マルシィ LIVE REPORT

「それじゃあ、早速初めていくぞ!準備はいいか生徒のみんなー!」
「おー!」と大きな声が響く。
「まずはこのアーティストの登場だー!」

そうこもり校長が言うと、会場が暗くなる。
暗闇の中、2月28日(火)に放送したSCHOOL OF LOCK!のマルシィ先生の話した音声が流れる。
「声出しOKのライブ、久しぶりっていうか、初めてです!」
初々しさが満点の声とともに、ステージに登場するマルシィ先生たち。

キズナ祭の記念すべき1曲目は、「未来図」。
イントロが始まると、会場全体が手拍子で楽曲の世界に酔いしれるムードに。

「春の文化祭、キズナ祭よろしく!」と吉田右京先生(Vo/Gt)が呼びかけながら歌う。幸せな空間。
「何年先も君が好き」
アップテンポなナンバー「プラネタリウム」を始めると、「マルシィです!キズナ祭よろしく!」と会場を煽る。サビで手を挙げるジェスチャーをすると、会場が手をステージに向け振る。
「牙」の3曲を続けて披露。
MCでは吉田先生が、「改めましてマルシィです、よろしくお願いします!」
「始めてみてくれてる人もたくさんいると思いますが、皆さん楽しんでくれてますか?」
「バンド界の中でトップクラスに離すのが下手なんですが。こもり校長」
「バンド、4・5年やってきたんですけど、僕たち今日が初の声出しです!!」
「大丈夫という曲で、初めてみんなで歌えたらと思います」と呼びかけ、みんなで歌うパートを丁寧に説明する初々しい姿に会場全体も、うなずきながら応えた。
「みなさん声出す準備できてますか?」
「大丈夫」が始まると、一層手拍子は大きくなる。
バンドとしては初めての応援歌。SCHOOL OF LOCK!で初めてオンエアをした1曲。「歌って!」という呼びかけに会場も大きな歌声で応え、一つになる。

続けて「最低最悪」を続けて披露。

次の曲がマルシィ先生の最後の曲。「キズナ祭。すごい一瞬で、初めての声出しで、みんなのおかげでめちゃめちゃ楽しかったです。本当に今日はありがとうございます。」そして、「最後の曲、心を込めて歌います。」と「絵空」を披露。
みんなで声を出して過ごしたマルシィ先生のパフォーマンスを、最後の瞬間までじっくりを目に焼き付けるように、会場が静かにでもキラキラとした目でステージを見つめていた。
「初めてみんなの声が聞けて本当に最高の時間でした。」の一言で締めた。

〈セットリスト〉
M1.  未来図
M2.  プラネタリウム
M3.  牙
M4.  大丈夫
M5.  最低最悪
M6.  絵空

こもり校長が再びステージに登場し、「マルシィ先生のライブ、直接見るのが初めてだったんだけど、これまで聴いていた中で感じた優しさとは違う、飛び跳ねたくなる手拍子したくなる、カッコいい感じが意外な面が見られて楽しかったな。まだまだ聴きたいなと思った。」
改めてマルシィ先生を呼び込む。吉田右京先生(Vo/Gt)フジイタクミ先生(Ba)、shuji先生(Gt)が再びステージへ。

リスナーから寄せられた書き込みも紹介!

私が悩んだ時、いつもマルシィ先生に助けてもらってます!
恋愛で悩んだ時いつも聴いています!!私の好きな曲は「絵空」です!
また、私は、部活に入っていて毎日怒られて悩んで挫折しそうになっているので、
これから毎日「大丈夫」に助けられるだろうなと感じています!
だいすきですーーーー!

RN なほ 大阪府 16歳
マルシィ先生!
最近暇あればずっと聴いてますマルシィ先生の曲!!
キズナ祭でお初マルシィ先生が、声出しオッケーなのも楽しみ!

RN たいさっきー 千葉県 20歳 女の子
LIVEに中々行けず、初めてマルシィの音楽を生で聴けるのが
このキズナ祭!
高校生のうちにマルシィの音楽聴けるのはもう無理かな?って思っていたので
機会ができて幸せです。マルシィありがと〜〜〜!!!最高だよ!

RN はまえもん 神奈川県 18歳 女の子

マルシィ先生も、一つ一つのメッセージを受け止めて、しっかりと「ありがとうございます!」と応えてくれた!
最後にこもり校長から、「キズナという言葉を聞いて思い描くものをお願いします!」と黒板を託されたマルシィ先生。生放送教室でも黒板をいつも書いてくれているフジイ先生が、ステージ上に用意された黒板に思いを乗せる。

書いたのは。「バンド」。

「バンドって、普段はメンバー同士何考えているか分かんないですけど、腹の内に秘めてるもんはみんな一緒っていうか、今日で言うと『みんなに言いライブを届ける』っていることですが、なんかそういう固いもので結ばれているものがバンドだと思っていて、その固いものっていうのが「キズナ」だなと思っています。なので、バンドです。」

KANA-BOON LIVE REPORT

続いてのステージは、
わが校の走る!体育の講師、KANA-BOON先生!

3月6日(月)の生放送教室に来てくれたときの模様が流れる。
こもり コロナ禍で初めてKANA-BOON先生に出会ったものの、サブスクでしか聴いてないよ!っていう生徒もいるかもしれないですね!」
鮪先生「KANA-BOONのライブ初体験…忘れられないライブにしたいですね。めちゃくちゃ大きい声ださせるぞー(笑)」

そんなやりとりの音声の後に、登場。
「調子どうー?どんな感じ―!?SCHOOL OF LOCK! 走る!
体育の講師、KANA-BOONです、よろしくーー!!!」と谷口鮪先生(Vo./Gt.)が呼び掛けると、小泉貴裕先生(Dr.)がフィルインし、バンドメンバー全員が音を出す。
「踊る準備はできてますでしょうか?あったまってる!?まずはこの曲、『ないものねだり』!」
そうして、ドアタマからバンドのキラーチューンの一つ、『ないものねだり』を始める。
サビの前には「ワンツーいくぞー!…せーのっ!ワンツー!」と初めてのオーディエンスにもわかりやすく、コール&レスポンスを煽る鮪先生。
「ギター!」という呼びかけで、古賀隼斗先生(Gt.)がギターソロをプレイすると、会場全体は手拍子で一体となる。
その姿を見た鮪先生は、「ええやん!ええやん!声出しOKやって!ええやん!」と「ええやん!」のレスポンスを続けて起こす。

「ちなみに、KANA-BOONのライブ初めてっていう人どんくらい?」
と会場に呼び掛けると、大勢の生徒が手を挙げる。
するとすぐさま鮪先生は「おおっ…!俺たちにとっては絶好のチャンス!!俺たちのファンになれ!」と燃えた様子。
最後のサビに向かい、会場全体で歌うようにコール&レスポンスの練習をはじめる。
まずはお手本。谷口鮪先生(Vo./Gt.)に続いて、遠藤昌巳先生(Ba.)が応える。続いて、古賀隼斗先生(Gt.)に促す。最後に会場全体が歌う。


ゆらゆらゆらゆら僕の心〜


大きな声が出ているが鮪先生はまだ満足しない。
おお、いい感じ!…でも、まだ歌ってない人がいます。この広さで、これだけの人数で、今の声量は、ちょっと合ってない気がするよ?全員歌うまでこのパート終わらんからな!

せーの!


ゆらゆらゆらゆら僕の心~♪


さっきより(ボリューム)上がった!じゃあ、もう一個上げよう!

せーのっ!!


ゆらゆらゆらゆら僕の心~!


ラスト、もう一個!
みんなでー!


ゆらゆらゆらゆら僕の心~!!!!


「オッケー!最高!!」そう叫んで一気にラストのサビに入る。
さっきよりも激しく手を振る生徒たち。KANA-BOON先生は、この一瞬で、会場の心を一気にわしづかみにした!

「まだまだいきます!」と間髪入れずにこちらもキラーチューンの『シルエット』を披露。

初めましての人も大歓迎なんで、体預けてください俺たちに。何も恥ずかしがったり、照れたりすることないからね。
さっきのマルシィね、演奏上手よね。俺らなんて10年やってるけど、いまだに演奏ガタガタのときあるけど(笑)、彼らはうまいね。
でもうまいけどね、友達がいないんだって(笑)。なんかかつての俺たちみたいだよね。俺たちもデビューしてすぐのとき、友達いなくてさ、
メンバーとしか会わない時もあったけど、でもバンドも続けてくと、どんどん友達も増えてくし、なかなかいいもんだなと思います。10年かかりました。デビュー10年のKANA-BOONです!」

「だから今日もいろんな人がいると思うけど、友達がいない、今日はぼっち参戦です、っていう人もいるかもしれないけど、同じ音を聴いている、 あなたたちと俺たちはもう友達みたいなもんですからね。だから安心してください。今日は最後までお付き合いよろしくお願いします!」

「卒業の歌をやります!」と3曲目に届けたのは、『ランアンドラン』。当日の会場にもたくさん来てくれた、卒業を迎える生徒たちに贈るエールの歌。

会場全体が、鮪先生の歌う言葉一つ一つをかみしめてじっと聴く。

演奏が終わると、「演奏下手って言った傍から歌詞間違えてやんの…(笑)。」と自嘲気味に鮪先生が話し始める。 「ライブアレンジにしました、正しい歌詞はサブスクで聴いてください。」と10年バンドならでは(?)のトークスキルで会場を和ませる。

鮪先生は続ける。
「まあね、間違いだらけの人間ですよ、俺たち。まあでもいっかって思うよ。
完璧な人間なんて面白くないし、どこか欠けてる人の方が面白いと思うし。
失敗するたびに後悔を引きずってるのね。あなたには、そういう後悔は引きずって欲しくないね。
俺の作る失恋ソングを反面教師にして欲しいね。ちょうど春になってさ。
別れも増えるわけじゃない?新しい職場になるとか、友達付き合いが変わるとかさ。
だからさ、好きな人には好きって言った方がいいよ。当たって砕けろっていうしね。

でも砕けるんだったら砕けるくらいの恋だったってことでさ。
世の中にはぶち当たっても砕けない”心”っていうものがあります。
なので、勇気を出して好きって言いましょう。
俺たちはあなたが大好きです。大好き!」

そういうと会場は拍手で応える。

「SCHOOL OF LOCK!で新曲をオンエアさせていただきました。『サクラノウタ』という曲です。今日はせっかくなんで、バンドで生で、初披露しようと思います。」

ほんのひとときの暗転と静寂の後、小泉貴裕先生がバスドラムとハイハットでビートを刻む。鮪先生、古賀先生が手拍子を煽る。
会場がそれに応える。大きなビートの波が生まれた。

「あーあ、あっという間でしたけども、最後の曲です。俺たちと出会ってくれてありがとう!最後は目一杯いっしょに踊ろう!『スターマーカー』いくぞー!!」

そう声をかけると、会場はリズムに乗って腕を大きく横に振り、踊るように盛り上がる。
初めて自分たちのライブを体感する生徒たちを前に堂々と「バンドのライブ」を余すことなく魅せたKANA-BOON先生。最後に自身のワンマンライブの告知を高らかに「告知」(!?)し、 ステージをあとにしたのだった…!

〈セットリスト〉
M1.  ないものねだり
M2.  シルエット
M3.  ランアンドラン
M4.  サクラノウタ
M5.  スターマーカー

再び、こもり校長がステージに登場するやいなや、「KANA-BOON先生、すごすぎない!?」と興奮気味に語り始める。
「KANA-BOON先生のライブを生で初めて体感したんだけど、すごいね。安定感とさ、心を盛り上げてくれる感じ。すごかった…。無茶苦茶よかったね。」
というわけで、KANA-BOON先生も再びステージに登場!
これまでもSCHOOL OF LOCK!では、”走る!体育の講師”としてLOCKS!を届けてくれたKANA-BOON先生ですが、こもり校長になったからは、3月6日の生放送教室が初めて。そして週末のこのライブを経て、
こもり校長は「今日キズナ祭で、KANA-BOON先生のこと、好きになりました!」と鮪先生のMCの通りに、真っ正面から思いを伝えた一幕も。

改めてライブを振り返り、谷口鮪先生(Vo./Gt.)は「優しくしてくれてありがとう~!楽しかった。」、遠藤昌巳先生(Ba.)は「KANA-BOONのライブ、初めての人?って聞いたときに、すごいたくさんいたから不安だったけど、温かくこうやってやれて楽しかったです!」、
小泉貴裕先生(Dr.)「サクラノウタ、初めてでミスはあったけど、気持ち込められたから、最高のライブでした!」と口々に楽しかったと語ってくれた。
KANA-BOONに代わり、再びこもり校長が登場。
こもり校長の声かけで、KANA-BOON先生が再びステージへ。

KANA-BOON先生!!
中学二年生の頃から大好きです!!
「シルエット」でドハマリして「シルエット」が入っているアルバムを購入しました!
それから1年間車に乗る時はずっとシルエットだけを永遠リピートしていました!
親から「そろそろ他の曲もかけてくれん?」って聞かれるくらい聞き込みました!
今はシルエット以外にもたくさんの曲を聴いています!笑 ずっと大好きです!

RN ひなこ 香川県 19歳 女の子
KANA-BOON先生!僕はキズナ祭が初ライブです!
ドキドキしますが、楽しみにしています!

RN ウサギの守り神 東京都 10歳 男の子
先日KANA-BOON先生と電話させてもらった、
ラジオネーム:うどどんです。 恋愛相談乗っていただきありがとうございました。
結果的にいうと、色々紆余曲折あってお付き合いすることになりました!

本当にありがとうございました🙇🏻‍♀️

*生放送で、男の子からの告白LINEを既読して「うん」とその場で返事した生徒
RN うどどん 福島県 18歳

一つ一つのメッセージに、しみじみと嬉しさを滲ませるKANA-BOON先生
(そして「うどどん」おめでとう~~!KANA-BOON先生も喜んでたよ!!)

いよいよKANA-BOON先生ともお別れの時間。
最後は、KANA-BOON先生からの「キズナという言葉を聞いて思い描くもの」の黒板。

“熱血教師“小泉貴裕先生(Dr.)が書くのは「人」。

小泉「やっぱ今日もライブで感じたんですけど、僕らが届ける思いに対して、皆さんが応えてくれて、その繋がりが人としか感じれないことだと思うし、 コロナ禍になって人との関わり合いがなかった中で、こうやって声を出して繋がりを感じることができて幸せだったので。人と書きました。」

KANA-BOON先生、熱いキズナをありがとうございました!