LIVE REPORT

放送日時:2018年7月28日[土]
ゲスト:蓮沼執太フィル

Information

蓮沼執太がコンダクトする、総勢16名が奏でる現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。
5人編成の蓮沼執太チームを母体として2010年に結成され、これまでに、ラフォーレミュージアム原宿、WWW、WWW X、リキッドルームなどのライブハウスから、東京都現代美術館、東京オペラシティ・リサイタルホール、大阪国立国際美術館、愛知芸術文化センターなどで演奏の機会を重ねてきた。
2014年1月にファーストアルバム『時が奏でる』(SPACE SHOWE MUSIC)をリリース。同年、札幌、福島、名古屋、京都、広島、高松にてリリースツアーを敢行。2016年2月にスパイラルホール2daysを実施、2017年1月に草月ホールにて単独公演を実施。
2018年7月18日にセカンドアルバム『アントロポセン』(日本コロムビア)をリリース。
すみだトリフォニーホールでのアルバム発売記念公演「フルフォニー」を皮切りに、以降全国ツアーを実施予定。

ANTHROPOCENE(アントロポセン)
ANTHROPOCENE(アントロポセン)
¥3,300(tax in.)


■LIVE
蓮沼執太フルフィル「フルフォニー」
2018年8月18日(土)東京都 すみだトリフォニーホール
OPEN 16:00 / START 17:00


蓮沼執太フィル「アントロポセン - 360° 大阪全方位型」
2018年9月17日(月・祝)大阪府 ユニバース


※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「蓮沼執太フィル Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra」
https://www.hasunumaphil.com/

蓮沼執太フィル 写真

LIVEレポート

ライブの様子

今週は、
蓮沼執太フィルの皆さんが素晴らしいライブを届けてくださいました。
スタジオには
ピアノ、ギター、ベース、サックス、ユーフォニアム、マリンバ、そしてドラムセット2台!
いろんな楽器がびっしりと並びました。
なので、今回はステージとお客さんとの境界線をなくして
お客さんが蓮沼執太フィルの皆さんをぐるっと囲むように一体感のある配置に。
いつにも増して特別感いっぱいの距離感で
ライブを届けてくださいました。


ライブパート1は
「Anthropocene-Intro」。
木下さんと蓮沼さんの美しいハーモニーで始まりました。
1つ楽器が増えるごとに、世界観が変わる。
マリンバの幻想的な音色に酔いしれます。

そして「Earphone&Headphone in my Head-Play0」。
サックスとドラムが強く響くと、下から突き上げてくるように
足から全身へと響き渡ります。
夜明けのようにゆっくりと。
そして中盤ではドラム2つの勢いがカッコ良く入り、
蓮沼さんは右足でリズムを取ったり、ペダルを踏んだり、
体でピアノを弾いて。
7分という長尺ですが、それぞれの音が際立ったり、馴染んだり、
流れるような物語の中に、
表現がどんどん変わっていきます。

個々の音は際立っているのに、ちゃんと一体となっている。
とても心地よく美しい音色が続きます。

お客さんは気持ちよさそうに体を揺らして聞いていました。

ライブの様子

ライブパート2は
爽やかで明るい「Y Y」。
まるで木漏れ日の中にいるような優しい音に
「Juxtaposition with Tokyo」では
透明感のあるハーモニーと
広がり続けていくサウンド。
奥行きや立体感。
みなさんの音が変化していくたびに音には感情があるんだなと思いました。
マリンバは片手に2本づつスティックを持って演奏。
美しさと新しさが共存する音の響きでした。


ライブパート3は

爽やかな風のように「The Unseen」、
全ての楽器が主役のように力強い 「Bridge Suites」と続き、
「Oneman」では木下さんと蓮沼さんの透き通る歌声が体にスーッと浸透していく。
まどろむような贅沢な時間。
ドラマチックなサックスとドラムに、
どこを見ればいいか迷うほどにみなさんの手の動きが早い!
なんて芸術的!!

そしてラストは「Hello Everything」。
演奏が終わった瞬間、メンバーの皆さんに笑顔が広がりました。


こんなにたくさんの楽器で奏でられているのに
浮遊感を感じる気持ちよさ。
お客さんがずーっと揺れていて気持ちよさそうでした。

乾杯の時にはみなさんの表情がほぐれて美味しそう~!

radikoのタイムフリーでぜひお楽しみください。

ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1.Anthropocene - Intro
  • 2.Earphone & Headphone in my Head - Play 0
  • 3.YY
  • 4.Juxtaposition with Tokyo
  • 5.The Unseen
  • 6.Bridge Suites
  • 7.Oneman
  • 8.Hello Everything
番組へのメッセージはこちら
メールマガジンの登録はこちら
ページトップへ戻る