LIVE REPORT

放送日時:2017年3月25日[土]
ゲスト:尾崎裕哉

Information

デジタルネイティブ世代のバイリンガル、コンテンポラリー・シンガーソングライター。 1989 年 東京生まれ。
2 歳の時、父・尾崎豊が死去。
母と共にアメリカに渡り、15 歳までの 10 年間を米国ボストンで過ごす。 米国ではレッド・ツェッペリンやグリーンデイなど、60s~90s のロック&ブルーズか ら幅広く影響を受ける。

もっとも敬愛するアーティストはジョン・メイヤー。 同時に、父親が遺した音源を幼少期から繰り返し聴き続けて歌唱力を磨き、ギターとソ ングライティングを習得。帰国後、バンド活動を開始。
ライヴハウスなど現場で、ライヴパフォーマンスの経験を重ねながら、 ボストンのバークリー音楽大学の短期プログラムへ参加するなどし、音楽スキルをレベ ルアップ。

米国で経験したホームレス支援活動や、国際 NGO『ルーム・トゥ・リード(RTR)』創設者兼共同理事長のジョン・ウッド氏の活動に触れたことがきっかけとなり、 社会起業家を目指すべく慶應義塾大学へと進学する。 大学時代は、学業の傍ら、楽曲制作とライブの経験を積み重ね
2010 年から InterFM で、 洋楽紹介番組『CONCERNED GENERATION』、2013 年~2015 年まで『Between the Lines』のナビゲーターを務める。
慶応義塾大学院に進学し、音楽家の雇用創出を促 す新しいコンサートビジネスを研究し、それを支えるベイズ推論に基づいた機械学習の 仕組みの提案。

2016 年 自伝『二世』(新潮社)を出版し、アーティスト「尾崎裕哉」としては初の音源となる Digital 1st Single『始まりの街』をリリー ス。
そして、生放送の TBS 特番『音楽の日』でテレビ初出演を果たし、瞬間最高視聴率を記録。SNS にはコメントの投稿が殺到し、検索ワー ド、話題のトピックでは軒並み上位にランクインするなど、大反響を巻き起こす。


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LET FREEDOM RING (特典CD付)
¥1,500

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LET FREEDOM RING
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■LIVE
秋のツアーが決定しております!

10/6(金)@NHK大阪ホール
(開場18:00|開演19:00)

11/3(金・祝)@東京国際フォーラムホールC
(開場17:00|開演18:00)

全席指定| 6,480円 (税込)

※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「尾崎裕哉公式サイト」
http://www.hiroyaozaki.com/

尾崎裕哉 写真

LIVEレポート

ライブの様子

スタジオの真ん中には椅子とギターだけ。
弾き語りで贅沢なライブを届けてくださったのは尾崎裕哉さん。
新曲だけではなく、お父様の名曲など贅沢なほどにカバーを歌ってくださいました。

強いのに優しさ、ぬくもりを感じる歌声。
スタジオの空気が全て尾崎さんの色に染まっていきました。


ライブパート1


*始まりの街

CM中にお客さんに笑顔で手を振る尾崎さん。
ギターを鳴らすと、お客さんが頭を横に動かしながらリズムをとって。
高い音の少しかすれた響きが体中に響きました。
首筋に血管が浮き出るほどに、尾崎さんの強い歌声がスタジオに。


*さよならCOLOR

柔らかい歌声でスタート。
眉間にしわを寄せながら歌う尾崎さん。
歌声の余韻に乗るようにギターの音色がポロンと響く。
サビの前のギターと歌声の盛り上がりに引き込まれました。


*君と見た通り雨

左足を少し高く上げて、ギターを上に持ってきて歌う尾崎さん。
切ない表情でささやいて、その歌の情景が思い浮かんでいきます。
「雨が好きになるような一曲」とおっしゃた通り、
尾崎さんのぬくもりを感じるようなあたたかい曲でした。
手もとふっと見ながらギターを弾く姿も優しい。


ライブパート2


*音色

ギター一本でここまで雰囲気が変わるんだなと感じるほどに
ジャズのような軽やかなギターにリズミカルな歌声。
首と顔を左右に動かすようにラップ調で歌う場面も。
お客さんも頭を動かしながら聞いていました。
歌い終わって最後にフフっと微笑んだ尾崎さん。
その笑顔がまた素敵でした。


*瑠璃色の地球

タイトルを言った瞬間、お客さんから「おーー!」という歓声が。
ギターを弾きながら上を見上げて眺めるように歌う尾崎さん。
少しの空白からふわっと歌い始めるたびに心が持っていかれます。


*Imagine

音の強弱、言葉の強弱がとても心地よいです。
強い歌声なのに、どうしてこんなにも優しさを感じるのでしょう。
しっとりと前を見てささやくように歌う尾崎さん。

ライブの様子


ライブパート3


*I LOVE YOU

タイトルを言った瞬間、お客さんの背筋がすっと伸びました。
歌い方、表情、ささやき、強く歌う所、その全てが美しくて、
尾崎豊さんと重なって見えました。
思いも歌も受け継がれ、今この瞬間に尾崎裕哉さんの歌声を聞く事が出来ることを、
とても幸せに感じました。
お客さんの中には涙を流されている方もいらっしゃいました。


*OH MY LITTLE GIRL

歌い始めた瞬間に、お客さんの表情がぱーっと明るくなりました。
目をつむって、少しうつむきながら歌って、
時々微笑む尾崎さん。
お客さん1人1人を見つめるように歌う姿がとても素敵でした。


*サムデイ・スマイル

額の汗を拭って、歌い始めた尾崎さん。
軽やかで柔らかい歌声に、お客さんも体を揺らしてにこやかに。
後半は汗が額からどんどん流れていって、歌声もさらに厚みを増していきました。


*僕が僕であるために

タイトルを言った瞬間、お客さんからは大歓声。
サビの部分では全ての力を込めて歌うように、
目をぎゅっとつむって歌うその表情に感動しました。

スタジオの空気が全て尾崎さんの色に染まって、心が奪われた1時間。

聞き入って、吸い込まれて、
心が揺さぶられる最高のライブをありがとうございました。

ライブの様子

Set List

  • 1.始まりの街
  • 2.サヨナラCOLOR(ハナレグミ)
  • 3.君と見た通り雨
  • 4.音色(KREVA)
  • 5.瑠璃色の地球(松田聖子)
  • 6.Imagine(John Lennon)
  • 7.I LOVE YOU(尾崎豊)
  • 8.OH MY LITTLE GIRL(尾崎豊)
  • 9.サムデイ・スマイル
  • 10.僕が僕であるために(尾崎豊)
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