LIVE REPORT

放送日時:2013年7月13日[土]
ゲスト:南佳孝

Information

1950年、東京生まれ。
73年、松本隆プロデュースによる『摩天楼のヒロイン』でデビュー。
81年には「スローなブギにしてくれ」が大ヒット、シティ・ポップ/アーバン・ポップの第一人者としてブレイク。
その後もコンスタントにアルバムを発表しながら、映画音楽やCMソングも手がける。
2013年6月、ニュー・アルバム『スケッチブック』を発表。


NEW ALBUM 『スケッチブック』
NEW ALBUM『スケッチブック』
2013年06月19日発売
税込\3,000-


「南佳孝 Official website」
http://www.minamiyoshitaka.com/

南佳孝 写真

LIVEレポート

夏、真っ盛り!
海の日の3連休スタートにお迎えしたのは、
海・夏というキーワードがぴったりな南佳孝さん。
ピンクのシャツとホワイトのパンツが爽やかなサマースタイルで。

全曲リオ・デジャネイロにて収録されたという
ニューアルバム「スケッチブック」から
たっぷりとライブを聴かせて下さいました。

「uno dos tres...」とドラム吉田和雄さんのカウントから
思わずステップを踏みたくなるような軽快なサンバのリズム。
“セン・コンプロミッソ”
南さんのギターと歌声、トロンボーン佐野聡さん、
ピアノ竹田元さん、ベース五十川博さんが紡ぎだす大人の夏。

続いては、しっとりと。
ドン・マクリーンの“Vincent”
油絵画家である南さんだからこそのセレクト。
(南さんの一番好きな油絵描きはゴッホなのだそう。)
ゆっくり、じっくり味わい深く、油彩のような濃厚さ。
胸にキューッとくるハーモニカの音色も印象的でした。

ライブ・パート2。
ピアノと手拍子でスタートした“スプーキー”
フルートが、真夏の太陽に軽やかさを。
南さんの暑さを握りしめるように歌う声がなんとも気持ち良く!

曲の後には、昔占い師さんに
「日本を離れれば離れるほど成功します。」と言われ、
それが3度レコーディングで行っているブラジルのことかと感じている
というエピソードも聴かせて下さいました。

南さんの新曲は、なんとも甘い歌詞が魅力的で、
気さくに接してくれる紳士のような“マエストロ”
さらに、10ccのカバー“I'm Not In Love”
個人的にも好きな曲なので、目を閉じて堪能させて頂きました。
南さんのギターソロにクラクラ。

最後のライブ・パート3では、
“ブールサイド”で、どんどんゆるやかに。
“モンローウォーク”で情熱的に。
ファンの皆さんの歓声もひと際!
そして、“スローなブギにしてくれ”でウットリ。

暑さで重量感のある空気が漂うビーチに
サマーベッドをおいて、溶けるように聴きたい贅沢なライブ。
珠玉のヒトトキでした。

南佳孝さんありがとうございました!
ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1.セン・コンプロミッソ
  • 2.ヴィンセント
  • 3.スプーキー
  • 4.マエストロ
  • 5.アイム・ノット・イン・ラヴ
  • 6.プールサイド
  • 7.モンロー・ウォーク
  • 8.スローなブギにしてくれ
番組へのメッセージはこちら
メールマガジンの登録はこちら
ページトップへ戻る