KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

爽やかなデニムシャツで登場されたお二人。
「奄美からこの格好で来ましたよーー」と会場を沸かせていました。
奄美大島出身で、現在も住まれているカサリンチュのお二人。
スタイリッシュな見た目と島の風を感じる優しいお話のされ方。
そのギャップが素敵です。


ライブパート１


「さあいこう」

ビールの栓が抜けてコップにつがれる音を口で奏でるコウスケさん。
口でドラムのようないろんな音を表現するヒューマンビートボックス。
コウスケさんの口から次々と奏でられる音。どうして口からそんなにたくさんの音が！！と
驚きながら、とっても楽しい時間のスタート。
タツヒロさんのやわらかい歌声が最高に心地よいです。
追い風に吹かれているようにワクワクするような、気持ちの良い歌。


「やまられない　とまれない」

テンポアップしてタツロウさんのギターも軽快に。
「楽器が増えた？」と思いながらコウスケさんの口元を凝視。
同じ口とは思えないほどにいろんなリズムが流れてくるんです。
お客さんもサビでは手を横に振ったり体を揺らしたり。
スタジオもヒートアップ！！とても楽しそうな表情でしたよ～


「やさしさに包まれたなら」

「みなさんが知っている名曲もカサリンチュが歌うとこんな風になります」と一言。
心優しくなるような懐かしさを感じるタツヒロさんの歌声がピッタリ。
と思っていたら重低音のリズムが・・・・・。
ヒューマンビートボックスとアコースティックギターとボーカル。
なかなかない組み合わせのスタイルが生み出す音はどこまでも新鮮です。
懐かしさの中に感じる斬新さがかっこいい。

ライブパート２


「風」

コウスケさんの口から風が吹く音。
前半はタツヒロさんの弾き語り。
ポロンと響くギターの音と、なんともいえない切なくて温かいタツヒロさんの歌声。
語りかけてくれる歌声にいろんな過去を思い出す時間。
目をつむって届けてくれるタツヒロさんの歌声は癒しのプレゼントでした。


「たいせつなひと」

目を閉じて聞くお客さん。
コウスケさんもメインボーカルになり、お二人の歌声が溶け合いました。
タツヒロさんの優しい声とコウスケさんの芯のある声。
全然違うお二人の声でもぬくもりは同じ温度。
ライブパート２は南の島の優しい風を届けてくれたような、
心地よくて心を解放できる時間。
太陽のようにあたたかい二人の声に心がぽかぽかしてくるようでした。


ライブパート３


「New World」

サビのお二人のハーモニーがとってもきれいでした。
心の中に新鮮な風が入ってくるような清々しい気持ちになりました。
歌詞に合わせて、コウスケさんが鍵を開けるしぐさを。
心の扉を開けてもらって新しい空気を取り込んで。
お二人の歌声に心がほぐれていきます。


「あと一歩」

大きな楽器がない分、いつもより広く感じるスタジオを大きく動く二人。
コウスケさんは上半身を揺らして。
タツヒロさんはギターを弾きながらコウスケさんに歩み寄って。
最後は息ピッタリで目を合わせながら。
お客さんから大きな歓声が沸き起こりました。


タツヒロさんの歌声があたたかくて心をすっぽりと包んでくれる。
コウスケさんの口から色んな音とリズムが踊りだすように飛び出してくる。
癒されながら、刺激と新しさを随所に感じる最高に楽しい時間でした。

奄美大島にはきれいな空気と温かい太陽、人がいるんだろうなと
お二人の歌声を聞きながら感じました。いつか奄美大島行ってみたいな。


カサリンチュのお二人、ありがとうございました