ビールな一品

石狩鍋 写真

放送日時:2015年1月10日[土]
石狩鍋
< 北海道 >

AIR-G’ FM北海道
高山秀毅

おすすめポイント

石狩鍋の歴史は今から131年前、明治の初期にさかのぼります。
石狩では漁師の方々が秋に鮭を獲り、そこで鮭のあらや目玉など余す所なく全部使い、
この他に野菜を入れて鍋を作って食べていました。
その鍋をその当時、台鍋(だいなべ)と呼んでいました。
味噌や醤油、塩と何味でも鮭が丸ごと入っていたら台鍋と呼ばれていて、
鮭が獲れる時期には欠かせない、漁師も楽しみにしている鍋だったそうです。
この台鍋の味噌の味とキャベツ、玉ねぎ、豆腐、つきこんにゃく、そして鮭丸ごと1本を使った鍋を
「石狩鍋」と名付け、 ここから石狩鍋の歴史が始まりました。
熱々の味噌スープを含んだ鮭の切り身に、野菜の甘みが絡んで、旨みが口の中に広がります。
皮までおいしいんです。
彩りにいくらを散らし、山椒の粉をパッパッパとふると、さらにおいしくなります。
歴史を感じながらの石狩鍋、体が暖まります!冷えたビールにもよく合いますよ。
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