LIVE REPORT

放送日時:2014年2月15日[土]
ゲスト:甲斐バンド

Information

1974年、甲斐バンドを結成、『バス通り』でデビュー。セカンドシングル「裏切りの街角」でのブレイクを経て、1979年『HERO(ヒーローになる時、それは今)』がチャート1位を獲得、180万枚を超える大ヒットとなる。その後も『安奈』『漂泊者(アウトロー)』などヒット曲を数多く世に送り出す。また芦ノ湖畔、花園ラグビー場、新宿副都心など3万人クラスのビッグイベントを成功させ人気、実力共にその地位を不動のものとする。1986年のバンド解散以降、期間限定での再結成などいくつかのスペシャルライブを経て、2008年から甲斐バンドとして活動を再開。2010年4月、バンドがデビュー前の活動拠点だった、福岡のライブハウス“照和”で、デビュー後初めてライブを行う。その際収録したライブ&ドキュメンタリー映画『照和 My Little Town』が、渋谷シネセゾンでの公開を皮切りに、2011年6月まで全国で上映。同映画は6月2日にはDVDとしてリリース。2011年1月には映画公開を受けてMt.RAINIER HALL 渋谷PLEASURE PLEASUREにて、3日間のスペシャルライブを実施。同年10月9日、東日本大震災で被災した宮城県石巻専修大学の在学生の強い希望に応え、33年ぶりに学園祭ライブに出演。甲斐よしひろ名義での出演だったが、2曲目以降に松藤英男・田中一郎も加わり、甲斐バンドとしてのパフォーマンスで会場を沸かせた。2012年8月15日、世界遺産である奈良・薬師寺大講堂にて、『甲斐バンド スウィート テンプル・ムーン・ライブ』を実施。甲斐バンドの野外ライブとしては29年ぶり。11月21日、セルフカヴァー・シングル『安奈-2012-』をリリース。このシングルジャケットタイトル文字は、俳優の船越英一郎氏によって書かれた。
2013年1月9日、全曲ニューレコーディングによるベストアルバム『ROCKS』をリリース。アルバムを引っ提げて、1月12日戸田市文化会館を皮切りに、『甲斐バンド「ROCKS」ツアー2013』(全7都市8公演)を実施。同年4月7日には、甲斐60回目の誕生日を記念したスペシャルライブ『KAIBAND ROLLING BIRTHDAY 60』を東京ドームシティーホールにて開催。チケットが即日完売したこのライブの模様は、後日WOWOWでオンエアされ多くの反響を呼び、その声に応えDVDとして9月25日にリリース。
そしてデビュー40周年となる2014年、昨年スマッシュヒットを記録したアルバム『ROCKS』の第2弾となる全曲ニューレコーディングによるベスト『ROCKS ?』を2月26日にリリース予定。また7月から8月にかけて40周年記念ツアー(全国11都市12公演)を実施予定。

ニューアルバム『ROCKSII』(初回限定盤)(DVD付)
ニューアルバム『ROCKSII』(初回限定盤)(DVD付)
税込¥3,675
2月26日(水)リリース!

ニューアルバム『ROCKSII』
ニューアルバム『ROCKSII』
税込¥3,150
2月26日(水)リリース!

■LIVE
『甲斐バンド 40th Anniversary tour 2014』
7/6(日)愛知県・愛知県芸術劇場
7/12(土)埼玉県・戸田市文化会館
7/18(金)神奈川県・関内ホール(大ホール)
7/21(月・祝)新潟県・新潟りゅーとぴあ・劇場

※その他の日程、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「KAI SURF 甲斐よしひろオフィシャルウェブサイト」
http://www.kaisurf.com/

甲斐バンド 写真

LIVEレポート

KIRIN BEER Good Luck Live、
関東甲信地方、東北地方は、先週の記録をさらに超えるほどの大雪となりました。
そんなお天気の中、お迎えしたのは甲斐バンドの皆さん。

なんと甲斐バンドの皆さんは、
今年40周年を向かえるアニバーサリーイヤー!
おめでとうございます!

「GOOD LUCKな40年でした」と振り返る甲斐さん。
両国国技館でこけら落としライブを行った時の
仰天エピソードを聞かせて下さいました。

2月26日には、全曲ニューレコーディングのベストアルバム
第2弾「ROCKS?」がリリースになるということで、
今回のライブパーティは、そのアルバムを中心に。

甲斐さんのパワフルなアコギの音からスタートしたライブ・パート1。
ワイルドな声!“ブライトン・ロック”
本当に火花が散りそうな甲斐さんの歌声とソロギター。
じわじわ、ひりひりきます!

メンバーの皆さんが加わって“ビューティフル・エネルギー”
ギター:田中一郎さん、ギター:松藤英男さん、
ギター:佐藤英二さん、パーカッション:Mac清水さん。
1980年にリリースされたこの曲。
30年以上経ってもいつまでも輝き続ける魅力。
甲斐さんのハスキーボイスに、ギターやパーカッションが跳ねていく。
アコギとエレキの絶妙なバランス!
じっくり味わうようにライブに浸ります。


ライブ・パート2。
“港からやってきた女” 男の香り際立つハーモニーが胸に来る!
女性はもちろん、男性も惚れてしまう渋いカッコ良さ。
この味は、40周年を向かえる甲斐バンドにしか出せません。
深いコクとキレ!そして、旨味。

“破れたハートを売り物に”
このタイトルも衝撃的!哀愁を感じるギターのイントロ。
ハードボイルドな中に、愛や寂しさも滲み出る曲。
途中のギターの泣きに、ジワーっと身体が反応。
そして、甲斐さんのギターのストロークの強さはまさに格闘家!
全身で歌い、弾く姿が印象的でした。

男らしさに溢れた演奏とは打って変って、
トークは笑いでいっぱい!場を和ませて下さる甲斐さん。
連日ソチ五輪の応援で寝不足気味なのだとか。

そして、この曲も染みます!
バラードナンバー“BLUE LETTER”
美しいメロディに、語りかけるように歌う甲斐さんのボーカル。
ハーモニカが胸をしめつけるようでした。


ライブ・パート3
「ROCKS?」の中で一曲だけ収録されたKAI FIVEの
“風の中の火のように”を。
爽やかなメロディのようで、そこにザラリとした味が加わる。
甲斐さんが叫ぶと、エレキも共に叫ぶ!
荒々しいようで、繊細な魅力。

ラストは“HERO(ヒーローになる時、それは今)”
もちろん、盛り上がりは最高潮に達します。
口ずさまずにはいられないこの曲。
外の雪をも溶かしてくれそうな熱気で満ちていきました!
帰りの雪道も、ずっとこの曲が頭の中でループして、
テンションが上がりっぱなしだったことは言うまでもありません。

40年間ずっとカッコ良くて、ずっと憧れの存在であり続けている甲斐バンド。
日本のロックここにあり!
日本のロック黎明期に偉大な足跡を残した伝説のバンド、
その魅力を間近に感じられて胸がいつまでも熱いライブパーティでした。
甲斐バンドの皆さん、ありがとうございました!
そして、おめでとうございます!!!
ライブの様子

Set List

  • 1.ブライトン・ロック
  • 2.ビューティフル・エネルギー
  • 3.港からやってきた女
  • 4.破れたハートを売り物に
  • 5.BLUE LETTER
  • 6.風の中の火のように
  • 7.HERO(ヒーローになる時、それは今)
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