KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

みなさんはじめまして！！

１月３０日からライブアテンダントを担当させていただくことになりました堤友香です！
こんな贅沢な時間をご一緒できて本当にうれしいです！
みなさんと一緒に素敵なひとときを感じ、
心地よい１時間になるようお手伝いさせていただけたら・・・と思っています。
よろしくお願いします。

そんな私のデビュー日。
ドキドキの中お迎えしたゲストはNakamuraEmiさん
NakamuraEmiさんも今月１０日にデビューしたばかり。

勝手に親近感を覚え、嬉しくなりましたが
すでに何度もライブを重ね、その圧巻のパフォーマンスで注目されているNakamuraEmiさん。
お会いするのがとても楽しみでした。
そしてお会いしてビックリ！！
とても華奢で細くてお肌が真っ白。なんて可憐な方なんでしょう！
「そんなこと言われた事ありません～」とおっしゃっていましたが、
歌を聴いてさらに驚きました！

華奢な体から生み出されるパワフルな歌声、
全身を使って歌う姿、言葉１つ１つから感じる魂。
ライブ中もお客さんの目をしっかり見て歌っている姿が印象的でした。
声、言葉だけではなく、目や体、全てからメッセージが届きました。


ライブパート１

「All My Time」
NakamuraEmiさんの大きな瞳がぱっと開き、語り掛けるような、たまに訴えかけるような
そんな歌い方に引き込まれていきました。
サビの部分は体が勝手に動き出しそうなほど会場全体があたたまっていきましたよ〜！

「女子達」

NakamuraEmiさん自身の幼少期の話から始まり、
これまでの生き方を通して感じた女性ならではの強さ、女性の特性が歌詞に。
この歌詞を聞いて女性なら誰でも分かるなーと共感する部分があるのではないでしょうか。
私はうんうんと心の中でうなずきながら聞いていました。
女性でいるのは大変だけど、めんどくさいこともあるけど、でも強くて楽しい！！
NakamuraEmiさんの表情がくるくる変わって、とても愛らしかったです！！

ライブパート２

「ここでキスして」
椎名林檎さんのカバー。
ここからぐっと雰囲気が変わりました。
ギターが奏でる切ない音とNakamuraEmiさんのささやくような声。
お２人が奏でる空間に会場が静まり、優しい空気に包まれました。
恋をした女性の強い思いと突然襲う不安、そして相手をずっと繋ぎ止めたいと思う独占欲。その不安定な心の色がNakamuraEmiさんの語るような歌声で表現されじーんと染みていきました。
普段はカバーをあまりされないそうですが、初めて衝撃を受けた歌手が椎名林檎さんだったということで、
今回カバーを聞くことができました。お客さんの中には目をうるっとさせている方もいらっしゃいましたよ。


「使命」
またガラッと雰囲気が変わって。
みるみる力が湧いてくるような、よっしゃ頑張るか！と力を注入してくれる曲です。
「さあ働け！」というフレーズと一緒にこぶしを上げて一緒に歌いだしたくなりました。
リアルな仕事の表と裏、オンとオフ、いっぱいいっぱいになりながら、それでも働くんだ！！
パワフルな声がめちゃくちゃかっこよかったです！


「プレゼント」
「かっこいい大人になりたいと思って作った曲です」とお話しされていましたが、とにかくドラマチックな曲でした。
徐々にテンポが上がり、ぐっと心がもっていかれるような、盛り上がり。
生の演奏ならではの高揚感たっぷりで、言葉と音の波の緩急がとてもかっこよかったです。
そしてやっぱり歌詞が深いです。物のプレゼントだけが大切なのではない。
「信じる」ことを教えてあげることも親から子へのプレゼント。

「台風１８号」
NakamuraEmiさん自身の失恋から生まれた歌だそう。
NakamuraEmiさんがオーシャンドラムをゆっくりと回し始めると
さざ波のような音がスタジオに広がりました。

ずっときいていたいような心地の良い音の中、ギターも加わり、なんだか夢の中にいるような時間。
そこから切なく優しい歌声で始まりました。
「私を選ばなかったことがあなたにとって正解である為に
私は選ばれなかったことが私にとって正解である為に」
ものすごく共感する歌詞でした。
そしていつかまた自分が失恋したときは、この曲を聴きたい。この曲にそばにいてほしいと思いました。

「めしあがれ」

NakamuraEmiさんの歌への思いが溢れた時間でした。
最高のパフォーマンスをする。歌声と心と全身で伝える事。
その姿から私も力をいただきました。
とにかくハッとさせられる時間。
クセになるようなテンポとパワー。素晴らしい時間でした！

NakamuraEmiさんのアルバム
「NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST」
自分自身、女性として自信がなく、不安なときに周りにいる素敵な女性が支えてくれた。
そんな素敵な女性に私もなりたい・・・という思いから今回のアルバムタイトルが決まったと教えていただきました。
女性のかっこいい部分も弱い部分も、恋愛したときの思いも失恋したときの思いも、
「こんなことあったな」と思う瞬間がリアルな言葉で切り取られ表現されているNakamuraEmiさんの音楽。
パワフルな歌声と合わせてぐっと背中を押してくれるような時間でした。