（カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ…）

洋平先生「進路室へようこそ！今夜も私、川上洋平の自宅スタジオからお届けします！
先週の授業では我々[Alexandros]の新曲「rooftop」を初オンエアしましたが、[ アレキサンドLOCKS!掲示板 ]にたくさんの感想を頂いております！ありがとうございます！」



洋平先生「ほんと、こういう気持ちを支えるような曲にしたかったので、RN あおい0717に届いて嬉しいです。本望です。そんな中、曲に関わるクイズを出したんですが、生徒のみなさんは覚えていますか？」

Q. NEWアルバム『Bedroom Joule』から新曲を初オンエアするのですが、ベッドルームにまつわるあるアイテムが登場します。そのアイテムとは何でしょう？

洋平先生「これ、ほとんどの生徒が正解でした！答えはそう、くすんだブルーのパジャマ！
実はね、私、くすんだブルーのパジャマを持ってるんです(笑)よくみんな聞き取れたな〜。嬉しいです。
正解者の中から抽選で1名様にサイン入り[Alexandros]のBLUE GRANGE TEEをプレゼントさせて頂きます！っという事で当選者は…
↓この放送後記の最後で発表します！↓」

M. rooftop / [Alexandros]

洋平先生「歌詞にもある通り、ちょっと遠く離れた恋人ともいつでも声を交わす事が出来る便利な世の中になったし、そういう環境下にはあるんだけど、やっぱり直接会って、話したり手を繋いだり。
そういうのが本当は1番良いよねっていうような事を歌ってる曲なんですよね。
一聴するとラブソングな印象があると思うんですけど、ラブソングを通して、今、おそらくみんなが願っている事をつらつらと…もちろん俺自身も願っている事を歌詞に書きました。
まぁ“アフターコロナという新しい世界が始まる”って言われてて、確かにそれはそうだし、それに対応・適応していかないといけないと思うんですけど、やっぱり人と直接コミュニケーションをとって同じ空間を分かち合う事が1番素敵じゃね？って。
時間はかかると思うし、いつになるのか分からないけど、1番素敵だと思う事を復活させようよっていう想いを込めて「rooftop」を作りました。
あんま曲の解決って好きじゃないんですけど、「rooftop」は自分人生でほぼ初めて、メッセージ的な意味合いを込めた曲かもしれないですね。
なのでより多くの生徒に届くと良いなと思います。
ではこの流れで『Bedroom Joule』に収録される他の曲についても話そうかな。
まだ1回も世の中に流れていない曲もあるのでね…」

（カッカッカッ…）

洋平先生「…Other Song!」

2020年6月21日(日)0時~ デジタルリリース
<収録曲>
01. Starrrrrrr (Bedroom ver.)
02. Run Away (Bedroom ver.)
03. Leaving Grapefruits (Bedroom ver.)
04. Thunder (Bedroom ver.)
05. 月色ホライズン (Bedroom ver.)
06. Adventure (Bedroom ver.)
07. city (feat. Pecori)
08. rooftop

洋平先生「既にこの進路室では『Bedroom Joule』の中から「rooftop」も含めて3曲オンエアしてきましたが、残りの5曲はまだ聞いてないよね？
ぜひ今日は時間の許す限り、その5曲を聴いて頂ければなと思います！」

M. Leaving Grapefruits (Bedroom ver.) / [Alexandros]

洋平先生「「Leaving Grapefruits」は『EXIST!』かな？あれ？『ALXD』かな？
『ALXD』か！すいません(笑)
5枚目のフルアルバム『ALXD』に収録されている曲です！(笑)
「Leaving Grapefruits」はどちらかというと失恋ソングだったりするので、わりと女子目線で頑張って書いた曲なんですよ。だからこの時のプロモーション期はインタビューとか相手が女性だったら曲の反応どうかな〜？って思ってたんですけど、男の、年配の、言ってしまえばオッサンの方から“「Leaving Grapefruits」めっちゃ泣けるわー”って言われた記憶がありますね（笑）
あれ〜!?って思いました（笑）
そんな思い出のある「Leaving Grapefruits」のBedroom ver.。
俺、このアルバムの中で1番好きかもしれなくて、原曲超えたなんじゃないかとまで思ってます。これは良いですよ。
俺の声が16トラックくらい入ってるんですけど声が楽器になってますね。
ぜひヘッドフォンで聴いて欲しいです！続いての曲は…」

M. Thunder (Bedroom ver.) / [Alexandros]

洋平先生「これは前回も言いましたがBa.磯部寛之くんがディレクションしてまして、
磯部くんらしいというか、作ってる時はカッコ良過ぎないかなと思ってたんですよ。
『Bedroom Joule』はわりとローファイなリラックスしたような雰囲気を目指していたから。
で、ヒロともオンラインでやり取りを交わして、このカッコ良さを消さないでローファイ感を取り入れられないかなっていう風にシフトチェンジしていきましたね。なのでミニマムでとにかく空間の使い方がオシャレ。
それでこの曲もMIXギリギリというか納品ギリギリの所で声を足したいなって思って、自分の声を5、6トラックくらい入れました。
本当にこのアルバムは声が主人公だなって思いますね」

M. 月色ホライズン (Bedroom ver.) / [Alexandros]

洋平先生「これはGt.白井眞輝くんがディレクションしてまして、ギタリストならではのアコギ1本勝負で弾き語りを忠実に再現したって感じですね。
自分1人で弾き語りってのはやってたんですけど、白井くんがアコギを弾いて俺が歌うっていう弾き語りはあんまやってこなかったんですよね。
憧れはあったんですけど。それが今回出来たので嬉しかったですね。
フェスも中止になってったりしてるんですけど、夏はこんな感じで過ごしたいなって、そう思える曲になったんじゃないかなって思います。
『Bedroom Joule』の中でもほっこり出来る瞬間かもしれませんね」

M. Adventure (Bedroom ver.) / [Alexandros]

洋平先生「「Adventure (Bedroom ver.)」はDr.リアド偉武が担当しましたね。
ちょっと前にMステで披露したのもリモートver.っていう事で、雰囲気が違ったと思うんですけど、さらにそこから進化したって感じがしますね。
なんか香港の田舎の子どもたちが演奏してる雰囲気になったんですよね。
音を聴いてもらったら伝わるかもしれない。なんか俺には香港が見える(笑)
ちょっと暑くて雨が降ってて、その湿った雰囲気が心地いいみたいな。
ちょうど日本も梅雨時期なのでピッタリかもしれない」

M. city (feat. Pecori) / [Alexandros]

洋平先生「これは…正直まだ流したくないな〜(笑)とっておきたい。
今回はゲストを迎えまして踊Foot WorksのPecori(rap)くん！
サンプリングに俺のイントロを使っただけでPecoriくんがほとんど作って、その後に俺が歌を乗せたっていうくらいもう蓋を開けたら全部Pecoriくんに作ってもらったって感じ(笑)
だからfeat.川上洋平っていう名義の方がいいかも(笑)
PecoriくんともLINEのやり取りだけで作ったので、実は会った事ないんですよ！
僕が一方的に好きでオファーしたので。めちゃくちゃカッコイイ曲になりました。
で最後に「rooftop」。
「rooftop」以外は既存曲なんですけど、今の気持ちを落とし込めたかなと思います。
とは言え、当初の目的はBGM感覚で楽しんでもらえたらと思って作ったので、実用性のある作品に仕上がりましたね。楽しんでもらえたら嬉しいです」

M. Leaving Grapefruits (Bedroom ver.) / [Alexandros]

洋平先生「配信スタートは明後日21日（日）です！
さらに明日20日（土）と明後日21日（日）はライブがあります！
生配信ライブ「Party in ur Bedroom」！
生徒のみなさんのベッドルームをライブ会場にしちゃいます！
むしろみなさんの自宅に我々が行きます！っていうくらいいつもよりも近くで届けられるのかな。
で、やっぱ無観客とは言いたくない。
ちゃんとチケットを買って観てくれる人がいるんだからね。
無観客じゃない。有観客です！
内容的には‘Bedroom’ってタイトルにあるから『Bedroom Joule』が中心になるんじゃないのって思ってる人もいると思いますが…
いやそうかもしれないですが、そうじゃないかもしれませんので楽しみにしていてください！
そして、来週はリモートで[Alexandros]のメンバーが全員集合いたします！
リハで会ってたりはするんですけど、メンバーと会うのが最近嬉しくて（笑）
メンバーって良いなって思うんですよね（笑）
で、俺もね、“白井くんって存在するんだな”とか“ヒロくん、髪切ったんだな”とか思うもん。
お互いこの期間、色々あったと思うし、色々訊きたい事もあるから俺も来週の授業、楽しみにしています！」

洋平先生「ではお待たせしましたサイン入り[Alexandros]のBLUE GRANGE TEEの当選者は…
RN [ルージュローズ]
おめでとうございます!!」