こもり教頭「今週も1週間、お疲れ様！ …今、初めて1人で職員室にいる。いつも“お疲れ様”って言ってるけど、その返しが来ないのは、正直すごく寂しいと思ってる。
昨日の生放送が終わって、ずっと“廊下（Twitter）”で『#スクールオブロック』、見てた。色々な、本当にたくさんの生徒が想いを書いてくれていて、そして昨日…何時だろうな？ 教頭先生は何時ぐらいまで起きてたのかな？ 何だかんだで（今朝）9時前ぐらいまで起きてて、『#スクールオブロック』を見返したり、『学校掲示板』も夜12時で一旦閉じてたんだけど、それまでにみんなが書いてくれてたりしたのを読み返したりとか。あとは、radikoのタイムフリーを駆使して…あんなに駆使して何度も同じ場所を聴いたのは初めてなんじゃないか、っていうぐらいいっぱい聴いて。…朝だったけどすごいいっぱい泣いて。みんなの想いだったりとかをずっと見てた。

今ね、1人で職員室にいるんだけども、今になって、さかた元校長が“笑いたい”って言ってた意味がすごく理解できると言うか。うん。生徒のみんなに自分がちょっと弱くなってる部分を心配させたくないな、とか。やっぱり結局自分が喋る立場になったら、“笑っていて欲しいな”“楽しいものを届けたいな”ってすごく思う。だから、昨日最後の最後まで“ガハハ”と笑ってた意味もわかる。
先週1週間もずっと言ってたけど、教頭先生はそこまで強い人じゃないから、やっぱり寂しいし、今でも1人ぼっちで喋ってるのは何だか切ないなと思ってる。まだ昨日の今日で、昨日が続いてる感じがする。でも、みんなが書き込んでくれてる、“廊下”だったり掲示板だったりの言葉は届いてる。

今日は10月1日。金曜日。SCHOOL OF LOCK! FRYDAY。みんなと職員室から『学校運営戦略会議』を始めて行きたいと思う」




♪ ソラニン　／　ASIAN KUNG-FU GENERATION




こもり教頭「うん。この曲は昨日の生放送授業の本当に最後の最後にかかった曲で、昨日はこの曲を全部最後まで聴けなかったんだよね。今この曲を全部聴き終えた時に、“あー、やっぱり昨日の今日なんだ。今日が来てるんだ”っていうのをすごく実感した。この曲を聴いてる時にTwitterだったり掲示板を見て、携帯をスクロールしてたんだけど、なんかその手が震えてて（笑） 心臓もバクバクしてる。この高鳴りがどういう意味の高鳴りなのかまだ自分の中で答えはないんだけど、でも、みんなで今日ここにいる。うん。それだけかな」


こもり教頭「未来の鍵を握る…あー！ これがやっぱり言えないよね！ 自分でこの生放送教室で言ったことないからね！」



こもり教頭「冒頭でも話したけど、昨日、さかた校長が退任したので、今夜は1人です。職員室から1人でやるのは初めてだ！ すごい緊張するな！
昨日が、（さかた校長が）退任の日で、昨日は本当にたくさんの生徒みんなが掲示板に書き込みをくれて想いを届けてくれたから、途中、学校掲示板が重たくなっちゃったりして、ごめんね。みんなが学校に来てくれてるのはしっかり届いて、わかってた。ありがとう！
だから、昨日から届いている書き込みを含めて、今夜は、『学校掲示板』の書き込みを時間の限り、読んでいこうと思います！」



こもり教頭「ありがとう！ 届いてるかな？ 俺にはその想いが届いてるよ！ 寂しいなぁ…。俺も朝、台所で泣いたなぁ（笑） 今日仕事が10時からだったから、コーヒー淹れなくちゃいけなくて、コーヒー淹れながらめっちゃ泣いた（笑）」




こもり教頭「本当にそうだよね！ 昨日生放送教室にFAXがめちゃくちゃあってさ！ 俺も見たよ！ みんながFAXを送ってくれて！ で、『FAXギリ間に合ったー！』ってTwitterで上げてくれてた生徒もいたし、『ギリギリ間に合うかなぁ？ 届くかなぁ？』って…。うん、ずっと見てたよ。届いてた。俺もみたし。やっぱり愛されてたねー！ あの人は愛されてたよ！ 俺もすごい…好きだよ！（笑）」






こもり教頭「でも、そんなこと言いながら、あの人が大号泣してたからなぁ…！ 最後はあの人が笑ってなかったからなぁ（笑）！ 昨日は泣いたなぁ！ そうだね、僕たちの心の中には入ってるからね。すごく不器用で、すごく誰よりもみんなを笑わせようとした人の心が。
10月に入って、今日が終わったからと言って、今までが全部なくなるわけじゃないなと思ってる。ずっと繋がってくんだな、って思ってる。
あと、いろいろ書き込みとか読んでると、『昨日の放送後記の写真がすごく良かったです』って言ってくれる生徒もいて。さかた校長とこもり教頭がガッツリ同じ顔しながら（笑）握手してる写真ね！ あれは最後の黒板を読み終わった後かな？ 『BABY BABY』が流れてる時に、2人だけで、握手したんだよね。あそこが僕の中での最後だったのかなぁ…」