LIVE REPORT
放送日時: | 2015年6月20日[土] |
---|---|
ゲスト: | シシド・カフカ |
Information
日本に帰国後18歳でプロとして活動をスタートしドラムボーカルのスタイルで2012年にデビューをする。
CM、TV、ラジオ等で話題となり2014年にはワンマンツアーも開催。
そして2015年6月17日ドラムとボーカルを武器に日頃から敬愛するミュージシャンとのセッション・ミニアルバムを発売!
セッションミニアルバム『K5(Kの累乗)』発売中!
¥3,024円(税込)
■LIVE
『シシド・カフカ K⁵(Kの累乗) ワンマンライブ「ミディアム・レア」』
2015年9月5日(土) ZEPP TOKYO 【開場:18時 / 開演19時】
※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。
「シシド・カフカ OFFICIAL WEBSITE」
http://shishido-kavka.com/
LIVEレポート
「覚悟して下さい。」
オープニングトークでこの言葉を聴いて用意したはずの“覚悟”が
全く足りませんでした。
それほど衝撃的なライブを届けてくれたのは、シシドカフカさん。
モデル・女優としても活躍していらっしゃいますが、
やはりなんといってもドラムボーカル!
スタジオの真ん中に置かれたドラムセット。
裸足で登場したその姿に「おぉ!」の声。
今週リリースになったばかりのセッションミニアルバム「K5(Kの累乗)」では、
シシドカフカさんと個性豊かなアーティストの皆さんとのコラボを
一曲一曲違った表情で楽しめる作品ですが、
今回のライブパーティでは、シシドカフカワールド全開で。
ギター:生本直毅さん、ベース:安達さとしさん
キーボード:西村奈央さんと共に届けて下さいました。
ライブスタート直前、
両手にスティックを持ち、下を向いて精神統一。
顔を上げた瞬間、ガラリと変わったその表情!
泡の中を泳ぐようなイントロから
立ち上がって、拳を突き上げ
「KIRIN BEER“Good Luck”LIVEはじまりました!
楽しんでまいりましょう~!!!」と。
抜群のスタイルの女性が叩いているとは思えないほど
ビリビリ響くドラムのパワフルな音、凛と力強い歌声、さらに目力!
サラサラのロングヘアが大きく波を打ち、
スタジオにいる全員がグッと心をわし掴まれます。
躍動感とキレ!
あんなに激しく叩きながらも、
歌声に芯があり、ぶれない。
一曲歌い終えると、ヘッドセットのマイクから
彼女の荒い呼吸が響き渡る。これぞ生!
“サバイバル”“キケンなふたり”に続いて、
「この曲で知って下さった方も・・・」と
“Hunger×Anger”を。
時折見せる笑顔に、カッコ良さとチャーミングさが重なりあう。
「私の前髪が無くなったところで・・・」と
キレイに揃った前髪をオールバックにしてライブ・パート2へ。
今回のセッションミニアルバムについてのお話を。
そして、その中に収録されている
「斉藤和義さんにいただいた曲」という曲紹介で“Don't be love”。
シシドカフカさんのリスペクトが伝わる言葉。
気丈な姿。
でもその強さの中に、気丈に“振る舞っている”ようにも感じる
女性の柔らかな部分が見える。
まるで舞台を観ているかのように曲によって別の女性になる。
金縛りという表現が良いのか、
ドラムから放たれる震動と彼女のオーラに完全に動けなくなってしまいました。
ライブ・パート3では、パンッという一撃から、ソロで魅せるドラムを。
暴れるように叩いているのに、
どうしてこんなにもエレガントなのでしょう!
「K5(Kの累乗)」から常磐道ズ(渡辺俊美さん)との作品“くだらない世の中で”
まるでアスリートのようなドラムさばき。
灼熱のような熱気がさらに広がりました。
そして、ザ・ピーナッツの“恋のバカンス”をカバー。
こんなにクールな色気のある恋のバカンスは初めて。
きっと火傷どころでは済まない恋。
最後は、ファンの皆さんと「YEAH!!!!」と交互に声を出し、
会場をさらに盛り上げ甲本ヒロトさんとの作品“バネのうた”を。
ファンの皆さんも一緒に歌い、手を挙げながら参加!
最後の最後の最後まで勢いが止まりませんでした。
男前セクシーな姿に魅了されたライブ!
スカッと気合をいれてもらえました。
シシドカフカさん、本当にありがとうございました!!
Set List
- 1.サバイバル
- 2.キケンなふたり
- 3.Hunger×Anger
- 4.Don't be love
- 5.theme
- 6.くだらない世の中で
- 7.恋のバカンス
- 8.バネのうた