??
Airy
女性/13歳/兵庫県
2021-02-23 16:32
さかた校長「本当は、みんなが応援してくれるに越したことはないけども」
こもり教頭「お2人は、周りの反対とかありました?」
井上先生「1番近い親とかは、正直なかったですね。親も自分の学校やめて、自分のやりたいことをやってきた人なので、すごく理解はあったし。やるならマジで本気でやれよっていうのだけでしたね。
他の周りっていう周りにはそんなに反対されてなかったですね。
まあ、バカにされたりはもちろんありましたけど、“あ、バンドやってんねや〜”みたいな。それはありましたけど、気にならなかった」
さかた校長「井上先生は、ミュージシャンになるって決めたのはいつぐらいですか?」
井上先生「19才ですかね。それこそ、『閃光ライオット』に出る前くらいかな。
決勝のライブをする前くらいに、僕は大学をやめて音楽をやりたいなと思って頑張ってたんですけど、メンバーはまだそんなにやったし。
『閃光ライオット』に出場してから、メンバー全員で“音楽でやっていくか”って固まった感じでした」
服部先生「僕も中学生のころにギター始めて。趣味でしかなかったので、これで音楽でやっていこうって気持ちはなかったんですけど、『閃光ライオット』に出てからしっかりメンバーの気持ちが固まったかなっていうのがあって。それがきっかけに、音楽をしっかりやっていこうって気持ちになりました」
さかた校長「その『閃光ライオット』のライブや、景色みたいなものが?」
服部先生「そうですね。それまで大阪でしかライブやったことがなかったんですけど、『閃光ライオット』で初めて東京に出てきて。
自分の地元じゃないところでこんなに盛り上がってくれる世界があるんやって知りましたし、そこからどんどん東京とか県外にも行くようになりましたし。
それでどんどんいろんな人の顔を見て、“あ、これは自分に向いているんかな?”とも思ったりしましたし、頑張っていこうって気持ちになりましたね」
こもり教頭「ダンスって不安定だし、親が心配になるのもわかりますよね。
だから、本当に両立できるってところを見せないとできないなっていうのは、すごいあります。“自分は安定した職もとれるし、ダンサーもできるって2択のなかでダンサーを取ったんだよ”っていう努力をしないと。難しいことだけど。でも、好きなんだったらやり続けたほうがいいと思いますよね」
さかた校長「RN Airyはまだ13歳で、まだダンスを好きになったばっかりだと思うから、まだその炎を無理やり消さなくていいと思うし。
夢中になっている様子や姿勢を、お母さんたちに見せてほしいなと思います。それで伝わると思うからね」
■
やられた…
たった今親に髪を切られました。
前に掲示板に書き込んだのですが親に切られても
理容室で切ってもどっちにしろ上手くいきません。
親から見る長い髪と自分から見る長い髪とではだいぶ差があり、
自分で切ろう!と思う前に切られました。(強制的に)
本当にこの髪型が嫌です。
今割とマジで心が折れかけてます。
(と言うか明日には完璧に折れてます。)
誰か髪を一瞬で伸ばす方法教えて頂けませんか?w泣
コスミコスミス
男性/13歳/宮城県
2021-02-23 20:26
さかた校長「理容室でもうまくいかないって、うまく伝えられないのかな。まだ自分が似合う髪型なんてわかんないよな、13歳じゃ」
こもり教頭「…か、ロン毛にしたいんじゃない? 」
さかた校長「伸ばしたい? 学校の規定もあるからな〜」
こもり教頭「髪型問題、どうですか? 僕はもう13歳の頃に戻りたくないですね。めちゃくちゃ失敗してきましたから。中・高と!」
井上先生「そうね〜。なんか、長さに関しては僕のところはなかった気がしますね。中学は自由でしたね。茶色に…とかはダメでしたけど」
服部先生「僕のところもですね」
井上先生「水泳部とかは、塩素で茶色になってて。“それはしゃーないからええわ”ってなってて。わりと緩かったんかなって。今思えば」
さかた校長「じゃあ、好きな髪型に。どんなでした?」
井上先生「正直、今と変わらんかな〜」
さかた校長「なんか、中高一緒のイメージありますよね」
こもり教頭「ブレないなあ!」
井上先生「なんなら、小学生、中学1年ぐらいから、今の髪型で定着。変わってないですね。途中でパーマあてたりとか寄り道はしましたけど。基本は今と同じ」
さかた校長「これからも変わらなそうですか?」
井上先生「いや、なんか革命が起きたら。あとちょっとハゲてきたかなって思ったら、潔く坊主にするかな〜」
こもり教頭「いやいや絶対いけないですって!」
さかた校長「だめ! やめましょう」
井上先生「いやでも、久石譲さん、ピアノ弾いてますよね。スキンヘッドですよね?」
さかた校長「いきなり久石譲さんにならなくても! 服部先生は?」
服部先生「僕は…そうですね。中学3年生から、もうロン毛でしたね」
井上先生「ロン毛やったなー!」
さかた校長「KISSにハマってですか?」
服部先生「いや、そんなつもりもなかったんですけど、高校生の時はもうどんどん伸びて、高3の時は肩ぐらいまで。パーマもあててましたね」
さかた校長「周りからは?」
服部先生「悪いとも良いとも言われてなかったですけど、学校の男子で1番長かったですね」
井上先生「ほぼ、ダイアモンドユカイさん」
服部先生「(笑)」
さかた校長「ロックミュージシャンの影響受けまくりじゃないですか。なんでちょっと“受けてない”みたいな(笑)」
一同爆笑
さかた校長「今、またそれに戻そうとかは?」
服部先生「いや、最近短髪にしたんで。すいません、KISSまでかけてもろて。ありがとうございます」
さかた校長「今、KISSたちが祝福してくれてますよ。
まあ、RN コスミコスミスも、自分のなかで好きな髪型とかあると思うから、オーダーしてみて。親御さんにも頼んでもらったらいいなと思うな」
■
今、心が折れかけています
今までみたいに将来これがやりたいから頑張るって言えなくなった。
何になりたいのか何をしたいのか自分の将来がなんにも想像できなくて希望持てなくて心折れかけてます。
将来のことなんにも分からなくなったから、何かやっていてもこれ本当に意味あるのかなとかすぐ考えてしまってすぐ立ち止まってしまう。
がおあさぴ
女性/16歳/兵庫県
2021-02-23 20:16
こもり教頭「なんかこう、やることに意味を考えてしまうってことかな」
さかた校長「ん〜。で、考えた上で、もうそれがこんがらがっちゃって、行動に移せないでいると。
考えすぎるとね。色々考えることはいいと思う。絶対に。“こうしたら、将来こうなるだろう”とか。
でもマイナス要素が入ると、がんじがらめで一歩も踏み出せなくなってしまうから、それがね、ちょっとついた火だったりが、もったいないんだよね」
こもり教頭「時期的にもちょっと悩む頃なのかな。高校に入って、よりいろんな人と接することで、自分の価値観がどんどん変わっていくじゃないですか。
そうすると、あの子はのびのびしているけど、私ってなにがやりたいんだろうって、比較しちゃうことも出てくるから」
井上先生「かんた(服部先生)は、割と社交的な方か」
服部先生「僕はそうかな〜。高校生の時」
井上先生「僕はびっくりするくらい扉を閉め切ってたんで」
こもり教頭「そうなんですね」
井上先生「高1高2の時は特にですね。あんまり人のことも信用してなかったし。
なんか、自分の好きなことだけやってましたね。バンド始めたりとか。唯一知ってる友達と一緒に軽音楽部入って…とか、そんな感じでしたね。
だからあんまり、僕は中高生の時、そこまで意味を考えなかったですね。やりたいことって、理屈で動くものでもなかったりするから。
理屈じゃない、見えない感情で突き動かされて、やってみてからわかることもあるし、考えていくこともあるなってすごく思うので、あんまり“これやる意味あるのかな”って考えなくてもいい時もあるんじゃないかって、ちょっと思いますね」
さかた校長「未来のことは、本当にやってみてやってみての結果でしかないから。RN がおあさぴは、今多分、どれが向いているのかすらわからなくて悩んでいるのかもしれないけど、ちょっとした興味だったり、好きなことだったりに、意味は後からつけるものだと思うしな。最初から無意味と決めつけなくてもいいかなと思うね」
♪ Letter / SHE'S
さかた校長「もう『Letter』は、僕と教頭の大好物で。
前回、好きすぎて、熱くなりすぎてしまいましたけども」
こもり教頭「前回、『Letter』聴いた後に、勝手にですよ、ほんとに申し訳ないけど、“これ、自分が書いたことにしたら、1番と2番、どっち書いたことにする?“って、2人で論争しました」
SHE'S先生「(爆笑)」
こもり教頭「“どっち?どっち?”って。“俺は2番のサビ”とか言うから、“うわ〜! それはズルいズルい、それは俺も好きだって2番!”とかって」
さかた校長「完全に自分が書いたことにしたいバトルだった。
服部先生は、さっきのRN がおあさぴの、“何がしたいのかわからず悩んでしまう”っていうのは?」
服部先生「僕は16歳の時に、“将来これがやりたい”とか、“何になりたい”とか、それがわからん、なんて考えたことがなかった。
だからこれを考えられているだけで、僕はスゴイなと思います。
僕はその頃何も考えてなかった。ギターもやってたんですけど、何も考えずに過ごしていたので、これを考えているだけで、他の考えてない人より一歩前に行ってるかなって。だからぜんぜん自信持っていいと思います」
さかた校長「考えたゆえの苦悩だから。ちゃんと前に進んでいるからってことですね。RN がおあさぴ、大丈夫だ」
さかた校長「さあ、そして、
SHE'S先生は、2月17日にニューシングル『追い風』をリリースされております! おめでとうございます!」
SHE'S先生「ありがとうございます!」
さかた校長「この『追い風』は、ドラマ
『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』の主題歌にも起用されています。聴かせていただきました。
すごく何かを追い求めていて、その道中で悔しかったり悲しかったり心がそういう風に動いていくのは、やっぱり追い求めているものを諦めきれてないからだと思う。
自分を自分を納得させるには、何度も何度もやっぱり立ち向かうしかないなと思って、で、動かないと追い風も向かい風も…風すら浴びることもできないし。
そのなかで追い求めて追い求めて何度も立ち向かっていく時に、周りの人が協力してくれたり、背中を押してくれたりするのが追い風なんじゃないかなって。すごくこの曲から力を貰って。
僕もきついなってこともありますけど、また頑張ろうと思いました」
SHE'S先生「ありがとうございます!」
こもり教頭「SHE'S先生の曲って寄り添ってくれるような、立ち止まってても横にいてくれるイメージがあったんですけど、『追い風』を聴いたときは、“進み出さなきゃな!”みたいな、新しいところに一歩踏み出さなきゃっていうような、背中を押されるような感覚で。前向きな感じで。
これを聴いて、“勉強しなきゃ”って思った生徒もいたかもしれないし、今の時期、これを聴いて、“進路を決めた”なんて生徒もいるんじゃないかと。決定打になる楽曲だと感じました」
SHE'S先生「ありがとうございます!」
さかた校長「SHE'S先生的には、どういう想いで作られたのですか?」
井上先生「(主題歌ということで)台本を読んで書き下ろした曲なので、舞台が中学校なんです。中学生が過ちを起こしたりとか、犯罪とか、そういうことを取り扱っている作品なんですけど、今ってネットがあるから、大人子供に関わらず、1回失敗してしまうと、袋叩きにして再起不能にしてしまうのを正義としてしまうような、そんな風に僕には見えていて。でも、ホンマはそうじゃないと思うし。
何回でも、“失敗したから終わり”じゃなくて、その傷を、治らないかもしれないけど、その傷跡を背負ったままだけど、それでもちゃんと歩いて向かっていく、立ち上がって前を向いて歩いていくことでしか、自分にとっての良い風は吹かないというか、良いことは起こっていかないよ…という気持ちを伝えたくて書きました」
さかた校長「ほんとに今、10代の生徒たちが、いろんなことに対して過敏で。心を傷つけられたり。それこそネットだって、いろんなシステムがどんどん増えていって、みんながみんな対応できずにいて、悩んでいる生徒がすごくたくさんいて。
井上先生の言うように、この曲が、前に一歩踏み出す、自分の傷にも立ち向かえるような曲だと思います」
井上先生「ありがとうございます」
こもり教頭「台本を読んで作られたってことですが、第1話とか、ちょっと強めのシーンとかも多いじゃないですか。学校のなかに警察がいて、“逮捕だ!”ってなったり。そういうのって、“ちょっと難しいな”って思うことはなかったですか?」
井上先生「いや〜、特になかったですね。発せられる言葉に一貫したテーマがあったというか。“立ち上がること”とか、“ミスをミスのままにしないこと”とか、そういうメッセージがすごくこもっていたので、僕としてはすごくわかりやすく曲を作れたし、“いいな”と思いながら読みましたね」
さかた校長「改めて、曲に込められた想いを聞かせてください」
井上先生「そうですね、“何度でも立ち上がれよ”って言うんじゃなくて、“もう1回だけでも…”って、それの繰り返しで1日1日を乗り越えてほしいなあという思いを込めて作りました」
♪ 追い風 / SHE'S
■
SHE'S先生!
結成10周年、デビュー5周年おめでとうございます!
追い風、めっちゃ好きです!
共通テスト前に配信され、すぐに聞かせてもらいました。
受験前で精神状態が不安定で、自分に自信を持つことができなかったけど、
『追い風』を聞いてからは自分に少し自信が持てた気がします。
試験会場までの移動時間、共通テストや私立受験の時の休憩時間など気持ちを落ち着かせるために聞いていました。
受験が終わった今、私にとってこの曲は大切な思い出の1曲となりました。
素敵な曲を作ってくださり本当にありがとうございました☺︎
みーたま
女性/18歳/富山県
2021-02-23 15:55
SHE'S先生「ありがとうございます!」
井上先生「いや、嬉しい。なんかね、ほんまに自分の夢が叶うとかも嬉しいけど、こうやって誰かの人生の思い出の1曲に選ばれることがなにより嬉しいです」
さかた校長「今、聴いている生徒たちのすごく力になっていると思います」
■
今、心が折れかけています
車校で坂道発進を今日やったんですけど、
左手左腕が全然筋肉ついてなくてハンドブレーキが全然上がらなくて
坂道発進出来ないとマニュアルは出来ないからねーと言われました
教官の方から受付でオートマに変えるかそのまま頑張るかは任せる、
強制ではないからねと言われました
ちょっと悲しくなって心が折れかけてます
このまま頑張ろうかオートマに変えるかどうしようかすごく今悩んでます
今度コースを覚えて走らなきゃ行けません
色々大変なことが多くて心が折れかけてます
どうすればいいのでしょうか…
いもだいすき
女性/17歳/愛知県
2021-02-23 18:58
さかた校長「え〜〜〜!? それ、左腕の筋肉…そんなハンドブレーキ重くないよ。コツだと思うんだけどな」
服部先生「(笑) そうですよね」
さかた校長「まあ、マニュアルだと、坂道発進は大変なところだけど」
服部先生「そうですよね。あそこ一番最初に引っかかるとこですよね」
井上先生「そうですよね〜」
さかた校長「免許は?」
井上先生「持ってますよ〜」
服部先生「持ってますね」
さかた校長「どうでした? 教習とか」
井上先生「やっぱクラッチとかねぇ…」
服部先生「(笑) 自分、オートマやん!」
井上先生「あぁ、そうか」
さかた校長「出たよ、オートマじゃないですか!」
こもり教頭「(笑)」
井上先生「なんの話かわからないですね。坂道発進が。やってないんで」
さかた校長「服部先生は?」
服部先生「僕、マニュアルです」
こもり教頭「良かった! これでオートマだったら、もう終わりだった」
さかた校長「オートマの坂道発進楽勝やからね」
井上先生「そうっすね」
服部先生「マニュアルからすると。でもね、慣れなかった。みんな難しいと思うんですよ。心折れる必要はないかなって思いますね」
さかた校長「僕もマニュアルで取ったんですよ。免許取ったのは18歳で。今、オートマで通っているんですけど、ぜんぜん楽勝。オートマのほうが絶対いい! オートマ乗れたらいいから」
井上先生「マニュアル車乗ることないっすからね、基本」
こもり教頭「今後、電気自動車も増えていくし」
さかた校長「RN いもだいすき、ほんと大丈夫。オートマに変えても大丈夫」
井上先生「変えよう」
こもり教頭「やっぱ安心、安全で乗れるのが一番だから」
さかた校長「あとね、坂道発進を乗り越えても、エンストするのよ、マニュアルって。ちょっとしたところで。難しいから」
服部先生「クラッチがね〜」
さかた校長「でも心配ですね。RN いもだいすきの筋肉量。腕立て毎日5回くらいしたほうがいいかも」
■
忙しさに心が折れかけてます…
私は今、忙しさに心が折れかけています…
私たちの学校では、最後の活動として「感謝の会」というものを開き、
先生たちに感謝を伝えるというものがあります。その会の実行委員のようなものをやらされて、早く帰りたいのに、毎日放課後に学校に残って活動をしています。
しかも卒業式では答辞も読まなくてはいけなくて、
今からそれを書いたり読む練習をしたりしないといけません…
忙しい毎日に、本当に心が折れかけています…
あさひーろー
女性/15歳/山梨県
2021-02-23 18:23
さかた校長「うわ、すごい大役を任せられたね」
こもり教頭「こればかりは!」
さかた校長「SHE'S先生、大舞台の緊張をほぐすには?」
井上先生「緊張して当たり前と思っていたほうがいいんで、“緊張した時どうしよう?”って思いながら、1回練習してみたら。逆に、逆にね」
さかた校長「なるほど! 本番の緊張も想定しながら」
井上先生「緊張しているフリしながらやってみたら、それを当日思い出していけるかもしれない」
さかた校長「じゃあその緊張を持ちつつ、RN あさひーろー、頑張ってくれ!」
ここからは、掲示板に届いた生徒からの書き込みを紹介していくぞ!
■
最近悩んでいることの話
私には悩んでいることがあります。
それは自分の着たい服の系統と自分に似合う服の系統が真逆ということです。
自分ではピンクとかベージュの服が着たいのですが、
どうしても黒や紺の服を選んでしまいます。
校長、教頭は、自分に似合う服と自分の着たい服、どっちを優先しますか??
なぁーか
女性/17歳/千葉県
2021-02-23 20:37
さかた校長「なるほどねぇ〜。そんなに違うんだ?」
こもり教頭「正直な話、黒と紺は、無難な色だから、誰でも似合うから、RN なぁーか限定ではないと思うのよ。“やっぱ黒は似合わないね”って、なかなかないから」
さかた校長「たまにいるけどね。すごい明るいテンションの人が真っ黒着てたら、“ちょっと違うよ”って。
教頭、好きな色は? 似合うと思っている?」
こもり教頭「黄色! 似合うと思ってない。でも持っているよ、黄色のTシャツも持っているし」
さかた校長「髪色変わったじゃん、金から黒に。大分変わったでしょう?」
こもり教頭「変わるね、だいぶ変わる。金髪の時は逆に金色とか着なかったもん。まっ金金になっちゃうから。トーンが」
さかた校長「え? まっ金金を着たいと思ってんの?」
こもり教頭「まっ金金っていうか、黄色? 黄色とかって、輝かし過ぎるじゃん。ピカチュウの生まれ変わりみたいになっちゃうから。だから髪が黒になってから、そういう色を着るようになったかな」
さかた校長「俺はね、黒が好きなんだよ、とにかく。似合うな〜って思ってたけど、金髪にしてから、真っ黒にできないやん。頭が黄色過ぎるから。黒い髪の時は真っ黒にしたかったけど、金色があるからな〜。全身が真っ黒にならんよ」
こもり教頭「あ〜、なるほどね〜」
さかた校長「なんか柄シャツを買うようになったよ。そして好きになってきたよ」
こもり教頭「どうだろう? RN なぁーかの言う、自分の着たい服と自分に似合う服の系統が真逆ってなったときに、やっぱ、自分の着たい服を着たほうがいいと思う」
さかた校長「絶対に」
こもり教頭「絶対に着たほうがいいと思う。あと、着たい服はコーディネートできるから。似合うように」
さかた校長「似合うなかで、自分の好きに近いやつが見つけられる可能性があるからね」
こもり教頭「ピンクのふりふりは似合わないけど、ショート丈のものだったら似合うっていうのもあるから。そういういろんなジャンルで狙っていけばいいと思うよ」
さかた校長「まあ、でもこれはちょっとね、いろんな人の意見を聞いたほうがいいかもしれないかなあ。あとでSHE'S先生にも聞いてみよう」
<BGM:KISS>
さかた校長「いいよね〜。ほんとに」
こもり教頭「彼らは黒とかじゃないから。トゲトゲとかだから。厚底ブーツにトゲトゲが付いた、つるつるのライダーを上下に着て。何なら、彼らは肌色じゃないから。白と黒のコントラストの方だから」
さかた校長「似合うか!」
こもり教頭「彼らは似合う」
さかた校長「あのクラスまでいきたいよね、俺たちもね」
井上竜馬「こんにちは、SHE'Sです。一人残らず、ハッピーに拳を上げて! みんなでひとつに、楽しみたいと思います」
とーやま元校長「大阪府代表、全員19才。音楽の女神に愛された、ピアノエモ男子4人組!
彼らの身体と才能は、彼女だけのもの。
ああ、女神さま。どうか少しだけ、野音のステージに彼らをおろして下さいませ。
その引き換えに我々は、この星一番の歓声を捧げます」
<「SHE'S!!!」>
♪ The World Lost You(閃光ライオット2012 ファイナルステージLIVE音源)/ SHE'S
井上竜馬「今日は、人生のなかですっげぇいいワンシーンになればいいなと思います。大阪のSHE'Sです。よろしく!」
<さかた校長ナレーション>
東京、日比谷公園大音楽堂。通称、野音。
野音は、SHE'Sにとって、アーティストとしての、第一歩を踏み出した場所と言っても、過言ではない。
今から9年前、2012年の『閃光ライオット』。
ファイナルステージまで辿り着いたSHE'Sは、3000人の大観衆の前で、音楽をかき鳴らした。
まだ、10代だった。
デビューも決まっていなかった。
これほど大勢の前で、演奏なんてしたことはなかった。
あの日のSHE'Sのライブ。
あの日からずっと続いている。
人生のなかですっげぇいいワンシーン。
ああ、女神さま!
ふたたび、野音のステージに、彼らを立たせて下さいませ。
『閃光ライオット2012』ファイナル以来となる、“野音”。
『SHE'S 10th Anniversary ワンマンライブ「Back In Blue」』
2021年6月26日、“野音”。
さかた校長「今夜はこのゲスト講師とともに授業をお届け中!」
井上先生「“ああ、女神さま!” SHE'Sのキーボード&ボーカル、井上竜馬と!」
服部先生「ギターの服部栞汰です!」
井上先生「ありがとうございます!」
服部先生「ありがとうございます!」
こもり教頭「おりたーーー!」
さかた校長「おりたな」
服部先生「おりっぱなし」
こもり教頭「大忙し、女神、今日」
さかた校長「いかがでした? (『閃光ライオット2012』から)9年前ですもんね?」
井上先生「やばいっすね〜。なんかもう鳥肌が立ちました。音源に。ひどいね?」
服部先生「ひどいな」
井上先生「いやいやいや懐かしかったですね」
服部先生「9年前か」
さかた校長「声とかもすごい若かったですね」
井上先生「なんかめちゃくちゃな声の出し方してますね」
さかた校長「いや、“大阪のSHE'Sです”って言った時、ぐっときたけどな」
井上先生「ありがとうございます」
さかた校長「すごいね、あれから9年の時を経て、今こうして聴いているってね」
こもり教頭「すごいよね、だからやっぱ、SCHOOL OF LOCK!の倉庫に行けば、こうして『閃光ライオット』の貴重な音源がめちゃくちゃにあるっていうことですよ」
井上先生「本当ですよね」
さかた校長「宝の山ですよ、マジで。
“ああ、女神さま!”をまさかこういう風に、とーやま先代校長から俺が受け継ぐのも。まさか、井上先生が言ってくれるとはね! 泣いてるんじゃない? 女神さま」
こもり教頭「泣いてる。こんな受け継がれるんや〜って」
さかた校長「9年ぶりの野音ですけれども、ライブに向けての想いはどうですか?」
井上先生「そうですね。東京の日比谷野音に関しては、ほんまに9年ぶりに立つステージで、東京で初めて立ったステージでもあるっていう。
僕らにとって、やっぱり、『閃光ライオット』がきっかけでみんなバンドやってこうぜってなったんで、もうなんか、SHE'Sと切っても切れない場所というか縁のある場所だから、めちゃめちゃいいライブしようって気持ちしかないですね」
服部先生「しっかり10年、積み重ねてきたものを全部出して帰ろうかなっていう気持ちです。
さっき聴いてもらった9年前の音源からの成長とかもぜひチェックして、楽しんでもらえたらなと」
こもり教頭「なんかドキドキしますね、そう考えると」
井上先生「でもさっきの、イントロだけで3回ぐらいピアノ、ミスってたんで。やってんなーって思いましたね。震えていたんやろうなっていう」
こもり教頭「緊張しますよね」
服部先生「めちゃめちゃしますよ」
井上先生「めちゃめちゃします」
こもり教頭「あんだけ広くヌケた場所ですしね」
さかた校長「でも(今回のライブの)当日、逆にその間違えた3つのところ、もう1回被せるっていうのどうですか? “スーパーテクやん!”って。“あの時の物語、まだ続いてるよ!”って」
こもり教頭「あそこから始まったってね、エモ過ぎるよね」
井上先生「誰も満足せーへんって」
さかた校長「俺たちだけが、“わー! きたー!”って」
こもり教頭「改めまして、SHE'S初の東阪野音ワンマンライブ『SHE'S 10th Anniversary「Back In Blue」』、5月8日(土)に大阪城音楽堂で、6月26日(土)に日比谷公園大音楽堂にて行われますので、ぜひ、チェックしてください」
<⇒詳しくは
SHE'S先生の公式サイトからチェックしてほしい!>
さかた校長「さて、SHE'S先生、先ほどのRN なぁーかからのお悩みなんですが?」
井上先生「これに関しては、今までピンクとかベージュとか着てこなかったから、違和感があるだけやと思うんですよね、僕的には。
で、厳密な話をすると、パーソナルカラーってあるんですよ、顔の。自分の肌色でどっち寄りが似合うとかってあるっちゃあるねんけど、それやったら、自分の好きな着たい服に似合うメイクとかヘアスタイルとか、そういうのを変えていくだけで、服装のフィット感ってぜんぜん違うと思うから。そこも試してみると、意外といけるかもって思いますね」
さかた校長「井上先生、変わったとかあります?」
服部先生「いや、割と変わったよな?」
井上先生「昔、けっこうアウトドア系の服着てた」
さかた校長・こもり教頭「え〜〜〜!」
さかた校長「イメージないなあ〜」
井上先生「そうなんです、ノースフェイス、パタゴニアとか、けっこう着てた。そういう系を着てたんで」
さかた校長「今は、もうすごく落ち着かれたモノトーンっていうか」
こもり教頭「ね、ハンチングにニットかぶって、深緑ですからね」
井上先生「割といろんな服、着ますよね。ちょっとライトイエローな服も着たりしますし。その日の気分で」
さかた校長「服部先生は?」
服部先生「自分に似合うかどうかっていうのは、自分が気にしすぎているだけだと思うんですよね。周りから似合わないって言われたら話がまた違うかもですが、それでも着たい服を着たほうが全然いいかなって思いますね」
こもり教頭「服部先生、ピンク好きですか?」
服部先生「あ〜、最近、好きですね」
こもり教頭「そうですよね。靴もピンクのスニーカーに赤ヒモですからね。スーパー暖色」
服部先生「(笑)」
さかた校長「好きな服を、好きな色を着ると」
服部先生「そうですね。ま、僕、別に影響受けたわけじゃないけど、KISSのTシャツ着てたりとか」
さかた校長「“これは影響受けたわけじゃないんですけど”って言ってるんですけど、受けまくりだから!!」
こもり教頭「さっきも“影響受けたわけじゃない”って言ってたけど、KISSのTシャツ着てたりとか〜…厚底、履いてませんでした?」
服部先生「厚底はしてなかったですね」
こもり教頭「トゲトゲのライダー着てませんでした?」
服部先生「あ、でも、蛇柄のシャツは着てました」
こもり教頭「着てたんじゃん!!」
さかた校長「蛇柄って、攻めすぎてますよ」
井上先生「たぶんあれ、ダイアモンドユカイさんと一緒だったんじゃない?」
こもり教頭「そっち?」
さかた校長「どっちなんだろう? KISSか? ユカイか? どっち? 最終的にメイクもしないと」
こもり教頭「実は、稲妻マークの黒いやつやってましたってのもあるかも」
さかた校長「まあ、好きに自分の好きなファッションを楽しんでもらえたらいいなと思います」
それでは引き続き本日の授業テーマ
『 今、心が折れかけています』にまいります!
隣町のさぼさん 京都府 16歳 男性
さかた校長「今、心が折れかけていることを教えてもらってもいいか?」
隣町のさぼさん「えっと。上位3組しか出場できない新人大会のオーディションで、僕たちのバンドが4位になってしまって、モチベーションが下がって、今、心が折れかけています」
さかた校長「バンドというと?」
隣町のさぼさん「軽音楽部に入っていて、そこでバンドを組んでいるんですけど、その軽音楽部の新人大会っていうのがあって、それに出場できる3バンドが決まる、オーディションが校内であって。そのなかで、12バンド中4位っていう、ギリギリ入れないっていう結果になってしまって」
こもり教頭「なるほどな、そこのオーディションにまず受からないと、新人大会には出られないんだ」
隣町のさぼさん「そうです」
さかた校長「軽音部は何人ぐらいいるの?」
隣町のさぼさん「けっこういて。100人は」
井上先生「すご! すごすぎる」
さかた校長「みんなの前で演奏はできたの?」
隣町のさぼさん「軽音楽部のみんなの前で演奏して、投票してもらうっていう」
さかた校長「さぼさんのバンドはどんなバンド?」
隣町のさぼさん「5人組で、僕はギターを担当しています。コピーさせてもらって、THE YELLOW MONKEY先生の『砂の塔』っていう曲をやらせてもらって」
さかた校長「けっこう練習とかもしてきたの?」
隣町のさぼさん「そこを目標にして頑張ってきたので、スタジオとかもけっこう頑張って行ったりとか、5人で話し合ったりとかしてたんですけど、4位ということで、1個目標が達成できなかったってことで、モチベーションが下がっているって感じですね」
さかた校長「スタジオでけっこう練習してたの?」
隣町のさぼさん「はい。週2とか3とか」
さかた校長「は〜。けっこうだね」
井上先生「大分頑張ってますね〜。僕がやってた“やるきないん”ってバンドは月1回しか入ってなかったですね」
さかた校長「それだけ、バンドのみんなも同じ熱量で練習してたってことだもんね」
隣町のさぼさん「はい」
さかた校長「それだけ練習してたから、やっぱり自信はあったの?」
隣町のさぼさん「自信があったからこそ、今、ちょっとモチベーションが下がっている原因なんじゃないかなって」
こもり教頭「コピーって、オリジナルと違って、合う、合わないってあるんですか?」
井上先生「この場合、さぼさんのメンバーの誰かが言い出したのかな?」
隣町のさぼさん「ボーカルの子が最初、決めて。ボーカルの子のキーがちょっと低めだったんで、今回、このバラードを選ばせていただきました」
さかた校長「演奏したあと、他の人の感想とか聞けた?」
隣町のさぼさん「褒めてくれたのもあったんですけど。先生に改善点を聞いたら、“演奏は良かったけど、曲中のパフォーマンスとか盛り上がりに欠けていた“って。それも5人で話し合って、“どうしていく?”みたいな感じだったんですけど、“具体的に何をしたらいいのか?”みたいな。どうやって観客を盛り上げていったらいいのかが具体的に考えられなかったので、SHE'S先生と校長、教頭に聞きたいです」
さかた校長「先生に言われたことが腑に落ちない?」
隣町のさぼさん「納得はできたんですけど、具体的に曲中で、どうやってお客さんを盛り上げるかみたいなのは、僕たちもまだわかってなくて」
井上先生「バラードとかって、僕らの場合は、自分たちの曲をやってるっていうのもあるんですけど、パフォーマンスって、作られたものであればあるほどそういう感じに見えちゃうんで。
僕ら的には具体的にあんまりアドバイスできないんですけど、ただ、曲っていうのは、たとえば今回のイエローモンキーさんがその曲をどうやって聴かせたいかっていうのを、その曲から感じ取ることから始まると思うんですよ、コピーって。
“この人たちはどこに1番感情を込めていて、このタイミングでこの楽器をどんなふうに演奏しているか”っていうことを知るのが、まずバラードを表現することで、すごく大事になってくる。
例えば、“2番終わってギターソロがあったとして、最後のサビに行く最後の最初の1音に、1番命をかけてる”とか。そういう1つの振りかぶるアクションだったりとか、そういう小さなことから人に伝わっていくものが変わっていくのが、バラードのすごみやったりするんですよね。
この場合は、先生は、“うぉ〜!”とかって盛り上がりを求めたんじゃなくて、“どれだけ聴いている人を惹きつけたか”っていうのを言いたかったんじゃないかなって。どれだけ惹きつけられるかっていうのを高めていくためには、ただ正確に演奏するだけじゃなくて、どれだけ自分たちが、ワンフレーズに、ひとつのブロックに気持ちを込められるかっていうのがめちゃくちゃ大事なんじゃないかなって思いますね」
服部先生「僕も、僕自身のパフォーマンスとかで悩んだりしたんですけど。
結果、さっき竜馬が言ってた通り、どういう風にこの曲が出来上がっているのかとか、そのアーティストさんの気持ちを知るのが大事なんですけど、そのあとに、その出したい音をどれだけ自分が出せるかっていうとこが、1番大事だと思っていて。
“自分のモノにする”というか、コピー曲であっても自分が弾くので。もちろんそのアーティストと同じ感じで弾くのもカッコいいですし、もっと自分を出していって、楽しんで弾くというか。しっかりと自分らしさを出して、自分がギターを弾いているぞっていう気持ちが1番大事かと思いますね」
さかた校長「どうだ、さぼさん?」
隣町のさぼさん「いやもう、すごい勉強になりますし、ここからどうやったらいいのかみたいのも、ちょっとずつ、この話を聞いて考えていけたらなと思います」
さかた校長「メンバーと共有できることもいっぱいあるしね。次の発表の場みたいのはあるの?」
隣町のさぼさん「大会としては、来年の今頃で。時間的には、遠いじゃないですか」
さかた校長「熱を冷まさずに、大会に向けてっていうところでな。モチベーションは、難しいもんな。
SHE'S先生、さぼさんが、めちゃくちゃ頑張っているじゃないですか。で、頑張って頑張って、でもその努力が繋がらなかったというところで、彼らに気持ちの切り替え方といいますか、アドバイスはありますか?」
井上先生「僕たちも『閃光ライオット』出ましたけど、何位でもなかったですよ。
何の賞も獲らなかったんですけど。
でもちょっとひとつ違うのは、僕たちは、すごい優勝したかったかっていうより、その場のその演奏をめちゃくちゃ楽しんでいたと思う。何よりも。それだけですごく満足感があったし、だからこそ、そこからじゃあプロに行こうって具体的な目標を作るようになったんですけど。
もちろん、努力したから報われたっていう世界なら、世の中、成功者であふれていると思うんですよね。だから、やれば絶対報われるぜっていうのは、僕は絶対言わないんですけど。
ただ1つ言えるのは、これだけ悔しかったりモチベーションが下がるほどあがってたってことは、今、音楽に夢中になれてるってことやから、こういう風に誰かに相談して、“じゃあ、どういうふうにしたらいいんやろう”とか、ひとつひとつ、自分のやりたいことを叶えていける努力しているだけで、もっともっと素敵なパフォーマンスや演奏ができるようになっていくんじゃないかなって。
また1年間。今回無理やったから高2も無理やったってわけじゃ、絶対にないから。今回4位やったからこそ、一皮むけて来年、みんながびっくりするような演奏ができるんじゃないかなって思ってます」
♪ In Your Room / SHE'S
さかた校長「頑張ってきた日々は確かな事実だからな。隣町のさぼさん、メンバーのみんなと、さっきもらった言葉だったり、想いを共有してほしいね」
こもり教頭「よりコミュニケーションをとってほしい。今回のことがあったからこそね。まだ1年あるけど、“すぐ1年”だから。もっともっと高みを目指してほしいなと思います」
今日の黒板
『くさらずに。』
井上先生「今日話したRN:隣町のさぼさん もそうですけど、努力って必ずしも報われる訳じゃないし、正義がいつだって正しい訳じゃない。そんな世の中だと思いますけどそれでも腐らずにちゃんと前を向いて生きていく。じゃあ次に何が出来るやろとか、次に続いてる道はどんなやろとか。ちゃんと前を向いて違う景色にワクワクしながら自分で生きていけるような人達になっていってほしいなと思います。」
♪ 追い風 / SHE'S
さかた校長「そろそろ下校の時間です」
こもり教頭「服部先生、いかがでしたか?」
服部先生「めちゃめちゃ楽しかったですね。こうやって10代の人と話す機会ってなかなかないので、どんな気持ちで頑張っているのかとか。それに対して僕らが追い風を吹かせられたのかっていうことなんですけど、しっかり追い風が届いていたらいいなって思います」
さかた校長「もう、びゅーびゅー吹いてますよ。かき鳴らしているし、さぼさんも今、ギターを」
服部先生「一緒に弾いてくれていますかね?」
こもり教頭「コピーしているかはわかんないけどね」
さかた校長「昨日の服部先生の追い風のあとのギターソロも最高でしたよ。多分見てるな、さぼさんも」
こもり教頭「そして、もう、『SHE'S 10th Anniversary「Back In Blue」』も、
ぜひ頑張ってください!」
<BGM:KISS>
井上先生「あ、KISS」
こもり教頭「きたきたきた〜〜〜きたよきたよ〜」
井上先生「ハイライトやん、もう、今日の」
さかた校長「テンション上げていくよ〜!
SHE'S先生、今日はありがとうございました!
SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時にふたたび開校! 起立!」
こもり教頭「礼!」
さかた校長・こもり教頭・SHE'S先生「また明日〜〜〜!!!!」
♪ 追い風 / SHE'S
さかた校長の放送後記
あぁ、女神様。
今夜も、ありがとうございます!!!
こもり教頭の放送後記
全部、風に持って行ってもらおう。
Music
2021.02.23PLAYLIST
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SHE'S「自分で歩いていくことでしかいい風は吹かない」ニューシングル『追い風』リリース
SHE'Sの井上竜馬(Vo.&Key.)さんと服部栞汰(Gt.)さんが、2月23日(火)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。17日(水)リリースのニューシングル『追い風』について、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭の質問に答えました。