KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

ラジオから、TVからこの方達の音を聴かない日は無い
と言って良いほど、様々なシーンを彩ってくれるギターの音色。
今回、KIRIN BEER“Good Luck”LIVEにお迎えしたのは、
ギターインストデュオDEPAPEPEのお二人です。

去年、メジャーデビュー10周年を迎えたDEPAPEPE。
先月、初となるALL TIME BESTアルバムを2枚同時にリリースされました。
この作品は、ファンの皆さんからのリクエストを元に選曲。
しかも、アジア8つの国と地域でそれぞれの選曲でリリースされていらっしゃいます。
同じ曲ももちろん多いですが、地域ごとによって
微妙な違いが生まれているのも面白くて。
三浦さんは「1stアルバムからの選曲が多いと思っていたら、
最近のアルバムからのチョイスも多くて嬉しい」とお話下さいました。

今回のライブパーティは、そんなベストアルバムの収録曲からも
たっぷりと。DEPAPEPE3人目のメンバーともいえる
パーカッションの福長雅夫さんと共に届けてくださいました。


ライブ・パート1。
“いい日だったね”
このタイトルがぴったりの曲。
朗らかな陽の光。喧騒を忘れて、まるで自然豊かな温泉地へ行ったような音色。
曲作りをされる徳岡さんが「音が降りてくることはない。」
とおっしゃっていたのですが、それが信じられないくらい、
美しい空からDEPAPEPEのもとに舞い降りてきたようなメロディー。
繊細でいて、心地良い。

パーカッションがズシンと入ってきて。
“UNION”
目の前の景色がさらにワイドになっていく。
ギター2本とパーカッションだけで、
こんなに深みのある華やかな音が奏でられるなんて！
まるで、賑やかなお祭りを開いているかのような鮮やかな音色。
福長さんが途中、「トンビ笛」という笛を吹くと、
森の中の動物たちが草原の上に集まってくる姿が浮かんできました。

インストならではの自由な想像がどんどん膨らんでいく
DEPAPEPEサウンド。
聴いている人達全員がそれぞれのイメージで聴いているのも楽しくて。


ライブ・パート2。
「はい、どうも～DEPAPEPEですー。」と三浦さんの元気な声。
トークと音楽のギャップが大きいのもDEPAPEPEの魅力。
トークの面白さに笑い、演奏にどっぷりのめり込む。
笑いと空想の世界を行ったり、来たり。

BESTアルバムの中に入ってきている新曲
“SUNNY”
ギターの音だけで、本当に降り注ぐ陽射しが感じられる。
心をポジティブに持って行ってくれるDEPAPEPEサウンド。
どうしてこんなにも音がクリアなんでしょう！

そして、ここでカバーを。
徳岡さんがそのメロディが好きという
“How deep is your love”
DEPAPEPEが奏でるとなんてマイルドに。
可憐で、深くて、とても優雅なHow deep is your love。

ライブ・パート3。
次の曲のための手拍子レッスン。
福長さんをフィーチャーしての“S.E.L”
みずみずしく弾むメロディ。
会場のファンの皆さん「ここ！」の瞬間に変わる手拍子もばっちり！
さすがです。

さらに疾走感がアップして“FLOW”
凄いテクニックをいとも簡単にさらりと弾きこなすお二人。
スタジオイリスの近さだと、
指の細やかな動きまではっきりと見ることが出来て圧倒されます。
弾いているときの表情もとっても気持ち良さそう。

最後は“ONE”
優しい冒頭から、テンポがアップしていって。
自然と手拍子も湧きます。
お二人の人柄が伝わってくるようなフレンドリーなメロディ。
歌うように奏でるとはまさに。

温泉・マッサージ・DEPAPEPE！
三大癒しとして認定したいほど、
心もカラダも、ほぐされて、ぬくもりが広がるライブパーティでした。
面白いトークと抜群の演奏！
DEPAPEPEのお二人、本当にありがとうございました！