LIVE REPORT
放送日時: | 2015年2月14日[土] |
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ゲスト: | 黒沢健一 |
Information
1991年、弟の黒沢秀樹、木下裕晴と共にL⇔Rを結成。1995年オリコンNO.1シングル「Knockin' on your door」を初めとした純度の高いポップスを送り続ける。
1997年L⇔R活動休止以降、ソロ活動開始。2003年~2005年にかけてはcurve509、健'z、Science Ministry、MOTORWORKSと4つのバンド、ユニットで活動の幅を広げる。
また、森高千里・湯川潮音などへの楽曲提供、徳山秀典・hi*limitsなどのプロデュースなど活動は多岐にわたる。
2015年1月21日リリースのニューアルバム『LIFETIME BEST"BEST VALUE"』は、Tori AmousやBIRDY, MAROON 5 等のプロデューサー、クリエイターとして知られるEric Rosse とタッグを組み、
Sheryl Crow, Madonna,Tears For Fears, Rufus Wainright等のレコーディングドラマーとして知られるBrian MacLeodを筆頭に、
アメリカの多彩なミュージシャンを迎えてロサンゼルスでレコーディングされたセルフカヴァーアルバム。
L⇔R 在籍時の大ヒット曲「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」「HELLO, IT'S ME」ソロに転向してからアニメソングとしても海外で高い評価を得ている「Pale Ale」、「All I Want Is You 」等、全12 曲を収録。
ニューアルバム『LIFETIME BEST“BEST VALUE”』
¥3,000円(税込)
■LIVE
『LIVE TIME BEST TOUR 2015 "BEST VALUE"』
2015年3月27日(金) 東京・赤坂BLITZ【18:00開場 / 19:00開演】
※詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。
「黒沢健一 OFFICIAL WEBSITE」
http://www.k-kurosawa.com/
LIVEレポート
バレンタインデーのKIRIN BEER“Good Luck”LIVE、
スタジオイリスには、いつも以上に女性のファンの皆さんが
集合しているような・・・?!
今回お迎えしたのは、黒沢健一さんです。
黒沢さんは先月、ご自身の現在までの曲を
セルフカヴァーしたアルバム
『LIFETIME BEST“BEST VALUE”』をリリースされました。
トーリエイモスやバーディ、マルーン5などの
プロデューサー、クリエイターを務める
エリック・ロッセさんとタッグを組んでの作品。
これまでの黒沢さんの曲もまた新たな表情に
感じられる一枚です。
今回は、黒沢さん、茂村泰彦さん、西山太郎さん
3本のギターでのアコースティックライブ!
ライブでは3回目という貴重なトリオでの演奏を聴かせて下さいました。
ライブ・パート1。
メンバー紹介から「じゃあ、はじめましょうか。」という
リラックスムードでスタート。
透明感のある音色のやさしいギターストロークから。
L⇔Rの95年の曲“DAYS”
Good Luckのフレーズが、
この番組でのオープニングにぴったり!
まるでテーマソングのよう。
サビのハーモニーが美しくて、爽やかで。
ライブがはじまったこの空間の中で、
誰もがうっとりしていました。
続いて、いつもはバンドですがこの曲も
アコースティックバージョンで。
茂村さんの疾走感のあるイントロ。
“PALE ALE”
黒沢さんならではの鼻に抜ける声とこのギター、
コーラスのハーモニーが絶妙!
曲、そして、その歌詞から浮かぶシーンに浸って。
そして、今日にもぴったりなLOVE SONGを。
“ALL I WANT IS YOU”
歌詞は日本語ながらも、洋楽の香りが漂ってくる
爽快なラブソング。
こういう曲を聴きながらの週末ドライブってたまりませんよね。
ライブ・パート2。
「プライベートなパーティみたい。」と黒沢さん。
続いては、ライブパート1のときとはまた全く違う
ギターの音!グッと渋さが増した雰囲気で。
まるでアメリカのソウルバーで聴いているような
“SOUL KITCHEN”
ボトルネックで、スチール弦の音がさらに深みを増して。
1950年代、60年代、70年代も含めて
その頃の洋楽を聴いて育ってミュージシャンになったという黒沢さん。
その頃のヒットポップスは、一つの単語でイマジネーションを
広げてくれる曲があって、自分自身もそういう言葉を
大事にしたいと思っているとお話下さいました。
SOUL KITCHENに続いて、この曲もそういう思いでつけたタイトルです。
と“MAYBE”
黒沢さんの歌詞と歌声。
どちらもとても印象的。そこを盛り上げるギター。
3本で奏でられるギターの表現の幅広さに
聴けば聴くほど、驚き、その心地良さを楽しみました。
アルバムの中で一番古い曲という
“BE WITH YOU”
まさに酔いしれるとは、こういう曲、こういう声!
ファンの皆さんも、益々恍惚とした表情で聴いていました。
ライブ・パート3。
なんとここでイーグルスのカバーを。
“TAKEIT TO THE LIMIT”
まさに、アメリカ!ハイウェイが見えるよう。
ギターとハーモニーが最高!
荒野の西に沈んでいくサンセットが浮かんでくるようでした。
そして、最後には・・・
“KNOCKIN' ON YOUR DOOR”を!
曲がはじまると同時に、会場からも手拍子が。
ファンの皆さんとびっきりの笑顔を見せながら、
口づさんでいました。
一緒に歌い継がれていく生きた名曲!
ギターと声の甘くて爽やかなハーモニー。
そして、黒沢さんの一曲一曲への深い愛情を感じる
ライブパーティでした。
夕暮れ時にぴったりの気持ち良い時間を
ありがとうございました!
Set List
- 1.DAYS
- 2.PALE ALE
- 3.ALL I WANT IS YOU
- 4.SOUL KITCHEN
- 5MAYBE
- 6. [I WANNA] BE WITH YOU
- 7.TAKE IT TO THE LIMIT
- 8.KNOCKIN’ ON YOUR DOOR