LIVE REPORT

放送日時:2011年7月16日[土]
ゲスト:アン・サリー

Information

幼少時からピアノを習い音楽に親しむ。大学時代よりバンドで本格的に歌い始め、卒業後も医師として働きながらライヴを重ねる。2001年「Voyage」でアルバムデビュー。2003年「Day Dream」「Moon Dance」では、洋の東西を問わぬ新旧の名曲をオリジナルに昇華した歌唱が好評を博しロングセラーに。2002年から3年間ニューオリンズに医学研究のため暮らし、地元の音楽家と現地でプライベートに収録した音源を、帰国後アルバム「Brand-New Orleans」として発表し話題を呼んだ。帰国後は医師としての勤務の傍ら日本全国でライヴ活動を行い、2児の母となった2007年には「こころうた」を、2008年11月には、書き下ろしオリジナル曲「時間旅行」(マキシCD)を発表。時代やジャンルの枠を超えた、柔らかくも情感あふれる歌唱と、そのナチュラルなライフスタイルは幅広く支持されている。2010年12月、長い制作期間を経て4年ぶりとなる新作「fo:rest」( SONG X 004 ) を発表した。

●リリース情報
WEB・会場限定 ALBUM 『fo:rest』
税込¥ ¥2,625-(tax in)

●LIVE情報
『ふたりのルーツ・ショー』
日付:2011年9月11日(日)
場所:日経ホール
チケット:前売\6,300、当日\6,800(税込・全席指定)
16:30 OPEN / 17:00 START
※その他、詳しいライブ情報はオフィシャルサイトをご確認ください。

「ANN SALLY OFFICIAL WEBSITE」
http://www.annsally.org/

アン・サリー 写真

LIVEレポート

今回ライブパーティを開いてくれたのはアン・サリーさん。
アン・サリーさんはアーティストとして活躍しながらも、平日は内科のお医者さん、そして二児の母でもあるというスーパーウーマンです。

「少しでも涼しくなればと思って」という、この日は素敵な白のワンピースで、リラックスしたスマイルで登場して下さいました。
お話している声は穏やかで優しく、まるで歌ってるように心地よく響きます。
早くその歌声が聞きたい!
という思いが高まってきたところで、いよいよライブがスタートです!

一曲目はボサノヴァの名曲「Voce e eu」
軽快なリズムにお客さんの体も揺れ、リラックスした空間が広がっていきます。
アン・サリーさんの声を聞いていると、スタジオに涼しい空気が流れ、本当に気温が下がったかのように感じました。

「ガラスの林檎」
「胸の振り子」と名曲のカバーが続き、
そしてCMの後、「今、この曲を聞きたい人が多いと思います」という紹介で、
阪神淡路大震災の光景を歌にした曲、「満月の夕」を歌って下さいました。

被災された方たちのやり場のない思い、そしてそこから立ち上がる生命力が歌われている曲です。

お医者さんとして、日々、命とまっすぐに向き合っているアン・サリーさん。
そのあたたかな優しい声に包まれ、心の中の傷みが癒されていく。そんな思いがしました。
そして、この放送を聞いてくれている東北の皆さんの心も、癒されてほしい、そう強く思いました。

「解き放て 命で笑え」という力強い印象的なフレーズ。
その後に、あの名曲「Smile」のイントロが。

「Smile」笑うこと、ほほ笑むことの素晴らしさと、
「Smile」が溢れる世界であってほしいというメッセージが、美しいメロディーと共に、より一層深く伝わってきました。

最後のパートで歌ってくださったのは、アン・サリーさんのオリジナル曲「あたらしい朝」。
命の尊さと、人生の素晴らしさを軽快な音にのって伝えてくれます。
歌が、音楽がある人生って本当に素敵だなと思いました。

アン・サリーさんの歌声を聞いていると、不思議と心がふわっと軽くなっていくんです。
こんな素晴らしい声で子守唄を歌ってもらえたら・・・
アン・サリーさんのお子さんたちが心からうらやましい! なんて思ってしまい(笑)
子供を持つ、同じ母としても憧れてしまいました。

アン・サリーさん、素敵な歌声を本当にありがとうございました!!
ライブの様子

Set List

  • 1.Voce e Eu
  • 2.ガラスの林檎
  • 3.胸の振子
  • 4.満月の夕
  • 5.スマイル
  • 6.あたらしい朝
  • 7.蘇州夜曲
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