ENDING〜黒板の時間〜
最後は、こもり校長がステージに残る。
ステージを歩きながら、「今日、どうでしたかー!久しぶりの有観客でたくさん声出した人!今日はじめてのライブ参戦、最高に楽しかったって人!」と様々に呼びかける、校長。
「僕が、SCHOOL OF LOCK!にやってきて、来月で丸3年経ちます。
毎日、毎日、平日22時になると、生徒に会うことができて、思い返すとこの3年は、果てしなく長いようでした。
コロナ禍になって、きっとこの中の誰もが辛い思いを抱えて、会いたい人にも会えなくなって、
楽しい時間も全部なくなって。
今年中学・高校を卒業するみんなは、入学してからずっとコロナ禍の中、「当たり前」が当たり前じゃなくなって、
すごく辛い毎日を過ごしてきたと思うと、やっぱり胸が痛いし。そう振り返ると、やっぱりこの3年は長かったと思います。
根拠もなく、毎日「絶対今は未来につながるから」、「明るい未来が来るから」と言い続けきてやっと3年経って、
本当に明るい今日がやって来ました。みんなが諦めず、一歩一歩、進んできてくれたから、今日が実現しました。
改めて今日は本当にみんなありがとう!」
そして、いよいよ。
春の文化祭キズナ祭、最後の黒板。
こもり校長が生徒へ向けて、黒板を書く。
「目に見えない“モノ”」
「SCHOOL OF LOCK!が始まって、毎日生徒のみんなと、平日22時になったら声を届けあった。
「今日は元気か?」「今日は何があった?」「辛いことあったら何でも話聴くぞ!」「君の話聞かせてくれ!」と
毎日やってきたけど、それは目には見えないモノで。今日はキズナ祭で、2,000人以上の皆が集まってくれて、
最高の空間ができて、これは間違いなく今というものはここにあるものだけど、でも、今日ここに来ていない、全国の生徒たちとも確実に繋がっている!
今日、3時間のキズナ祭を通して、感じたものは一人ひとり絶対に違うものがある。
今日受け取った何かは形じゃない何かで、それは確実にみんなの心の中にあるもので、
それが俺と、今日参加してくれたマルシィ先生や、KANA-BOON先生や、そしてぺえ元教頭や、GENERATIONS先生との、間違いないキズナであって、
目に見えないモノを大切にしていくから、常に大切にしてきたから、今日があると思います。
一人ひとりが受け取った、心の中にある何かを、明日からも大切に、このキズナを大切に、また明日からも元気に一歩、みんなと一緒に歩いていければ良いなと思って書かせていただきました。
今日、この会場に来てくれたみんな、本当にありがとうございました!
ということで、SCHOOL OF LOCK!はまた明日からもラジオの中で開校!
最後はみんなでバイバイしましょう!」
「起立!礼!」と呼びかけると、
会場全体から「また明日!」と飛び切りに大きな声が!
こもり校長は、何度も何度もありがとう!といいながら、ステージを去って、
みんなとお別れするのが本当に名残惜しくて、3回もステージに戻ったりしたけど、
これにて、SCHOOL OF LOCK! 春の文化祭 キズナ祭 supported by Yamahaは幕を閉じた。
改めて、会場に来てくれた生徒のみんな。本当にありがとう!