KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

勤労感謝の日を控えた三連休初日の夕方、
KIRIN BEER“Good Luck”LIVEでライブパーティを届けて下さったのは、
cinema staffの皆さん！
一年半以上ぶり、お久しぶりの登場です。

Vo&Gt：飯田瑞規さん、Gt：辻友貴さん、
Ba：三島想平さん、Dr：久野洋平さん。

cinema staffの皆さんは、先月「WAYPOINT E.P.」をリリースされ、
来月にも新作「SOLUTION E.P.」をリリースと連続で！
「かなり攻めていると思います。」とボーカルギターの飯田さん。
cinema staffは、ライブバンドで、
今年も既に１００本近くライブを行っているのだとか。
これは、３日一度ぐらいのペース！
つい昨日も、一昨日も、そして、今日も！！
３日連続とは！

そんな連続ライブの中で飯田さんは、
喉が枯れないように、常に蜂蜜が欠かせないとのこと。
ステージには、大きなボトルの蜂蜜が用意されていて、
それを直接飲みながら、ケアを行っていると教えて下さいました。

今回は、ライブで初披露する新曲もあるということで、
ファンの皆さんも目を大きく見開いて喜びを表していらっしゃいました。


ライブ・パート1。
「それでは、cinema staff演奏をはじめます。」という言葉で
スイッチが、オフから一気にオンへ。
ビリビリと電流が流れ、ギューッと惹き込まれるイントロ。
スタートは“望郷”

昨日も、一昨日もライブだったなんて感じさせない、
清々しくクリアな飯田さんの声！
夜から、夜明けへ、そして眩しい朝へと誘ってくれるよう。
音も、暗闇からじわじわと群青色の空へ、
そして、茜色に染まった東の空から、
眩しい太陽が顔を出す様が浮かぶ。

「岐阜県からきました。cinema staffです。
よろしくお願いします！」と三島さん。

続けて“exp”
望郷の勢いそのままに、さらに加速していく。
辻さんの、スペースを最大限に生かした暴れ弾きも！
久野さんのドラムに合わせて、ファンの皆さんも手拍子を。

この曲も、気持ちを前へと持っていってくれる。
凄くパワフルな曲なのだけど、
飯田さんの声の透明感や美しさが、
女性の心にもスーッと届いてくる。

これほどまでに辻さんも、三島さんも
全身で演奏しているのに、滑らかで安定した音なのに驚く。
一曲、一曲ドラマティックな展開を見せるcinema staffの音。
“tokyo surf”

彼らの曲は、私達の味方になってくれる力がある。
特に上京して、都会の中を生きる私達の。
ライブから、イヤホンから、どちらで聴いても、
心に満たしてくれるものを感じる。

「楽しんでますか～大丈夫？」とCM中も気遣う飯田さん。
そのお人柄が、曲に込められているからこそ伝わるのだと。

ライブ・パート２。
先月リリースになった新作「WAYPOINT E.P.」は、
最も新しい曲と１０年前に作った最も古い曲のその中間地点という
意味でつけられた作品。
その中から、“YOUR SONG”
メローな曲は、飯田さんの声、歌詞がさらにグッとくる。
伸びゆく声が、優しくて、あたたかくて、胸にギュッと響く。
演奏の最後の最後まで、魂が入っているcinema staff。
この一瞬、一瞬をとても大事にライブを届けているのが感じられる。

“into the green”
音からだけでは、ここまで?!?!とは伝わらないほど、
目の前で、辻さんが全身で踊るようにギターを奏でる。
まるで、エアギター?!と思ってしまうほどに。
しっかりした音と、暴れ具合のギャップに魅入ってしまう。
最後は電流が走るかのように、ビリビリかき鳴らすギター。
全員の粒子が組み合わさって完成するcinema staffの音楽。
本当にたまらなく発散される。


ライブ・パート３。
アニメのために書き下ろされた新曲。
宇宙初・銀河初生演奏！と飯田さん。
なんて嬉しい！！
来月リリースになる「SOLUTION E.P.」から“切り札”を。
まだ演奏しなれていない曲をやる緊張感について話すメンバー達。
心を整えて「切り札という曲を初演奏します。」と。

スタートから勢いのある曲。
音の構成も、歌詞も面白い。
どんな展開になるんだろうとドキドキするサウンド。
そして、思わずずっと身体が跳ねてしまうリズム。
これからのライブもきっと、ファンの皆さん確実に汗が飛び散る姿が浮かぶ。

最後は、“great escape”
こちらもあのアニメのエンディングテーマになった曲。
ここまでも疾走感を感じていたのに、
そのスピードを遥かに超える。
なんて迫力なんでしょう。

彼らが奏でる音の色鮮やかさ、表現の幅の広さ、
飯田さんの声の魅力、歌詞の力。
現実に戻ってくるのに、時間がかかってしまうほど
彼らのライブのパフォーマンスの圧倒的な魅力に浸りました。
cinema staffの皆さん、本当にありがとうございました！