其の二
Perfume LOCKS! 質問したいことを読み上げる、質問FLASHを研究せよ!
さっきは、すずちゃんのいる女子クラスに遊びにいったPerfume研究員。という事で、今度は・・・
ウルトラサーバー「広瀬すずちゃんを研究室に転送します!」
のっち「女子クラスから転送されてくるってことでしょ?」
Perfume「足出てきた!来た〜!」
かしゆか「では、自己紹介しましょうか。かしゆかです!」
のっち「のっちです!」
あ〜ちゃん「あ〜ちゃんです!」
すず「広瀬すずです!4人合わせて・・・」
Perfume「Perfumeと・・・」
すず「広瀬すずです!」
4人「よろしくお願いします!!わ〜い!(拍手)」
すず「おじゃまします。」
かしゆか「どうぞ、ようこそ!」
あ〜ちゃん「こちら、SCHOOL OF LOCK!の研究室でございます。」
すず「初めて来ました。」
あ〜ちゃん「ここに8年います(笑)」
すず「8年ですか?」
のっち「だいぶ古株になったね。」
あ〜ちゃん「だから、校長とか教頭よりも長いけんの。先生になりたいんじゃけど、いつまでたってもなれんのよ。」
かしゆか「ずーっと研究してるの。」
あ〜ちゃん「でも、その研究員というちょうどいいぬるま湯につかっているため、長く続けられているという(笑)」
かしゆか「先生ほどの責任がないんだよね(笑)」
あ〜ちゃん「ただただ楽しいだけでやって、8年という(笑)。まあ、ありがたいですけどね。という事で、今夜はPerfume LOCKS!の時間も、映画『ちはやふる-上の句-』公開記念の合同授業をお届けしていきます!」
「質問したいことを読み上げる、質問FLASHを研究せよ!」
かしゆか「『ちはやふる』にちなんで、それぞれが質問したいことを詠み上げていきたいと思います。パッと答えが浮かんだ人は、手を挙げる代わりに、目の前にあるかるたを取ってから答えてください。ちなみに、Perfumeからの質問に、Perfumeが答えてもOKです(笑)」
のっち「え〜!?」
すず「見たいです(笑)」
かしゆか「こんなにもずっと一緒にいる中で、お互いに質問する時間(笑)」
あ〜ちゃん「楽屋でやってよって言われちゃうね(笑)」
かしゆか「順番は、私→あ〜ちゃん→のっち→すずちゃんの順で質問していきます。じゃあ、まず私から!『ちはやふる』にかけて・・・(かるた風に詠み上げて)映画〜『ちはやふる』の〜マニアックな見どころを〜・・・」
のっち「はい!(かるたを取る)」
あ〜ちゃん「なんで、のっちなんだよ〜!これは、すずちゃんに譲るでしょう(笑)」
のっち「私、試合中の描写でスローになる所があるじゃん。その時の顔。すずちゃんのなりふり構わず、わっしゃー!ってやるあの顔がめっちゃ好き。」
あ〜ちゃん「女優さんとかだとスローだから瞬きもしないでスーッとするんじゃなく、マジもんの試合の表情なんだよね。」
かしゆか「常にキレイな顔でいようっていうよりは、試合で取ったー!っていう気持ちの方が伝わってくる。本当に心震える。」
すず「本当ですか!?嬉しい〜!」
かしゆか「スローモーションいっぱいあるところがかっこいいよね。」
あ〜ちゃん「緊迫感出てる。」
のっち「ごめん。お願いだから、もう1回詠んで(笑)」
かしゆか「本当の方、聞きたいからね(笑)。じゃあ、もう1回詠みますね。映画〜『ちはやふる』の〜・・・」
すず「はい!」
のっち「あ〜、やられた〜!(笑)」
すず「今、丸ごと言っていただいたんですけど、かるたを取るシーンのスローモーションは、ファントムカメラっていう難しいカメラで撮ってて、5秒しか撮れないんですよ。実際に、あれだけスローモーションで毛先の動きまで映るものだったので、嘘がつけない分、相手と同じタイミングで動くんですけど、敵陣にかるたがある時って距離が自分の方が遠いので、スピードが求められるので、そのカットは何回もやったり。表情がブサイクすぎて、監督が『これは全国には・・・』って言われるくらい、本気でリアルにやってたので。かるたを取るシーンの緊迫感ある感じと、部室にいる時のみんなのリラックスさというか、ちょっと素足で汗臭いんだけど、みんなのぬくもりがある感じとか(笑)。そういうのは、皆さんにぜひ観ていただきたいなって思います。」
のっち「本物のやつだ〜(笑)」
かしゆか「さすがや〜。じゃあ、次、あ〜ちゃん。」
あ〜ちゃん「じゃあ・・・今日の朝〜・・・」
のっち「はい!」
かしゆか「え?今日の朝、何なのってとこじゃん(笑)」
のっち「え〜と、9時。」
あ〜ちゃん「起きた時間、聞こうとしてたんじゃない。もう1回いいっすか(笑)。今日の朝〜・・・」
すず「はい!」
かしゆか「すずちゃん、取った!早い!」
すず「歯みがき!」
かしゆか「え?歯みがきしたとかしないとか?(笑)」
あ〜ちゃん「でも、これは私が聞きたかったやつかもしれない。今日の朝〜一番最初にした・・・」
すず「それです!歯みがき!」
Perfume「すごい〜!さすが、千早!」
のっち「やっぱ、耳がいいんだわ。」
あ〜ちゃん「髪、耳にかけちゃってるもんな〜(笑)」
のっち「じゃあ、のっちいくよ。・・・この中で〜一番和装が似合いそうな人は〜・・・」
すず「はい!」
Perfume「お!すずちゃん!」
すず「いいですか。かしゆかさん!」
かしゆか「ホント?嬉しい!本当に嬉しいです(笑)」
すず「皆さん、お似合いだと思うんですけど、髪が。」
あ〜ちゃん「印象的よね。黒髪にパッツンでロングでね。」
すず「もう、そのままで着てほしいっていう。」
かしゆか「嬉しい〜!そうしま〜す!(笑)すずちゃんの和服も似合うよね。」
あ〜ちゃん「目を引くね。次、行こうか。すずちゃん!」
すず「急に一人だけ変化球な質問でもいいですか。」
Perfume「いいよ!」
あ〜ちゃん「おっしゃ!振袖、たすきで縛り上げてます(笑)」
すず「いきます。・・・3人で〜いる時〜どんな会話をしているんですか〜(笑)」
のっち「はい!3人で・・・何だろうな?もう、家族の話とかよ(笑)」
あ〜ちゃん「あと、ニュース。」
のっち「あ、かるた取って。」
あ〜ちゃん「はい!(かるた取る)あと、ニュース(笑)」
かしゆか「はいはいはい!(かるた取る)アイス!スイーツの話、毎日してるよね。」
あ〜ちゃん「はい!ニューオープン!ニューオープンのスイーツの話、絶対するよね。」
かしゆか「いつも一緒にいる時も話してるのに、帰ってもみんなでメールして『新しいの出たよ。』とか送りあったりするの。」
あ〜ちゃん「毎日メールする。」
すず「え〜!?」
あ〜ちゃん「今、目の前にいるのに、メールしたり。」
かしゆか「一緒にいるのにリンク送り合って『これ、食べた?』とか。そこで実際に会話すればいいのに、メールで会話してたりする(笑)」
すず「え〜!?超仲良し!うらやましい!どんな感じなんですか?・・・あ、普通に質問しちゃった(笑)。姉妹みたいな感じなんですか?」
のっち「う〜ん・・・はい!」
かしゆか「一応、かるた取る(笑)」
あ〜ちゃん「企画に則って。意外とマジメなとこあるのよ(笑)」
のっち「もう、家族同士も仲がいいし、友達みたいな話もするし、一緒にお仕事してる、舞台に立ってる仲間でもあるし。不思議よね。自分の中の一部みたいな。」
すず「・・・なんか今、私、すごく泣きそうなんですけど。」
Perfume「え〜!?どうして〜!?」
すず「素敵すぎて!」
あ〜ちゃん「でも、15年一緒にいるって思ってなかったもんね。」
かしゆか「当時、組んだ時とか、小学生とか中学生だったから、こんなに長く一緒にいるって思ってなくて、でも気付いたらずっとこんなに一緒にいて、ほかの人は考えられないし。」
すず「うわ〜!!」
あ〜ちゃん「ウルウルしてる!(笑)」
すず「なんか全然関係ない私が、一番ウルウルしてる(笑)」
あ〜ちゃん「嬉しいね。かるたでここまでの話が出来るとは。いい企画だな(笑)」
かしゆか「みんな結局、かるた何枚取ったの?」
あ〜ちゃん「すずちゃん、3枚?すずちゃんが多いかな?質問FLASHクイーンは・・・」
Perfume「すずちゃ〜ん!(拍手)」
♪ FLASH / Perfume
あ〜ちゃん「この曲、映画の『上の句』を観させてもらって、最後、音が流れてきた時、ハッ!ってなったね。映画版の曲が完成したのを初めて聴いたから。」
かしゆか「試写会で初めて聴くっていう。」
あ〜ちゃん「だから、歌割りとかも知らなくて、『あっ!かしゆかの声だ!』みたいな。もし、かしゆかだったら今、心臓すごいだろうなって想像したら、自分もすごいことになっちゃって(笑)。下見たら、心臓がドッドッドッ!って前に出てるのが分かるくらい、すごい緊張しちゃった。嬉しかったね。やっぱ、ゆかちゃんもドキドキしてた?」
かしゆか「した!まず、イントロがあると思ってたから、自分の声で始まったのに衝撃受けすぎて、歌聞くとか雰囲気とかより、『私の声だ!私の声だ!』ってなっちゃって。感動とかドキドキより、パニックみたいになっちゃって(笑)。冷静に聴けなかった。」
すず「うわ〜!ホント、素敵。」
かしゆか「『下の句』の試写会も観させて頂いたんですけど、その時は自分から始まるって分かってたからやっと冷静に聴けて、『FLASH』が『ちはやふる』の映画に馴染んでくれてるというか、一緒の作品としてひとつになってくれたんだなっていうのを感じられて、すごい安心したの。」
あ〜ちゃん「やっぱ和な映画だから、こういう電子的な音楽がどうなんだろうってのは、私たち自身も元々原作のファンだから、思ってたよね。」
すず「全然!もうホントに、わ〜っ!ってなってました。」
のっち「良かった!嬉しい〜!では、最後に映画『ちはやふる』の見どころを黒板に書きたいと思うんですが、『ちはやふる』のことなので、かるたっぽく書いてください。」
かしゆか「いつも黒板を横に書いてるけど、縦ですかね。」
のっち「ひらがなで、かるたの感じで。縦使い初めてだわ(笑)」
すず「見どころありすぎて、ちょっと一言じゃ・・・」
あ〜ちゃん「じゃあ、みんなでチーム制にしよう!この人はこれを言うだろうっていうのを予想しながら。」
かしゆか「ここでもゲームなの?(笑)」
あ〜ちゃん「それは『ちはやふる』なんで。個人戦でも、チームで戦ってるかのような(笑)。だから、重きのところはすずちゃんにお任せしまして、私たちは賑やかしにいきましょうか。これで、かぶったらヤバいな。」
かしゆか「見どころか。難しいな〜。」
のっち「どうしても感想になっちゃう。」
あ〜ちゃん「大丈夫。ウチら、出てないから。感想でいいのよ(笑)。すずちゃんの声いいよね。『学校のカイダン』の時のスピーチの声。最高!」
すず「うわ〜!ヤバ〜!」
あ〜ちゃん「セリフじゃなかったもん。あれは、すずちゃんの声だもん。すずちゃんの言葉だったよね。」
すず「嬉しい〜!」
あ〜ちゃん「さあ、出来上がりました!では、のっちさんから。」
のっち「『ちはやが いきてる!!』
映画を観て、元々原作が好きだったし、アニメも観てたし、好きな作品だったんですけど、実写ですずちゃんが千早をやってるのを見て、『あ!千早が生きてる!』って思ったの。元々、本当にいる人がモデルになっていたりするってのを聞いて、リアルなお話なんだなってリアリティが持てて、実生活でもああやってかるた頑張ってる子がいるんだなとか、自分の生活に置き換えて考えるようになって、『生きてるんだな〜、千早は。』って思いました。」
かしゆか「私が書いたのは・・・『なかまが できると せかいがかわる』
『ちはやふる-上の句-』ではみんなが出会って、瑞沢のチームを作る所から始まるんだけど、みんなそれぞれバラバラのことをしていたけど、千早がいてみんな仲間になっていって、机くんやかなちゃんがみんなのために出来ることは何だろうって考えたりとか、相手を思いやることで自分もどんどん世界が変わっていって、広がっていく。それが千早がきっかけだったとはいえ、千早も世界が広がったし、太一もそうだし、みんな世界が広がっていくのが、あの映画の中で感じられて、グッと心に刺さるというか。で、自分に置き換えて、自分の回りってどうだろう、自分の友達ってどうかな、あの人の友達になったことで・・・とかって思えるようになる。また仲間を大切にしようっていう気持ちがすごく強くなるような映画だと思いました。」
すず「ええ〜!!」
あ〜ちゃん「すずちゃん、反応がちょっと面白いよね(笑)。じゃあ、私は、本当の賑やかしです。
・・・『ごうかいな しろめでもかわいい ちはやちゃん』」(チーン!)
かしゆか「そうですね(笑)」
あ〜ちゃん「これは、ぜひ見て欲しい。マンガでも結構何度も出てきますけど、あそこまで実写でちゃんとやってくれる女優さんいないと思います。今、超注目の女優さんがあそこまでやってくれる豪快さが、私は好きでした。あそこは見どころだと思う。最後にすずちゃんお願いします。」
すず「私のは、今Perfumeの皆さんが言ってくださったことを、一言でまとめちゃったんですけど。」
Perfume「おおっ!」
すず「ごめんなさい。ウソつきました。一言じゃないんですけど(笑)、一番分かりやすく書いたのがこれです。
・・・『せいしゅんすべてが つまりにつまった あついえいがです』
千早だったり太一とか新とかいろんな人の思いだったり、机くんが仲間が出来て世界が変わって、いろんな人との繋がりとかが広がっていって、自分の中でもいろんな感情に出会って、支え合う瞬間がたくさんあるんですけど、多分、本人たちは青春だと思ってないから。客観的に映画とかで観る時に、青春映画って言葉があると思うんですけど、それをここまでキラキラして可能性がものすごく詰まってて。10代の揺れ動くピュアな心だったりとか。大好きなものにここまで一途にすべてをかけるって、10代の今しか出来ないことだと思うから、それをこんない熱く思っている女の子にはなかなか会う事は出来ないので、特に同世代の方にはすごく伝わるものがあったらいいなって思います。」
あ〜ちゃん「素晴らしい。もう観たくなったね。という事で、私たちの授業はここまでですが、すずちゃん来てくれてありがとう〜!」
すず「ありがとうございました!おじゃましました!」
あ〜ちゃん「また来てね!」
すず「ぜひ!」
ウルトラサーバー「広瀬すずちゃんを研究室に転送します!」
のっち「女子クラスから転送されてくるってことでしょ?」
Perfume「足出てきた!来た〜!」
かしゆか「では、自己紹介しましょうか。かしゆかです!」
のっち「のっちです!」
あ〜ちゃん「あ〜ちゃんです!」
すず「広瀬すずです!4人合わせて・・・」
Perfume「Perfumeと・・・」
すず「広瀬すずです!」
4人「よろしくお願いします!!わ〜い!(拍手)」
すず「おじゃまします。」
かしゆか「どうぞ、ようこそ!」
あ〜ちゃん「こちら、SCHOOL OF LOCK!の研究室でございます。」
すず「初めて来ました。」
あ〜ちゃん「ここに8年います(笑)」
すず「8年ですか?」
のっち「だいぶ古株になったね。」
あ〜ちゃん「だから、校長とか教頭よりも長いけんの。先生になりたいんじゃけど、いつまでたってもなれんのよ。」
かしゆか「ずーっと研究してるの。」
あ〜ちゃん「でも、その研究員というちょうどいいぬるま湯につかっているため、長く続けられているという(笑)」
かしゆか「先生ほどの責任がないんだよね(笑)」
あ〜ちゃん「ただただ楽しいだけでやって、8年という(笑)。まあ、ありがたいですけどね。という事で、今夜はPerfume LOCKS!の時間も、映画『ちはやふる-上の句-』公開記念の合同授業をお届けしていきます!」
「質問したいことを読み上げる、質問FLASHを研究せよ!」
かしゆか「『ちはやふる』にちなんで、それぞれが質問したいことを詠み上げていきたいと思います。パッと答えが浮かんだ人は、手を挙げる代わりに、目の前にあるかるたを取ってから答えてください。ちなみに、Perfumeからの質問に、Perfumeが答えてもOKです(笑)」
のっち「え〜!?」
すず「見たいです(笑)」
かしゆか「こんなにもずっと一緒にいる中で、お互いに質問する時間(笑)」
あ〜ちゃん「楽屋でやってよって言われちゃうね(笑)」
かしゆか「順番は、私→あ〜ちゃん→のっち→すずちゃんの順で質問していきます。じゃあ、まず私から!『ちはやふる』にかけて・・・(かるた風に詠み上げて)映画〜『ちはやふる』の〜マニアックな見どころを〜・・・」
のっち「はい!(かるたを取る)」
あ〜ちゃん「なんで、のっちなんだよ〜!これは、すずちゃんに譲るでしょう(笑)」
のっち「私、試合中の描写でスローになる所があるじゃん。その時の顔。すずちゃんのなりふり構わず、わっしゃー!ってやるあの顔がめっちゃ好き。」
あ〜ちゃん「女優さんとかだとスローだから瞬きもしないでスーッとするんじゃなく、マジもんの試合の表情なんだよね。」
かしゆか「常にキレイな顔でいようっていうよりは、試合で取ったー!っていう気持ちの方が伝わってくる。本当に心震える。」
すず「本当ですか!?嬉しい〜!」
かしゆか「スローモーションいっぱいあるところがかっこいいよね。」
あ〜ちゃん「緊迫感出てる。」
のっち「ごめん。お願いだから、もう1回詠んで(笑)」
かしゆか「本当の方、聞きたいからね(笑)。じゃあ、もう1回詠みますね。映画〜『ちはやふる』の〜・・・」
すず「はい!」
のっち「あ〜、やられた〜!(笑)」
すず「今、丸ごと言っていただいたんですけど、かるたを取るシーンのスローモーションは、ファントムカメラっていう難しいカメラで撮ってて、5秒しか撮れないんですよ。実際に、あれだけスローモーションで毛先の動きまで映るものだったので、嘘がつけない分、相手と同じタイミングで動くんですけど、敵陣にかるたがある時って距離が自分の方が遠いので、スピードが求められるので、そのカットは何回もやったり。表情がブサイクすぎて、監督が『これは全国には・・・』って言われるくらい、本気でリアルにやってたので。かるたを取るシーンの緊迫感ある感じと、部室にいる時のみんなのリラックスさというか、ちょっと素足で汗臭いんだけど、みんなのぬくもりがある感じとか(笑)。そういうのは、皆さんにぜひ観ていただきたいなって思います。」
のっち「本物のやつだ〜(笑)」
かしゆか「さすがや〜。じゃあ、次、あ〜ちゃん。」
あ〜ちゃん「じゃあ・・・今日の朝〜・・・」
のっち「はい!」
かしゆか「え?今日の朝、何なのってとこじゃん(笑)」
のっち「え〜と、9時。」
あ〜ちゃん「起きた時間、聞こうとしてたんじゃない。もう1回いいっすか(笑)。今日の朝〜・・・」
すず「はい!」
かしゆか「すずちゃん、取った!早い!」
すず「歯みがき!」
かしゆか「え?歯みがきしたとかしないとか?(笑)」
あ〜ちゃん「でも、これは私が聞きたかったやつかもしれない。今日の朝〜一番最初にした・・・」
すず「それです!歯みがき!」
Perfume「すごい〜!さすが、千早!」
のっち「やっぱ、耳がいいんだわ。」
あ〜ちゃん「髪、耳にかけちゃってるもんな〜(笑)」
のっち「じゃあ、のっちいくよ。・・・この中で〜一番和装が似合いそうな人は〜・・・」
すず「はい!」
Perfume「お!すずちゃん!」
すず「いいですか。かしゆかさん!」
かしゆか「ホント?嬉しい!本当に嬉しいです(笑)」
すず「皆さん、お似合いだと思うんですけど、髪が。」
あ〜ちゃん「印象的よね。黒髪にパッツンでロングでね。」
すず「もう、そのままで着てほしいっていう。」
かしゆか「嬉しい〜!そうしま〜す!(笑)すずちゃんの和服も似合うよね。」
あ〜ちゃん「目を引くね。次、行こうか。すずちゃん!」
すず「急に一人だけ変化球な質問でもいいですか。」
Perfume「いいよ!」
あ〜ちゃん「おっしゃ!振袖、たすきで縛り上げてます(笑)」
すず「いきます。・・・3人で〜いる時〜どんな会話をしているんですか〜(笑)」
のっち「はい!3人で・・・何だろうな?もう、家族の話とかよ(笑)」
あ〜ちゃん「あと、ニュース。」
のっち「あ、かるた取って。」
あ〜ちゃん「はい!(かるた取る)あと、ニュース(笑)」
かしゆか「はいはいはい!(かるた取る)アイス!スイーツの話、毎日してるよね。」
あ〜ちゃん「はい!ニューオープン!ニューオープンのスイーツの話、絶対するよね。」
かしゆか「いつも一緒にいる時も話してるのに、帰ってもみんなでメールして『新しいの出たよ。』とか送りあったりするの。」
あ〜ちゃん「毎日メールする。」
すず「え〜!?」
あ〜ちゃん「今、目の前にいるのに、メールしたり。」
かしゆか「一緒にいるのにリンク送り合って『これ、食べた?』とか。そこで実際に会話すればいいのに、メールで会話してたりする(笑)」
すず「え〜!?超仲良し!うらやましい!どんな感じなんですか?・・・あ、普通に質問しちゃった(笑)。姉妹みたいな感じなんですか?」
のっち「う〜ん・・・はい!」
かしゆか「一応、かるた取る(笑)」
あ〜ちゃん「企画に則って。意外とマジメなとこあるのよ(笑)」
のっち「もう、家族同士も仲がいいし、友達みたいな話もするし、一緒にお仕事してる、舞台に立ってる仲間でもあるし。不思議よね。自分の中の一部みたいな。」
すず「・・・なんか今、私、すごく泣きそうなんですけど。」
Perfume「え〜!?どうして〜!?」
すず「素敵すぎて!」
あ〜ちゃん「でも、15年一緒にいるって思ってなかったもんね。」
かしゆか「当時、組んだ時とか、小学生とか中学生だったから、こんなに長く一緒にいるって思ってなくて、でも気付いたらずっとこんなに一緒にいて、ほかの人は考えられないし。」
すず「うわ〜!!」
あ〜ちゃん「ウルウルしてる!(笑)」
すず「なんか全然関係ない私が、一番ウルウルしてる(笑)」
あ〜ちゃん「嬉しいね。かるたでここまでの話が出来るとは。いい企画だな(笑)」
かしゆか「みんな結局、かるた何枚取ったの?」
あ〜ちゃん「すずちゃん、3枚?すずちゃんが多いかな?質問FLASHクイーンは・・・」
Perfume「すずちゃ〜ん!(拍手)」
♪ FLASH / Perfume
あ〜ちゃん「この曲、映画の『上の句』を観させてもらって、最後、音が流れてきた時、ハッ!ってなったね。映画版の曲が完成したのを初めて聴いたから。」
かしゆか「試写会で初めて聴くっていう。」
あ〜ちゃん「だから、歌割りとかも知らなくて、『あっ!かしゆかの声だ!』みたいな。もし、かしゆかだったら今、心臓すごいだろうなって想像したら、自分もすごいことになっちゃって(笑)。下見たら、心臓がドッドッドッ!って前に出てるのが分かるくらい、すごい緊張しちゃった。嬉しかったね。やっぱ、ゆかちゃんもドキドキしてた?」
かしゆか「した!まず、イントロがあると思ってたから、自分の声で始まったのに衝撃受けすぎて、歌聞くとか雰囲気とかより、『私の声だ!私の声だ!』ってなっちゃって。感動とかドキドキより、パニックみたいになっちゃって(笑)。冷静に聴けなかった。」
すず「うわ〜!ホント、素敵。」
かしゆか「『下の句』の試写会も観させて頂いたんですけど、その時は自分から始まるって分かってたからやっと冷静に聴けて、『FLASH』が『ちはやふる』の映画に馴染んでくれてるというか、一緒の作品としてひとつになってくれたんだなっていうのを感じられて、すごい安心したの。」
あ〜ちゃん「やっぱ和な映画だから、こういう電子的な音楽がどうなんだろうってのは、私たち自身も元々原作のファンだから、思ってたよね。」
すず「全然!もうホントに、わ〜っ!ってなってました。」
のっち「良かった!嬉しい〜!では、最後に映画『ちはやふる』の見どころを黒板に書きたいと思うんですが、『ちはやふる』のことなので、かるたっぽく書いてください。」
かしゆか「いつも黒板を横に書いてるけど、縦ですかね。」
のっち「ひらがなで、かるたの感じで。縦使い初めてだわ(笑)」
すず「見どころありすぎて、ちょっと一言じゃ・・・」
あ〜ちゃん「じゃあ、みんなでチーム制にしよう!この人はこれを言うだろうっていうのを予想しながら。」
かしゆか「ここでもゲームなの?(笑)」
あ〜ちゃん「それは『ちはやふる』なんで。個人戦でも、チームで戦ってるかのような(笑)。だから、重きのところはすずちゃんにお任せしまして、私たちは賑やかしにいきましょうか。これで、かぶったらヤバいな。」
かしゆか「見どころか。難しいな〜。」
のっち「どうしても感想になっちゃう。」
あ〜ちゃん「大丈夫。ウチら、出てないから。感想でいいのよ(笑)。すずちゃんの声いいよね。『学校のカイダン』の時のスピーチの声。最高!」
すず「うわ〜!ヤバ〜!」
あ〜ちゃん「セリフじゃなかったもん。あれは、すずちゃんの声だもん。すずちゃんの言葉だったよね。」
すず「嬉しい〜!」
あ〜ちゃん「さあ、出来上がりました!では、のっちさんから。」
のっち「『ちはやが いきてる!!』
映画を観て、元々原作が好きだったし、アニメも観てたし、好きな作品だったんですけど、実写ですずちゃんが千早をやってるのを見て、『あ!千早が生きてる!』って思ったの。元々、本当にいる人がモデルになっていたりするってのを聞いて、リアルなお話なんだなってリアリティが持てて、実生活でもああやってかるた頑張ってる子がいるんだなとか、自分の生活に置き換えて考えるようになって、『生きてるんだな〜、千早は。』って思いました。」
かしゆか「私が書いたのは・・・『なかまが できると せかいがかわる』
『ちはやふる-上の句-』ではみんなが出会って、瑞沢のチームを作る所から始まるんだけど、みんなそれぞれバラバラのことをしていたけど、千早がいてみんな仲間になっていって、机くんやかなちゃんがみんなのために出来ることは何だろうって考えたりとか、相手を思いやることで自分もどんどん世界が変わっていって、広がっていく。それが千早がきっかけだったとはいえ、千早も世界が広がったし、太一もそうだし、みんな世界が広がっていくのが、あの映画の中で感じられて、グッと心に刺さるというか。で、自分に置き換えて、自分の回りってどうだろう、自分の友達ってどうかな、あの人の友達になったことで・・・とかって思えるようになる。また仲間を大切にしようっていう気持ちがすごく強くなるような映画だと思いました。」
すず「ええ〜!!」
あ〜ちゃん「すずちゃん、反応がちょっと面白いよね(笑)。じゃあ、私は、本当の賑やかしです。
・・・『ごうかいな しろめでもかわいい ちはやちゃん』」(チーン!)
かしゆか「そうですね(笑)」
あ〜ちゃん「これは、ぜひ見て欲しい。マンガでも結構何度も出てきますけど、あそこまで実写でちゃんとやってくれる女優さんいないと思います。今、超注目の女優さんがあそこまでやってくれる豪快さが、私は好きでした。あそこは見どころだと思う。最後にすずちゃんお願いします。」
すず「私のは、今Perfumeの皆さんが言ってくださったことを、一言でまとめちゃったんですけど。」
Perfume「おおっ!」
すず「ごめんなさい。ウソつきました。一言じゃないんですけど(笑)、一番分かりやすく書いたのがこれです。
・・・『せいしゅんすべてが つまりにつまった あついえいがです』
千早だったり太一とか新とかいろんな人の思いだったり、机くんが仲間が出来て世界が変わって、いろんな人との繋がりとかが広がっていって、自分の中でもいろんな感情に出会って、支え合う瞬間がたくさんあるんですけど、多分、本人たちは青春だと思ってないから。客観的に映画とかで観る時に、青春映画って言葉があると思うんですけど、それをここまでキラキラして可能性がものすごく詰まってて。10代の揺れ動くピュアな心だったりとか。大好きなものにここまで一途にすべてをかけるって、10代の今しか出来ないことだと思うから、それをこんない熱く思っている女の子にはなかなか会う事は出来ないので、特に同世代の方にはすごく伝わるものがあったらいいなって思います。」
あ〜ちゃん「素晴らしい。もう観たくなったね。という事で、私たちの授業はここまでですが、すずちゃん来てくれてありがとう〜!」
すず「ありがとうございました!おじゃましました!」
あ〜ちゃん「また来てね!」
すず「ぜひ!」