KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

今年の夏は本当に溶けそうなほどの猛暑ですね～。
それでも夕方になると、
「まだ夏は終わらないで、、、、」と思ってしまいます。

今週は
夏の夕方の独特の切なさと
見事に調和するライブをお届けしました。

ライブパーティーを開いてくださったのは
真心ブラザーズのお二人です。

本番前
アコースティックギターを抱えたお二人が座ってチューニング。
ポロロンと音を鳴らすだけでも
お客さんは身を乗り出して、胸が高鳴ります。
そんなお二人の間に流れる空気がとっても和やか。
笑いあって「じゃあやろっか。」みたいなそんなリラックス感も素敵です。


ライブ パート１は

ボブディランのカバーで
【マイ・バック・ページ】から。
お二人の奏でるギターはとっても優しい音。
そこにYO-KINGさんの強くハスキーな歌声が重なっていく。
最後にプッとYO-KINGさんがハーモニカを吹くと二人笑いあって。

お二人のナチュラルな雰囲気が素敵です。
【僕は喜劇王】では桜井さんがボーカルに変わって。
ハーモニカとギターだけで穏やかで懐かしい空気に包まれました。
桜井さんが少し上を向いて歌って、
お二人並ぶ姿がかっこいい。

ライブパート２は
来月リリースされるニューアルバムから
【トーキングソング】を初披露。
話しかけるような飾らない歌声。
そしてお二人のギターが盛り上がり絡み合っていくかっこよさ。
表情に力が入って強く弾く。

そのまま【Z】へ。
「これは実録！桜井さんの物語！だよね」とYO-KINGさんが笑うと
「そうなんだよね～」と桜井さん。
成功したいという若かりし思いがユーモア溢れる歌詞で表現されていて、
桜井さんが楽しく歌う。
お客さんもリアルな歌詞についプッと笑っていました。


ライブパート３は
YO-KINGさんがギターを置いて、ボーカルだけに。
「一曲ラブソングを」と【Very Very Very】を披露しました。
優しくかすれた独特な歌声が沁みるーー。
心がぎゅーっと縮こまるような
夏の恋を思い出すような、、、心地よい切なさが呼び起こされる。

そして夏の名曲【サマーヌード】を。
待ってましたとばかりにお客さんは一緒に体を動かし始める。
そして一緒に歌って。
YO-KINGさんは背もたれに寄りかかりながら間奏を楽しんだり、
とってもリラックスされていました。
終わった後は歓声に包まれました。

心地よいリズムに変わって
【空にまいあがれ】。
YO-KINGさんが声のボリュームをあげてかすれていく声が素敵。
手拍子も大きくなって、
続けて【うみ】、【どか～ん】と
夏を盛り上げるナンバーを届けてくださいました。


夏の夕方に聞くお二人の歌声はなんて贅沢なんでしょう。
夏の温かな風に溶け込んでいくように心地よいです。

心に沁みる素敵なライブをありがとうございました。
皆さんもradikoでぜひお好きなタイミングで聞いてみてくださいね。