LIVE REPORT

放送日時:2017年12月16日[土]
ゲスト:ハナレグミ

Information

[永積 崇 TAKASHI NAGAZUMI](1974年11月27日、東京生まれ)。
高校2年の頃よりアコースティック・ギターで弾き語りをはじめる。
1997年、SUPER BUTTER DOG でメジャー・デビュー。
2002年夏よりバンドと併行して、ハナレグミ名義でソロ活動をスタート。これまでにオリジナルアルバム7枚をリリース。
2005年、9月24日に東京・小金井公園にてワンマン・フリー・ライヴ『hana-uta fes.』を開催。台風の影響による大雨から一時は開催自体が危ぶまれたものの、なんと2万人もの観衆が会場に集結。予想以上の大成功を納めた。
2009年、シングル「光と影」・アルバム『あいのわ』をリリース。4年半ぶりとなる全国ツアーでは12公演を遂行し、ファイナルの日本武道館では約1万人の観客を圧倒するステージを披露した。
2017年10月25日(水)、2年ぶり7枚目となる待望のオリジナルアルバム「SHINJITERU」を発売。ニューアルバムを引さげての全国ワンマンツアー「SHINJITERU」が、11月7日(火)金沢Eight Hallを皮切りに12月6日(水)の東京・国際フォーラム ホールAまで全国計8カ所で開催。
その深く温かい声と抜群の歌唱力を持って多くのファンから熱い支持を得ている。

SHINJITERU
SHINJITERU
3,000円(+税)


■LIVE
「食の鼓動─inner eatrip」
日程:2017年12月28日(木)
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
開場:20:00 開演:20:30

《チケット料金》
椅子席:7,000円(前売) / 7,500円(当日)
立見席:5,000円(前売) / 5,500円(当日)


※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「ハナレグミ official website」
http://www.hanaregumi.jp

ハナレグミ 写真

LIVEレポート

ライブの様子

本番前に
スタジオに入った瞬間、
『わぁっ!』と感動しました。

いつものスタジオではなく、
永積さんのお家にお邪魔しているような
かなりアットホームな空間だったんです。

床にはカラフルなラグが敷かれていて
永積さんを囲むように
かなり近い距離にお客さんたちが座っていました。


大きなスピーカーがないので
その分お客さんとの距離もいつも以上にぐっと縮まって
ホームパーティーのような空気。

マイクとギターと永積さんだけ。
とってもシンプル。贅沢。

限りなく
生に近い歌声をとどけてくださいました。




ライブが始まる直前、
スタジオってこんなに静かだったっけ?
と思うほど静かになりました。

永積さんの呼吸の音さえも聞こえてしまいそうな距離に、こちらもドキドキしてしまう。

目をつむって
何気なく
ギターを弾いて、
まずは心地よい空間を作ってくださいました。


そのあと、
そのままの歌声で
『音タイム』を。
マイクも通してないのでは?!と思うほどの
生の歌声がスタジオいっぱいに広がりました。


なんともいえない優しく温かい声で
話しかけるように歌ったり
叫ぶように歌ったり
感情がダイレクトに伝わってくる永積さんのライブ。

生の歌声ってこんなにも温度が伝わるんだな、
どうしてこんなにも温かいんだ、、、と

私も初めての経験でした。

一曲目が終わり
「緊張するぅーーーー!」と笑いながら
『PEOPLE GET READY』へ。


自分のためだけに歌ってくれてるような
すぐそばで歌ってくれている幸福感。

ギターの音がまた柔らかい。
お客さんは目をつむって体に、心に染み込ませるように聞いていました。


その後の『ハンキーパンキー』は
自然に涙が出てきました。
お客さんも涙を拭って聞き入っていました。

ライブの様子

ライブパート2

『大安~Peace Tree~』
自然と起きた手拍子に
「いいねー!」と笑う永積さん
とっても明るい雰囲気に変わって。
まさにホームパーティーの中で弾いているような雰囲気。
途中のラップにお客さんを指差しながら笑って。
最後は拳を突き上げて「イエーーーイ!」と笑った永積さん。


「聞いてほしいギターの音があるんだー。」とギターを持ち替えて。
かなり昔のだからおじいさんの音。だというそのギターを
大切そうに優しい眼差しで見つめる姿がまた素敵でした。

「何やろうかなー」と迷いながら
『きみはぼくのともだち』
ささやくようにうたって、息づかいまで聞こえてきそう。
包み込んでくれる歌声に聞き入るお客さんは涙、涙。

ライブパート3は

大きな口で笑う姿と優しく歌う表情。
『明日天気になれ』のあと
新しいアルバムから
『深呼吸』。

言葉ひとつひとつに温度があって
永積さんの感情がそのまま伝わって来るから
なんともいえない切ない気持ちになります。

ラストは
『サヨナラCOLOR』
お客さんの歓声の中
歌い始めた瞬間、すーっと波が穏やかになるように、
暖かな空気が流れ込んでくる。

さよならは始まり。
そんな素敵なメッセージとともに
心も穏やかに。

最後は大きな拍手に包まれました。

いつも以上にお客さんと近い距離で
ライブをしてくださった永積さん。

なんて優しいのでしょう
なんて温かいのでしょう

ライブ後に
「音は生きている」とおっしゃった言葉が
今も心に残っています。

本当に生きているなぁ、、、そう実感した時間でした。

素敵なライブをありがとうございました!

ライブの様子

Set List

  • 1.音タイム
  • 2.PEOPLE GET READY
  • 3.ハンキーパンキー
  • 4.大安 ~ Peace Tree
  • 5.きみはぼくのともだち
  • 6.明日天気になれ
  • 7.深呼吸
  • 8.サヨナラCOLOR
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